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イリスと記憶の書架 ログ
三の物語 輪廻の魔女[edit]

プレストーリー[edit]

ファーイーストに住むマリオンは畑を荒らされる被害に悩まされていた。
緑盾軍に依頼するほどの仕事ではないが、畑を荒らす犯人をつきとめて、対処して欲しい。
マリオンの依頼を受け、冒険者は騎士を名乗る助手のアルマと共にファーイーストへと向かった。

ダウンタウン[edit]

ジャンク屋前にネクロアーマー・アルマ(名前表示なし)。

※先月までにイベントに参加していない場合
ネクロアーマー・アルマに話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 まったく、なんで僕が客引きの
 真似事なんかしないといけないんだ。
 
 ……あぁ、すまない。
 独り言だから気にしないでくれ。
 依頼人……ではないよな。
 うん、なんでもない。

※今までのイベントに参加している場合
ネクロアーマー・アルマに話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 仕事の依頼かな?
 それとも……あぁ、以前ここで
 仕事を受けたことがあるのか。
 とりあえず受付にいって
 話を聞いてもらうのがいいかな。
 今仕事があるかどうかは、
 正直保証できないけどね。
ネクロアーマー[/話す]:
 では、問おう。
 キミはなんでもクエストカウンターに
 行くんだな?

選択肢

 
 >今はいかない
 >行く

>今はいかない→会話終了。

>行く↓
※憑依者がいる場合

ネクロアーマー[話す]:
 うん?
 誰か憑依しているようだね。
 意図してはいないだろうけど、
 姿を隠して入ろうというのは
 騎士として見逃せないな。
 憑依を解いてから来たまえ。

>行く↓

ネクロアーマー[/話す]:
 承った。
 では、この僕がキミを
 案内しようじゃないか。
 さぁ、こっちだ!

→なんでもクエストカウンターへ移動。

なんでもクエストカウンター[edit]

入り口少し離れたところに???(ネクロアーマー・アルマ、名前表示なし)。
???に話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 うん?
 珍しいな、ここに客人とは。
 並の人間がここに来れるとは
 思わなかったが……
 なんだ、以前から来ているのか。
 なら、問題あるまい。

アップタウン[edit]

中央西噴水前に悩めるマリオン
マリオンに話しかける↓

悩めるマリオン[プレイヤーに向き直る /話す]:
 うーん……
 どこにあるのかしら……?
 みなさん忙しそうだし
 わたしの用事で止めるのも
 気が引けるし……
悩めるマリオン[/話す]:
 え……わたしですか?
 わたしはマリオンと言います。
 ファーイーストから来たばかりで
 土地勘がないもので……
 実は、冒険者さんの集まる
 新しいクエストカウンターを
 捜しているんだけど……
 どこにあるかわからなくて
 困っているんです。

名声が足りない場合↓

悩めるマリオン[/話す]:
 気にかけていただいて
 ありがとう。
 頼りになる冒険者さんは
 見た目からして頼りになる人たち
 らしいって話だから……
 がんばって捜してみます。
 酒屋さんなんかで
 クエストをいっぱい受けて
 多くの人から感謝されることで
 色々な人から知られた冒険者さんに
 なるんだそうですよ?

通常時↓

悩めるマリオン[/話す]:
 あの、もしかしたらあなたは
 冒険者さんでしょうか……?
 あぁ、やっぱり♪
 なんだか頼れそうな人だな、って
 思っていたんですよ。
 冒険者さんって本当に見ただけでも
 雰囲気が違うんですね……
 なんというか、余裕があるというか……
 そうだ。もしよろしければちょっと
 おうかがいしたいのですけど
 新しくできたクエストカウンターの
 場所をご存知でしょうか?

※先月までにイベントに参加していない場合
選択肢

どうする?
 >今はちょっと忙しい
 >一緒に探す  

※今までのイベントに参加している場合
選択肢

どうする?
 >今はちょっと忙しい
 >案内する

>今はちょっと忙しい↓

悩めるマリオン[/話す]:
 はい、お忙しいところ
 ごめんなさい……。
 もし、お時間があるときに
 まだわたしが困っているようなら、
 お手伝いしていただけると
 幸いです……

※誰かに憑依されている場合
>一緒に探す
>案内する↓

悩めるマリオン[/話す]:
 ……あら?
 誰か、ついてきているような……?
 もしかして、どなたか憑依されています?
 あの、そんなたいした用事では
 ないのですから、何人もいっぺんに
 来ていただかない方が……

>一緒に探す
>案内する↓

暗転。BGMがイーストダンジョンのものになる。
暗転したまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。

紙芝居屋:
 さあ、みなさん。
 行く人、来る人、お暇な人
 是非是非足を止めて
 お聞きになってくださいな。
 此度語りますは魔女の物語。
 怪しくも神秘に包まれた
 森の悪女の伝説でございます。
 むかーしむかし、そのまた昔。
 とある人里離れた森の奥、
 そこにどんな病をも治す
 常若のりんごがあるという
 伝承がありました。
 しかし、森の中へは
 誰一人入ろうとしません。
 森には悪い魔女が住み、
 人を迷わせては二度と帰さぬと
  伝え聞いていたからです。
  ある時、勇敢な3人の兄弟が
  常若のりんごを探して
  森に入りました。
  歩けど歩けど木しかなく
  次第に辺りは暗くなっていきました。
  兄弟が困り果てていると
  そこになんと魔女が現れました。
  怯える兄弟に魔女は言いました。
  「夜の森は危ないから
   私の家に泊まっておいきなさい」
  兄弟はおそるおそる
  魔女の後をついていきました。
  しばらく歩くと泉がありました。
  魔女は水を兄弟に勧めます。
  一番上のお兄さんは
  「こんな美味しい水は
   飲んだことが無い!」
  と、すっかり魔女を信じました。
  しばらく歩くと畑がありました。
  魔女は苺を兄弟に勧めます。
  二番目のお兄さんは
  「こんな美味しい苺は
   食べたことが無い!」
  と、すっかり魔女を信じました。
  魔女は家につくと
  今度は3つのりんごを
  兄弟に渡しました。
  「疲れを癒したいなら、
   この常若のりんごを食べなさい」
紙芝居屋:
  しかし末っ子は水と苺で
  お腹がいっぱいになっていて、
  りんごを食べることが出来ません。
  末っ子の分のりんごは
  お兄さんたちが争うように
  ぺろりと平らげてしまいました。
  すると、2人はあっという間に
  眠ってしまったのです。
  揺すっても起きない2人を
  不思議に思った末っ子は
  魔女の様子を見に行きました。
  魔女は人がすっぽり入るほどの
  とてもとても大きな鍋を
  かまどにかけていました。
  「本物の常若のりんごを
   こんな子供たちに渡すわけが無い」
  それを見ていた末っ子は
 「やっぱり悪い魔女なんだ。
   さっきのりんごは毒りんごで
   お兄さんたちはだまされたんだ!」
  と、意を決します。
  末っ子は、かまどの前に立つ魔女に
  そろりそろりと近づいて――
  ……え?
  この魔女はウィザードなのかって?
  ええと、皆さんの仰る
  紋章を宿した“職業”とは
  根本から違うというか、
  黒魔術的に言えば
  ドルイドというか……
  って、これも皆さんの知ってる
  “ドルイド”とは違いますよ!
  一体誰ですかややこしい
  紋章のシステムを作ったのはっ!
  お話の続き?
 そんなことより魔女の定義が
  今現在の課題です。
  そもそも太古の魔女というのは
  妖精と同じ意味で――

明ける。

:
 ……そのクエストカウンターは、
 ダウンタウンの西階段の下、
 この前まで使われていなかった
 区画で営業していた。

→なんでもクエストカウンターへ移動。

ダウンタウン[edit]

ジャンク屋前にネクロアーマー・アルマ(名前表示なし)。
ネクロアーマー・アルマに話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ○○!
 どこに行っていたんだ?
 さぁ入った入った!
ネクロアーマー[/話す]:
 では、問おう。
 キミはなんでもクエストカウンターに
 行くんだな?

選択肢

なんでもクエストカウンターに
 >今はいかない
 >行く

>今はいかない→会話終了。

>行く↓
※憑依者がいる場合

ネクロアーマー[話す]:
 うん?
 誰か憑依しているようだね。
 意図してはいないだろうけど、
 姿を隠して入ろうというのは
 騎士として見逃せないな。
 憑依を解いてから来たまえ。

>行く↓

ネクロアーマー[/話す]:
 承った。
 では、この僕がキミを
 案内しようじゃないか。
 さぁ、こっちだ!

→なんでもクエストカウンターへ移動。

アップタウン[edit]

受付嬢に話しかけずにクエストカウンターから出た場合。

→変化無く最初からになる

なんでもクエストカウンター[edit]

入り口少し離れたところに???(ネクロアーマー・アルマ、名前表示なし)。
???に話しかける↓

???[プレイヤーに向き直る /話す]:
 よく来たな。 歓迎するよ。
 とりあえず受付にいって
 話を聞いてもらうとしよう!

 
カウンター前に悩めるマリオン。
マリオン、受付嬢に話しかける↓
暗転。プレイヤーが定位置に移動。

受付嬢[/話す]:
 おや、客人かね。
 ……なにかお困りごとかな?

???が悩めるマリオンに歩み寄る。
同時にマリオンが???に向き直り、「汗2」エモーション。
マリオンが???に向き直る。

???[/話す]:
 へぇ、並の人間がここへ来れるとは
 思わないけど……
 そっちはあまり強くなさそうだね。

???がプレイヤーに向き直る。
マリオンが「汗3」エモーション。

???[/話す]:
 ……キミは、なかなか使えそうだ。
悩めるマリオン[/話す]:
 あ、あの……

???がマリオンに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 これ、あまりお客人を怯えさえる
 ものではないぞ?
 度が過ぎるようであれば、また……

???が「びっくり1」エモーション。

???[/話す]:
 ……おきゃくさま
 もうしわけありませんでした

???が「汗1」エモーションと共に「お辞儀」モーション。

???[/話す]:
 ……もうっ、これでいいんだろう?

ネクロアーマーに「怒り2」エモーション。

受付嬢[/うなずく]:
 あぁ、上出来だ。

受付嬢とマリオンが向き合う。

受付嬢[/話す]:
 すまなかったな、お客人。
 うちの助手は少し血の気が多くてね。
 さて、ここはクエストカウンターだが
 普通のものとは少し違うというのは
 聞いているかな?
悩めるマリオン[/話す]:
 あ、はい……
 わたしの依頼も、酒屋さんや
 緑盾軍の方たちに頼むには
 小さなものだったから、
 気が引けてしまって……
受付嬢[/話す]:
 なに、構わんよ。
 酒屋のマスターが扱わないような
 あいまいな依頼や、
 混成騎士団が相手にしないような
 噂や小さな依頼なども扱っているぞ。
 では、改めて話を聞かせて
 いただくとしようか。
 緑盾軍という事は……お客人、
 いや、ここからは依頼人殿だな。
 そなたはファーイーストの方かな?
悩めるマリオン[/話す]:
 ええ、その通りです。
 わたしはマリオンと言います。
 農家を営んでいるのですけど……
 最近、リスか何かが
 うちの畑を荒らすんです。
 このまま放っておくことも
 出来ないけど、わたし一人では
 何も手が打てないし……
 かといって緑盾軍の皆さんに
 お願いするような
 大きな話でもないので……
受付嬢[/話す]:
 依頼内容は
 畑を荒らす何者かの調査と対処
 という事だな。
 ふむふむ。状況は理解した、
 その依頼を受けることに異存はない。
 もちろん、うちも慈善事業とは
 言えないから御代はいただくがね。
 ……さて、そこのそなた。

受付嬢がプレイヤーに向き直る。

※前年イベント「アルマたちと絆の樹」未経験、
かつ先月までにイベントに参加していない場合↓

受付嬢[/話す]:
 そう、そこのそなただ。
 今まさにこの余と会話している
 もう一人の冒険者であるそなただよ。 
 そなた、ちょっとクエストを
 受ける気はないか?
 なに、他のクエストカウンターで
 クエストを受けている最中でも構わん。
 なかなか見どころがあるように
 見えたのでな、ぜひともこの依頼を
 受けてみないかね?
 報酬はしっかり払うぞ?
???[/話す]:
 うん、キミなら問題なく
 解決できると思うよ
 今回は地味な仕事のようだけど
 がんばってほしいな。

※前年イベント「アルマたちと絆の樹」経験、
かつ先月までにイベントに参加していない場合↓

受付嬢[/話す]:
 そう、そこのそなた……む?
 
 ここで会うとは思わなかったが、
 ○○なら
 安心して任せられる。
 あの学校も経営が危なっかしくてな、
 学校の皆を助けると思って、
 引き受けてもらえないかな?
 
 なに、安心しろ。
 報酬はしっかりと払うぞ?
???[/話す]:
 へぇ、なるほど……
 先輩方からキミの話は聞いているよ。
 今回は地味な仕事のようだけど
 頑張ってほしいな。

※今までのイベントに参加している場合↓

受付嬢[/話す]:
 そう、そこのそなただよ、
 ○○。
 また来るとは奇遇だな。
 依頼人殿、そなたは運がいい。
 丁度ここまでそなたを案内した
 この御仁は、今までにも
 厄介な事件を解決している
 ベテランでな。
 今回の依頼も、立派に
 引き受けてくださるそうだ。
 いや、ありがたいありがたい。
???[/話す]:
 へぇ、なるほど……
 先輩方からキミの話は聞いているよ。
 今回は地味な仕事のようだけど
 頑張ってほしいな。

選択肢

 
 >任せといて。
 >どうせ押し付ける気なんでしょ?

>任せておいて。↓

受付嬢[/話す]:
 頼もしい限りだ。
 あと、ついでに言っておくと……
 そなたも一緒に行くんだ、
 ネクロアーマー。
 さぁ、二人にご挨拶を。

>どうせ押し付ける気なんでしょ?↓

受付嬢[/話す]:
 分かっているじゃないか。
 これもそなたが優秀だと
 思うからこそだ。
 親心とまでは言わんがね。
 あと、ついでに言っておくと……
受付嬢[/話す]:
 そなたも一緒に行くんだ、
 ネクロアーマー。
 さぁ、二人にご挨拶を。

ネクロアーマーが「びっくり2」エモーション。
ネクロアーマーが受付嬢に歩み寄る。
ネクロアーマーと受付嬢が向き合う。

ネクロアーマー[/話す]:
 ちょっと待ってくれ!
 そんな平和すぎる仕事内容、
 騎士である僕にはふさわしくない!
 断固として抗議するぞ!

ネクロアーマー・アルマ「怒り1」モーション。

受付嬢[/話す]:
 ファーイースト地方は土地も人も
 豊かなアクロニアの食糧の源。
 そこの平和を守るという事は、
 とても大事なことなのだぞ?
 ささやかなきっかけで、何かが
 大きく変わってしまうやも知れぬ。
 ……まぁ、これはただの予感だがな。

ネクロアーマーが「怒り1」エモーション。

ネクロアーマー[/話す]:
 それにしたって、畑の見張りは
 騎士の仕事とは思えないじゃないか!
受付嬢[/話す]:
 前にも話したが
 人の世界では強さだけではなく
 いかに素晴らしい君主に
 仕えるかが戦士や騎士の
 誉れだと聞くぞ。
 良き君主に仕えぬ戦士や騎士は
 人の世界ではへにょへにょぷー
 なのだぞ?

ネクロアーマーが「汗1」エモーション。

ネクロアーマー[/話す]:
 くっ……
 人の世界は面倒が多いな。
 しかし、人の世界で騎士として
 生きると決めたからには
 その掟に従おうじゃないか!
 
 でも、畑の見張りは君主とは
 関係ないじゃないか?
受付嬢[/話す]:
 それなのだが、実はそこの
 ○○は、
 今の所はまだ冒険者にすぎんが、
 いずれ高名な君主となる予定でな?
 ネクロアーマー。
 そなたが人の世界で騎士として
 活動するために
 かりそめの主として
 行儀見習いをさせるために
 わざわざ来てもらったのだよ。

ネクロアーマー・アルマ「びっくり2」エモーション。

ネクロアーマー[/話す]:
 なんだって!?
 そこまでしてもらわなくとも……

受付嬢がプレイヤーに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 (こそっ)
 ○○、
 見ての通りあいつは少し
 お堅いタイプでな。
 実地での社会勉強も兼ねて、
 そなたについて行かせたいと思う。
悩めるマリオン[/話す]:
 あ、あの……
 お二人も、来てもらってしまうと……

マリオンが「汗2」エモーション。
同時に、受付嬢がマリオンに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 ああ、依頼人殿、心配はご無用。
 行くのは一人で
 ネクロアーマーは
 その従者として付き添うだけだから
 依頼料は変わらんよ。

ネクロアーマーがプレイヤーに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 仕方ないな……。
 よし! 気分を切り替えよう!
 ○○!
 仮にも僕の主君の役なのだから
 しっかりと威厳を持ってほしいな!
 依頼人殿、僕の主君がキミの
 依頼を受けているからには
 キミをレディとして扱い
 しっかりと守護しようじゃないか!
悩めるマリオン[/話す]:
 え?
 あ、はい。
 ええと……よろしくお願いしますね。

マリオンが「お辞儀」モーション。

受付嬢[/話す]:
 あぁ、そうそう。
 ネクロアーマーはアルマと言う
 少し変わった生まれだが
 特に気にする必要はない。
 依頼人殿も、荷物運びなどに
 こき使ってやってくれ。

ネクロアーマーが受付嬢に向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 騎士を荷物運び扱いするのは
 すっごく失礼だと思うぞ!

ネクロアーマーがマリオンに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ……とはいえ、レディに荷物を
 持たせたままなのも騎士として
 見過ごせないか。
 重い荷物はこっちが持つから
 早くファーイーストに行こう。
悩めるマリオン[/話す]:
 ええ、ありがとう……
 でも、あなたも女の子じゃないの?
ネクロアーマー[/話す]:
 僕は女の子である前に騎士だ!
 騎士はレディを守るものだから
 これでいいの!
 さぁ主君、キミも急いで!

→ファーイーストシティ(ファーマーギルド総本山前)へ移動。

アップタウン[edit]

マリオンに話しかける↓

悩めるマリオン[プレイヤーに向き直る /話す]:
 うーん……
 どこにあるのかしら……?
 みなさん忙しそうだし
 わたしの用事で止めるのも
 気が引けるし……
悩めるマリオン[/話す]:
 ファーイーストのみんなに
 お土産買っていくのを
 忘れてたなんて……
 わたし、ほんとドジなんだから……
 あ、ごめんなさい。
 もうちょっとしたら準備できるから
 なんでもクエストカウンターで
 待っていてもらえますか?

ダウンタウン[edit]

ネクロアーマーに話しかける↓

ネクロアーマー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ファーイーストかぁ……
 別にそこを否定する気はないけど、
 平和で農業の盛んな土地だと、
 騎士の活躍の場としては
 どうにもパッとしないなぁ……
 仕事で行くのではなくて、
 保養に行くとかならまだ……
 とはいえ、そんなことも
 いってはいられない、か。
ネクロアーマー[/話す]:
 では、問おう。
 キミはなんでもクエストカウンターに
 行くんだな?

→選択肢へ。

なんでもクエストカウンター[edit]

ネクロアーマーに話しかける↓

ネクロアーマー[/話す]:
 むむむ……
 これははたして騎士の仕事なのか。
 なんだかあの受付嬢の奴に
 騙されている気がする……

 
受付嬢、マリオンに話しかける↓

悩めるマリオン[/話す]:
 お待たせしました。
 わたしの家の畑まで……
 じゃなかった、
 ファーイーストまで
 ご案内しますね。

→ファーイーストシティ(同上)へ移動。

ファーイーストシティ[edit]

ファーマーギルド総本山前の広場にマリオン。
マリオンに話しかける↓
マリオンがプレイヤー側に向き直る。暗転。
明けると、ネクロアーマーがいる。
レジスタンス傭兵とル・フェイ・ロアが話している。

悩めるマリオン[/話す]:
 ふぅ、案外早くファーイーストに
 帰ってこれました♪
 
 畑、無事だといいなぁ……
ネクロアーマー[/話す]:
 ここがファーイーストか……
 ポカポカしてあったかいな。
 牧歌的過ぎて
 僕としてはちょっと
 暇を持て余しそうだよ。

マリオンとネクロアーマーが向き合う。

悩めるマリオン[/話す]:
 ええ、平和でのんきなところですよ。
 アクロポリスみたいな都会とは
 比べ物にならないくらいです。
 街を出て北に行けば海賊がいたり
 街の奥に進むと洞窟があったり
 危ないところは結構あるけど……
 普通の人はめったに近づきませんね
 わたしも行ったことはないですし。
ネクロアーマー[/話す]:
 腕試しの機会なのに
 もったいないなぁ。
 ○○も
 そうは思わないか?

マリオンとネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

悩めるマリオン[/話す]:
 冒険者さんたちにとっては
 そうかもしれませんけれど……
 わたしから見れば
 街から外に出るだけでも
 けっこうな冒険なんですよ?
 この街で生まれて
 この街で育って
 そのまま暮らしている
 人も多いですし……
 
 あ、そういえば、最近は……

レジスタンス傭兵と話していたル・フェイ・ロアが「音符」エモーションと共に歩み寄ってくる。

りんご売りの女性[/話す]:
 りんご、りんご、りんごはいかが?
 栄養満点、甘みもいっぱい
 一口食べれば医者いらず
 不老不死の秘訣よ~♪

りんご売りの女性(ル・フェイ・ロア)がネクロアーマーたちに向き直る。

りんご売りの女性[/話す]:
 みなさん、りんごをおひとついかが?

マリオンとネクロアーマーがりんご売りの女性に向き直る。

悩めるマリオン[/話す]:
 あ……フェイお姉さんだ。
 また来てたんですね♪

りんご売りの女性がマリオンに向き直る。

りんご売りの女性[/話す]:
 あら、娘さんたちどうしたの?
 なんだか難しい顔してるじゃない。
 よかったらお姉さんに
 話してみない?

マリオンがネクロアーマーに向き直る。

悩めるマリオン[/話す]:
 皆さんにもご紹介しますね。
 この人は最近よくこっちに来ていて
 みんなに美味しいりんごを
 配ってくれる
 りんご売りさんなんです。

マリオンがりんご売りの女性に向き直る。

りんご売りの女性[/話す]:
 あら、配っているのは宣伝なのよ?
 そのうちちゃんと買ってもらう事も
 考えてるんだから。
ル・フェイ[/話す]:
 改めて自己紹介させてもらうわね。
 私はル・フェイ。
 フェイお姉さんとでも
 呼んでくれると嬉しいわ♪
 ……で、こちらの方々と
 マリオンちゃんはどんな関係なの?
悩めるマリオン[/話す]:
 実は、わたしの畑が……

マリオンが「話す」モーション。
間。
ル・フェイが「はっ」エモーション。

ル・フェイ[/話す]:
 ……なるほど、事情は分かったわ。
 お二人はわざわざアクロポリスから
 来て下さったのね。
 
 うん、決めた!
 お姉さんも手伝ってあげるわ!

ル・フェイ・ロアがプレイヤー側に向き直る。

プレイヤーが男の子の場合↓

ル・フェイ[/話す]:
 少年。
 マリオンちゃんは
 普通の娘さんなんだから
 無茶させちゃダメよ?
 ……まぁ、大丈夫だとは思うけどね♪

プレイヤーが女の子場合↓

ル・フェイ[/話す]:
 お嬢さん。
 小さな依頼だけど
 気を抜いちゃダメよ?
 ……まぁ、大丈夫だとは思うけどね♪

ル・フェイがネクロアーマーに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 そっちのお嬢さんは……騎士様?
 勇ましい出で立ちね。
ネクロアーマー[/話す]:
 正直言って今回の依頼では、
 僕の腕を振るう機会は
 あまりないかもしれないけど……
 主君が受けた依頼だからな。
 騎士としては放ってはおけないよ。
ル・フェイ[/話す]:
 あらあら、頼もしいわ。
 何かあったら頼りにさせてもらうわね♪
ネクロアーマー[/話す]:
 まぁ、何もないと思うけどね。
 さっそくだけど
 その畑に行ってみようじゃないか。

選択肢(一択)

 
 >畑の場所は?

>畑の場所は?↓
誘導カーソルが表示。

悩めるマリオン[/話す]:
 ええ、ご案内します。
 橋を渡って
 すぐの所ですよ♪

暗転。
明けると、ネクロアーマーとル・フェイがいない。

再度マリオンに話しかる↓

悩めるマリオン[/話す]:
 学校の裏の橋を渡って
 すぐの所ですよ♪

アップタウン[edit]

マリオンに話しかける↓

悩めるマリオン[プレイヤーに向き直る /話す]:
 うーん……
 どこにあるのかしら……?
 みなさん忙しそうだし
 わたしの用事で止めるのも
 気が引けるし……
悩めるマリオン[/話す]:
 すいません、なんだかいろいろと
 手間をかけさせてしまって……
 もうちょっとしたら準備できるから
 なんでもクエストカウンターで
 待っていてもらえますか?

ダウンタウン[edit]

ネクロアーマーに話しかける↓

ネクロアーマー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 予想通り、何事もなく
 平和に終わりそうだな……
 でも、畑の害獣退治の仕事は
 まだ残っているぞ!
 依頼を受けたのはキミなんだ、
 しっかり終わらせてくれよ?
ネクロアーマー[/話す]:
 では、問おう。
 キミはなんでもクエストカウンターに
 行くんだな?

→選択肢へ。

なんでもクエストカウンター[edit]

ネクロアーマーに話しかける↓

ネクロアーマー[/話す]:
 厄介な仕事は早めに
 終わらせておくに限る。
 早いところ畑に戻って
 片付けてしまおうじゃないか。

 
受付嬢、マリオンに話しかける↓

悩めるマリオン[/話す]:
 わたしの家の畑は、そんなに
 大きなものではないんですけど
 何度も荒らされてて……
 あ、すいませんこんな話……
 準備はできてますから、
 改めてファーイーストまで
 ご案内しますね。

→ファーイーストシティ(同上)へ移動。

ファーイーストシティ[edit]

橋を渡った左手の畑前にネクロアーマー。
ネクロアーマーに話しかける↓
暗転。
明けると、畑前にマリオン。
ル・フェイとネクロアーマーが橋の方から畑に歩み寄る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ここが、マリオンの畑
 ……で、あってるかな?

マリオンが「びっくり1」エモーション。
マリオンが畑に駆け寄る。

悩めるマリオン[/話す]:
 あーっ……やっぱり、
 わたしが留守にしてるうちに
 また荒らされてる……
 丹精込めて作ったのに……

マリオンが「縦線」エモーションと同時に「しゃがみこむ」モーション。
ル・フェイが畑に歩み寄る。

ル・フェイ[/話す]:
 これ、リスか何かのいたずらみたいね。
 放っておくと、他の作物も
 また、荒らされちゃうかもしれないわねぇ……
悩めるマリオン[/*縦線 /しゃがみこむ]:
 なんで……わたしの畑ばかり……
ル・フェイ[/話す]:
 畑を荒らしている子も
 この畑の作物は
 味が良いってことを
 わかっているのかも
 しれないわね……

ル・フェイがマリオンに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ほら、泣いてたら
 美人が台無しよ。
 美味しいりんごをあげるから
 食べて機嫌直しなさいな♪

マリオンが立ち上がってル・フェイに向き直る。

悩めるマリオン[/話す]:
 あ……ありがとう、フェイお姉さん……
 ……うん、おいしい。
 ……ごめんなさい
 取り乱しちゃって。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 予想以上に手ひどくやられてるな。
 ……とはいえ
 かじった部分を見る限り
 これはやはり
 普通の動物の仕業だろうね。
 気休めにしかならないけど
 身の危険はなさそうだ。
 ○○、どうする?

プレイヤーが「話す」モーション。
ネクロアーマーが「汗1」エモーション。

 ネクロアーマー[/話す]:
 ……そうだな、今のところは
 相手の出方を待つしかない。
 僕とキミで畑を見張って
 マリオンとル・フェイには
 空いた時間でたまに
 手伝ってもらえればいいかな。

ル・フェイとネクロアーマーが向き合う。
同時に、マリオンがネクロアーマーに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 あら、こう見えても、
 お姉さんは結構強かったりするのよ?
 
 うふふ♪
 ネクロアーマー[/話す]:
 手伝ってくれるのはいいけれど、
 ○○が受けた仕事なんだ。
 キミに全部持っていかれたら
 僕たちの立場がないじゃないか。
ル・フェイ[/話す]:
 二人とも真面目なのね
 感心しちゃうわ♪
 ご褒美にりんごをあげる。
 甘くて美味しいわよ?

ル・フェイがモーション。

選択肢

りんごをもらったけど……
 >食べる
 >食べない

選択肢「りんごをもらったけど……」[edit]

>食べる[edit]

悩めるマリオン[/話す]:
 じゃぁ、わたしは農具を取りに
 行ってきますね。
 そんな重いものじゃないから
 一人で大丈夫ですよ。
 その間みなさんは
 畑の見張りをお願いします。

マリオンが小屋に向かって駆け出す。
暗転。明けると、マリオンがいない。

 ネクロアーマー[/話す]:
 ……ル・フェイ、一つ聞きたい。
 さっき、不老不死のりんごだ
 なんて言っていたけれど……
 まるっきりウソじゃないか。
 これは特別なことは何もない
 ただの普通のりんごだ。
ル・フェイ[/話す]:
 ご名答。
 よくわかったわね♪
 ネクロアーマー[/話す]:
 もしや、僕を馬鹿にしてるのか?
 そんなこと、見ればすぐに
 わかる事じゃないか。
ル・フェイ[/話す]:
 馬鹿になんてしてないわよ。
 だって、人間はみんな
 そんなこととっくにウソだって
 わかってるもの。
 でも、人は何にでも
 理由を求めるもの。
 昔、大きく実ったりんごは
 本当に不老不死の象徴だったの。
 ネクロアーマー[/話す]:
 キミの言ってることは
 よくわからないな……
 ○○はわかるか?

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 むかーし、むかしのお話。
 まだ人々が貧しくて
 作物は豊かではなく
 その日の食べ物にも困るようなことが
 当たり前のようにあった時代。

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 甘くて、栄養があって、
 一粒でお腹いっぱいになるりんごを
 いっぱい食べられるような人は
 本当に一握りしかいなくて。
 一握りじゃない人たちはこう考えたの。
 「そんなことができる人は特別なんだ。
  きっと不老不死だって手に入るに
  違いない……」
 だから、きっと……
 「りんごは不老不死の
  象徴に違いない。」
 ……なんて風に、いつの間にか
 特別な物にされていったんでしょうね。
 ネクロアーマー[/話す]:
 その時代の事情によって、
 りんごが、特別な物になった……
 という事かい?
ル・フェイ[/話す]:
 ええ。
 そこでとれたのがナツメヤシだったら
 それがその地位にあったでしょうし
 獣のお肉が多少豊富だったら
 お肉が不老不死の象徴だったのかも。
 偶然その時に、そこにあっただけ。
 でも、そこに意味を求めたいから
 人々はそれに「不老不死」とか「禁断」
 といった「物語」を与えるのよ。
 ……たぶん、ね。

間。

 ネクロアーマー[/話す]:
 ううん……
 なんだか難しいな。
ル・フェイ[/話す]:
 ふふ、人はいつの時代も素敵で
 面倒くさいものなのよ。
 
 ……あら、マリオンちゃんも
 帰ってきたみたいね。

ル・フェイが小屋に向き直る。
暗転。

→「共通」へ接続。

>食べない[edit]

悩めるマリオン[/話す]:
 じゃぁ、わたしは農具を取りに
 行ってきますね。

マリオンがプレイヤー側に向き直る。

悩めるマリオン[/話す]:
 ……ちょっと量があるので、
 ○○さん、
 お手伝いをお願いして
 もいいですか?

 

ネクロアーマー[/話す]:
 むむ、農業は騎士の仕事ではないけど、
 主君に荷物運びをさせることは
 果たしていいのかな……?
ル・フェイ[/話す]:
 まぁまぁ、堅苦しいことは
 言わないでもいいじゃない。
 ちょっとしたお手伝いをするって
 だけなんだから、さ?

マリオンが西側にある小屋に走っていく。

:
 マリオンと共に、
 農具を運びに
 作業小屋へと向かった。

暗転。暗いまま話している。

悩めるマリオン:
 ……わざわざアクロポリスから
 来ていただいて
 こんなことのお手伝いまで
 頼んでしまってごめんなさい。
悩めるマリオン:
 でも、なんだかすごい不思議な気分。
 この街にも冒険者さんは時折くるけど
 皆さんすぐに通り過ぎてしまうから
 お話するのも初めてですし♪
 わたし、ファーイーストからほとんど
 外に出たことがないんです。
 アクロポリスにも
 年に一二度行くかどうかくらいだし
 他の地方なんか噂話に聞くだけ
 で行ったこともないし。
 この街には友達も多いし
 よそで暮らす気にもなれないから
 大した不満も無いのだけれど……
 世界中を飛び回っている人って
 ちょっと憧れちゃいます。
 わたしは家業を継いで農家をやって
 そのことに不満はないけれど……
 もしかしたら別の生き方が
 できたのかもしれない……
 なんて思うと……ちょっと
 うらやましいかもです。
 ……今更無理な話、なんですけどね。
 そういえばフェイさんも
 他の地方から旅してきた方なんですよ。
 フェイさんみたいにのんびりと
 長居している旅の人は珍しいですね。
 街でも結構目立っているんですよ♪
 ここに住むのかなって噂になってます。
 他に目立った人と言えば……
 もうどこかに旅立っちゃいましたけど
 紙芝居屋さんが来たくらいかな?
 いまどき紙芝居なんて……
 なんて言いながらみんな珍しがって
 結構人が集まったんですよ?
 わたしも見に行ったんですけど
 その時の演目は悪い魔女のお話でした。
 ちょっとおっかないお話でしたけど
 ハッピーエンドでホッとしました♪
 ……あ、すいません。
 他愛ない事を話し込んじゃって……
 農具の準備もできましたし、
 畑に戻りましょうか。

小屋からマリオンが駆け戻ってくる。
ル・フェイとネクロアーマーがマリオンに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 けっこう時間がかかったな。
 おかげで、こっちはもらったりんごを
 食べ終わってしまったよ。
ル・フェイ[/話す]:
 ふふ、欲しかったらまだあるから、
 後で分けてあげるわね♪

暗転。

→「共通」へ接続。

共通 - ファーイーストシティ[edit]

→選択肢「りんごをもらったけど……」から接続。

明けると、マリオン、ル・フェイ、ネクロアーマーで集まっている。

悩めるマリオン[/話す]:
 じゃぁ、わたしはしばらく畑仕事を
 進めていますから、皆さんは
 休憩しながら、畑を荒らす犯人が
 入ってこないかどうか、
 見張っていてくださいね。

マリオンが畑の中ほどに走っていく。

 ネクロアーマー[/話す]:
 むむむ……平和だ。
 平和すぎて、眠くなる……

マリオンが向き直って種を蒔くモーション。

ル・フェイ[/話す]:
 イーストダンジョンの奥に潜れば
 危険なモンスターも多いけど、
 ダンジョンからモンスターが出てくる
 なんて聞いたこともないわねぇ。
 ……ま、そんなことがあるようじゃ
 大騒ぎになって畑仕事どころじゃ
 なくなっちゃうでしょうけどね。
 おそらくは、森から迷い込んだり
 誰かの所からはぐれた小型の動物が
 イタズラしているんでしょうね。
 あの娘さんは中途半端に動物にも
 優しいから、付け込まれてるのかも
 しれないわねぇ……

畑の端に小さなモモンガが出現。
ネクロアーマーがマリオンに向き直る。

 ネクロアーマー[/話す]:
 主君、ル・フェイ、静かに。
 ……あいつだっ!

モモンガが手近な畝に食いつく。

選択肢(一択)

どうする?
 >ネクロアーマーに捕まえてもらう

>ネクロアーマーに捕まえてもらう↓

 ネクロアーマー[/話す]:
 任せておけ!

ネクロアーマーがモモンガに駆け寄る。
マリオンが「びっくり1」エモーションの後、畑から飛び出る。
モモンガが「はっ」エモーションと共に畑の中を逃げ回り、
それをネクロアーマーが「怒り2」エモーションと共に追いかける。

 ネクロアーマー[/話す]:
 よし、つかまえた……って
 こらっ、暴れるな!
 檻に入れるだけだから
 文句言うんじゃないってば!
ル・フェイ[/話す]:
 動物にそう言っても
 通じるとは思えないわねえ……
 でも、騎士様がんばってー!
 ネクロアーマー[/話す]:
 よし、主君、そこで待っていてくれ、
 こっちが一気に持って行って
 檻の中にしまってしまえば……

ネクロアーマーが「汗2」エモーション。
直後、バスン、とぶつかるようなSEと共に、
ネクロアーマーに土埃のエフェクト、同時に「痛っ!」モーション。

悩めるマリオン[/話す]:
 だ、大丈夫ですか!?

ル・フェイに「汗1」エモーション。

ル・フェイ[/話す]:
 あちゃー、正面激突……

モモンガがマリオンに駆け寄る。

悩めるマリオン[/話す]:
 きゃっ!
ル・フェイ[/話す]:
 あぶないっ!

ル・フェイがモーション、巨大な蔦とともに水色の爆発エフェクト。

ル・フェイ[/話す]:
 ……ふぅ、びっくりした。
 娘さん、大丈夫だった?
 怪我とかはしてない?

ル・フェイがマリオンに向き直る。

悩めるマリオン[/話す]:
 あ……はい、大丈夫です。
 ちょっと、驚いただけだから。
 あの、その……
 フェイお姉さん、ありがとう。
ル・フェイ[/話す]:
 ……うふふ、どういたしまして。
 言ったでしょ?
 お姉さん、結構強いんだから。

ル・フェイとモモンガが向き合う。

ル・フェイ[/話す]:
 さて、あなた?
モモンガ[-]:
 ……キュ?

モモンガに緑色の光が回るエフェクト。

ル・フェイ[/話す]:
 お腹がすいたなら仕方ないけど、
 これ以上マリオンちゃんの畑を
 荒らしてはダメよ?
 今日は許してあげるから、
 もうここには来ちゃダメ。
 いいかしら?
モモンガ[-]:
 ……キュ! キュ!

モモンガが駆け出し、消える。

 ネクロアーマー[/話す]:
 ……大したもんだな。
ル・フェイ[/話す]:
 野生動物だって、生きていくのは
 大変でしょうしね。
 言い含めておいたから、
 もうここには来ないと思うわよ?

マリオンがル・フェイに向き直る。

悩めるマリオン[/お辞儀]:
 皆さん、ありがとうございます。
 これでしばらくは畑を荒らされることも
 無さそうです……♪
悩めるマリオン[/話す]:
 それにしても、フェイお姉さんも
 冒険者さんだったんですね。
 えと、スペルユーザー……って
 言うんでしたっけ?

ル・フェイがマリオンに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ……いいえ、娘さん。
 私はスペルユーザーじゃないわ。
悩めるマリオン[/話す]:
 え?
 それじゃ、別の……
ル・フェイ[/話す]:
 ううん、違うのよ娘さん。
 私はあなたが知っている冒険者の
 どこにも当てはまらない。
 私はただ、魔法が使えるだけ。

BGMが風の音になる。

悩めるマリオン[/話す]:
 フェイ、さん……?
 でも、それって。
 それじゃぁ、まるで
 紙芝居や物語で語られた……
ル・フェイ[/話す]:
 ……
悩めるマリオン[/話す]:
 魔女、じゃないですか。

間。
BGMが氷結の坑道のものになる。

ル・フェイ[/話す]:
 ……ご名答。
 そう、私は……

暗転。
暗転したまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。

紙芝居屋[/話す]:
 ……魔女は人がすっぽり入るほどの
 とてもとても大きな鍋を
 かまどにかけていました。
 「本物の常若のりんごを
  こんな子供たちに渡すわけが無い」
 それを見ていた末っ子は
 
 「やっぱり悪い魔女なんだ。
  さっきのりんごは毒りんごで
  お兄さんたちはだまされたんだ!」
 
 と意を決します。
 末っ子は、かまどの前に立つ魔女に
 そろりそろりと近付いて――
 魔女をかまどに突き飛ばしたのでした。
 魔女に焼かれて死んでしまいました。
 
 末っ子は魔法が解けて目覚めた
 兄弟と一緒に魔女が隠していた
 常若のりんごを腕いっぱいに持ち帰り、
 末永く幸せに暮らしましたとさ。
 
 おしまい

明ける。

悩めるマリオン[/話す]:
 魔女のりんごを食べた者は、
 覚めることのない、
 眠りの、なかに……
悩めるマリオン[/話す]:
 魔女のりんごを食べた者は、
 覚めることのない、
 眠りの、なかに……

間。
BGMが風の音になる。

ル・フェイ[/話す]:
 ……嗚呼。
 私はただ、善き魔女で
 ありたいだけなのに……

暗転。
BGMが氷結の坑道のものになる。
明けると、マリオンをはじめ他のNPCも両膝をつくモーション。
ル・フェイとネクロアーマーはプレイヤーのそばに移動している。

ル・フェイ[/話す]:
 ……。
 あなたたちは、眠らないのね。

→続く

選択肢「りんごをもらったけど……」で[edit]

「食べる」を選んだ場合[edit]

続き→

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 正直、なんでこうなったのかは
 理解しがたいけれどね。
 ○○と僕が
 受け取ったのは普通のりんごで、
 毒りんごなんかじゃなかった。
 眠らないのは当然だろう?
ネクロアーマー[/話す]:
 ル・フェイ、キミは街の人たちに
 一体何をした?
ル・フェイ[/話す]:
 ……何も。
 あなたたちと同じように、
 りんごを渡して、食べてもらった。
 ただ、それだけ。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 それだけでこんなことが
 起こるものなのか?
 僕はそんなこと聞いたこともないぞ。

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ええ、起きてしまうの。
 私が魔女であるために……ね。
 そして……
 ○○、
 そしてネクロアーマー。
 あなたたちは選ばれたのよ。
 「魔女を倒す英雄」として。
ネクロアーマー[/話す]:
 一体何を言っているんだ?
ル・フェイ[/話す]:
 あなたたちは、あれがただの
 りんごだってことを知っているわね。
 みんなが食べたのも、同じもの。
 でもね。
 「魔女」が渡したりんご、と言うだけで
 それは「毒のりんご」と言う意味を
 持つことになってしまうの。
 「呪いのりんご」でもいいわね。
 それが、物語の魔法。
ル・フェイ[/話す]:
 私が何者か?
 さっきあの娘さんが言わなかった?
 「魔女」だって。
 ……ううん、これはあなたたちが
 求めている答えではないのね。
 私自身、真実はわからないわ。
 ただ、本当は繰り返される事が
 無いはずの思い出を……
 私は、記憶として持っている。
 悪しき魔女が辿る、
 その結末を。
 きっと私は、人の形をしていて
 人ではない何か……なのでしょうね。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る

※先月までにイベントに参加していない場合

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 僕は以前受付嬢から
 こんな話を聞かされたことがある。
 物語が語られ、それを聞いた人々の
 想いが集まった時に、その話の
 中の人物が生まれる……みたいな話だ。
 詳しいことは忘れたけど、
 たしか、そいつらのことを受付嬢は
 ロア、と呼んでいた。

※今までのイベントに参加している場合

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 もしや、ル・フェイの正体は
 受付嬢から以前に聞いた
 ロア……と言うものなのか?
 
 キミなら詳しいと聞いたぞ?

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ……その言葉、どこかで聞いた
 ような気がするわ。
 もっと早く知り合えたなら、
 違う結末があったのかもしれない。
 だけれども……もう、遅いわ。
 あの娘さんたちは、
 もう二度と目覚めることはない。
 魔女の魔法が解けない限り、ね。
 もしみんなを助けたいのならば、
 この物語を終わらせなさい。
 私の持っている、この果物の籠。
 この中のりんごを壊してしまえば、
 全ては正しく終わるわ。
 ……物語の中の悪い魔女が
 かまどの中で燃え尽きたように。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

 ネクロアーマー[/話す]:
 何故、僕たちなんだ?
 ○○、
 キミはわかるか?

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 あなたたちは「魔女を倒す英雄」
 として選ばれたからよ。
 ……この「物語」に、ね。
 あなたたちは魔女の毒りんごを
 食べていない。
 それだけであなたたちは、
 この物語の主人公になる資格を
 持っているの。
 でも、その資格を投げ捨てることも
 出来るのよ?
 みんなと同じように、魔女の毒に
 眠らされてしまえばいいのだから。
 さぁ……選びなさい。
 魔女を打ち滅ぼす騎士になるか、
 魔女の毒牙にかかり眠りにつくか、
 あなたの望む「物語」を!
 ネクロアーマー[/話す]:
 ……一体、どうしろっていうんだ!
 ○○!
 僕たちは、どうすればいい!?

選択肢

どうする?
 >納得いかないと伝える
 >フェイのりんごを壊す

>納得いかないと伝える

ル・フェイ[/話す]:
 ……仕方ない子ね。
 あなたたちの物語には、
 「理由」が必要なのね。
 私は、みんなが眠ったままなんて
 結末はこれっぽっちも望んでないわ。
 自分でやっておいておかしい、って
 思うかもしれないけど、
 これは本当のこと。
 あなたは知ってるかしら、
 悪い魔女の物語の最後の部分。
 「末っ子は、かまどの前に立つ魔女に
  そろりそろりと近付いて、
  魔女をかまどに突き飛ばしたのでした。
  魔女は焼かれて死んでしまいました。」
 これが私の最後の記憶。
 おかしいでしょう?
 死んだはずなのに、生きてるなんて。
 だから、ここに来たとき、
 ほんの少しだけ期待していたの。
 あの記憶はもうおわったことか、
 ただのまやかしで……
 今この手の中にあるりんごは、
 きっとただのりんごなんだ、って
 ネクロアーマー[/話す]:
 実際に、あれはただのりんごだった、
 りんごだったじゃないか……。
 なんでなんだ。なんで……?
ル・フェイ[/話す]:
 もしかしたら、今の私は
 毒りんごを渡す悪い魔女ではなくて、
 「善き魔女」なんじゃないか、って。
 ……結果は、ご覧の有様だけどね。
 所詮、魔女はやはり魔女。
 物語の結果は変えられなかったみたい。
 巻き込んでしまって、
 悪いとは思っているのよ?
 でも、お願い。
 今ならまだ、うたかたの夢で済むから。
 悪い魔女が、誰も森の外に帰さなく
 なってしまう前に……
 取り返しがつかなくなる前に、
 この物語を終わらせてほしいの。
 これは命令ではないわ。
 お願い……お願いだから、
 ○○、
 このくだらない物語の結末に
 あなたの手で幕を下ろして……

>フェイのりんごを壊す↓

ル・フェイ[/話す]:
 そう、それでいいのよ、
 ○○!
 あなたは、やっぱり私が思った通り……

ル・フェイがモーション。
間の後、ファイアブラストのエフェクト。

:
 ル・フェイの差し出したりんごは
 破壊され、まるでかまどにくべた
 薪のように燃え上がった。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。
白転。白いまま話している。

ネクロアーマー:
 これで……よかった、のか。
 ○○。
 僕には……わからないよ。
ル・フェイ:
 ……これで、よかったの。
 ありがとう、二人とも。

 

ル・フェイ:
 ○○、
 どうかあなたが、
 いつまでも、人にとっての
 正義でありますように――

戻ると、人々が立ち上がっている。
ル・フェイはいない。

悩めるマリオン[/話す]:
 ううん……わたし、一体……
 あれ、わたし、確かりんごを……
 ○○さんが、
 悪い魔女を倒して、
 みんなを助けてくれたんですか?
ネクロアーマー[/話す]:
 ううん……これは一体、
 どう説明すべきなんだろう……?
 ○○!
 ここは主君であるキミに任せるぞ!
悩めるマリオン[/話す]:
 お二人にはいくら感謝しても
 したりません!
 元々は、畑を荒らす動物の退治を
 お願いしただけだったのに、
 結果的には、悪い魔女から
 わたしたちを救ってもらって……

間。

ネクロアーマー[/話す]:
 ……人々を守ったのに、
 あんまり気が晴れないな。
 ○○、
 仕事も終わったようだし、
 アクロポリスに戻ろうか?
悩めるマリオン[/お辞儀]:
 みんな、あなたたちに感謝してます。
 ありがとうございます、
 本当に、ありがとう!

→ダウンタウンへ移動。

@@@@@@@@@@@@@@@@@

選択肢

どうする?
 
 >フェイのりんごを壊す
 >ただのりんごだと強く想う

>ただのりんごだと強く想う↓

:
 ル・フェイが人々に渡したりんごは
 ただのりんごだったと、強く想った。
ル・フェイ[/話す]:
 諦めてしまったの?
 ……いえ、ちがう。
 あなた、何を……
 もしかして……いえ、
 そんな、まさか!?
 無駄よ、そんなことをしたって!

選択肢

 
 >あれはただのりんごだったと強く想う

>あれはただのりんごだったと強く想う↓

ル・フェイ[/話す]:
 何人の人間があのりんごを
 食べたと思っているの?
 あなた一人程度の「想い」で
 物語が覆る事なんて……
 ネクロアーマー[/話す]:
 魔女、いいことを教えてあげるよ。
 強い想いは、常識だって覆す
 大きな力になるんだ。
 ……少なくとも、僕はそう聞いたし、
 それが本当であることを知ってる。
 仮とはいえ、僕の主君の心の力を
 侮らないでおくれよ。
 全てをあきらめた君なんかより、
 ○○は
 ずっとずっと強いぞ!
ル・フェイ[/話す]:
 ……なによ、それ。
 そんな、夢みたいなこと
 言われたら……
 ……信じたくなってしまうじゃない。
 私が善き魔女として生まれ変わる、
 そんな物語の結末を……
 もし、願ってくれるのであれば。
 もし、祈ってくれるのであれば……
 お願い、○○。
 どこか、この物語を、
 あなたの望む姿に書き換えて……っ!

選択肢

 
 >ル・フェイが善き魔女だと強く想う

>ル・フェイが善き魔女だと強く想う↓

白転。白いまま話している。

悩めるマリオン:
 ううん……わたし、一体……

戻ると、人々が立ち上がっている。

ル・フェイ[/話す]:
 そんな……まさか……
悩めるマリオン[/話す]:
 あれ、わたし、確かりんごを……?

マリオンがル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 娘さん、大丈夫!?
 辛いところはない?
悩めるマリオン[/話す]:
 あれ、フェイお姉さん……?
 やだ、こんな日中から居眠りなんて。
 みんなの前で、はずかしい……
 
 でも、気持ち良いお昼寝だったなぁ……
 なんだか体が軽いみたい。
 あは、街のみんなも、
 なんだかお昼寝から目覚めたばかり
 みたいな顔してますね♪
ル・フェイ[/話す]:
 ……良かった。
 本当に、良かった。
悩めるマリオン[/話す]:
 フェイお姉さん、
 どうしたんです……?
ル・フェイ[/話す]:
 ……ううん、なんでもないわ。
 ちょっと安心して、気がゆるんだだけ。
 ネクロアーマー[/話す]:
 ……ウソばっかり。
 とはいえ、今回はそれを責める気には
 ならないけど、ね。

ル・フェイがプレイヤー側に向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ○○、
 本当にありがとう。
 あなたのおかげで、
 私の物語は救われたわ。
 騎士様にも感謝を。
 二人とも、ありがとう。
 ネクロアーマー[/話す]:
 ……ふ、ふん。
 感謝は○○にするんだね。
 僕はキミに何をした覚えもないよ。
 ……さて、依頼に関しても
 無事に達成したみたいだし、
 後はアクロポリスに帰るだけ……かな?
 おい、魔女。
 一つ聞くけど、キミは元からの
 ここの住人じゃないんだよな?
 ならば、アクロポリスに来ないか?
 僕らの雇い主……と、一応言っておこう。
 まぁ妙な奴なんだけど、いろいろと
 変わったことにも詳しい奴でね。
 キミと似たような存在に関しても、
 色々と知っているはずだ。
 必ず何かわかると言う保証までは
 出来ないけれど、話を聞く価値は
 あるかもしれないぞ。
ル・フェイ[/話す]:
 ……なるほどね。
 その話、乗ったわ。
 なら、アクロポリスまでの案内を
 よろしくね、二人とも♪
悩めるマリオン[/話す]:
 えっ……
 フェイお姉さん、行っちゃうんですか?
 寂しくなりますね……

ル・フェイがマリオンに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 寂しいのは確かだけど、
 お姉さん、もともと流れ者だしね。
 大丈夫、どこかでまた会えるわよ♪
 辛気臭い顔すると美人が台無しよ
 ほら、笑って……ね。
 悩めるマリオン[/話す]:
 ええ……いってらっしゃい。
 まだどこかで会いましょうね!

BGMが元に戻る。

 ネクロアーマー[/話す]:
 さぁ、アクロポリスに
 戻るとしようか。

暗転

→ダウンタウン西側へ移動

「食べない」を選んだ場合[edit]

続き→

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

 ネクロアーマー[/話す]:
 正直、なんでこうなったのかは
 理解しがたいけれどね。
 ル・フェイ、キミは
 街の人たちに一体何をした?
ル・フェイ[/話す]:
 ……何も。
 りんごを渡して、食べてもらった。
 ただ、それだけ。
 ○○は、
 私のりんごを食べなかったのかしら?
 だから眠らずに済んでいるのね。

ル・フェイがネクロアーマーに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ネクロアーマーと言ったわね。
 騎士様、あなた人間じゃないわね?
 あなたが眠らなかったのは、
 その特殊性によるものかしら。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 それだけでこんなことが
 起こるものなのか?
 僕はそんなこと聞いたこともないぞ。

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 そもそも、ル・フェイ……
 キミは何者だ?
ル・フェイ[/話す]:
 さっき、あの娘さんが
 教えてくれたじゃないの。
 「魔女」だって。
 「魔女」は他人に悪さをするものよ?
 だから、毒りんごを配ったの。
 それ以上の理由なんてないのよ。
ネクロアーマー[/話す]:
 理由がない!?
 そんな馬鹿なことがあるか。
 ○○、
 僕にはあいつが理解できないよ!

ル・フェイがプレイヤー側に向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 納得する必要も、理解する必要も
 無いのよ。ただ、受け入れなさい。
 魔女とは「そういうもの」なのだと。
 私自身、真実はわからないわ。
 ただ、本当は繰り返される事が
 無いはずの思い出を……
 私は、記憶として持っている。
 悪しき魔女が辿る、
 その結末を。
 きっと私は、人の形をしていて
 人ではない何か……なのでしょうね。
 だから、私は自分が魔女であることを
 受け入れたの。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 もしや、ル・フェイの正体は
 受付嬢から以前に聞いた
 ロア……と言うものなのか?
 
 キミなら詳しいと聞いたぞ?

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ……その言葉、どこかで聞いた
 ような気がするわ。
 もっと早く知り合えたなら、
 違う結末があったのかもしれない。
 だけれども……もう、遅いわ。
 あの娘さんたちは、
 もう二度と目覚めることはない。
 魔女の魔法が解けない限り、ね。
ル・フェイ[/話す]:
 ○○、
 そしてネクロアーマー。
 あなたたちは選ばれたのよ。
 「魔女を倒す英雄」として。
 もしみんなを助けたいのならば、
 この物語を終わらせなさい。
 私の持っている、この果物の籠。
 この中のりんごを壊してしまえば、
 全ては正しく終わるわ。
 ……物語の中の悪い魔女が、
 かまどの中で燃え尽きたように。
 それができないならば、
 他のみんなと同じように眠りなさい。

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 僕はウソが大っ嫌いだ。
 だから言うが、あの女はウソつきだ。
 なんでマリオンや街の人が
 眠ってしまっているのか、
 僕には正直見当もつかない。
 それでも、ル・フェイが僕とキミに
 渡したりんごは正真正銘の、
 何の変哲もないりんごだった。
 多分、みんなに配った物も。
 だから、目を覚まさないなんて、
 ウソだ……と、思うんだ。
 僕の方がウソつきと
 思われるかもしれない。
 でも、僕は騎士として、
 現時点での主君であるキミにだけは
 伝えないとダメだと思ったんだ。
 信じるかどうかは、キミ次第だけど。

ル・フェイがネクロアーマーに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 まっすぐなのね、騎士様。
 私には、ちょっと眩しすぎるわ。

ル・フェイがプレイヤー側に向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ○○、
 あなたは良い騎士を得ましたね。
 あなたたちは魔女を倒す英雄で、
 そして、私は悪い魔女。
 一緒に歩むことはできないよう、
 物語に定められているの。
 さぁ……選びなさい。
 魔女を打ち滅ぼす騎士になるか、
 魔女の毒牙にかかり眠りにつくか、
 あなたの望む「物語」を!
 ネクロアーマー[/話す]:
 ……一体、どうしろっていうんだ!
 ○○!
 僕たちは、どうすればいい!?

選択肢

どうする?
 >フェイのりんごを壊す
 >自分には、できない
 >ネクロアーマーの言葉を信じる

>自分には、できない↓

ル・フェイ[/話す]:
 ……やっぱり、だめ?
 ○○、
 あなたは、優しい子なのね……
 でも、できないならば、
 あなたたちも眠りの中に……

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ……まて、魔女。
ネクロアーマー[]:
 キミの言っていることは、
 正直僕には理解できない。
 だけど○○は、
 今の僕の主君だ。
 ならば、騎士である僕が……
 魔女を倒すのが筋だろうさ。

ル・フェイが「疲れ」?モーション。
禍々しい放電のエフェクト。
ル・フェイがモーション。
ネクロアーマーが「攻撃!」モーション。
ル・フェイにファイアブラストのエフェクト。

:
 ル・フェイの差し出したりんごは
 破壊され、まるでかまどにくべた
 薪のように燃え上がった。

白転。白いまま話している。

ネクロアーマー:
 ……僕はウソつきが嫌いだ。
 もしここで僕が
 「あれはただのりんごだった」
 なんて言っても、
 まるで僕がウソを言っている
 みたいになってしまうんだろうな。
ル・フェイ:
 ……騎士様は清らかなのね。
 まっすぐで、好きよ。

 

ネクロアーマー:
 ……ウソは弱さからくるものだ。
 僕は、どっちも大嫌いだ。
ル・フェイ:
 ……弱いから、
 悪い魔女なんかになっちゃうのよ。

戻ると、人々が立ち上がっている。
ル・フェイはいない。

悩めるマリオン[/話す]:
 ううん……わたし、一体……
 あれ、わたし、確かりんごを……
 お二人が悪い魔女を倒して、
 みんなを助けてくれたんですか?

ネクロアーマーがプレイヤー側に向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 ここは主君であるキミに任せる。
 ……あと、いまのは貸しにしとくぞ。
 僕の主君になるには、
 もうちょっと修行が必要だな。
悩めるマリオン[/話す]:
 お二人にはいくら感謝しても
 したりません!
 元々は、畑を荒らす動物の退治を
 お願いしただけだったのに、
 結果的には、悪い魔女から
 わたしたちを救ってもらって……

間。

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 仕事も終わったようだし、
 アクロポリスに戻ろうか?

→ダウンタウンへ移動。

>ネクロアーマーの言葉を信じる↓

:
 ネクロアーマーにも指示し、
 マリオンや街の人たちを
 起こすことを試した。

ネクロアーマーに「!」エフェクト(アクティブモンスターのターゲッティングに同じ)。

ネクロアーマー[/話す]:
 ……っ!
 それでこそ僕の主君にふさわしいな!
 ○○、
 キミは見どころがあるぞ。

ネクロアーマーがビアンカ(手近なNPC)に駆け寄る。

ル・フェイ[/話す]:
 なにをしているの!?
 無駄よ、魔女の呪いは、
 魔女を倒さない限り……

ネクロアーマーがル・フェイに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ふん、知ったことじゃないね。
 それに……今の僕の主君は
 ○○だ。
 騎士は主君のために働くものなんだよ。
ル・フェイ[/話す]:
 無駄よ、どうせ、無駄なのよ。
 なにをしても、この物語からは……
ネクロアーマー[/話す]:
 ……本当に嫌なら、
 刃向かってくるはずだろう?
 妨害してくるはずだろう?
ル・フェイ[/話す]:
 ……
ネクロアーマー[/話す]:
 自分の心にもウソをつくような、
 弱い奴のいう事を聞く義理はないね!
 さぁ、マリオン、みんなも起きろ!
 僕と僕の主君の命令だ!
 こんな物語、結末を書き換えてしまえ!

白転。白いまま話している。
BGMがファーイースト街道のものになる。

悩めるマリオン[/話す]:
 ううん……わたし、一体……

戻る。NPCたちが立ち上がっている。

悩めるマリオン[/話す]:
 あれ、わたし、確かりんごを……?
 やだ、こんな日中から居眠りなんて。
 みんなの前で、はずかしい……
 
 でも、気持ち良いお昼寝だったなぁ……
 なんだか体が軽いみたい。

マリオンがル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 ……うそ、でしょ……
 娘さん、ちゃんと起きてるじゃない……
悩めるマリオン[/話す]:
 あれ、フェイお姉さんどうしたの?
 大丈夫よ、お姉さんからもらった
 不老不死のりんごのおかげで、
 ……まぁ、不老不死は言いすぎだけど、
 みんな健康になったって言ってるのよ?
ル・フェイ[/話す]:
 でも……私は……
悩めるマリオン[/話す]:
 ああ、魔女がどうのってお話ですか?
 ちょっとびっくりしたけど、
 悪い魔女とはだれも言ってないし……
 フェイお姉さんが悪い魔女なんて
 似合いませんよ♪

 

ル・フェイ[/話す]:
 うん……そうね、そうよね。
 ありがとう……マリオン。

ル・フェイがプレイヤー側に向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 騎士様も……主君である
 ○○あなたにも。
 あなたがたに、感謝を。

ネクロアーマーが元の位置まで歩く。

ネクロアーマー[/話す]:
 ○○、
 ちょっと考えたんだが、
 この魔女をうちの受付嬢に会わせたら
 面白いんじゃなかろうかな?
 このままここに居ても、
 もう事件は起きないとは思うけど……

ル・フェイがネクロアーマーに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 なに、あなた達にはまだ愉快な
 お友達がいるの?
 この街も気に入ってはいるけど、
 これを契機に、新しいところに行くのも
 いいかなって思ってたのよね。
悩めるマリオン[/話す]:
 えっ、フェイお姉さん、
 どこかに行っちゃうんですか?
 せっかく仲良くなれたのに……
 みんな寂しがります。

ル・フェイがマリオンに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 私もまだ、旅の途中……だからね。
 気が向いたら、また遊びに来るわ。
 せっかくだから、案内してもらえる?
 お姉さん、色々なところに
 行ってみたいなぁ~♪

BGMが元に戻る。

ネクロアーマー[/話す]:
 さて、畑を荒らす奴ももういないし、
 仕事はこれで終わりだな。
 さぁ、アクロポリスに帰ろう。

→ダウンタウン西側へ移動。

アップタウン[edit]

マリオンに話しかける↓

悩めるマリオン[プレイヤーに向き直る /話す]:
 うーん……
 どこにあるのかしら……?
 みなさん忙しそうだし
 わたしの用事で止めるのも
 気が引けるし……
悩めるマリオン[/話す]:
 あ、お久しぶりです
 ○○さん。
 
 畑を荒らす動物も来なくなって、
 すっかり落ち着いちゃいました。
 ファーイーストの役場の人に
 頼まれて、今回は色々とお使いを
 しに来ているんですよ。
 ……ここでお会いできて、嬉しいです。
 機会があれば、ファーイーストに
 あそびに来てくださいね♪

ダウンタウン[edit]

ネクロアーマーに話しかける↓

ネクロアーマー[話す]:
 あれは一体なんだったのか、
 僕はうまく説明する自信がない。
 だから、受付嬢に話すのは
 主君であるキミにまかせた!
 まぁ、依頼自体は解決したし、
 後は野となれ、だな。
 では、問おう。
 キミは何でもクエストカウンターに
 行くんだな?

選択肢

 >今はいかない
 >行く

>今はいかない→台詞なし

>行く

ネクロアーマー[/話す]:
 承った。
 では、この僕がキミを
 案内しようじゃないか。
 さぁ、こっちだ!

→なんでもクエストカウンターへ移動。

なんでもクエストカウンター[edit]

カウンター前にネクロアーマー。

※荷物の空きが足りない場合
受付嬢、ネクロアーマーに話しかける↓

ネクロアーマー[/話す]:
 ちょっと、なんだいその荷物は。
 いくらなんでも物が多すぎだ。
 僕の主君たるものが
 従者の一人もいないのは寂しいが、
 まずは荷物を整理してきたまえ。

受付嬢、ネクロアーマーに話しかける↓
各経験値1500取得。
◆ル・フェイ・ロアを入手。
ル・フェイの花飾りを入手。
思い出のしおりを入手。

暗転。
明けると、ネクロアーマーがカウンター前でプレイヤー側に向いている。

ネクロアーマー[/話す]:
 さて、どう説明したものか。
 主君よ、あの受付嬢への説明は
 頼りにしているからな!

ネクロアーマーが受付嬢に向き直る。

受付嬢[/話す]:
 おお、帰ったか。
 案外時間がかかったな。
 何か面白い話でもあったかね?

フェイを倒した場合ここから分岐

入り口にル・フェイが出現、カウンター前に歩み寄る。

ネクロアーマー[/話す]:
 面白いことがあったというか、
 ……一人増えた。
 ほら、自分のことくらい、
 自分で話したらどうだ?

ル・フェイと受付嬢が向き合う。

ル・フェイ[/話す]:
 始めまして♪
 今騎士様のざっくりした紹介を
 いただいたけど、私はル・フェイ。
 フェイお姉さんって呼んでほしいな♪
 ……ふぅん、あなたも騎士様同様に
 普通の人間じゃないみたいね?
受付嬢[/話す]:
 ……ふむ、面白い客人が来たものだ。
 これもなかなか、趣きがあって良いな。
 まずはファーイーストで何があったか、
 土産話をきかせてもらえるかな?

ル・フェイと受付嬢がプレイヤー側に向き直る。

受付嬢[/話す]:
 ……ふむ、ふむ。
 まったくもって興味深いな。
 自らの結末を覚えており、
 それを変えようとしていたというのも、
 今までにはなかった話だ。

受付嬢がル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 今まで……っていうけど、
 私以外にも同じような子が
 いたってことなのかしら?

※今までのイベントに参加している場合↓

受付嬢[/話す]:
 まぁ、な。
受付嬢[/話す]:
 詳しくは後で説明するが、
 そなたと同じように、語られた物語の
 中から現れた人物が存在してな。

受付嬢がプレイヤー側に向き直る。

受付嬢[/話す]:
 ○○、そなたには
 もうわかっているのであろう?
ル・フェイ[/話す]:
 何だか面白そうね、
 詳しく教えてほしいなぁ~♪

受付嬢がル・フェイに向き直り、「話す」モーション。
ル・フェイが「音符」エモーション。

受付嬢[/話す]:
 ……と、言う事さ。
ル・フェイ[/話す]:
 ……なるほど、それは素敵な
 物語になりそうねぇ。

ル・フェイがプレイヤー側に向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 じゃぁ、誓うわ♪
 私、あなたの心の中に
 住みつかせてもらう事にするわね。
 出会えた記念に、そしてこれからの
 物語のために、お姉さんからプレゼント。

※先月までにイベントに参加していない場合↓

受付嬢[/話す]:
 まぁ、な。
 先日も、ダウンタウンに吸血鬼を
 名乗る娘が現れて、ちょっとした
 騒ぎになったことがあった。
 他にも例があって、余が知る限りは
 そなたで三人目だ、魔女よ。
 共通点はいくつかある。
 その地域で語られた物語の登場人物。
 語られていない事の記録はあいまい。
 ……まぁ、他にもあるが、
 調べた限りでは、ファーイーストで
 ちょっと前に、旅の紙芝居屋が
 やってきて魔女の話を公演していた
 という事まではわかっている。
ネクロアーマー[/話す]:
 ちょっと待て。
 という事は、キミはもしかしたら
 それか絡みの事件があるかも
 しれないことを知った上で、
 僕たちには黙って送り出したのか?

受付嬢がネクロアーマー・アルマに向き直る

受付嬢[/話す]:
 本当に事件が起きる確証などなかった
 わけだから、わざわざ伝えるような
 事でもあるまい。
 それに、依頼内容とはまったく別だ。
 ……正直に言えば、二人が出かけた
 後になってから調べがついたんだが。
ル・フェイ[/話す]:
 ふむふむ、自分の存在が誰かによって
 操られているってのは、あまり聞いてて
 気持ちのいいものじゃないわね。

受付嬢がル・フェイ・ロアに向き直る

受付嬢[/話す]:
 それに関しては、生み出した本人に
 直接聞いてもらうしかあるまい。
 こっちも足取りを追ってはいるが、
 まだまだ追いつかんのが正直だよ。
 そうそう、魔女よ。
 そなた、自分の物語を思い通りに
 変えてみたいと思わんかね?
 思い通りになるかどうかは、
 まぁちょっと保障しかねるが……
 変化を与えることに関しては保障するぞ?
 それに、そなたのような魔女は
 ○○の心に
 つなぎとめておく方がよさそうだしな。

>男の子の場合

ル・フェイ[/話す]:
 少年の心に

>女の子の場合

ル・フェイ:
 お嬢さんの心に
ル・フェイ[/話す]:
 何だか面白そうね、
 詳しく教えてほしいなぁ~♪
受付嬢[/話す]:
 ……と いう事さ。
ル・フェイ[/話す]:
 ……なるほど、それは素敵な
 物語になりそうねぇ。
 じゃぁ、誓うわ♪
 私、あなたの心の中に
 済みつかせてもらう事にするわね。
 出会えた記念に、そしてこれからの
 物語のために、お姉さんからプレゼント。

受付嬢[/話す]:
 では、さっそくだが、始めるぞ。

ル・フェイに淡く太い光の柱のエフェクト。
白転。白いまま話している。

※男の子の場合

ル・フェイ:
 少年――

※女の子の場合

ル・フェイ:
 お嬢さん――

ル・フェイ:
 いえ、わが主
 ○○よ。
 私の物語を書き換えるために
 いただいたご尽力に、心より感謝を。
 どうか、あなたの望む物語に
 魔法使いが必要ならば、
 私のことをお呼びください。
 時には道しるべを照らす魔女として、
 たとえば癒しを与える聖女として、
 好みではないけど、あなたが望むならば
 災厄を振りまく悪女としても、、
 私はあなたに侍り、
 付き従う事でしょう。
 我が物語は、いつでも御身の望むまま。
 そしてどうか、この世界に散らばる
 かつての私のような
 「救われなかった物語」達を……
 そっと、拾い上げてあげてください。

一瞬戻り、再び白転。

:
 (『ル・フェイの花飾り』
  『イリスカード』
  『思い出のしおり』
  を、手に入れた。)

→入り口に戻る

白書架ルート(仮)[edit]

分岐→

ネクロアーマー[/話す]:
 ああ、ちょっと別件があったんだ。
 ……僕からはうまく説明できないな、
 ○○、頼む。

プレイヤーが「話す」モーション。
受付嬢が「うなずく」モーション。

:
 ファーイーストで出会ったル・フェイの
 事件に関しての顛末を説明した。
ネクロアーマー[/話す]:
 ……もしあの魔女がここに居れば、
 色々と話の聞きようもあったと
 思うんだけれどな。
 いなくなってしまったから、
 もうどうしようもない、ってことさ。

受付嬢がネクロアーマーに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 ほう、興味深いな。
 ああ、ぜひ会ってみたかった。
 ……それにしても、だ。
 二人とも、疑問には思わなかったか?
 なぜ、魔女は自らの弱点を
 わざわざ見せつけ、壊すように言った?
 なぜ、魔女本人が言ったように
 「かまどの火で焼かれて」
 倒されなかったのだろうか?
 もし、そやつがロアだとするならば……
 余の予想通りであれば、その魔女は
 その程度だけで消滅するような
 素直な奴には、到底思えん。
 ……案外、お前たちの背後に
 ついてきたりはしていないかな?
???:
 あらあら?
 驚かせようと思ってたのに、
 先にタネを明かされちゃったわね♪

カウンター前にル・フェイがワープ。
同時に、ネクロアーマーとデスがル・フェイに向き直る。

ネクロアーマー[/話す]:
 ま、魔女っ!?

ル・フェイがネクロアーマーに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 はい、おひさしぶりね。
 いや、ねぇ。お姉さんとしても、
 直火で火あぶりは怖いし、ね。
 いつか何か起きるだろうとは
 思っていたけど、物語のルールを
 何とかごまかせないかな~って、
 ずっと思ってたの。あの場所に
 あなた達が来てくれて助かったわ~♪
ネクロアーマー[/話す]:
 だっ、騙したなぁ!?
 僕と○○を
 騙したのか!
ル・フェイ[/話す]:
 もぅ、失礼ねぇ、騎士様。
 騙してなんかいないわよ。
 あそこで、しっかりと
 「悪い魔女」は倒されたでしょ?
 あなた達がやってくれたから、
 お姉さんは悪い魔女の役を終わらせて
 こうして自由の身になれたんじゃない♪
受付嬢[/話す]:
 ……やれやれだ。今回は相手の方が
 一枚上手だったようだな。

全員がプレイヤー側に注目する。

受付嬢[/話す]:
 ……ふむ、ふむ。
 まったくもって興味深いな。
 自らの結末を覚えており、
 それを変えようとしていたというのも、
 今までにはなかった話だ。

受付嬢がル・フェイに向き直る。

ル・フェイ[/話す]:
 今まで……っていうけど、
 私以外にも同じような子が
 いたってことなのかしら?

→以下同様。

アフター - なんでもクエストカウンター[edit]

受付嬢に話しかける↓

受付嬢[/話す]:
 ロアを生み出すのが想いの力……
 これは、遥か昔からあったらしいが、
 数年前に何かのきっかけで、
 この世界にあふれ出したものらしい。
 それ自体は、良くも悪くもない
 純粋な「力」なのではないかとは思う。
 余たちアルマも、その力によって
 この姿を取ることができるように
 なったのだろうしな。
 しかし、物語を語ることで
 想いの力を利用して、ロア達を
 この世界に実体化させるなどと言う
 事が出来ているのは、余が知る限り
 紙芝居屋ただ一人。
 本当に一人かどうかも分からんがね。
 何故、何のために、どんなやり方で
 ロアを生み出しているのか……。
 そして、何故生み出したロア達に
 会う事もなく次の場所に行くのか。
 今回のル・フェイのように、
 自らの存在を変えようとする者も
 存在している以上、ロアを利用して
 何かをたくらんでいるならば、
 こちらに何らかの干渉をしてきても
 おかしくないのだがね……
 ふむ。
 ……何とか噂の紙芝居屋を
 捕まえられんものかな。
受付嬢[/話す]:
 おお、そなたか。
 今日は何かごようかね?

選択肢

どうする?
 >

アフター - ダウンタウン[edit]

ジャンク屋前にネクロアーマー。
ネクロアーマーに話しかける↓

ネクロアーマー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 まぁ……なんだ。
 依頼はこなしたし、
 起きた事件は解決した。
 それでいいじゃないか。
 
 ……で、済ませるのは
 正直どうかとは思うんだけどね。
 キミはかりそめの主君としては
 まずまず悪くない。
 しばらくの間は、よろしく頼むぞ!
ネクロアーマー[/話す]:
 では、問おう。
 キミはなんでもクエストカウンターに
 行くんだな?

→選択肢へ。


Last-modified: 2014-11-05 (水) 22:57:56