深淵
【アルフォンソ】 ……君が、話に聞いていた冒険者の ○○だね? ボクはアルフォンソ、よろしく頼む。 君が探している紙片……確かに、ボクが持っているよ。 持っていると、家族のことを思い出す。 ……だからなのだろうな、ここに来る事になったのは。 妹がいたんだよ。 小さい頃はまだマシだったけど、兄妹仲は悪かったし、やり方も違った。 互いに嫌いあって、パーティも組まずにそれぞれ旅をしていたが…… 妹は、このダンジョンで消息を絶った。 復活の戦士による搜索でも、妹が見つかることはなかった。 こんな生き方をしているのだから、 いつかこういう日が来ることは覚悟していたし、 それをどうこう思う事もなかったはずなんだが……ね。 ああ、すまない。 紙片を渡すことは構わないが、その代わりに手伝いを頼みたい。 無駄かもしれないが、妹の手掛かりになる物が まだ残っているかもしれない。 だから、この辺りのモンスターを手当たり次第に倒して、 落としたアイテムを探しているんだ。 君にも頼めるだろうか?
(クエスト「LV95 アルフォンソからの依頼(party可)」)
【アルフォンソ】 では、頼むよ、報告のためにもボクも何度も戻るようにするから、 終わったら教えて欲しい。 何か、見つかればいいんだけど。
※このクエストは「アルフォンソ」に報告する必要があります。 その他のクエストカウンターに報告してしまった場合、 クエストがやりなおしとなりますのでご注意ください。
深淵
クエスト達成前
【アルフォンソ】 無駄なことかもしれないが、それでも、 自分が納得するまで止められないんだ。 すまないが、よろしく頼むよ。
※このクエストは「アルフォンソ」に報告する必要があります。 その他のクエストカウンターに報告してしまった場合、 クエストがやりなおしとなりますのでご注意ください。
クエスト達成後
【アルフォンソ】 ああ、助かったよ。 これは、妹が身につけていた装身具。 (空行) ……あいつ、馬鹿だな。 ボクが昔あげた、こんな安物を最後まで、大事にしていたなんて……。 ……いや、すまない。 無様なところを見せたね。 君のおかげで見つけることができたよ。 これは、約束の品だ。
アルフォンソから、紙片を受け取った。
(……なんで、あなたが戦場に…… 音楽家に…… ……あなたの歌を……もう一度……)
深淵
【タイ兄さん】 お疲れやで、おわったんか?
【アルフォンソ】 ああ、助かったよ。 ボクもここを離れるよ。 二度と来ることは無いだろうな…… では、さらば。
【タイ兄さん】 こっちは、紙片を見っけたんやけどちょいと厄介な感じでな。
【イリス博士】 ええ、あと、あの紙片のことでおそらくですけど、 わかったことがあります……。 あの黒い私の影が何なのか、それは未だに確証がありません。 でも、この紙片……あの影を生み出した原因だと思われるこれには、 私の記憶、感情、想いなどが映し出されているようです…… エネルギーに関わる問題、物語作家になりたかった想い、 それに、研究途中だった想いの力の物質への付与と、集積器…… もしかしたら、紙片を持った ○○さんにも聞こえているかもしれませんけど、 それはたぶん、過去の……いえ、今でも心に残っている、私の記憶。
【タイ兄さん】 確かに、あのページはこいつの偽物が飛び出した部分やから、 そうなるのは妥当な話なのかもな。 で、マイマイ島に行ってみたんや。 色々あって、縁深いとこらしいからな。 で、結果だけ言うと有った。 有ったのはええんやけどな。
【イリス博士】 普通の方が拾ってしまうと、妙な影響を受けてしまいますから…… ○○さんは、かなり影響を受けにくいようですね。 他にも、おそらく転生職と呼ばれる 人の限界を超えるくらい強くなった冒険者さんなら、 ある程度は影響が軽くなるみたいですけど…… 行動に影響が出ていない人は、今のところあなただけです。 この原因はわかりませんけど、 ○○さんには何か紙片に影響されにくい 特性があるのかもしれませんね。 ちょっと興味深いです…… なにせ、自分自身なら平気だろうと、 紙片を持ってみたんですけど…… なんだか、逆に飲み込まれそうな感じを受けたので 怖くなってしまって隅っこに隠してきました……
【タイ兄さん】 ちゅーわけで、これからマイマイや。 ほな、行くで。
>マイマイ遺跡に行く? YES NO
→YES
【タイ兄さん】 ほな、いこかー。