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イリスと記憶の書架 ログ
一の物語 盟約の吸血鬼[edit]

プレストーリー[edit]

最近、アクロポリスシティに現れるという「吸血鬼」の噂。
ダウンタウンに新しくできたという「なんでもクエストカウンター」を訪れた悩める冒険者ブラムは、 吸血鬼による被害が拡大しないよう「ダウ
ンタウンで起きている吸血鬼騒ぎの調査」を依頼するようです。
アルマモンスターの力を借りて、吸血鬼騒ぎの真相を確かめよう!

アップタウン[edit]

中央西噴水前に悩める冒険者ブラム。
ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 うーん、まいったな。
 どこにあるんだか……

名声が足りない場合↓

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 なぁ、そこのあんた、
 ……っと、すまない。
 冒険者のようだったんで
 頼みごとをしようと思ったんだが、
 冒険を始めてから、
 まだ日が浅いみたいだな。
 もし、もっと経験を積んで
 町の人の信頼を得たら、
 また来てくれよ。
 まだオレが悩んでいるようなら、
 その時は力を貸してほしい。

通常時↓

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あんたも冒険者だろ?
 オレはブラム、同じ冒険者だ。
 ちょっと相談があるんだけど、
 あんたは、この街の
 「新しくできたクエストカウンター」
 の事を……何か知ってるかい?
 ああ、噂で聞いたんだが、
 酒屋や平原にある、いわゆる普通の
 クエストカウンターでは取り扱わない
 「変わった依頼」も扱ってくれるって
 話で、冒険者から依頼することも
 出来るらしいんだ。
 で、オレはちょっとした依頼があって
 そのクエストカウンターを探して
 いるんだが……そもそもオレは、
 調査とか探し物とかは苦手なんだ。
 悪いんだが、ちょいとあんたも
 手伝ってくれないか?

選択肢

ブラムの手伝いを……
 >今は手伝わない
 >手伝ってみる

>今は手伝わない↓

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 そうか、まぁ無理も言えんしな。
 気が向いたらまた来てくれよ。

>手伝ってみる↓
※誰かに憑依されている場合

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……ん?
 あんたに誰か憑依してるな?
 
 警戒しすぎかもしれないが、
 憑依をといてからもう一度
 話しかけてくれないか。

>手伝ってみる↓

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 おお、助かるぜ!
 あんた、名前は?
 ……そうか、
 ○○か。
 よろしく頼むぜ!
 ……え?
 いったい何を依頼する気かって?
 
 ……あんた、最近この町に
 “吸血鬼”が出るって言ったら……
 どう思う?

暗転。BGMがイーストダンジョンのものになる。
暗転したまま、紙芝居屋の青いシルエットが表示される。

紙芝居屋:
 さあ、みなさん。
 行く人、来る人、お暇な人是非是非足を止めてお聞きになってくださいな。
 このたびお話いたしますは吸血鬼の物語
  
 強くも美しく恐ろしい悪鬼の伝説でございます
 昔むかしあるところに小さな街がありました
 小さな街には大きなお屋敷があり
 なんと吸血鬼が住んでいたのです。
 しかし、街の人は誰ひとり知りません。
紙芝居屋:
 吸血鬼は毎夜毎夜……街を歩いては、
 出逢った街の人や動物たちの血をすすっていきました。
 街の人たちは吸血鬼が恐ろしくて
 夜は外を歩くこともできませんでした。
 誰もが困り果て諦めていた時勇敢な若者が立ち上がり
 吸血鬼を退治することにしました。
 若者は吸血鬼の住んでいるお屋敷を見つけると
 昼の間に黒い布でお屋敷をすっぽりと覆って
 
 「吸血鬼さん、もう夜ですよ」
 
 と、嘘をつきました。
紙芝居屋:
 若者の声に起こされた吸血鬼は、
 外がすっかり暗くなっている事に
 気が付いてお屋敷の外に出ます。

ギィ、と扉が開くSE。

紙芝居屋:
 「今だ!」
 
 若者が一気に黒い布をはがすと、
 吸血鬼は太陽の光を浴びて消えてしまいました。
 吸血鬼がいなくなったことで街の人たちは喜び、
 夜までお祭りが続きました。
 夜になっても街の人たちが騒いでいる事に気付いた魔物たちは
 
 「しめしめ……
  あの邪魔な吸血鬼がいなくなったんだな」
 
 と、ほくそ笑み、その夜のうちに街は
 魔物に襲われて滅んでしまいました。
紙芝居屋:
 「人間はなんて馬鹿なのでしょう」
 
 真夜中に生き返った吸血鬼は、
 何もなくなった街をみてとても悲しみました。
 昔々、吸血鬼は人の血を分けてもらう代わりに、
 魔物から街を守る約束をしていたのです。
 人を嫌いになった吸血鬼は、
 空腹を満たすために人間をさがし今日も夜をさまようのです。
 
 おしまい♪
紙芝居屋:
 え?
 本当に吸血鬼はいるのかって?
 
 いえいえ
 これはただのおとぎ話ですって。
 だけど火のないところに
 煙は立たぬと言いますし
 今もこの世界を
 さまよっているのかも……
 もしかしたら
 この街に居るかもしれませんね
 
 ふふふ♪

明ける。

:
 ……そのクエストカウンターは、
 ダウンタウンの西階段の下、
 この前まで使われていなかった
 区画にひっそりとあった。

→なんでもクエストカウンターへ移動。

ダウンタウン[edit]

イベント開始前、又は受付嬢に話しかけずにクエストカウンターから出た場合。
エンジェルフェザー・アルマ(名前表示なし)に話しかける↓

???[/話す]:
 はじめましてー♪
 このたび、こちらでクエスト
 カウンターをはじめました♪
 普通のクエストカウンターでは
 頼めないヘンな依頼でも
 大丈夫ですよ~♪

アップタウン[edit]

受付嬢に話しかけずにクエストカウンターから出た場合。
ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 おお、どこ行ってたんだよ!
 オレ一人じゃ正直不安なんだ、
 件の新しいクエストカウンター
 の場所を探すの、あんたに
 手伝ってもらえないかな?

→選択肢「ブラムの手伝いを……」へ。

なんでもクエストカウンター[edit]

エンジェルフェザー(名前表示なし)に話しかける↓
案内矢印が出る。

エンジェルフェザー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 いらっしゃいませー♪

悩める冒険者ブラム、受付嬢に話しかける↓
ブラムと受付嬢がプレイヤーに向き直る。暗転。
明けるとプレイヤーが定位置に移動。

悩める冒険者ブラム[受付嬢に向き直る /話す]:
 ここがあたらしいクエストカウンター
 ……で、あってるかい?

受付嬢がブラムに向き直る。
エンジェルフェザーが駆け寄ってくる。

受付嬢[/話す]:
 ん……あぁ、あっているよ。
 ここは私設のクエストカウンター。
 出来たばかりで明確な名もないが、
 酒屋のマスターが扱わないような
 あいまいな依頼や、
 混成騎士団が相手にしないような
 噂や小さな依頼なども扱っているぞ。
 そうだな……とりあえずは
 「なんでもクエストカウンター」
 とでも呼んでもらおうか。
 とはいえ、法に触れるような依頼は
 受けることができないぞ。
 まぁ、二人ともそんな依頼をする
 ような輩には見えないがね。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あぁ、そこは信頼してくれていい。
 依頼人はオレで、こいつはここを
 捜すのを手伝ってくれたんだ。
 早速、依頼の話なんだが……
 この町、そう、このダウンタウンに
 「吸血鬼」が出るという噂が
 あって……被害も出ている。
 その調査を頼みたい。
受付嬢[/話す]:
 ほう……?
 吸血鬼、というと、
 伝承なんかに出てくる、
 生き血をすする怪物の事かね?
 このダウンタウンに、
 そんな怪物がうろついているとは
 あまり考えたくないが……
 くわしい話を聞こうか。

 

エンジェルフェザー[/話す]:
 きゅうけつき……
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 物語の中だけならよかったんだが、
 実際に吸血鬼騒ぎが起きているから
 問題なんだよなぁ……
 オレが知る限りでも、2件。
 夜にダウンタウンを歩いていたら
 真っ赤に光る眼、闇夜に光る牙を
 持った何者かが襲い掛かってきた、
 ……っていう話が1件。
 夢の中で誰かに襲われて、
 目が覚めたら首筋に奇妙な
 傷跡ができていて、その日から
 貧血気味になったっていうのが1件。
 これが同じ犯人のものかは
 まだわからないが、どうやら他にも
 被害は出ているみたいでね。
 
 放っておくと被害は拡大しそうな
 気がするから、先手を打っておきたい。
受付嬢[/話す]:
 ふむ、という事は、依頼内容は
 「ダウンタウンで起きている
  吸血鬼騒ぎの調査」
 という事でいいのかね?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あぁ、それでいい。
 オレは足を止めての殴り合いは
 割と得意なんだが、いかんせん
 調べものとかが苦手で……

ブラムが「汗1」エモーション。

エンジェルフェザー[/話す]:
 そういえば、お客様はなんで
 ご自分でこの事件をここに依頼に
 いらっしゃったんです?
 おけがをされている方が
 いらっしゃるのに、
 こんせーきしだんの
 お兄さんやおじ様たちは
 この事件に対応しては
 くださらなかったのですか?

ブラムがエンジェルフェザーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 混成騎士団はこの程度では
 調査に動いてはくれねぇんだよ。
 それに、あいつらはあいつらで
 色々あって、なかなか町中では
 自由に動けないみたいでな。
 それを待っているうちに、
 新しい犠牲者が出ちまったら
 悔やみきれないからな。
 なら、オレがやっちまった方が
 早いってもんさ。
受付嬢[/話す]:
 ふむふむ。状況は理解した、
 その依頼を受けることに異存はない。
 もちろん、うちも慈善事業とは
 言えないから御代はいただくがね。
 ……さて、そこのそなた。

前年イベント「アルマたちと絆の樹」未経験時↓

受付嬢[/話す]:
 そう、そこのそなただ。
 今まさにこの余と会話している
 もう一人の冒険者であるそなただよ。
 
 そなた、ちょっとクエストを
 受ける気はないか?
 なに、他のクエストカウンターで
 クエストを受けている最中でも構わん。
 なかなか見どころがあるように
 見えたのでな、ぜひともこの依頼を
 受けてみないかね?
 報酬はしっかりと払うぞ?

前年イベント「アルマたちと絆の樹」経験時↓

受付嬢[/話す]:
 そう、そこのそなた……む?
 ○○ではないか。
 
 ここで会うとは思わなかったが、
 そなたなら安心して任せられる。
 あの学校も経営が危なっかしくてな、
 学校の皆を助けると思って、
 引き受けてもらえないかな?
 
 なに、安心しろ。
 報酬はしっかりと払うぞ?
エンジェルフェザー[/話す]:
 ○○さんですね。
 学校の先輩たちから
 お話は聞いてますよ。
 お会いできて光栄です♪

受付嬢[/話す]:
 うちのモットーは信頼だ。
 依頼人から見て信用できる
 冒険者に仕事をあっせんするのも
 サービスの一つ、ということさ。

ブラムが受付嬢に向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あぁ、それは確かに。

ブラムがプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あんたがこの依頼を受けてくれるなら
 オレも安心して背中を預けられる。
 
 もちろん、オレも一緒に
 手伝うから安心してくれ。
 ……調査は何をすればいいのか、
 見当もつかないのが難点だがな……

ブラムが受付嬢に向き直る。

受付嬢[/話す]:
 では、決まりだな。
 あと、サービス……と言うわけでは
 無いのだが、うちの新人も
 助手としてつけようじゃないか。
 
 エンジェルフェザー、
 この二人にご挨拶を。

エンジェルフェザーがブラムに近づく。
ブラムがエンジェルフェザーに向き直る。

エンジェルフェザー[/話す]:
 あのぉ……わたし、
 エンジェルフェザー、です。
 アンジュとお呼びください。
 よろしくお願いしますね♪

アンジュ(エンジェルフェザー)が「音符」エモーション。
アンジュが「お辞儀」モーション。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あ、あぁ、よろしく。
 ちょっと変わった名前だけど、
 まぁ似合ってると思うよ。
受付嬢[/話す]:
 依頼人殿、エンジェルフェザーは
 アルマと呼ばれる存在で、
 厳密には人間ではない。
 だが、ぱっと見たところや
 その心の有り様は人間となんら
 変わりはない。
 
 仲よくしてやってくれると、
 余としてもうれしいな。

ブラムがプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……?
 オレにはよくわからんが、
 人と同じような見た目で、
 同じような心があるならば
 それは人間じゃないのか?
 ○○、
 あんたはどう思う?
エンジェルフェザー[/話す]:
 アンジュ、町の人と
 お話するのは大好きです♪
 何かあったら、聞いてくださいね。

ブラムがアンジュに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 まぁ、いいか。
 頼りにしてるぜ、お譲ちゃん。
受付嬢[/話す]:
 ちょっと夢見がちなところはあるが、
 その辺はご愛嬌……という事で
 ひとつよろしく頼む。
 さて、余はこの事務所から
 動くわけにもいかんのでね。
 頭脳労働担当という事で、
 ちょっと考え事をしようか。

ブラムが受付嬢に向き直る。

受付嬢[/話す]:
 さて、今回の事件は
 
  寝起きに血を吸われたらしい
  夜に襲われた人物がいるらしい
 
 と言う2点の噂話から、
 この町に吸血鬼がいるのではないか、
 と言う事を調査することが目的だ。
受付嬢[/話す]:
 ○○、
 こういう時、まずは何を調べる
 べきだと思うかね?

選択肢

まず調べることは……?
 >被害者から聞き込み
 >事件現場にあたってみる

>被害者から聞き込み↓

受付嬢[/話す]:
 そう、襲われた人物がいるなら、
 その人物から話を聞いて
 どのような相手なのか、
 どのような状況だったのかを
 確認しなければならない。
 もしかしたら、まったく違った
 事実が見えてくるかもしれんしな。

>事件現場にあたってみる↓

受付嬢[/話す]:
 うむ、事件現場には色々と
 証拠となるものや手がかりが残されて
 いることが多いらしいからな。
 まず、現場がどこかを知ることが
 重要になってくる。
 襲われた人物にどこで襲われたか
 確認して、現場に行ってみるのが
 手っ取り早いだろうな。

受付嬢[/話す]:
 エンジェルフェザー、そなたは
 ダウンタウンの住人に聞き込みをして
 吸血鬼のうわさなどを集めてくれ。
 ○○と
 依頼人殿は、その吸血鬼の被害者に
 会えないか探してみてくれ。
 依頼人殿、さっきの話では
 実際に誰かからその話を
 聞いたんだったか。
 被害者に知り合いがいるのかな?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あぁ、言われてみれば……
 おそらく、だけど
 一人は心当たりがあるんで、
 ちょっと聞いてみるよ。
 
 よし、さっそく調査を始めようぜ!
受付嬢[/話す]:
 あぁ、無事を祈る。
 何かあったら、入り口にいる
 エンジェルフェザーに話しかけてくれ。
 本来はあまり営業をしていな……
 いや、なんでもない。

ブラムとアンジュが入り口に向かって移動。
暗転。

→ダウタウンへ移動。

ダウンタウン[edit]

エンジェルフェザー(名前表示なし)に話しかける↓
案内矢印が出る。

エンジェルフェザー[/話す]:
 ○○さん、
 お疲れ様です♪
 街の人何人かに聞いたら、
 まだ吸血鬼を見たことがある人は
 いないみたいです♪
 でも、アンジュと同じで、
 この前街に来ていた
 紙芝居屋さんのお話でなら
 見ましたよー、っていう人は
 結構いました。

 

エンジェルフェザー[/話す]:
 え?
 紙芝居屋さんですか?
 
 その時に来ていただけなので、
 それからは見かけてないですね。
 何日かダウンタウンでお話を
 見せてくれていたみたいです。
 後は……あ、そうだ!
 ブラムさんが、事件の被害者さんに
 お話を聞きに行ってます。
 東側の酒屋さんの手前くらいって
 言ってました。
 アンジュも後で行きますから、
 先に行っていてください~♪
エンジェルフェザー[/話す]:
 では、何でもクエストカウンターに
 行きますか?

選択肢

なんでもクエストカウンターに
 >今は行かない
 >行く

>今は行かない→会話終了。

>行く↓
※誰かに憑依されている場合

エンジェルフェザー[/話す]:
 あれ? どなたか憑いてます?
 知らない人は入れちゃダメって
 受付のお姉さんに言われてるので、
 憑依をといてから来てください♪

>行く↓

エンジェルフェザー[/話す]:
 は~い♪
 では、ご案内しまーす!

→なんでもクエストカウンターへ。

アップタウン[edit]

ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 まずはダウンタウンに
 行ってみようぜ。
 エンジェルフェザーの嬢ちゃんも
 聞き込みをしてくれてるみたいだ。

なんでもクエストカウンター[edit]

エンジェルフェザー(名前表示なし)に話しかける↓

エンジェルフェザー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ○○さん、
 お疲れ様です♪
 ええと……よろしくお願いします♪
 エンジェルフェザーと申します。
 アンジュとお呼びくださいね♪
 街のみんなにお話を聞くのって
 楽しくっていいですよねぇ♪
 わたし、がんばります~
 アンジュも準備したら
 行きますから、
 先に行っていてください~♪

ブラム、受付嬢に話しかける↓
ブラムと受付嬢がプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 さて、早速だが、
 ダウンタウンで聞き込みを
 してみようぜ。
 依頼人だからって、
 のんびりしているのは
 性に合わねぇんだよな。

ダウンタウン[edit]

ジョーカーのお兄さん横にブラム。
ブラムに話しかける↓
案内矢印が出る。
ブラムとお兄さんが向き合う。

悩める冒険者ブラム[お兄さんに向き直る /話す]:
 なぁ、詳しく話してくれよ!
 実はその被害者、
 「友達の友達」じゃなくって
 お前本人なんじゃないのか?
 そのたんこぶも事件がらみの
 負傷じゃないのか!?
ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 えーっと、あー、うー。
 それはねぇ……その、
 うんまぁ、そうなんだけどさ?
 ブラム、お前真面目だよなぁ……
 暑苦しくない?
 ……っと、もう一人来たね。
 キミは……?

ジョーカーのお兄さんと知り合いの場合↓

ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 あれっ?
 ○○?
 こんなところでどーしたの?
 いやぁ、ひっさしぶりだねぇ、
 俺のプロデュースした子が
 こんなに立派になって……
 感動もひとしおだよ!

ジョーカーのお兄さんが「音符」エモーション。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……あれ、知り合いだったのか?

男性キャラの場合↓

ジョーカーのお兄さん[痛っ!]:
 むっ……見覚えはないけど
 なかなかのイケメン……
 こいつ……できる!
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 なぁ、その内心をつい口に出す癖、
 直した方がいいんじゃないか……?

女性キャラの場合↓
お兄さんが「痛っ!」モーションとともに、ハートが飛び散るエフェクト。

ジョーカーのお兄さん[痛っ!]:
 ぐはっ!?
 か、かわいい……
 いや、まて!
 自制せよ、俺!
 ここは優しくて頼りになるお兄さん
 と言う面をアピールして、まずは
 信用を育てる所から……
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 なぁ、その内心をつい口に出す癖、
 直した方がいいんじゃないか……?

2人の北西側にアンジュが出現。

エンジェルフェザー[/話す]:
 おくれました~♪

アンジュが駆け寄ってくる。
お兄さんがアンジュに向き直る。

エンジェルフェザー[/話す]:
 あ、はじめまして!

アンジュがお兄さんに向き直り、「お辞儀」モーション。
同時にお兄さんが「痛っ!」モーション。

ジョーカーのお兄さん[H.E.ARTスキルキャストモーション]:
 う、うおおおおお!?
 これは反則じゃないのか……!?
 落ち着け、落ち着け俺の鼓動、
 ひーひーふー、ひーふーみー。

お兄さんが「疲れ」モーション。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……いい加減落ち着いて、
 こっちの話を聞いてくれよ。

 

ジョーカーのお兄さん[ブラムに向き直る /話す]:
 ……はぁ、はぁ、危ないところだった。
 危うく何かが切なさの限界値を
 突破するかと思った……
 で、なんか用?
 ……あぁ、この前の事件か……
 あれは、思い出すのも恐ろしい……
エンジェルフェザー[/話す]:
 暗がりで襲われたって、
 本当ですか?
 どんな様子でした?
 相手はおひとり?

BGMが風の音になる。

ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 あの日はなかなか寝付けなくって、
 ふらりふらりと散歩に出たんだ。
 ダウンタウン南西のはずれ辺りを
 フラフラと散歩してたら、
 なんか気配がしてさ……
 嫌な予感がしたんだ……!
 そいつは、夜の闇の中から
 突然現れたように見えた。
 もしかしたら、他の家とかに
 隠れていたのかもしれない。
 誰かが声をかけてきたような
 気がしたんだ。
 振り向いても、誰もいない。
 なんだか気味悪くて、そろそろ
 戻ろうかな……なんて思っていたら、
 背後から何者かが飛びかかってきた!

間。
BGMが通常のものに戻る。
アンジュがお兄さんに1歩近づく。

エンジェルフェザー[/話す]:
 えっ、えっ。
 それで、どうなったんですか!?

ブラムがお兄さんの斜め後ろに移動し、向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……あれ?
 でも、それにしては首筋に傷跡とか
 見当たらないな。
 そのかわりに……

お兄さんがブラムに向き直る。

ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 そう。
 そうなんだよ……
 しまった!
 と思ったさ。
 背後を取られて、こりゃ首筋に
 かみつかれるのか!?
 ……って思ったらさ?
 「……趣味じゃありませんわ」
 って言われてな?

ブラムとアンジュが「びっくり1」エモーション。

エンジェルフェザー[/話す]:
 ……え、どういうことでしょう?
ジョーカーのお兄さん[/がっかり]:
 俺の方が聞きたいよぉ!
 思わず力いっぱい振り返って
 「趣味じゃないってどういう事さ!?」
 って叫んだ時に、足元にある
 ごみか何かを踏んづけちゃったみたいで
 思いっきりひっくり返ってさ……
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 その後頭部のでっかいたんこぶは
 それが原因だったのか……
ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 叫び声を聞いた近所の人が
 苦情を言いに来たら、
 俺がひっくり返って気絶してた
 ……ってワケさ。
 いやはや、本当にヒドイ目に
 あったんだぜ……
悩める冒険者ブラム[/汗1 /話す]:
 お前ってやつぁ……
 どうしてそう愉快な目に。
エンジェルフェザー[-]:
 ああん、聞いただけで痛そう……

アンジュがお兄さんに1歩近づく。

エンジェルフェザー[掲げる]:
 いたいのいたいのとんでけ~♪

間。

エンジェルフェザー[-]:
 でも、という事は、吸血鬼……
 とは限らないわけですよね。
ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 吸血鬼……まぁ、雰囲気だけなら
 この前紙芝居で見た吸血鬼の話に
 似てなくもなかったけど……
 あぁ、いいよねぇ吸血鬼。
 ダークな雰囲気もあるし、
 なんか物悲しげだし、かっこいいし。
 ……襲われるのは勘弁だけど、さ。
エンジェルフェザー[/話す]:
 あの、お兄さんは
 その襲い掛かってきた人の
 顔とかは見ていないんですか?
 
 あと、襲われた場所は
 どこなんですか?

お兄さんがアンジュに向き直る。

ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 あー……
 そういや、声は女の子みたいな
 ちょっと高めの声だったな。
 体も小柄だったような気もする……
 場所は、ダウンタウンの南西の、
 壁の外側の通路のあたりだな。
 あっちにちょっと行って、
 きゅっと入って奥の方。うん。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ふむ……まだちょっと時間は早いけど
 現場に行ってみる価値はあるかもな。
 オレはもう少し話を聞いてみるから、
 ○○は一足先に
 その現場に行ってみてくれないか?

お兄さんがブラムに向き直る。

ジョーカーのお兄さん[/話す]:
 あ、そうだ。
 ブラム、お前一体どこで
 こんなかわい子ちゃんと
 知り合いになったんだよ。
 詳しく話を聞こうじゃないか……?

暗転。明けると、ブラムは元の位置
アンジュはいない。

再度ブラムに話しかける↓
案内矢印が出る。

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ふむ……まだちょっと時間は早いけど
 現場に行ってみる価値はあるかもな。
 オレはもう少し話を聞いてみるから、
 ○○は一足先に
 その現場に行ってみてくれないか?

エンジェルフェザーに話しかける↓
案内矢印が出る。

エンジェルフェザー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 事件があった現場に
 いくんですね……!
 なんだかドキドキします~♪
エンジェルフェザー[/話す]:
 では、何でもクエストカウンターに
 行きますか?

→選択肢「なんでもクエストカウンターに」へ。

なんでもクエストカウンター[edit]

エンジェルフェザーに話しかける→変化なし。

ブラム、受付嬢に話しかける↓
ブラムと受付嬢がプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 まず一つ現場の情報が
 手に入ったわけだから、
 まずはその現場を見に行こう。
 何かヒントがあれば御の字だし、
 万が一犯人に出くわせば
 話が速くていいな。

アップタウン[edit]

ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 襲撃の現場はダウンタウン。
 さて、さっそく行ってみようぜ。
 オレも野暮用を済ませたら
 すぐそっちに向かうよ。

ダウンタウン[edit]

ダウンタウン南西外郭通路の南側途中でイベント↓
BGMがアンデッド城内部のものになる。
アルカード・ロアが「アピール」モーションとともに出現。

???[-]:
 ……ふふ、これならわたくしの獲物に
 ふさわしいですわね……

選択肢

何者かが飛びかかってきた!
 >飛び退ってよける
 >自分から飛び込んでいく

>飛び退ってよける↓
???(アルカード・ロア)が数歩前へテレポート。
同時にプレイヤーが定位置に移動。

:
 先ほどまで自分のいた位置に、
 見覚えのない人物が飛び込んできた

???が「びっくり1」エモーションと共に「痛っ!」モーション。

???[-]:
 きゃっ!?
 よ、避けるだなんて
 なかなかやりますわね……

>自分から飛び込んでいく↓
???(アルカード・ロア)が1歩前へテレポート。
同時にプレイヤーが定位置に移動。
???が「痛っ!」モーション。

???[-]:
 きゃっ!?
:
 とびかかってきた人影に、
 自分から飛び込んだ!
???[-]:
 ま、まさか逃げずに
 こっちに飛び込んでくるなんて
 あなた、どんな神経
 してますの!?

ブラムとアンジュが通路に駆け込んでくる。

悩める冒険者ブラム[-]:
 おい、いまの物音はなんだ!?
 今そっちに行く!
エンジェルフェザー[-]:
 ○○さーん、
 ご無事ですかぁー?

???が「!」エフェクト(アクティブモンスターにターゲットされた時のもの)。

???[-]:
 むぅ……血を吸えていないせいか
 調子がでませんわね。
 せっかくですが、
 ここは引かせていただきますわ
 あなた、気に入りましたわ。
 光栄に思うことね、
 またいずれ必ず血を
 いただきにいきますわ。
 
 では、ごきげんよう。

???が「アピール」モーションとともに消える。
BGMが通常のものに戻る。
アンジュとブラムが駆け寄ってくる。

悩める冒険者ブラム[-]:
 ○○、
 無事だったか!?
:
 今起きた出来事を説明した
悩める冒険者ブラム[-]:
 ……まさかとは思っていたが、
 実際にいるとはな。
 こうしちゃいられないぜ、
 何とか吸血鬼の居場所を探さないと……

アンジュが???のいたところに駆け寄り、「しゃがむ」モーション。
アンジュが立ち上がってプレイヤーに向き直る。

エンジェルフェザー[-]:
 あの~。
 その、吸血鬼さんが隠れていたっぽい
 奥の暗いところに、こんなものが
 あったんですけれど……

ブラムがアンジュに向き直る。

悩める冒険者ブラム[-]:
 ……?
 それって、ポップコーンの
 入れ物じゃないか。
 まさか、吸血鬼がポップコーンを
 食べていたっていう事なのか?

アンジュがブラムに向き直る。

エンジェルフェザー[-]:
 ポップコーンって、
 あの白くてほわほわした、
 ちょっと塩味のお菓子?
 この前、学校で映画のお話を
 聞いた時に名前を聞きました♪
 映画を見るときは、みんなで
 ポップコーンを食べるんですよね?
悩める冒険者ブラム[-]:
 うーん、甘いタイプもあるけど、
 オレは昔ながらの塩味が好みだなぁ。
 ○○はどっちが……
 って、今はそんな事を話している
 場合じゃなかったな。
 吸血鬼らしき奴が
 隠れていた場所に、
 ポップコーンの容器が
 落ちている……
 しかもこれ、まだかすかに
 あったかいな……
 
 あぁ、どういう事なんだ。
 考えがまとまらん!

選択肢

このヒントから考えると……
 >吸血鬼はポップコーンがすき?
 >吸血鬼はシアターにいるのでは?

>吸血鬼はポップコーンがすき?↓
案内矢印が出る。

エンジェルフェザー[-]:
 吸血鬼さん、血を吸わないで
 ポップコーンを食べていれば
 みんなに怖がらなくて済むのに、
 なんで血を吸ったり、
 人を襲うんでしょうね……?
悩める冒険者ブラム[-]:
 むむむ、ポップコーン好きだと、
 ポップコーンがあるところに
 吸血鬼がいるんじゃないか?
 ……つまり、ダウンタウンで
 ポップコーンを売っている所は
 シアターのロビー。
 
 そこか!

ブラムがプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[-]:
 ○○、
 あんたやっぱり冴えてるなぁ!

>吸血鬼はシアターにいるのでは?↓
案内矢印が出る。

悩める冒険者ブラム[-]:
 お?
 ソイツはいったいどういう事だ?
 ……ふむふむ、確かに、
 このダウンタウンでポップコーンが
 売っている所と言うと……
 まぁシアターのロビーだな。
 
 なるほど!

ブラムがプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[-]:
 ○○、
 あんたやっぱり冴えてるなぁ!
エンジェルフェザー[-]:
 ポップコーンが好きなのかしら……?

悩める冒険者ブラム[-]:
 シアターの場所は知ってるか?
エンジェルフェザー[-]:
 この前行ったから、知ってます!
 ダウンタウンの中央の
 広場のよすみにあるんですよね♪

 

悩める冒険者ブラム[-]:
 そうだ。
 シアターには1から4まである。
 隠れ家にするとしたら、
 一番隠れやすそうな……
 人が少ないところかな。
 シアター3にはたしか犬がいたな。
 飼い犬と言っても、一応は動物だ、
 変な奴がいたら気が付くだろうから、
 そこじゃなさそうだな……

アンジュがプレイヤーに向き直る。

エンジェルフェザー[-]:
 シアター1の前には、いつも
 絵描きさんがいて絵を描いてますよ♪
 誰か通るなら、あの人が見てるから
 シアター1も違いそうですね?
悩める冒険者ブラム[-]:
 シアター2かシアター4……かな。
 よし、行ってみようぜ。
 広場までは誘導するから、
 そこから先は自分で行ってみてくれ。
 誘導カーソルは街の中央に
 向いているだけだから、
 広場についたらあてにするなよ?

2人が通路から出て行く。

ブラムに話しかける↓
案内矢印が出る。

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 しかし、ポップコーンとはなぁ……
 オレには想像もつかなかったぜ。
 
 さて、シアター2か4だったな、
 さっそく行ってみようぜ。

エンジェルフェザーに話しかける↓
案内矢印が出る。

エンジェルフェザー[/話す]:
 ポップコーンと言ったら
 シアターです♪
 あ、でも他にポップコンを
 いっぱい売ってる人とか
 いるのかしら……?
 
 でも、まずは行ってみましょう♪
エンジェルフェザー[/話す]:
 では、何でもクエストカウンターに
 行きますか?

→選択肢「なんでもクエストカウンターに」へ。

なんでもクエストカウンター[edit]

エンジェルフェザーに話しかける↓

エンジェルフェザー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ○○さん、
 お疲れ様です♪
 ポップコーンって、ダウンタウンだと
 シアターのロビーくらいでしか
 見かけたことがないですよ?
 だから、そこかなーって思います♪

ブラム、受付嬢に話しかける↓
ブラムと受付嬢がプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ポップコーンの容器か……
 これが犯人の持ち物なら、
 シアター2か4が怪しいな。

アップタウン[edit]

ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ポップコーンねぇ……考えも
 しなかったところからヒントは
 見つかるもんだなぁ。
 おっと、あんたか。
 早いところシアターを
 調べに行ってみようぜ。

シアターロビー2[edit]

ブラムに話しかける↓
ブラムとシアターマスターがプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 よぅ、こっちははずれだな。
 シアターマスターもいるし、特に
 怪しいことは起きていないってさ。
シアターマスター[/話す]:
 なんだいなんだい、
 血相変えて飛び込んできて。
 とりあえず事情を教えてほしいな。
 ……あぁ、なるほど。
 吸血鬼か、いいねぇ~
 昔は吸血鬼の映画も人気だったんだ。
 ……最近は人気も下火だけどね。
 もう覚えている人も少ないかなぁ……
 ちょっと、寂しいね。

間。

シアターのお姉さん[/話す]:
 人が少ないと言えば、
 シアター4は人があまりいませんね。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 シアター4、そっちか!
 念のため、オレは奥も見てくる。
 先に行っていてくれ!

シアターロビー4[edit]

アンジュに話しかける↓

エンジェルフェザー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ○○さん!
 ここです、ここでした!
シアターのお姉さん[/話す]:
 今、目を離したすきに
 誰かが奥に入っていったみたいなの。
 この前から誰かに見られているような
 気配がしていたんだけど、
 本当に誰かいたの……!?

 

エンジェルフェザー[/話す]:
 どうやら、映画を上映していない
 時のスクリーン室に隠れている
 みたいです。
 暗い映画館に吸血鬼が隠れている
 なんて、なんだか映画みたいです……♪
 
 あ、いけないいけない。
 危ないかもしれないんだから、
 緊張しなきゃ。
 ええと……
 ちょっと怖いから、
 先に入ってもらっていいですか……?
シアターのお姉さん[/話す]:
 今は準備中だから、
 シアタースクリーン室は
 明かりを落としてるの。
 あなたが入るのと同時に
 電気をつけるから、
 後はよろしくね!
 後は何もなかったように
 ふるまわなきゃ……
 中の誰かに気づかれたら
 いけないしね。
 
 「通常時」の方だから、
 間違えないようにね。

アップタウン[edit]

ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 これは、シアター4で決まりだな。
 エンジェルフェザーの嬢ちゃんに
 見張りさせっぱなしも悪いし、
 早いところ行こうぜ。

シアターロビー2[edit]

ブラムに話しかける↓
ブラムとシアターマスターがプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 シアター4だったか!
 念のため、オレは奥も見てくる。
 先に行っていてくれ!

ダウンタウン[edit]

ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 シアター4だな。
 まごまごしてて逃がしたら
 話にならねぇからな、
 急ごうぜ!

エンジェルフェザーに話しかける↓
案内矢印が出る。

エンジェルフェザー[/話す]:
 何かお準備されてるんですか?
 シアター4の奥にある、通常時の
 シアタースクリーン室に
 吸血鬼さんがいるみたいです。
 え、わたしですか?
 えっと、ちょっと一人は怖いから、
 誰か来ないかなぁって……
エンジェルフェザー[/話す]:
 では、何でもクエストカウンターに
 行きますか?

→選択肢「なんでもクエストカウンターに」へ。

なんでもクエストカウンター[edit]

エンジェルフェザーに話しかける↓

エンジェルフェザー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 シアター4のスクリーン室に
 吸血鬼さんがいるみたいです。
 早くいきましょう!
 ……でも、ちょっと怖いです。
 先に入ってもらえます……?

ブラム、受付嬢に話しかける↓
ブラムと受付嬢がプレイヤーに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 お、どうした?
 オレはちょっとした準備中だ、
 すぐに行くから、吸血鬼の
 潜むシアター4に向かってくれ!

シアタースクリーン室4[edit]

スクリーン前に???(名前表示なし)。
???に話しかける↓
BGMがノース台地のものになる。

???[/話す]:
 ……追いつめられた、
 という事かしらね。

ブラムが中央左側通路を、アンジュが中央右側通路を走ってくる。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 この子が、吸血鬼……?
 いや、油断はできんな。
エンジェルフェザー[/話す]:
 ……でも、この人なんだか
 立っているのも辛そうですよ?
 大丈夫ですか……?
???[/話す]:
 ご心配、痛み入りますわ。
 こんな子供にまで
 気を遣われるなんて
 わたくしも相当消耗して
 しまったようですわね。

???がブラムに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……ダウンタウンで起きていた
 吸血騒動の犯人は、お前だな?
???[ふしぎ]:
 その通りですわ。
 だったらどうしますの?
 あなた達人間が
 いつもやっているように
 心臓に杭を打ったり
 十字架でもかざしてはいかが?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 心臓に杭?
 十字架?
 一体何のことだ?
 おっと、暴れるなよ。
 ○○と
 オレの二人に勝てるとは思わんだろう?
 
 女の子の姿の相手に
 暴力をふるうのはあまり
 気が進まないが、お前は危険だ。
???[/話す]:
 仕方ありませんわね……
 もう、抵抗するだけの力も
 ありませんし。
 この場所がみつかった時点で、
 くやしいけどわたくしの
 負けですわね。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 お前はいったい何者なんだ?
 何故、人を襲い、血を吸う?
 人なのか?
 バケモノなのか?
エンジェルフェザー[/*びっくり2 /話す]:
 ……ええと、きゅうけつきさん、
 でしたっけ?
 あなたはもしかして……
 アンジュたちと同じ
 アルマなんでしょうか?

???がアンジュに向き直る。

???[/話す]:
 アルマ? なんのことですの?
 わたくしは誇り高き血を継ぐ者、
 吸血鬼、アルカード
 
 ま、人間から見れば
 化け物に違いありませんわね

ブラムがアンジュに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]
 ……なぁ、
 ○○、
 こいつ、どう思う?
 本当に吸血鬼なのか、
 それとも自分の事を吸血鬼だと
 思い込んでいる子供なのか……

アルカードがブラムに向き直る。

アルカード[/話す]:
 もうっ、失礼ですわね
 わたくしはあなたたちとは
 違う存在ですわ。
 文字通り血を吸う鬼。
 好きなだけ恐怖し、忌み嫌って
 化け物として恐れればいいのですわ
 
 わたくしは、あなた達人間にとって
 そういう存在ですのよ。

アンジュがアルカードに近づく。

エンジェルフェザー[-]:
 そんな……
 人に怖がられるのが良いんですか?
 嫌われたままが良いんですか?
 吸血鬼さんだって同じ人間です!
 あの物語みたいに、人のために魔物を
 退治する優しい吸血鬼さんだって
 きっといるはずです!

アルカードがアンジュに向き直る。

アルカード[/話す]:
 ……っ
 
 そんな吸血鬼なんて、
 もうどこにも居ませんわ
 ……それより貴女、
 その話を何所で聞いたんですの?
エンジェルフェザー[/話す]:
 ちょっと前の……クリスマスの頃です
 ダウンタウンに紙芝居屋さんが来ていて
 その人が皆の前で話してくれたんです。
 昔の約束を守り続けて、
 影でずっと人々を守っていた
 優しい吸血鬼さんのお話です。
アルカード[-]:
 ……

アルカードとアンジュがブラムに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 それはともかく、だ。
 話題を切っちまって悪いが、
 アルカードと言ったな。
 お前が町の人を襲ったり、
 寝ている人の血を吸ったりしたんだな?
アルカード[/話す]:
 その通りですわ。
 吸血鬼であるからには、
 人を襲い、血をすするのが
 当然でしょう?
 それに血を吸わなければ、力が
 出せなくなってしまいすわ。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 お前にとっては当然で、
 必要な行動なのかもしれん
 だが、人を襲ったのが事実であり
 大けがをした人がいないとはいえ、
 被害者は実際に出ている以上、
 お前は裁かれなきゃいかん。
 混成騎士団の詰所なり、
 ギルド元宮なり、しかるべきところに
 連行させてもらうぞ。
アルカード[/話す]:
 それは困りますわね……
 わたくしは今、弱っているの。
 そのどことやらにつかまって、
 血を吸えないままでは、
 倒れてしまいますわ。
 ……そこのあなた、
 ○○と
 呼ばれていましたわね?
 あなたなら、話が通じそうですわね。
 もう無理に暴れたりしないから、
 あなたの血を吸わせてくれませんこと?
 そうしたら、おとなしくするし、
 あなたの言う事に従いますわ。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ○○、
 こんな奴のいう事が
 信用できるとは思わない方がいいぞ。
 それに、理由がなんだろうと
 罪は罪で、それがなくなる
 なんて事はないんだからな。
アルカード[/話す]:
 わたくしの誇りにかけて、
 一度取り決めた盟約は破りませんわ。
 ……それに少し、気になることが
 ありますし。
エンジェルフェザー[/話す]:
 ええと……
 ○○さん。
 アンジュはまだヒトの社会を
 勉強している最中なので、
 何が正しいのかはわかりません。
 ブラムさんの言っていることは
 間違っていないと思います。
 ただ、その上で、今アルカードさんの
 味方になれるのはあなただけです。
 
 どうするかは、あなたが
 決めてもらえませんか?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……そうだな、オレは依頼者だが、
 オレの依頼は事件の調査で、
 こいつをどうするかまでは
 依頼の内容には入ってねぇな。
 まずは、あんたに任せるよ。

選択肢

アルカードの処遇は……
 >アルカードを信じる
 >ブラムの意見を尊重する

>アルカードを信じる↓

アルカード[/話す]:
 あら、案外度胸がありますのね。
 そういうところ、
 嫌いじゃありませんわ。
 では、失礼しますわ。
 そ、その……
 直に吸うのは不慣れだから、
 痛くしてしまったら
 ごめんなさい……

暗転。
明ける。

アルカード[/話す]:
 ん……ごちそうさま
 感謝いたしますわ。
 さ、わたくしをどうするかは
 あなたがお気めになって?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……甘い奴だな。
 いつ裏切られるか、
 わかったもんじゃないってのに。
 
 まぁ、それだけ大物なのかもな。

>ブラムの意見を尊重する↓

アルカード[/話す]:
 ……賢明ですわね。
 ならば、わたくしを捕らえなさい。
 厳重に、慎重に。
 いつ逃げ出すか、わかりませんわよ?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ○○、
 話した感じ、これ以上暴れることも
 なさそうではあるが、逃げるチャンスを
 与えないように注意した方がいいな。
 誇り高い奴のようだが、
 お前の存在はオレ達とは
 相容れないのかもしれないな……

エンジェルフェザー[/話す]:
 あのぉ、アルカードさんも
 落ち着いたようですし、
 一度みんなでクエストカウンターに
 戻りませんか?
 受付嬢さんなら、色々なことを
 知っていると思うから、
 相談してみるといいんじゃないかと
 思いますよ?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あぁ、それは助かる。
 そもそも、吸血鬼だって自称する
 女の子をどこに連行すればいいのか、
 さっぱり見当がつかなくてな……
アルカード[/話す]:
 ……。
 ○○、
 エスコートしてくださいます?
 大丈夫、
 今更逃げたりなどいたしませんわ。

ブラムとアンジュが来た道を歩いてスクリーン室から出て行く。

アルカードに話しかける↓

アルカード[/話す]:
 ……。
 ○○、
 エスコートしてくださいます?
 今更、逃げなどはしませんわ。
 ご安心なさいな。

アップタウン[edit]

ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 ううむ……どうしたもんだろうなぁ。
 とりあえず、あの受付の姉ちゃんの
 所まで戻ろうぜ。
 ダウンタウンの西階段の所だな。

ダウンタウン[edit]

ブラムに話しかける↓
案内矢印が出る。

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 しかしまぁ……なんだ、
 どうしたもんかなぁ、これ。
 とりあえず、西階段の所から
 なんでもクエストカウンターに
 戻るとしようぜ?

エンジェルフェザーに話しかける↓

エンジェルフェザー[/話す]:
 お疲れ様でした♪
 まずは受付のお姉さんに
 相談するのがいいと思います♪
エンジェルフェザー[/話す]:
 では、何でもクエストカウンターに
 行きますか?

→選択肢「なんでもクエストカウンターに」へ。

なんでもクエストカウンター[edit]

エンジェルフェザーに話しかける↓

エンジェルフェザー[プレイヤーに向き直る /話す]:
 やっと帰ってきました~♪
 さぁ、受付のお姉さんに
 相談しましょう!

ブラム、受付嬢に話しかける↓
ブラムと受付嬢がプレイヤーに向き直る。
暗転。暗いまま話している。

悩める冒険者ブラム:
 ……と言うわけで、犯人を
 捕まえてはきたんだが……

明ける。プレイヤーが定位置に、アンジュがカウンター前に移動している。
アルカードがいる。

プレイヤーが「話す」モーション。

:
 今までの事を説明した
受付嬢[/話す]:
 ふむ……
 厳密に言えば、吸血鬼などと言う
 怪物は存在しない。
 創作物の中にまれに登場するが、
 あれは誰かの創作と考える方が
 適切だろうな。
 むろん、血を吸うコウモリなどの
 モンスターがいることはあるし、
 それをもとにして吸血鬼という
 架空の存在が生み出された……
 
 のではないかと思うがね。

アルカードが受付嬢に向き直る。

アルカード[/話す]:
 まったく、本人を前にして
 はっきり言ってくれますわね。
 現にわたくしは血を吸い、
 人を襲っていますのよ?

ブラムがアルカードに向き直る。

悩める冒険者ブラム[-]:
 しかし、そうは言っても
 お前が単に吸血鬼の話に感化された
 ただの変わり者、っていう可能性も
 有るわけだからな……

アルカードがブラムに向き直りながら、「怒り1」エモーション。

アルカード[/話す]:
 ああもう、
 どうしたら分かっていただけますの!?

アンジュがアルカードに向き直る。

エンジェルフェザー[/話す]:
 でも、アルカードさんは
 この前の紙芝居に出てきた
 吸血鬼さんとそっくりです。
 約束したことはきちんと守りますし、
 それに、人が怪我しないように
 気づかれない様に血を吸ったり
 ……本当は優しそうなところも
 そっくりです♪

アルカードがアンジュに向き直る。

アルカード[ふしぎ]:
 なっ何を言っていますの!?
 ど、どうして大嫌いな
 人間に優しくなんか……

受付嬢がアンジュに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 待てエンジェルフェザー、
 紙芝居の吸血鬼と言ったか?
 その話をどこかで聞いた?

アンジュが受付嬢に向き直り、「話す」モーション。

:
 エンジェルフェザーは、
 紙芝居屋と吸血鬼の物語について
 みんなに説明した。
受付嬢[/話す]:
 紙芝居、そして吸血鬼の物語。
 物語……伝承、いや寓話か……
 もしや吸血鬼のお嬢さんの
 美しい首筋にある文字と
 何か関係があるのかな?

受付嬢とアルカードが向き合う。

アルカード[/話す]:
 首筋? 文字? なんの事ですの?
 
 というか、貴女さっきから
 人の事をジロジロみてると思ったら
 そういうことでしたの。
受付嬢[/話す]:
 「Ⅰ」という数字と、その下に
 L、O、R、E……「ロア」とある。
 伝承、伝説という意味だ。
 それが、本人の知らぬうちに
 記されている……と。
 ……伝承、紙芝居、観客。
 ははぁ、なるほど。

BGMがモーグのものになる。

受付嬢[/話す]:
 そうだな……
 そなたは幻燈のような存在だ。
 スクリーンに映る映画と言ってもいい。
 
 依頼人殿、そなたにはわかりにくいと
 思うが、まぁ流して聞いてくれ。
 そなたは、自分を吸血鬼と言ったが
 おそらく、それは事実なのだろう。
 そなたの魂は美しくも儚く、
 色すらも変わり続けている。
 強い想いを持った魔物を
 人の姿に変える事が出来るなら、
 重責した人の想いでそなたが
 生まれ出でてたとしても、
 なんら不思議ではないな。

 

アルカード[ふしぎ]:
 ……あなた、何をいっていますの?
 簡潔に結論を教えていただけるかしら。

受付嬢がブラムに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 これは推測だ。
 推測にすぎん……が、大きく外しては
 いないだろう。
 そなたは、「吸血鬼の物語」を
 聞かされた「人々が思い描いた」
 吸血鬼の姿なのだろう。
 
 だから、人を襲い、血を吸うのだよ。
エンジェルフェザー[/話す]:
 ……あの、どういうことですか?
 みんなが考えた通りに人を襲ったり
 血を吸ったりするって、なんだか
 あべこべのように思えるんですけれど?
アルカード[-]:
 ま、まったくですわ。
 わたくしは吸血鬼だから人を襲い、
 血を吸うんですのよ?
 獲物から血を吸ってくれと頼まれた
 事なんて、一度もありませんわ。

受付嬢がアルカードに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 まぁ、話は最後まで聞いてくれ。
 これは推測だといっただろう?
 
 最後まで聞いて、その推測と違う
 別の事実があれば、そこからまた
 別の推測をすることもできる。
 まず、この世界には「想いの力」と言う
 面白くも厄介な力がある。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 あぁ、あのカードの事か……
 あ、いや、なんでもない。
 続けてくれ。

受付嬢がブラムに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 おそらく、その紙芝居屋の
 吸血鬼の話を聞いた人々が、同時期に
 「吸血鬼とはこういうものに違いない」
 「吸血鬼に襲われたらどうしよう」
 と心の中で思ったであろうことは
 想像できるな?
 その想いが集まり、人々の記憶や
 紙芝居を見た者たちが話す言葉に
 繰り返される「吸血鬼の物語」を
 核として形作られたもの……
 
 それが、そなただ。
アルカード[反抗]:
 そんな、そんなの認められませんわ!!
 わたくしは誇り高き吸血鬼、現に
 ○○の
 血を分け与えられてからは
 力が回復していますわ。
 そんな人の想いによって
 存在しているものでは……っ!

受付嬢がアルカードに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 それは当然だ、そなたは血が吸えなくて
 力を失っていたのでは無い。
 “血を吸う”という吸血鬼としての
 行動を起こさなかった為に
 力を失っていたのだ。
 そなたの吸血衝動は、
 自身の存在を守るための
 自衛作用と言えるだろう。
 そして物語通りに人を襲わず、
 血も吸わなくなったそなたは力を失い
 最終的に……消える。

アルカード、ブラム、アンジュが「びっくり1」エモーション。
ブラムが受付嬢に向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 お、おい。
 どういう事なんだ、消えるって。
エンジェルフェザー[/話す]:
 お姉さん、それって……
アルカード[/話す]:
 ……!
 そ、そんなことデタラメですわ!!
 わ……わたくしが消えるだなんて、
 そんな……そんなこと……

受付嬢がプレイヤーに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 ……ただ、余が一方的にしゃべるのも
 面白みがないな。
 ○○、
 そなたは、どう思う?
 余が「アルカードが消える」と言う、
 その理由を予想できるかね?

選択肢

アルカードが消える理由……?
 >時間がたったから
 >紙芝居屋が遠くに行ったから
 >人々が忘れてしまうから

>時間がたったから↓

アルカード[/話す]:
 なんで、それだけの理由で……?
受付嬢[/話す]:
 いいところを突くな。
 時間がたつと、何が起きる?
 特にアルカード、そなたに関わる
 物事で……だ。
エンジェルフェザー[/話す]:
 あ、もしかして……
 
 時間がたって、
 みんなの記憶から、
 吸血鬼のお話が忘れられて
 しまうから……ということですか?

>紙芝居屋が遠くに行ったから↓

アルカード[/話す]:
 わたくしは、その紙芝居屋のことなど
 知らないのだけれど……
 何の関係が?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 もしや、その紙芝居屋とこいつが
 何か魔法みたいな力でくっついていて、
 遠くに離れたからその力が
 弱くなった……という事か?
受付嬢[/話す]:
 当たらずしも遠からず、
 と言ったところかな?
 むろん、そちらが正解の可能性も
 残ってはいるが、余の推測では
 少し話が違う。
 
 紙芝居屋がいなくなると、
 どんな変化があった?
エンジェルフェザー[/話す]:
 ええと……
 当然のことですけど、
 紙芝居の公演が終わってしまって、
 吸血鬼のお話が……
 
 あ!
 もしかして、紙芝居が終わって
 吸血鬼の話をしなくなったから?

>人々が忘れてしまうから↓

アルカード[/話す]:
 !
 ……物語が、消える?
受付嬢[/話す]:
 良い答えだ。
 余の予想とも一致する。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 すまん、さっぱりわからねぇ。
 もう少し詳しく説明を頼めないか……

受付嬢[/話す]:
 物語を見聞きした人々の記憶から
 生み出されたものであるならば、
 人々の記憶から物語が消えれば、
 そこから生み出されたそなたも
 また同様に消えてしまうのも、
 道理であろう?
エンジェルフェザー[/話す]:
 あの、あの……
 わたし、覚えてますけど、
 それだけじゃダメなんですか?
 確かに、アルカードさんは
 人を襲ったり悪いことをしてました。
 けれど、消えてしまうのって……
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 オレとしても、納得できねぇな。
 罪は償うもんで、犯人を消して
 終りってものじゃないし……
 それに、その理屈が正しければ……
受付嬢[/話す]:
 依頼人殿、考え事は苦手と言っていたが
 案外頭が回るではないか。
 
 気が付いたのだな?
 アルカードが存在を保つ方法に。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 吸血鬼の物語が忘れられると、
 その物語であるアルカードは消える。
 アルカードが消えないでこの世界に
 居続けるためには……
受付嬢[/話す]:
 もっと人を襲い、血を吸い、
 吸血鬼の物語を忘れないように
 広め続ける事しかない……
 と、いうことだ。
エンジェルフェザー[/話す]:
 そんなぁ……
 それは、悲しいです……
アルカード[反抗]:
 わたくしは認めませんわ!!
 忘れられたからって、
 そんな簡単に消えてしまうだなんて!

受付嬢がアルカードに向き直る。
間。

受付嬢[/話す]:
 では、そなたはどうやって
 この街に来たのか
 覚えておるのか?
 そなたの記憶は
 物語としての知識
 
 この街に現れる前の記憶は
 無いはずだが、どうだ?
 思い出せるか?
アルカード[-]:
 そ、そんなことっ……
 わたくしは、ここに来る前は……
 くる、前は……
 あれ、どうして?
 ……いやっ……っ

アルカードがうずくまるモーション。

受付嬢[/話す]:
 ……
アルカード[うずくまる体勢]:
 わたくしはここに居ますわ!
 この心、魂は誰にだって
 否定させませんわ……!
 だれに……だって……
 わたしは……ぐすっ

間。
BGMが"A Pray of the girl (bgm_1023)"になる。

受付嬢[/話す]:
 すまない、辛かったな。
 正直その泣き顔もたまらないが、
 今からはそなたが消えない方法
 ……について話そうか。
アルカード[うずくまる体勢]:
 消えない……方法……?
受付嬢[/話す]:
 確証は無いが、
 勝算がないわけではない。
 それに、今ここでそなたらに
 大暴れされても困るしね。
 今、そなたは
 「多数の人間の移りゆく記憶」によって
 「吸血鬼」と言う存在に構成され、
 そこを存在の拠りどころにしている。
 ならば、そなたの拠りどころを
 多数の人間の記憶ではなく、
 ごく少数の人間の記憶に固定することで
 存在を保つことができるのではないか、
 と言う考えさ。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 えーと……やっぱわからん。
 
 多くの人間が忘れてしまうと
 存在が薄れてしまって、
 今実際にこいつは弱っている。
 それなのに、少数の人間が
 覚えていれば大丈夫なようにするって
 一体どういう理屈なんだ?
エンジェルフェザー[/話す]:
 少ない人が覚えているだけでも
 アルカードさんは消えないで
 済むんですか……?

受付嬢がブラムたちに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 多少、変質する可能性はある。
 それでも、忘れ去られて消え去る
 と言うことは、まずなくなるだろう。
アルカード[うずくまる体勢]:
 ……変質?

受付嬢がアルカードに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 今のそなたは、多くの人々の
 心の中に存在する
 「吸血鬼の物語の記憶」から
 その存在を構成している。
 今からやろうとしているのは、
 多くの人々から少しずつではなく、
 特定の個人の記憶の中に
 そなたの根源となるもの……
 「魂」と言うべきかな、
 それを結び付けようと思う。
 そうすれば、その人物の心の中には
 常にそなたが存在することになり、
 その人物がそなたを忘れない限り、
 決して消えることはない。
 まぁ、住処をみんなの夢の中から
 個人の夢の中に変えるようなものだ。
 憑依をするというわけではないが、
 自分の一部を家主の中にしまうのさ。
 その結果、そなたの存在そのものには
 今までよりはるかに大きく、
 家主の影響を受けるだろう。
 
 それが変質……どうかな?
 なに、余にどんどん任せるといい
 故あって魂の扱いには
 長けているのでな。

アルカードが立ち上がり、プレイヤーに向き直る。
 

アルカード[/話す]:
 ぐすっ、そんな形でも
 構いませんわ……
 いきなり、消えるだなんて言われて
 納得できるわけありません……っ!
 記憶も存在も曖昧なら
 わたくしが今日から
 積み重ねていきますわ!
 
 ……絶対に、この心を
 失くしたりするもんですか
 今日あった出来事
 わたくしが抱いた感情は
 絶対に、絶対に本物、ですわ!
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 ……で、それはいいとして、だ。
 誰がその魂の契約みたいなものの
 相手になるっていうんだ?

ブラムがアルカードに向き直る。

悩める冒険者ブラム[/話す]:
 話を聞いて、ある程度同情する
 所もないわけではないが……
 
 それでもオレはお前と契約する
 という事は……出来ねぇな。

 

アルカード[/話す]:
 わたくしも同感ですわ。
 あなたとわたくしは、最初から
 お互いに多少の敵意を持っている。
 ……あなたと契約しても、
 お互いに不幸になりそうですわ。
 ならば、適切な距離を保つ方が
 良いんじゃなくて?
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 頭が固くて悪いが、オレはこいつを
 信じることは出来そうにない。
 そのオレと契約したら、お前は変質して
 本当に「信用できない吸血鬼」に
 なっちまうかもしれないんだろう?

受付嬢がブラムに向き直る。
同時に、ブラムとアルカードが受付嬢に向き直る。

受付嬢[/話す]:
 ふむ、残念ながら、余とこの
 エンジェルフェザーは契約の
 相手としてはふさわしくない。
 
 まぁ色々事情があってな。
 であれば簡単だ。
 アルカードに対して偏見がなく、
 それでいて関わりが深く、
 相手からも一定の敬意を受けている。
 そんな人物がここに一人いるな。
 ○○、
 そなたが適任だ。

全員がプレイヤーに注目する。

アルカード[/話す]:
 ……あなたなら、わたくしも
 構いませんわ
 わたくしが人にものを頼むなんて
 本当に貴重なのですよ?
 だからその……あの……
 わたくしに……力を貸して
 ちょうだい……!
受付嬢[/話す]:
 どちらにせよ、ここで断る道はない。
 何せ、余の見立てではここで契約を
 結ばねば、数日も持たずにこの娘は
 その存在を失ってしまう。
 念のため聞くが、
 ○○、
 そなたは目の前の相手が消えていくのを
 見殺しにできるような奴かな?

選択肢

どうするべきだろうか?
 >契約に同意する
 >断れるわけもないとぼやく
 >黙って契約を促す

>契約に同意する↓
コウモリポーチを入手。
◆アルカード・ロアを入手。
基本・職業経験値各1500を取得。

:
 同意することを
 みんなに伝えた。
悩める冒険者ブラム[/話す]:
 オレにあんたを止める権利はない。
 だが……充分気をつけろよ。
アルカード[/話す]:
 感謝しますわ……ありがとう

>断れるわけもないとぼやく↓
コウモリポーチを入手。
◆アルカード・ロアを入手。
基本・職業経験値各1500を取得。

:
 そういわれて断れるわけもないと
 軽くぼやいてみた。
エンジェルフェザー[/話す]:
 うふふ、そんなこと言っても、
 ○○さんは
 とっても優しいんですね♪
アルカード[/話す]:
 ……お願いしますわ、ありがとう。

>黙って契約を促す↓
コウモリポーチを入手。
◆アルカード・ロアを入手。
基本・職業経験値各1500を取得。

:
 黙ったまま頷き、
 同意する旨を伝えた。
受付嬢[/話す]:
 ふん、豪胆な奴だ。
 嫌いではないぞ、その魂。
アルカード[/話す]:
 ……ありがとう。

アルカードが「お辞儀」モーション。

エンジェルフェザー[/話す]:
 お姉さん、魂に刻むっていうのは
 どうやるんですか?
 ここで出来るんですか?
受付嬢[/話す]:
 ふむ。
 善はいそげと言うからな、
 特に準備が必要なものでもない、
 今すぐに始めるとしよう。
 アルカード・ロア。
 そなたは物語より生まれ、
 記憶に住まう存在。
 その物語を、新たに
 ○○に
 刻むことに同意するか?
アルカード[/話す]:
 ……同意しますわ。
 あ、そうだ。
 ○○、
 お礼といってはなんですが……
 これは、貴方が持っていてくださる?
受付嬢[/話す]:
 ○○、
 心持つものよ。
 記憶の提供者よ。
 そなたはこれよりその心に
 アルカードの物語を刻みつけ、
 共にあることとなる。
 心せよ。
 アルカードの物語はすでに
 そなたの物語でもある。
 そなたが変われば、
 アルカードも変わるだろう。
 そなたが忘れれば、アルカードは
 この世界からも、そなたの心からも
 消えてしまうだろう。
 もちろん、そなたがどこかで力尽き、
 倒れ、命を失ってもだ。

白転。白いまま話している。

アルカード:
 何だか不思議な感覚……
 これでわたくしとあなたは
 一蓮托生、ということかしら。
 ふふふ、目を付けていた獲物に
 こんな形で助けてもらうことに
 なるなんて不思議な縁ですわね。
 約束、します。
 わたくしはいつだって
 あなたの味方でいますわ。
 もう、返しきれないくらいの
 借りを作ってしまったんですもの
 当然ですわ。
 だから、わたしがそばに居る事を
 忘れてはダメ、ですわよ?
 でも……
 何度忘れたって、わたくしが必ず
 思い出させて差し上げますわ!
 ……ありがとう

戻る。アルカードがいない。

エンジェルフェザー[/話す]:
 あれ、あれれ?
 アルカードさんがどこかに
 行ってしまいましたよ!?
 あ!
 ○○さんの
 手元に、アルカードさんの、
 ……写真、かしら?
 それ、なんですか?

受付嬢とアンジュが向きあう。

受付嬢[/話す]:
 エンジェルフェザー、落ち着け。
 憑依したようなものだ。
 今、アルカードは
 ○○の
 心の中にいるよ。

受付嬢がプレイヤーに向き直る。

受付嬢[/話す]:
 その手元のカード状のものは、
 ○○の
 心の中にアルカードがいる事を
 示す証……のようなものだろう。
 しばらくはその中だけに
 とどまらねばならんだろうが、
 そのうち外に出ることもできるように
 なるだろうさ。
 そなたの心の中のアルカードに
 会うための準備はしておくから、
 後でまた訪ねてきてくれ。
 そうそう、忘れていた。
 これにてクエストは達成。
 そなたの分の報酬だ、
 遠慮なく受け取れ。
:
 報酬を受け取った

→なんでもクエストカウンターへ移動。

アフター なんでもクエストカウンター[edit]

エンジェルフェザーに話しかける↓

上記の台詞がランダムで出た後、以下の台詞につながります。


※アルカード・ロア装備時

エンジェルフェザー[/話す]:
 アルカードさん、
 ○○さんと
 ご一緒で、とっても楽しそうです♪
[/話す]:
 そうね、悪くはないですわよ?
 ○○と
 一緒なら、喉が渇くことも
 退屈することも……
 忘れられることも有りませんしね。
 そういえば、あなたはここで
 何をしているのかしら?
エンジェルフェザー[/話す]:
 アンジュは、人間の社会が
 まだよくわからないんです。
 だから、学校に行ったり、
 ここでいろんなお仕事のお手伝いをして
 人間界の事をお勉強するんです。
 アンジュは天使だから、
 小鳥さんたちや、お友達や、
 大事な人たちが幸せになるよう
 いっぱいがんばるんです♪
[/話す]:
 ……ねぇ、
 ○○、
 この子、わたくしよりも
 おとぎ話の中が似合いそうね。
 でも、この子タイタニアとも
 少し違いますわよね……
 純真な子なのかしら。

※エンジェルフェザー・アルマ装備時


エンジェルフェザー[/話す]:
 ところで、アルカードさんの
 身に着けていた髪飾りに
 似たものを作ってみたんですけど、
 割と上手にできたかなぁ、って
 思うんですよね♪
 うふふ、学校の先輩たちにも
 お手伝いしてもらったんですけど、
 わたしもがんばったんですよ?
 
 あ、それでですねー。
 もし良かったら、
 EXイベントチケット3枚と
 「アルカードの髪飾り」を
 交換しませんか?

選択肢

 
 >特に用事はない
 >もっとお話ししたい
 >「アルカードの髪飾り」と交換したい

>特に用事はない→会話終了。

>もっとお話ししたい↓

エンジェルフェザー[/話す]:
 アルカードさん、消えずにすんで
 本当によかったですね♪
 ○○さん、
 ちょっとかっこよかったです。
 わたしも見習わなきゃ……!

>「アルカードの髪飾り」と交換したい↓
EXイベントチケットを3枚失う。
アルカードの髪飾りを入手。

エンジェルフェザー[/話す]:
 はい、どうぞ!
 大切にしてくださいね♪

※チケットが足りない場合

エンジェルフェザー[/話す]:
 あの、あの……
 EXイベントチケットが
 たりないです~。

※アイテム所持数が100の場合

エンジェルフェザー[/話す]:
 お荷物がいっぱいです。
 もっと整理しないとダメですよぉ!

受付嬢に話しかける↓

受付嬢[/話す]:
 さて、奇妙な事件であったな。
 時間があれば、アルカードに
 会ってきてやるといい。
 そなたがその心の中に
 何を見るのかは、余にはわからぬ。
 アルカードがいるのは確かだが、
 それ以外に何があるのか、
 それは余にもうかがい知れぬこと。
 アルカードがそなたと関わって
 変質するように……
 そなたとて、アルカードから
 多少の影響は受けるのさ。
受付嬢[/話す]:
 おお、そなたか。
 今日は何かごようかね?

選択肢

どうする?
 >用事はない
 >心象風景に行きたい

>用事はない→会話終了。

>心象風景に行きたい↓

受付嬢[/話す]:
 うむ、良かろう。
 案内しようではないか。
 己の内面を見つめ、精神を集中して……
 さぁ、見えてきたであろう……?

→心象風景へ移動。

アフター 心象風景[edit]

本を選択↓
本が消え、アルカードが出現。

上記の台詞がランダムで出た後、以下の台詞につながります。


※アルカード・ロア装備時

アルカード[/話す]:
 あら、なかなか趣味のいい
 相手を連れているのね、
 ○○さん
 わたくしを差し置いて、他の……
 あら? わたくしにそっくり。
 あなたも、もしかして……
[/話す]:
 あなたが、アルカードね?
 わたくしは……
 アルカード。
 詳しいことはわからないけれど、
 どうやら、わたくしたちは非常に
 よく似ているようね?
アルカード[/話す]:
 そうね、わたくしに双子の妹は
 いませんし、偶然にしてはできすぎね。
 それにしても……
 ○○さん
 覚悟なさってくださいね?
[/話す]:
 そうですわ。
 あなたが魂に刻み込み、
 覚えているべき吸血鬼は……
 ここに二人いるのですからね。

※エンジェルフェザー・アルマ装備時


アルカード[-]:
 何かご用事かしら?
 それとも、今日はお帰りになる?
 それならば、出口までは
 案内して差し上げますわ。

選択肢

どうする?
 >用事はない
 >思い出を聞きたい
 >秘密の言葉を教える
 >今日は帰る

>用事はない→アルカードが本に戻る

>思い出を聞きたい↓

アルカード[-]:
 わたくしは吸血鬼として、
 眠っている人の血を吸ったり、
 時には余闇にまぎれて人を襲っては
 血をもらっていましたわ。
 それでも、この町は明るくて、
 人が多すぎて、なかなかチャンスも
 無かったのだけれど、血を吸わないと
 力も出せなかったのだから。
 そんな折、人間の冒険者たちが
 わたくしを捕らえに来て……隠れ場所を
 突き止められて、シアターの奥に
 追いつめられてしまったわ。
 血も吸えていなくて力も出せず、
 仕方なく降伏しましたわ。
 
 ……まさか、その後で自分の出自が
 何であるかを知ることになるとは
 思っていませんでしたけれど。
 あの受付嬢に、自分の存在が
 人々の記憶によって成り立つ
 不安定なものだと聞かされた時は、
 本当に怖かった。
 
 人々に忘れ去られてしまうと、
 わたくしは消えてしまうのだと……
 自分という存在が足元から
 揺らぐようなことだもの、
 一体わたくしは自分の何を
 信じればいいのか、
 それすらわからなかったわ。
 その時、受付嬢が
 「消えなくてすむ方法がある」
 と言ったわ。
 
 ……そこにすがるしかなかったわ。
 ……あなたには、恥ずかしいところを
 見られてしまいましたけれど、
 あなたのおかげで、わたくしは今も
 こうしてここに居ることができる。
 もう絶対に、忘れさせたりは
 いたしませんからね?
 
 ……あなたには感謝していますわ。
 本当に、ありがとう。

>秘密の言葉を教える↓

アルカード[-]:
 あら、ご存知ですの?
 ならば、教えてくださいます?
 その秘密の言葉を……

秘密の言葉を教えてちょうだい(全角)

>ブラウニング↓

アルカード[-]:
 よろしくってよ。
 それが正しい合言葉。
 では、秘密を少しだけ明かしましょう。
 ……わたくし、趣味ではない相手から
 直に血をいただくのは好みではなくて、
 そういう場合はこの子……
 使い魔のオトモコウモリを使って
 血を吸ってきてもらい、
 その後でこの子から
 血を分けてもらいますの。
 この子はわたくしの髪の毛から
 作り出した使い魔……わたくしの一部
 の、はずなのですけれど……
 完全にわたくしが
 コントロールできるという
 わけではなくて、時々フラフラと
 飛んでいくし、気が付けば
 他人のスカートの中に潜り込もうと
 するし……
 こんなのがわたくしの一部から
 生み出されたなんて、いまだに
 納得がいきませんわ。

>ムルナウ↓

アルカード[-]:
 よろしくってよ。
 それが正しい合言葉。
 では、秘密を少しだけ明かしましょう。
 昔々、人と約束をしましたの。
 わたくしは夜中に街を出歩いて、
 人から血をもらう。
 その代りに、わたくしは町の外の
 怖いものから町を守る。
 しばらくの間は、その約束は
 守られていましたわ。
 人々は恐れつつもわたくしを受け入れ、
 わたくしは夜に街を守った。
 それでも、人は忘れるもの。
 長い時間が過ぎて、わたくしは何も
 変わらなかったけれど、
 人は入れ替わり、過ぎ去り、
 約束を覚えているものは
 いなくなってしまった。
 だから、わたくしは街をおびやかす
 化け物に過ぎないことになって……
 
 ここから先は面白くありませんわね。
 やめておきましょう。
 わたくしにとってそれは、
 まぎれもない事実。
 でも、アンジュやあなたにとっては、
 物語の中の出来事なのかも
 しれませんわね……。

>今日は帰る↓

アルカード[-]:
 あちらの世界へと
 お帰りになりますのね?

選択肢

 >もう少しここに居る
 >戻る

>もう少しここに居る→アルカードが本に戻る

>戻る→ダウンタウンへ移動。

アフター ダウンタウン[edit]

エンジェルフェザー[/話す]:
 無事解決ですね♪
 アルカードさんも
 ○○さんと一緒なら、
 事件を起こさなくても
 消えちゃったりしないですし、
 本当によかったです♪
エンジェルフェザー[/話す]:
 では、何でもクエストカウンターに
 行きますか?

→選択肢「なんでもクエストカウンターに」へ。

アフター アップタウン[edit]

ブラムに話しかける↓

悩める冒険者ブラム[プレイヤーに向き直る /話す]:
 よぅ、お疲れさん。
 ○○。
 
 アルカードも、吸血鬼ではなくて
 違う物語から生まれたならもっと
 平和だったのかもしれないが……
 しかしまぁ、あんたすごい奴だな。
 度胸と言うか、器が違うというか……
 またどこかで会ったら、
 頼りにさせてもらうぜ。

Last-modified: 2018-05-13 (日) 21:47:52