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タイニー・かんぱにー~人材発掘編~ ログ
ふたりでおかいもの[edit]

タイ兄さんの飛空城[edit]

【タイ兄さん】
 ああ、これか。
 イストー岬の方に、ファーイーストから依頼人が来とるはずやねん。
 そいつらを、ご希望通りに道案内するだけの簡単なお仕事やで。
 
 買い物をしたいっちゅー話やから、多分アクロポリスに
 来ることになるとは思うが、多少は寄り道するかもな。
【ガイドマシーン】
 そいツら……とおっしゃるからには、お一人ではないのですカ?
【タイ兄さん】
 せや、二人おるで。
 どっちも依頼人と思ってええ。
 まぁ、コンビくんどるようやし、困った事にはならんやろ。
 
 イストー岬の村の所までは来とるから、
 そこまで迎えに行ってやってくれや。
【ガイドマシーン】
 そのお二人は、どのような方でス?
 顔も名前もわからないと……
【タイ兄さん】
 二人組の女の旅人や。
 ガイドマシーンとお前のことは説明してあるから、
 向こうに行けばあっちの方から見つけてくれるやろ。
 
 こいつらは……ま、会えば分るやろ。
 ほれ、さっさと行くんやで。
【ガイドマシーン】
 もうイストー岬まで来てしまってイるのであれば、
 急がないトいけませんね。

イストー岬に
→移動開始!

イストー岬[edit]

【ガイドマシーン】
 ここがイストー岬です。
 この村は国境沿いの物資中継地点としていツの間にかできた……
 とか言われているようですが、昔からこの辺りニは
 いくつかの小さな村や街があったとカ。
 
 それはともカく、橋の向こうの村はつながっているように見えて
 実際には違う国なので別の村……なのでス。
 
 同じような所にあるので、一まとめにイストー岬の村とか
 呼ばれてマすけど。
【女性の声】
 あっ、あの人たちですね。
【もう一人の女性の声】
 ふへっ!?
 どこどこ?
 あ、あれかー!
【行動的な女性】
 すいません、あなた達はもしかして、タイニー・かんぱにーという
 ギルドの……
【フリーダムな女性】
 わっ、わっ、本当にキカイだー!
 ねえねえ、中に誰か入ってる?
【ガイドマシーン】
 中に誰かが入っているわけでは無いでスよ。
 そしてそちらの方のご想像通り、タイニー・かんぱにーから
 やっテまいりました、こちラ冒険者の
 ○○さんでス。
 私はガイドマシーンと申しまス。
【行動的な女性】
 冒険者さんにガイドマシーンさん……
 ボーさんとガイさんですね。
 
 ボーさんだと他の冒険者さんとも混ざってしまうから、
 何か良い呼び方を考えないと、ですね……
 あぁ、そうだ。申し遅れました。
【フリーダムな女性】
 ねえねえ、アベンジャーちゃん!
 この子すごいの! 固いし、動くし、煙も出てるよ~!
【アベンジャーと呼ばれた女性】
 スぺさん、初対面の方なのですし、ガイドしてくれる方を
 ぺたぺたするのは遠慮した方がいいかと……。
【アベンジャーと呼ばれた女性】
 あ、そうでした。
 私とスぺさんは元はモンスターだったりするのですが、
 特に敵対したりとかそういうつもりはありませんので。
 
 特にアベンジする気もないです。
 アベンジャーはあばれないんじゃぁ……
 とか……そんな感じで……
【ガイドマシーン】
 あなた達は、アルマ……なのですネ?
【アベンジャー】
 どうやら、そういうものらしいですね。
 自分達ではわかりませんでしたので、人から聞いた話で知った、
 という程度なのですけど、はい。
 
 スぺさんは見ての通りスペクターで、私はアベンジャーです。
 よろしくお願いしますね。
【スペクター】
 だよだよ、よろしく頼みますよぉー。
 ふふふーん♪
【アベンジャー】
 スぺさん、だからガイさんをぺちぺち叩くのは
 止めた方がいいと……
【ガイドマシーン】
 なルほど、私たちはアルマのことをある程度知っていますからネ。
 では、依頼内容を改めて確認させていタだきたいのですが、
 お買い物をするために道案内を頼みたい、
 という内容で間違いありませんカ?
【スペクター】
 うんうん! そうなの。
 シューちゃんにプレゼントをしたいから
 大きな町にお買い物に行こうとしたけど
 道がよくわからなくて。
【ガイドマシーン】
 なるほど、それでうちに依頼を。
 ところで、そのシューさんはどちらに?
【スペクター】
 仲良しなんだけどー。
 おせわになってるシューちゃんには秘密でこっそり
 プレゼントをあげるの♪
 だから、今日は一緒じゃないのー。
【アベンジャー】
 私も、シューさんという方とは面識がないんですが……
 スぺさんとはこの姿になってから何度かお会いしていたものですから。
【スペクター】
 で、相談したら、アベンジャーちゃんが一緒に来てくれることになって。
 でもやっぱり道には詳しくないから、人間さんにクエストを
 お願いしてみたらいいんじゃないかって。
【アベンジャー】
 私も、外に出てみたいという気持ちは有りましたから。
 人間の皆さんが冒険者さんにクエストを依頼するというのは
 知識では知っていたのですが、どこで依頼したらいいのか
 知らなかったので、悩みました……
【スペクター】
 すごいすごい、アベンジャーちゃんってほんっとーにすごいよねー。
 えらいにゃー。
【アベンジャー】
 え、あの、はい。
 ちょっと照れますけど、褒めてもらえるのは嬉しいです……
 
 ええと、依頼の確認でしたよね。
 改めてご説明しますと、私たちを大きな町まで連れて行ってもらい、
 買い物をするお店の案内をしてほしい、という事になります。
【スペクター】
 あとねあとね、わたしたち今までアンデッド城のなかに
 こもってばっかりだったからね、せっかくだから
 風景の綺麗な所とかも行きかえりに見ていきたいにゃーって。
【ガイドマシーン】
 ふむふム……
 大きな町で買い物となると、やはり交易都市である
 アクロポリスシティに向かうのが良さそウですね。
 後は、お店の案内と風景のいいとコろ、観光も含む感じでしょうカ。
【スペクター】
 うんうん、ガイドマシーンちゃんもかしこいにゃー。
【スペクター】
 ○○ちゃんも、お買い物の案内、よろしくにゃー♪
【ガイドマシーン】
 了解しましタ、
 では、行きましょうカ。

アクロポリスに向けて
→出発する

ウテナ湖[edit]

【アベンジャー】
 はい、よろしくお願いしますね。
【スペクター】
 ふへへ、シューちゃんに何を買ってあげよっかなぁ……
 ねねね、早く行こうよー!
【ガイドマシーン】
 ここはウテナ湖デす。アクロポリスからほど近い湖なのですが、
 少し気の荒いモンスターが住みついているので、
 冒険者や釣り好きな人などが来る以外は
 そこまで人が多いところではないでス。
 
 昔、大雨が続いた時に、ここで太陽の精霊を目覚めさせるための
 儀式をしたことがあるという噂もありますが……
 その辺りは詳しく知られていませンね。
【アベンジャー】
 太陽……いいですね。
 アンデッド城は暗いところばかりで、気が滅入ってしまう事も……
 
 暗いところ、苦手なんです。
 個人的には明るいところが好きで……
 おかしいでしょうか……?
【スペクター】
 わー、わー……。
 
 こんなきれいなところが、世の中にはいっぱいあるんだー……
 これはシューちゃんにも教えてあげなきゃいけないにゃー。
 ……ん?
【スペクター】
 あれあれ?
 誰が呼んでるのかにゃー。
【アベンジャー】
 お城の外は本当に広いのですね……
【アベンジャー】
 スぺさん、これから……あれっ?
 スぺさん?
 どこに行っちゃったの!?
【ガイドマシーン】
 おや、さっきまでそこにいたはずでしたガ……
【アベンジャー】
 ど、ど、どうしましょう。
 スぺさんが居なくなってしまったら旅の目的も……
 それに、私がここにいる意味まで……
【ガイドマシーン】
 ま、まぁまぁ。
 アベンジャーさんモ落ち着いて。

スペクターは
→まだこの辺りにいるかも?
→まずは探してみよう
→共通

【アベンジャー】
 そ、そうですよね!
 つい、焦ってしまいました……
 スぺさん、一体どこに行っちゃったんでしょう……
【アベンジャー】
 スぺさん、どこに……
【アベンジャー】
 あ、あそこにいるのは……?
【アベンジャー】
 スペさーん!
【スペクター】
 あー。
 アベンジャーちゃん、みんなー、ちょうどよかったー。
【アベンジャー】
 一体何を……
【スペクター】
 あのねあのね!
 あの人さみしいんだって。
 なんとかできないかにゃー?
【アベンジャー】
 えっ?
 ……ああ、そういう事……ですか。
 
 ううんと……ここはお天気もいいし、これ以上
 何をしてあげたらいいか……?
 私はお花が好きだから、こういう時は
 きれいなお花をあげるとかしか思いつかないですね……
【スペクター】
 ふんふん、なるほどなるほどー。
 アベンジャーちゃん、あったまいー!
 えっと、みんなちょっと待っててね。
【スペクター】
 おっはなー、おはなーはどこですかー。
 あかあおきいろのきれいな子ー♪
【スペクター】
 あった!
【ガイドマシーン】
 ああ、花をお供えするんですネ。
 何のことかと思いましタけれど、ようやく分かりました。
【アベンジャー】
 そう、ですね。
 ちょっと、わかりにくいところも有りますけど……
【アベンジャー】
 誰かのために何かしてあげたい……
 それを行動に移せるのは、本当にすごいなって……
【ガイドマシーン】
 とはいエ、急にいなくなってしまうのは困りますね。
 驚きましタ。
【スペクター】
 ふへへー、ただいまっ。
 待たせちゃったかにゃ?
【ガイドマシーン】
 スペクターさん、今度からどこかに行く時は
 あらかじめ声をかけてくださイね。
 迷子になられてしまうと、私たちが困ってしまいますから。
【スペクター】
 あ、ごっめーんにゃー。
 今度から気を付けるー。
【アベンジャー】
 もう……仕方ないですね。
【スペクター】
 じゃぁ、いこっか。
 次は大きな町ー♪
 いざいざ、シューちゃんへのプレゼントを買いに行くのだー♪
【ガイドマシーン】
 だから、一人で行くのは待って下さいトあれほど……
【スペクター】
 早く来ないとおいてっちゃうよー。
 ふふふーん♪
【アベンジャー】
 ……あの子にあれだけ慕われている、シューちゃん、という方は
 幸せですね。
 ……ちょっと、羨ましいです。
【ガイドマシーン】
 ○○さん、アベンジャーさん、
 そろそろ行きまシょう。
【アベンジャー】
 私も、まだ未熟ですね。
 ガイさんも呼んでるし、行きましょう、ボーさん
 ……ううん、やっぱり少しこの名前だと呼びにくいですね。
 ○○さん、
 というのがいいでしょうか……?

ダウンタウン[edit]

【スペクター】
 ふわわー!
 人がいっぱいだにゃー。
 お店もいっぱいだにゃー。
 急いで行くんだにゃー!
【アベンジャー】
 あっ、スぺさんっ!?
【スペクター】
 ……あれあれ?
 突然背が伸びた気がするなぁって。
【ガイドマシーン】
 背が伸びたのではなく、ただ単に
 ○○さんにつままれているだけですヨ。
【スペクター】
 ぶーぶー。わかってるもーん。
 ガイドマシーンちゃん、野暮かもー。
【アベンジャー】
 そんなことを言っても、スぺさん。
 ここで迷子になったら、私たち二度と再会できないかもしれませんよ……
【スペクター】
 それは、そうかもー……
 うん、大人しくしよっかな。
【ガイドマシーン】
 ○○さん、流石の対応でスね。
【スペクター】
 わたしを捕まえるとはさすがだにゃー。
 でも、そろそろ降ろしてくれていいと思うんだけどー……
 ダメ?
【アベンジャー】
 つままれていたスぺさんも可愛かったですよ?
 つままれたスペクターだから、つままくたーとか……?
【スペクター】
 つままれるなら、でっかいわたしより小さなシューちゃんのほうが
 似合ってるのにー……
【ガイドマシーン】
 ここは交易都市アクロポリスシティの下層部、
 ダウンタウンと呼ばれるエリアとなりますネ。
 
 今ではずいぶんと明るい場所ニなっていますが、
 昔はアップタウンに入ることができない方々の住む、
 少し治安の悪いところもあったようデす。
 
 もともとこのエリアは……
【アベンジャー】
 ガイさん、確かに博識ですけど……
【スペクター】
 早く見て回りたーいっ……ねー。
【押し売り商人】
 あーら、お嬢さんたち旅人さんっ?あらあらあらあら、
 お肌の手入れがなってないわよもうしょうがないわねー。
 ほら、アタシの化粧水分けてあげるから使ってみなさい? 
 ね? ね?
【アベンジャー】
 え?
【スペクター】
 にゃ?
【押し売り商人】
 スロウリィ!あなた達ちょっと反応がすっごくダメな方に
 スロウリィよもう!
 都会の荒波は動きが早くて生きプルルの目を
 抜いちゃうほどなんだからもう!
 そんなあなた達にお勧めなアイテムがあるんだけど買うわよね、
 ええそうよ!

二人が危ない!
→割って入る

【押し売り商人】
 キャッ、何よアンタ邪魔するの……ってやだぁ、
 冒険者さんじゃなーい。
 この子たちのガイド兼ガードって感じ?
 ならアタシの出番はないかしらねー、じゃぁまたねーっ♪
【スペクター】
 ……びっくりしたー。
 もう何というかー……
【アベンジャー】
 相手の方が何を言っているのか分からないままに
 お財布を出すところでした……これは一体……
 ○○さんがいてくれなかったら
 どうなっていたか。
【スペクター】
 ○○ちゃん、ありがとー! 
 すごーい!
【ガイドマシーン】
 どウしました?
 ……ああなるほド、ダウンタウンはちょっと強引な
 露店商もそれなりにいますからネ……
 おそらく、地方からの旅行者をカモにする商人さんだと思われますから、
 注意しましょウ。
【スペクター】
 なんかねー、あのひとねー、男の人に見えたんだけどねー、
 お姉さんっぽい喋り方ですっごーく早口なの。
 なんでかにゃー?
【ガイドマシーン】
 さぁ……?
 個人の趣味かもしれませンし、お仕事のために
 そういうキャラ付でお話されているのかもしれませんシ……
 迷惑がかからなければ自由でよいかト。
【アベンジャー】
 そうですね……でも、正直あの口調とテンションに
 翻弄されたのは事実……
 私もまだ未熟です。
 ○○さんは世慣れているのですね……
 すごいです。
【ガイドマシーン】
 ○○さんは、
 かんぱにーの期待のホープですかラ。
【スペクター】
 さてさて、さっそくのトラブルも解消してもらえたし、
 お買い物に改めて出発するよぉー♪
【アベンジャー】
 ええ、いきましょう。
 ……私も、楽しみです……♪
【スペクター】
 わー、わーっ!
 アベンジャーちゃん、見て見て!
 これ、可愛い!
【東側の露店店員】
 えっ、テリヤキが……?
 味は保証するけど、可愛いっていう表現ははじめて聞いたかも……
【アベンジャー】
 キャンディー……あ、これいいですね。
 おいしそうだし、可愛い……
【スペクター】
 わたしもわたしもーっ。
 それくださいなー♪
【スペクター】
 あ、おいしい!
【東側の露店店員】
 そちらのお嬢さんもどうぞ♪
 これはサービスしておくわよ。
【アベンジャー】
 あ、ありがとうございます。
【アベンジャー】
 ……本当に、おいしい……♪
【スペクター】
 ふへへっ、おそろいだねー♪
【アベンジャー】
 え、ええ……うふふ……♪
【スペクター】
 わたしも、似たような飴持ってるから
 今度アベンジャーちゃんにもわけたげるね♪
【スペクター】
 ……あー、そうだ。
 シューちゃんへのプレゼント、何がいいだろう……
 なんかねぇ、ここ、お店が多すぎて何を買ったらいいのか
 悩んじゃう!
【アベンジャー】
 ううん……やはり、それは私たちが決めていいものでは
 ないと思います。
 
 その……シューちゃん、という人にスぺさんが感謝をこめて
 送る物だから、スぺさんが知っているその人が、
 どんなものを喜ぶかを考えた方がいいのではないかなって。
【スペクター】
 シューちゃんが喜ぶ……ううーん。
 なんだろう……?
 帽子はもう被ってるし……
【アベンジャー】
 その方の気持ちになって考えてみたらどうでしょうか……?
【スペクター】
 えっとね、シューちゃんはなんかねー、
 かっこいい感じの言葉が好きでー……
 弓を持ってて……あ、そうだ!
【アベンジャー】
 一人で大丈夫ですか?
 私か、ガイドのお二人がいたほうが……
【スペクター】
 大丈夫なのっ。
 わたし一人でも、お買い物できるもん!
 
 アベンジャーちゃんもそうだけど、
 シューちゃんも優しいけど心配性なの。
 もうちょっとわたしのこと信用してくれてもいいのにー。
 ぷんぷーん。
【アベンジャー】
 良かった、無事に戻って来れましたね。
【スペクター】
 へへーん。
 だから大丈夫だって言ったでしょー?
【ガイドマシーン】
 プレゼントは、何をお買いになったのでしょうか?
 よろしければ聞いてもいいですカ?
【スペクター】
 あのねあのね、シューちゃんは弓使いさんだから……
 矢をいっぱい持って歩けるように、デイパックを買ってきたのぉー♪
【ガイドマシーン】
 それはいいですネ。
 きっと、その方も喜ばれるでシょう。
【アベンジャー】
 そうですね……あ、ガイさん。
 この後のことなのですが……
【スペクター】
 (ねえねえ、ちょっとおねがいがあるんだよぉー……
  あのねあのね、アベンジャーちゃんにもお世話になったから
  お礼をしたいの。
  だから、こっそり一人で買い物に行きたいの)
 
 (プレゼントはやっぱりサプライズであげるのがいいかにゃーって。
  ……だから、お花を売っている人とかお店とか、
  おしえてくれないかな?)
【アベンジャー】
 スぺさん、どうしました?
【スペクター】
 うん、実はね……あっ!
 壁の所に野生のテリヤキが走ってる!
【アベンジャー】
 えっ!?
 なんでテリヤキ!?
【アベンジャー】
 やですねぇ、スぺさん。テリヤキなんて走っているわけが……
 あ、あれっ!?
 スぺさん……?
【アベンジャー】
 ど、どうしましょう!?
 スぺさんが行方不明に……ああっ
 ど、どこに行ってしまったの!?
 い、一緒に探してくださいっ!!
【アベンジャー】
 ど、どうしましょう……
 どこに行ってしまったのでしょう……
【ガイドマシーン】
 まずは、近くにいないか探して見ましょウ……
【アベンジャー】
 は、はいっ!
【ガイドマシーン】
 見つからなイですね……
【アベンジャー】
 スペさん、どこに行ってしまったのでしょう……
 もしかして、私があまりにうるさいから……
そんなことはないし、スペクターもきっと
アベンジャーには感謝しているだろう、と伝えた。
【アベンジャー】
 でもっ……スぺさん……いえ、スペクターさんも、
 私のわがままに気が付いているんだと思います。
 もし嫌われてしまったらって思うと、不安で仕方なくて……
【ガイドマシーン】
 ……?
 
 でモ、あなたはスペクターさんを助けテあげて、
 お買い物の準備をしてあげたりしているじゃナいですか。
 嫌われる理由はナいのでは?
【アベンジャー】
 他人に寄りかかっているのは、スペクターさんじゃなくって私の方。
 一人ぼっちがいやで、誰かに頼りにされたくて……
 
 私を頼ってほしくて、そのためにあれこれと言いすぎて……
 きっと、私のそんなワガママなところを知られていたんじゃ
 ないかって……
 自分の中で、不安が消えなくて……
【ガイドマシーン】
 ソれがお互いの利益になるなら、問題にはならないと思うのですが、
 気持ちの問題は難しいデすね……
【スペクターの声】
 みょえーん!?
 ちょ、ちょっとまってほしいにゃー!?
【アベンジャー】
 今の、スぺさんの声……っ!?
【ガイドマシーン】
 なにかピンチっぽいのは別として、見つかったのはいいことでス。
 行きましょウ!
【押し売り商人】
 あーたにはもう一押しの華やかさがね、ワンポイント追加するだけで
 一気に華が開くようにこうぶわーって感じになってビビッドな感性が
 満開するって感じよ!
【スペクター】
 はんぶんもわかんにゃいよぉー……
 ああ、でもなんかそれを買えばみーんな笑顔になれたりするのかにゃー?
【押し売り商人】
 もーっちのロンロン!
 いいこと、その磨けば光る球をくすんだままにしておくなんて
 罪なことはしちゃダメなの。
 あなたの、この街の、いいえ人類全体の損失、
 いいえ罪になってしまうの。
 
 空は曇り花は枯れ人々の笑顔は失われて
 つまらない日々を送ることになるの。
 だからあなたがこの超☆高級な……
【アベンジャー】
 ……もしもし?
 私の大事なお友達に、何か変なものを
 売りつけようとはしていませんかー?
【押し売り商人】
 もーっ、なによ今いいところな……!?
【アベンジャー】
 アベンジする気はないですけど、もしスぺさんに
 ひどいことをする気なら、もしかしたらアベンジしちゃうかも。
 グリグリじわじわと効いてくるタイプの
 地味にいやーなアベンジを……
【押し売り商人】
 ……あら、やだァ♪
 物事をすぐに大真面目に受け取るのは若い子の悪い癖よン。
 うふふ、今日は商売するには方角が悪いみたいね、退散退散~♪
【スペクター】
 ふぇ……
【アベンジャー】
 スぺさん、大丈夫でしたか!?
 変なもの買わされたりしてませんか?
 妙な契約書にサインしてませんか!?
【スペクター】
 アベンジャーちゃん、ありがとにゃー。
 すっごくたすかったよぉ……
 あぶなく帰りのおやつ代まで使ってお買い物をしちゃうところだった……
【アベンジャー】
 良かった……
【アベンジャー】
 でも、なんで勝手にどこかに行ってしまうんですか!
 確かに、私は口うるさいし、スぺさんに構ってほしいからって
 あなたの意見も聞かずついてきてしまいましたけど……
 
 ……それでも、心配なんです。
【スペクター】
 あ……そっかー。
 アベンジャーちゃん、ごめんね。
 ○○ちゃんにお願いして
 時間をかせいでもらっていたんだけど、心配させちゃった。
【アベンジャー】
 え?
 ○○さん、もしかして……
【スペクター】
 あのねあのねあのね、実は……これ!
【アベンジャー】
 ……あ。
 綺麗な、お花……
【スペクター】
 シューちゃんへプレゼントを買うのはわたしだけなのに、
 お世話になってばっかりだから、こっそりプレゼントを
 買いに行ってたの。
 
 わたしから、○○ちゃんにお願いして、
 お花を扱ってそうなファーマーさんのいそうな場所を教えてもらって、
 時間をかせいでもらって……
 
 でも、さっきのへんな人に捕まったり
 アベンジャーちゃんに心配かけたり、
 一人で出来るって思ってたけど、
 やっぱまだまだダメだったかも……
 
 ……怒ってる?
【アベンジャー】
 怒ってるわけ……そんなわけ、ないじゃないですか……
 私が、お花が好きだって言ってたの覚えててくれたんですね……
 とっても、素敵です。
 ありがとう、スぺさん。
【スペクター】
 にゅふふー、お花に関してはあんまり詳しくないけど、
 ファーマーさんに選んでもらったんだよぉ♪
【アベンジャー】
 ……嬉しい、です。
 
 あの、スぺさ……いえ、スペクターさん。
 改めて、私とお友達になってもらえますか?
【スペクター】
 ふへへ、もうお友達だけど、何回お友達になってもいいよね♪
 
 改めて、よろしくねぇ♪
【アベンジャー】
 はい……よろしく、です。
 
 ……それにしても、さっきは
 ○○さん達の前で、お恥ずかしいところを……
【スペクター】
 え、なになに、何があったの?
 お友達なんだから教えてくれてもいいと思うんだけどー。
【ガイドマシーン】
 親しき仲にも礼儀あり、デすよ。
 それはノーコメントとしておきます。
 ○○さんもそれでいいですヨね?
【アベンジャー】
 そ、そうですそうです!
 親しき仲にも……礼儀とか、名義とか、遮断機とか……
【スペクター】
 アベンジャーちゃん、もしかしてだじゃれ好きなの?
【アベンジャー】
 ……はい♪
【アベンジャー】
 えっと、ひとまずはお買い物も無事終わったわけですし、
 かんぱにーにご挨拶に行こうと思うのですが?
【ガイドマシーン】
 ああ、ならばご案内しマすよ。
 もしかして、アベンジャーさんが依頼をした相手はうちの代表でスか?
【アベンジャー】
 代表……かはわかりませんが、タイニーっぽい顔の、小柄な方です。
【ガイドマシーン】
 代表ですネ。
 いつの間に営業してたんデしょう……
 まぁ、それはいいとして、ご案内しまス。

タイ兄さんの飛空城[edit]

(荷物がいっぱいのとき)

【スペクター】
 ふへへっ。
 ねえねえ、かばんがパンパンで
 はじけちゃいそうだよー?
【アベンジャー】
 一度、倉庫に投げ……ではなく、
 ええと、ギルド商人さんでしたっけ、
 荷物預かってくれる方におねがいを
 するのがいいかと……
 倉庫にそーっこ……くす。

(通常)

【スペクター】
 わーわー!
 すっごーい、景色いい!
【アベンジャー】
 こんな大きなギルドだったんですね。
 ギルド……広すぎるど……なんて。
【ガイドマシーン】
 代表、お客様をお連れしまシた。
【タイ兄さん】
 おう、長旅お疲れやで。
 ○○もご苦労やったな。
 とはいえ、今回は観光案内やったし苦労はせんかったかもしれんが。
【スペクター】
 ○○ちゃんはすっごくがんばってくれたよぉー♪
【アベンジャー】
 ええ、その。
 いろいろとお世話になりました。
【タイ兄さん】
 おお、よかったな。
 ワイの事は気軽にタイ兄さんと呼んでええんやで……
 で、どやった。
 アベンジャーにスペクター、人間の街はええとこやったか?
【スペクター】
 うん!
 困ることもあるけど、面白いねぇ!
【アベンジャー】
 タイ兄さん……だから、ええと。
 タイさん、ですね。
【タイ兄さん】
 どこに退散せえちゅーねん。
 それはええとして、どやった?
【アベンジャー】
 いいところなのだな、と。
 ああ、そうでした。この仕事のほうしゅう……でしたっけ。
 人に何かを頼んだのであれば、お礼をする必要がありますよね。
【アベンジャー】
 あの……
 ○○さんも、お友達になってはいただけませんか?
【スペクター】
 もう友達だよ、ねーっ?
 
 あっ!
 そうだ、あのねあのね!
 ○○ちゃんにもお礼しようと思ってたの!
 
 だって、あなたにもいっぱいお世話になったんだもんねー♪
 あのねあのね、この靴なんだけど、わたしとおそろいなの!
 あ、もちろん新品だよぉ♪

何色にする?
→スペクターシューズ(黒赤)
→スペクターシューズ(白黒)
→スペクターシューズ(白青)

「スペクターシューズ(白黒)」を受け取った
【スペクター】
 ふっふーん♪
 大事にしてねー。
 ……あ、ごめんなさい、アベンジャーちゃんのお話の途中だったよね。
【タイ兄さん】
 ま、ええて。
 ゆるーくいこうや。
【タイ兄さん】
 モンスターが元の姿であるアルマが、人の社会に入り込んで
 依頼の真似事するなんちゅー珍しいもん見れたんや。
 
 それだけでも価値はあるが……
 せやな。
 お前らこのギルドに入って色々なことをしてみるってのはどや?
【スペクター】
 おもしろそうだけどー。
 わたしはシューちゃんにプレゼントを
 渡しに行かなきゃいけないからダメー。
【タイ兄さん】
 その、シューちゃんって奴は一体全体どういう奴なんや?
【スペクター】
 えーっとぉ。
 シューちゃんはねー、ちょっとだけ背がちっちゃいけど、
 お世話焼きさんでかっこつけで、弓使いさんで、帽子で、
 とっても優しいのぉー♪
【ガイドマシーン】
 ……あレ?
 気のせいかもしれませんけど、どこかで見かけたような……
【コランダム】
 コランダム、シッテル!
 スケルトンシューター!
【スケルトンシューター】
 あいつらしき奴が、ダウンタウンに……
 あとで探しに行かないとな。
 おつかれさま、定時報告だ……
【タイ兄さん】
 おう、お疲れやで。
【スペクター】
 あ、シューちゃんだぁ♪
 わーいわーい、ふへへへ~♪
【スケルトンシューター】
 おおっ!?
 あっ、スペクター!
 お前こんなところで何してるんだ!
 急にいなくなるから、探したんだぞ!
【スペクター】
 シューちゃん、はいっ!
 いつもお世話になってるから、アベンジャーちゃんに手伝ってもらって
 プレゼントを買ってきたの♪
 
 弓使いのシューちゃんが使いやすいよう、
 デイパックにしたんだよー♪
【スケルトンシューター】
 お、おう……あ、これはいいな。
 ありがとう……って、もしかしてこのために行方不明に!?
【スペクター】
 一人でもお買い物に行けるもん……って思ってたの。
 やっぱりみんなに助けてもらわないとダメだったけどね。
 シューちゃんにも心配かけちゃった?
【スケルトンシューター】
 当たり前だろう、このおバカ……
 すっごく心配したんだぞ。
 でも、あたしのためにプレゼントを買いに行こうなんて
 考えてくれたのはすっごく嬉しいよ。
【アベンジャー】
 あの、スぺさんをあまり怒らないであげてくださいね。
【スケルトンシューター】
 ああ……って、お前は?
【スペクター】
 アベンジャーちゃんだよ!
 お友達になったの!
【スケルトンシューター】
 スペクターの友達なら、大丈夫だな。
 あたしはスケルトンシューター、
 こっちの浮かんでるのはコランダムだ。
 よろしく頼むな。
【コランダム】
 ヨロシク!
【アベンジャー】
 あの、シューちゃんさん、こちらこそよろしくお願いしますね。
 スケさんとコラさん……
 スケさんとスぺさん……ふふふ……♪
【スケルトンシューター】
 ……なぁ、
 あたしの名前ってそこまで笑えるものなのか?
【コランダム】
 ワカンナイ!
【スペクター】
 ふへへ、かわいいと思うよ?
【スケルトンシューター】
 ……まぁいいか。
【ガイドマシーン】
 うんうン、いいですねぇ。
 友達同士の友情。
 言わなくても分かるかもしれないけレど、
 言わなければわからないかもシれない不安。
 
 この友情の事を知った私の身体も、友情の熱さで熱が……
【タイ兄さん】
 せやな、歓迎するで。
 そういえば、この前町で妙な押し売りに化粧品の取引を
 持ち込まれたんやけど、誰か興味ある奴おるか?
 
 ほぼ原価で引き取ってやったさかい、
 社割でええで……実際の効果は期待せん方がええけどな。
給料?として150Gold受け取った!

Last-modified: 2016-11-19 (土) 17:58:11