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*アミス先生の空飛ぶ教室「アルマたちと絆の樹」 ログ&br;「卒業式」 [#ia8f0205]

#contents

**アミスの飛空庭 [#r0439e24]
→12時間目の選択肢から接続。
明けると、
操舵輪の前にアミス、ぷるぷる、プレイヤー、ロウゲツが並ぶ。
絆の樹の周囲にアルマたちとスモモ。
 アミス[/話す]:
  みんな、本当にありがとう。
  ぷるぷるもお礼を言ってるわ。
  さぁ、教室に戻って、
  今日の授業を始めましょう。

デスがアミスに向き直る。

 デス[/話す]:
  ……まぁ待ちたまえよ
  アミス、そしてぷるぷる。
  このまま授業を始めるなど興が乗らぬ

間。
デスが植木を回り込んでアミスに近づく。
BGMがbgm_1022になる。

 デス[/話す]:
  わかっているのだろう?
  自身も、ぷるぷるも、
  まだ本調子ではないことに。

  そして……心の奥に、
  ほんの少し後悔を残していることに。

 

 アミス[/話す]:
  そ、そんなことは……

 ぷるぷる:
  ぷるっ!
  ぷるぷるっ!

ロウゲツがアミス側に向き直る。

 ロウゲツ[/話す]:
  ……私の口からは
  言うまいと思っていましたが、
  ○○様も
  同意下さったようですね。
  アミス先生、ぷるぷる様、
  ご自分の心を偽るのは、
  もう、おやめください。

スモモがアミスに向き直る。

 スモモ[/話す]:
  二人とも、こう思ってるでしょ。
  確かに、命は助かった、
  記憶も取り戻せた。
  それで十分だ……だから、
  これ以上を望んではいけない、って。

  確かに、助かっただけでも
  結構幸運なことだとは思うよ。
  でも、もっと幸せになってもいいの。
  みんなだって、きっとそう思ってる。

 :
  アルマ達も、
  守護魔達も、
  ネコマタ達も、
  黙って頷いていた。

 デス[/話す]:
  幸い、ここには多くのアルマと、
  守護魔と、ネコマタがいる。
  ○○という
  ここ一番で頼れそうな奴もいる。
  そして、そこの「樹」もいる。

  もちろん、安全確実とは言わん。
  だが、それでも、一度味わった
  幸せの果実を手放すことは、
  とても難しく……そして、辛い。
  それは、そなたたち二人だけではない。
  見よ、そんたたちの仲間を。

バウが近づいてくる。

 バウ[/話す]:
  アミス先生……
  ぼく、やっぱりぷるぷるちゃんと
  一緒にかけっこしたいです……
  ぼくはわがままなバウですか……?
  それでも、ぼくは一緒がいいです!

シャボタンが近づいてくる。

 シャボタン[/話す]:
  せっかく、人の姿になって
  他の人ともお話ができたのに……
  わがままだとは、思うんですけど。
  それでも、ぷるぷるちゃんに
  人の姿になれるようになってほしい!

ローキーが近づいてくる。

 ローキー[/話す]:
  私が人の姿になれた時、
  ぷるぷるは祝福してくれたのじゃ。
  羨ましいと言ってくれたのじゃ。
  だから、同じ人の姿になれて……
  それなのに、それなのに……

バルルが近づいてくる。

 バルル[/話す]:
  ぷる子はガマン強すぎなんです。
  いーです?
  アミス先生の生徒としては先輩でも、
  人の姿になれるアルマとしては
  後輩なんですから……先輩の言う事
  きいていればいーんですよ。

シーホースが近づいてくる。

 シーホース[/話す]:
  わたくしはアミス先生と
  ぷるぷる様から、人として幸せを
  追い求めることは悪い事ではないと
  教えられました……なのに、
  何故今お二人は幸せを諦めようと
  しているのです?

ペペンが近づいてくる。

 ペペン[/話す]:
  そうなのです!
  アミス先生にも、ぷるぷるさんにも
  ここに居るみんながお世話に
  なっているのです!
  だから、今度はペペンたちが
  お世話をする番なのです!

サラマンダーが近づいてくる。

 サラマンダー[/話す]:
  アミス先生とぷるぷるはさぁ、
  あたし達みんなを幸せに
  してくれたんだよね。
  だから、あたしたちも少しくらい
  二人を幸せにしたいんだ。

ミニーが近づいてくる。

 ミニー・ドゥ[/話す]:
  レディーになるには、
  やっぱり人間の体がないと
  とーっても大変なんです。
  だから、ぷるぷるも人間の体になって
  一緒にお勉強したいですよぅ!

白い使い魔が近づいてくる。

 白い使い魔[/話す]:
  あの……お祖父さまも、お祖母さまも
  言っていました。
  幸せになろうと願う事は、
  決して罪ではないのだと。
  先生とぷるぷるが悲しんでいると、
  お二人もきっと、悲しいと思います……

オートメディックが近づいてくる。

 オートメディック[/話す]:
  ……アンタ達は、今、生きてる。
  幸せになれなかった人も、いる。
  だから、生きていて、幸せになれるなら
  必ず幸せにならなきゃ……ダメだ。
  上手く言えないけど、
  アタシはそう思う……

ダークフェザーが近づいてくる。アルマたちで整列する形になっている。

 ダークフェザー[/話す]:
  ねぇ、アミス先生、ぷるぷる。
  あなたたち、ばかなの?
  幸せになりたくないの?
  悲しいままでいたいの?
  私や皆を、困らせたいの?

  お願いだから……
  私達を泣かせないで。

アミスとぷるぷるが向き合う。

 ぷるぷる:
  ぷる……

 アミス[/話す]:
  ぷるぷる……。
  
  そう……そうよね。
  わたしが、逃げていたのかも。
  目を背けていたのかも、
  しれないわね……

アミスがアルマたちに向き直る。

 アミス[/話す]:
  わたしからも、お願い。
  ぷるぷるの力を取り戻すため、
  あと少しだけ、みんなの力を
  貸してほしいの……。

ロウゲツとぷるぷるが向き合う。

 ロウゲツ[/話す]:
  では、始めましょうか。
  デス、後はお任せしますよ。

ぷるぷるが絆の樹の前に移動する。
アルマ達がぷるぷるに注目する。
ぷるぷるがアルマたちに向き直る。

 デス[/話す]:
  ……さぁ、樹よ、見せてくれ。
  我々はいったい何者で、
  何のために生み出されたのか。
  
  何ができるのか、
  何をなすべきなのか……
  可能性の、その先を……

アルマたちにエフェクト。     (メモ:小さく光が散ること3回)
***全員揃っている場合または守護魔>ネコマタの場合 [#s5e724bd]
 ロウゲツ[/話す]:
  ……む、いけませんね。
  予想以上に、吸収される力が
  多いのか、アルマ達の消耗が
  激しいようです。

アルマたちの両脇に守護魔全員が出現する。
同時に、ロウゲツが絆の樹側に向き直る。

 ロウゲツ[/話す]:
  みなさん、我々もお力添えしましょう。
  ○○様、
  ご心配は不要でございます。

  なに、この姿はもともと
  想いの力の集積機……ではなかった
  フシギなたまごから漏れ出た
  想いの力を借り受けただけのもの。
  
  最悪、元の姿に戻るだけでございます。
  消えたり傷ついたりはしませんので、
  ご安心くださいませ。

 デス[/話す]:
  ふむ……おい、執事。
  守護魔とは何か、話の続きを
  聞いていなかったな。

 ロウゲツ[/話す]:
  案外しつこいお方ですね。
  以前お話した、愚かな男の
  おとぎ話の続きとなりますが……

  憎しみと願いはあふれ、
  男の体を突き破り、二つの別の存在と
  成り果てました。そして、
  色々あって憎しみは姿を消した。
  
  残された願いは、おそらくは
  途方に暮れたのでしょう。
  自分一人で、何ができるのだろうと。

  ところが、ある時に気づいたのです。
  自分は、一人ではないと。
  
  それは自分よりも古い、
  世界に偏在する存在でありました。
  それは自分より新しく、
  想いから生まれた存在でした。

 ロウゲツ[/話す]:
  森羅万象を司る古き存在だけでなく、
  季節の移ろい、ささやかな願い、
  儚い期待、不安、幼い欲望……
  それらの形のない希望や想いに、
  「想いの力」が寄り添って、
  形を与えたもの……
  それが、守護魔と呼ばれるものです。

  あなた方アルマは、きっかけは別でも
  同じ「想いの力」によって、
  人に興味や好意を持っていた方々が
  その姿を得たものではないかと……
  そう、願っております。
  故に、我々はあなた方と、その周囲の
  皆さまが健やかに育まれますよう、
  願い、守り、ささやかながらお手伝いを
  しようと思ったわけでございます。

 デス[/話す]:
  なるほどな、道理で貴様だけ、
  魂が半分しかないのかと
  不思議に思っていたところだ。
  
  おとぎ話、ね……

 ハヅキ[/話す]:
  準備、できた……

 ムツキ[/話す]:
  さぁ、みなさん。
  自分の力を、あの樹に向けて。

守護魔たちが絆の樹に注目する。

 フミツキ[/話す]:
  いっくよー!
  元気になーれっ!

守護魔たちにエフェクト。        (メモ:小さく光が散ること3回)

全員揃っている場合は守護魔<ネコマタの場合に続く
守護魔>ネコマタの場合は共通部へ

***守護魔<ネコマタの場合 [#s43d93fb]
校舎からブランとシャノワールが出てくる。

 ブラン[/話す]:
  あらあら、困りましたね。
  私たちも手伝った方が
  良いかもしれません。

 シャノワール[/話す]:
  ……しかし、いま力を使うと、
  絆の樹の開花に合わせて
  「門」を開く予定が……。
  ……くっ、しかしこのままだと
  ぷるぷるだけではなく、
  アルマ達も全員危険か。

ブランとシャノワールが向き合う。

 ブラン[/話す]:
  ……あなたが私たちのことを
  第一に考えてくれているのは、
  みんな知っていますよ。
  だけど……ちょっとくらいの寄り道は、
  私たちのご主人様だって笑って許して
  下さいますよ♪

スモモがブランたちに向き直る。

 スモモ[/話す]:
  そうそう、それに、あの子たちを
  危険な目に合わせて帰っても、
  みんな嬉しくないよね?

他のネコマタも全員出てきて、アルマたちを囲む。

 デス[/話す]:
  ……ほう?
  何か企んでいるとは思ったが、
  そのようなことを考えていたのか。
  そなたたち、何者だ?
  良ければ、教えてくれぬかね。

 スモモ[/話す]:
  あれ?
  言ってなかったっけ?
  あたし達は、この世界とよく似た
  別の世界から来たネコマタだよ♪
  この世界の猫とは違って、
  別に絶滅もしてないし、
  色々あってこんな姿になれるけど、
  たぶん似たようなものかな?

シャノワールが「びっくり1」エモーション。

 シャノワール[/話す]:
  お、おい、そんな簡単に……
  万が一この世界の自分たちと
  重なり合った場合、どんな影響が
  出るかわからないと言っただろう。

 スモモ[/話す]:
  誤解されたままなのも嫌だし、
  たぶん平気かな、って。
  あたしたちのご主人も、大体これで
  人生生き延びてるから……
  きっと平気だよ♪

 シャノワール[/話す]:
  ふぅ、まったく……
  その通り、私たちは別の世界の
  住人で……ちょっとした事故で
  この世界に流れ着いた。
  
  私たちの目的は二つあった。
  家族が再び合流すること、
  そして、元の世界に帰る事。

  元の世界に帰るカギとなるのが、
  この樹……君たちが絆の樹と呼ぶ
  複数の世界を渡るフシギな植物だ。
  
  くわしい理由はわからない、
  どこの世界の生まれかも知らない。
  ただ、この樹は花を咲かせると、
  他の世界に「つながる」んだ。

  もしかしたら、この樹自体が
  自分の故郷に帰りたいのかもしれない。
  単純に、自分の住処を色々な世界に
  つなげたいのかもしれない。
  わからないが、この樹を利用すれば
  他の世界につながる時に、自分たちの
  元いた世界につなげることができる。
  それが狙いだった。

 デス[/話す]:
  この学校を利用していたのか。
  なるほど、賢いな。
  だが、さほど悪意は無いようだな。

 シャノワール[/話す]:
  それはそうだ。
  絆の樹の開花時期に、この樹のそばに
  いることができればそれでいいんだ。
  だから、この学校と、樹の育成に
  重要そうだったアルマ達をそれとなく
  守るのは、別に目的に反しない。
  
  ……それに、なんだ。その。

 

 ブラン[/話す]:
  シャノワールお父さんは
  父性本能が強いですから~♪
  
  ダークフェザーちゃんや
  他の子を見て、守ってあげないと
  ……って思ってたんでしょ?

 スモモ[/話す]:
  来たばっかだけど、あたしも賛成。
  みんな、いい子だよね。
  デスも口は悪いけど、なんだかんだ
  言ってお人よしなところあるし♪

  それに、きっと大丈夫!
  向こうの世界でも、ご主人が今頃
  こっちに来るために頑張ってるよ!
  信じているから、今回がだめでも、
  別に気にならないの。

ネコマタたちが絆の樹に注目する。

 カスミ[/話す]:
  姉さんたち、準備できたわ。
  ……あの子たち、きっと幸せに
  なってくれるわよね。

 ヘタレー[/話す]:
  よっし、がんばるぞー!

 マオ[/話す]:
  よっし、がんばれよー!
  って、あたしもか。
  うっし、いくぞー!

ネコマタたちにエフェクト。     (メモ:同上)

共通部へ続く
***守護魔=ネコマタ(全員揃っていない)の場合 [#i78f49fd]
 デス[/話す]:
  く……ちときついか?

 ロウゲツ[/話す]:
  みなさん、我々も!

 スモモ[/話す]:
  みんな、あたし達も!

 デス[/話す]:
  ……。
  これは、余が招いたことだ。
  まだこの世界に生れ落ちたばかりの
  数少ないアルマの仲間の事なのだ。
  だから、もうしばらくば……。

 スモモ[/話す]:
  デス……水臭いよ。
  じゃぁ、あたしが手伝うくらいなら、
  文句ないでしょ?

 デス[/話す]:
  ……言い出したらきかん奴だ。
  どうせ、お前の家族もあの中で
  何かしてくれているのだろう。
  ……まったく、やりにくい相手だよ。

 ロウゲツ[/話す]:
  ……では、こちらからも質問を。
  デス。あなかた何故、そんなにも
  この学校のアルマ達を気にかけ、
  手助けしようと?

  ……あなたは、お若いのでしょう?
  老成しているように見えても、
  いくら知識を持っていても、
  アルマがアルマとしてこの世界に
  生まれたのは、おそらくこの一年程度。

 デス[/話す]:
  ……何が言いたい、執事?

 ロウゲツ[/話す]:
  ……簡単なことでございます。

  他人を、先人を……大人を
  頼ることも憶えてくださいませ。
 
  ご安心ください。
  どちらにせよ、我々にできるのは
  手助けをする程度でしかありません。

  最後に手を差し伸べるのは
  最初に助けの手を伸ばしたのは……
 
  あなたではありませんか。ねぇ、
  ○○様、

 デス[/話す]:
  ……く、この腹黒執事……。
 
  ならば、遠慮なく借りるぞ!
  踏み倒すから、覚悟しておけ?

 スモモ[/話す]:
  あはは、忘れたの?
  親切の押し売りなら
  あたしの得意技だよ?

 デス[/話す]:
  ……よいものだな。
  助けてくれる、誰かがいる。
  同族でもない、赤の他人が……ね。
  これだから、この世界は面白い。

***共通部 [#a1e024bc]
 デス[/話す]:
  ぷるぷるよ、
  新しき我らアルマの仲間、
  プルル・アルマよ!
  皆の想いを受け入れよ。
  そして、自ら願うのだ。
  ……幸せになりたい、と。

  ……ためらいおって、頑固な奴だ。

 デス[/話す]:
  ○○!
  さっきと同じ要領だ、
  皆の思いを、ぷるぷるに!
  そしてそなたも……願ってくれ!

選択肢(一択)
 :
  >ぷるぷるの幸せを願う

>ぷるぷるの幸せを願う↓
 オートメディック[/話す]:
  ぷるぷる……アンタ、一途だよ。
  アタシより、よっぽど。
  アタシはようやく自分の心を知って、
  まだ、よちよち歩きみたいなもんさ。

  アンタを見習いたいんだ。
  アンタみたいに、誰かを信じる
  強い心がほしいんだ。
  だから……しっかり前を向いてよ。

オートメディックにエフェクト。    (メモ:やわらかな光)

 白い使い魔[/話す]:
  あの時、一番初めに私を見つけて
  くださったのは、あなたと
  冒険者さんでした……
  あなたはいつもみんなの後ろで
  こっそりお手伝いをしてくれて……

  私は、みなさんと出会えて、
  仲間と幸せをもらえました。
  お祖父さまとお祖母さまから
  たくさんの愛をいただきました。
  だから、今度はあなたに、みんなに
  慈愛と、絆と、幸福を……!

白い使い魔にエフェクト。      (メモ:同上)

 ミニー・ドゥ[/話す]:
  あの、あの……
  最初はそりゃ、なんだこの子って
  思ったのは事実なのよぅ!
  でも、ミニーのことを心配して
  くれてたってわかって、そこから
  この子は信じられるって思ったの!

  今だって、これが正しいやり方か
  自身はないけれど、ミニーも、
  みんなも、二人に幸せになって
  欲しいって思ってる!
  これだけは、絶対間違ってないもの!

ミニーにエフェクト。       (同上)

 サラマンダー[/話す]:
  もう、わたしたちは他人じゃないよね。
  わたし、二人が心配だよ?
  二人とも、もう無関係じゃないよ?
  二人を心配してる人は、ここに、
  こんなにいっぱいいてくれるんだよ?

  わたし、もっと勉強する。
  みんなの手助けができるように、
  みんなと仲良くできるように。
  だから、だから……!

サラマンダーにエフェクト。     (同上)

 ペペン[/話す]:
  ペペン、アミス先生とぷるぷるさんが
  ずーっとうらやましかったです。
  この学校に来るまで、ペペンは
  一人ぼっちでした。
  ずっと一緒にご飯を食べられて、
  いいなーって、おもってました。

  でも、人の体になって一緒に食べると、
  ご飯はきっと、もっとおいしいです!
  アミス先生とぷるぷるさんは、
  まだ一緒にご飯食べてないです!
  それを実現するためなら、
  ペペン、張り切っちゃいます!

ペペンにエフェクト。      (同上)

 シーホース[/話す]:
  人であるという事は、
  他人に従う事だと思っていたわたくしを
  救ってくれたのは、学校の皆さまと、
  お二人の教えてくれたことでした。
  自分で考え、決断すること。
  それが大事なのだと。

  幸せの形は、いっぱいあって
  どれが正しいのかはわかりません。
  それでも、このままでは本当の
  幸せには届かないことはわかります。
  ぷるぷる様、わたくしも、あなたも
  人なのですから……。

シーホースにエフェクト。    (同上)

 バルル[/話す]:
  あたしが思うに、ぷる子はあまりに
  いい子すぎると思うんですよ。
  そりゃ、アミス先生の一番の生徒で、
  あたしたちの規範となる子ですし。
  おせっかいだな、と思っても、
  別に嫌じゃねーです。

  でも、いまのぷる子はダメです。
  アミス先生の事を思ってか、
  こんがらがってます。先生もです。
  二人は親子ってわけじゃねーですけど、
  一方的に世話するだけじゃねーんです。
  親は子を、子は親の幸せを願うのが
  当たり前なんです!
  ……それを教えてくれたのは先生と
  この学校のみんなじゃねーですか……

バルルにエフェクト。       (同上)

 ローキー[/話す]:
  こんなに困った顔の二人を見るのは、
  ここに来てから初めてなのじゃ。
  人の事を知りたくて、色々と
  学ばせてもらったけれど……
  アミス先生にも、ぷるぷるにも、
  知らないことがあったのじゃな♪

  私から、一つ授業なのじゃ。
  先生もぷるぷるも、私たちに
  たくさんの愛情を注いでくれておる。
  だから……私たちからも、二人には
  たくさんの恩返しがしたいのじゃ♪
  ほれ、遠慮はいらんのじゃ~♪

ローキーにエフェクト。      (同上)

 シャボタン[/話す]:
  あの……あのね。
  まだ、わたしもうまく言えないけど、
  ぷるぷるちゃんはガマンしすぎなの。
  アミス先生の為、学校の為、
  みんなの為……

  たぶん、その中に「自分の為」が
  入っていないように見えるの。
  だから、もっと甘えていいの。
  もっと、泣いても、笑っても、
  怒ってもいいの!

シャボタンにエフェクト。     (同上)

 バウ[/話す]:
  アミス先生とぷるぷるちゃんは
  いまとっても疲れてるです。
  でも、それはぼくたちや学校や
  あの絆の樹を守るためで、
  来年も頑張るために頑張ってます。
  でも、それで倒れるのは悪い事です。
  みんながこわいこわい気分になります。

  ぼくは昔、やっていい事と悪いことが
  わからないばかなバウでした。
  でも、みんなに教えてもらって、
  ちょっとだけわかってきました。
  幸せになりたいと思うのは、
  やっていいことです。
  自分だけ不幸でもいいと思うのは、
  やっちゃいけない事です!

バウにエフェクト。     (同上)

 ダークフェザー[/話す]:
  アミス先生、ぷるぷる……
  受け取ってよね。
  これが、私たちからの、
  精一杯の……

  「ありがとう」

同時に、ぷるぷるに吹き荒れる風のエフェクト。    (メモ:レイビングソード?)
絆の樹に煌き舞い広がる光のエフェクト。

 :
  その一瞬、絆の樹が柔らかく輝き、
  何か、声が聞こえたような。
  そんな気がした。

白転。
BGMが"A Pray of the girl (bgm_1023)"になる。
白いまま話している。

 アミス:
  ぷるぷる……?
  みんな……大丈夫?

戻ると、アルマ達が全員モンスター形態。
間。
アルマ達が全員人間形態に戻る。

 デス[/話す]:
  ぷはっ!
  危ない危ない、力の使い過ぎで
  変身がとけてしまった。
  とはいえ、数が多かったから、
  個々の負担はそう多くない。
  みんな、無事のようだな。

 ぷるぷる[人間形態になる /話す]:
  ばかっ!
  みんな、無茶して……!
  本当に、本当に不安だったんだから!
  もし、これで誰かがアルマの姿に
  戻れなくなったりしたら……
  わたし……わたし……

 アミス[/話す]:
  ぷるぷるっ!

  よかった……やっと会えた!
  本当に、本当に……
  無事でよかった……
  元気になってくれて、よかった。

ぷるぷるがアミスに駆け寄る。
全員がアミスに注目する。

 ぷるぷる[]:
  アミス……
  もぅ、アミスは先生なんだから、
  そんな顔しちゃだめだよ!
  
  ……でも、ありがと。
  ただいま、みんな!

スモモが絆の樹に向き直る。

 スモモ[/話す]:
  よかったね~!
  ……って、あれ?
  みんな見て、絆の樹の所!
  あの隙間……誰かいる!
  あれ、ご主人だ♪

ネコマタたちが絆の樹に注目する。
アルマたちと守護魔たちが絆の樹に注目する。

 ロウゲツ[/話す]:
  あそこだけ、異常に魔力が……
  いや、違う。
  周辺の次元の壁が薄く?
  ……おや、絆の樹に、花が……

ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。
同時に、絆の樹が満開状態になる。

 デス[]:
  ほぅ……絆の樹の魂の色、か。
  これはこれで、美しい……

 ぷるぷる[/話す]:
  絆の樹が喜んでる……

 シャボタン[/話す]:
  友達に会えたって。
  遠くにいる、友達に……
  良かった、この子も、
  一人ぼっちじゃないんだね♪

 サツキ[/話す]:     (メモ:ネコマタルート、いないのに喋った)
  この子、誰かと話してる……
  え?
  ねぇ、この子、他の世界にも
  種を飛ばしてるわ。
  ……喜んでる。感謝してるみたい。
  明確な言葉はわからないけど、
  たぶん、ありがとうって。

 ぷるぷる[/話す]:
  うん。
  今、ようやく声がわかった。
  この子は元の世界に帰りたがっている
  わけじゃなくて、自分が一緒に暮らせる
  新しい世界を探しているんだって。

  もともと、人の想いの力を受けて
  成長する子だから、誰もいない世界
  では生きていけないんだって。

 ロウゲツ[/話す]:
  ……面白い、と言うだけで済ますには
  影響が大きいかもしれませんね。
  これは、詳しく調べてみないと
  いけませんが……
  この樹自体が悪意のあるものではない
  という事が確認できただけでも、
  まぁ、良しとしますか。

 ぷるぷる[/話す]:
  うん!
  この子も、この学校でもっと
  この世界のことを色々と学びたいって!
  来年も、楽しみだね!

ネコマタたちがプレイヤー?に注目する。
アルマたちと守護魔たちがアミスに注目する。

 アミス[/話す]:
  そうね……
  将来のことを考えるのが、
  先生の仕事だものね。

  ぷるぷる、みんな、
  ○○ちゃん。
  お話が、あるの。

ぷるぷるがアミスに向き直る。

 ぷるぷる[/話す]:
  アミス、どうしたの?

間。
BGMがヒトトセイベントED曲になる。

 アミス[/話す]:
  色々と、考えたの。
  今回の事も含めて、
  これから、どうすればいいのか。

  これが必ず正解だとは
  限らないけど……
  これからのことを考えると、
  こうするのが、一番だから。

  ぷるぷる、あなたはずっとわたしの
  一番の生徒だった。
  でも……いえ、だからこそ。

  あなたは、もう卒業よ。
  私が教えてあげられることは、
  もう、何もないの。

 ぷるぷる[/話す]:
  ……え?

アミスがプレイヤーに向き直る。
間。

 アミス[/話す]:
  ○○ちゃん。
  ぷるぷる……いえ、プルル・アルマは
  知識は豊富だし、いい子だけど、
  まだ冒険の経験や、体力があまり
  豊富じゃないの。

  お願いだから……
  あなたが、この子の先生になって。

ぷるぷるがアミスの前を横切る。

 ぷるぷる[アミスに向き直る /話す]:
  え、何言ってるのアミス!?
  やだよ、あたし、ここに居たいよ!
  あたしが嫌いになったの?
  何か、悪いことした?
  ねぇ、アミス!

アミスがぷるぷるに向き直る。

 アミス[/話す]:
  ぷるぷる……
  本当は、わたしだって、
  ずっとあなたと一緒にいたい。
  でも……
  
  あなたはわたしの影じゃないの。

 ぷるぷる[/話す]:
  でも、でも!
  ずっと一緒にいたじゃない!

  ずっと一緒にご飯食べて、
  お風呂に入って、お布団で寝て、
  一緒に笑って、勉強して……

 アミス[/話す]:
  それでも……
  それでも、あなたはあなた。
  わたしのために生きてるだけじゃ、
  きっと、だめなの。
  あなた自身の、幸せを追いかけて。
  ……幸せになることを、受け入れて。

  わたしは大丈夫。
  みんなもいてくれるから。

  辛くないと言ったら、嘘になるわ。
  だけど、わたしも、あなたも、
  ずっと長く、一緒にいることを
  当たり前のように思っていたから。
  お互いに、卒業しなきゃ……ね。

 ぷるぷる[/話す]:
  やだよ、そんなの……
  アミスを置いていくのも、
  アミスに置いておかれるのも、
  あたし、やだ……

間。

 アミス[/話す]:
  ……ねぇ、ぷるぷる。
  ○○ちゃん
  のこと、好きなんでしょ?
  いいのよ、一緒に冒険に行って。

  わたしは、冒険ができるほどの
  体力はないけど……あなたなら、
  わたしの代わりに世界中にいける。
  それに、いまここには冒険者の
  ○○ちゃん
  がいてくれる。

  学校っていうのは、人生のある時期に
  みんなで集まって、お友達を作ったり
  お勉強をしたり……
  人々の中で、人として生きるために
  必要なことを学ぶところ。

  それは、その後にある、その子の
  人生に必要なことを知ってから、
  学校の外で役立ててもらうためなの。

  あなたはもう、他の子と違って
  外に出ても十分にやっていける。
  
  だから……いいのよ。
  わたしから、卒要しなさい。

  これがわたしの最後の授業。
  ぷるぷる……あなたは将来、
  何になりたいのかしら?

 ぷるぷる[/話す]:
  ……。

  あたし……あたし、
  学校の先生になりたい!

  世界中冒険して、
  ○○に
  教わって、もっとすごくなって!
  絶対この学校に帰ってくるから!
  
  ……先生として、帰ってくるから!

 アミス[/話す]:
  ……うん。
  待ってる。
  ずっと待ってるから、
  わたしがおばあちゃんになっても、
  あなたを待っていてあげる。

  だから……
  卒業、おめでとう。

アミスとぷるぷるがプレイヤーに向き直る。

 アミス[/話す]:
  ……
  ○○ちゃん。
  勝手なお願いだけど、
  この子をよろしくお願いね。
  ……わたしの自慢の生徒なの。

  あと、これも。
  絆の樹が、苗を分けてくれたの。
  あなたが持って行って、
  どこか素敵なところに植えてあげて。

 ぷるぷる[/話す]:
  ○○……
  えっと……あはは、なんだか、
  改まるとはずかしいね。

  あらためて、あたしはぷるぷる……
  ううん。私、プルル・アルマです。
  今後とも、よろしくお願いします
  ……ね?

ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。

 ダークフェザー[/話す]:
  ぷるぷる、卒業おめでとう!
  あなたから授業を受けるの、
  楽しみにしてるわ!
  
  ……早く帰ってこないと、
  先に卒業しちゃうんだからね?

 バウ[/話す]:
  おめでとうです!
  ぷるぷるちゃん、こんどは
  ○○さんが
  先生になるですか?
  それも楽しそうです!
  また遊びに来てくださいです!

 

 シャボタン[/話す]:
  おめでとう、ぷるぷるちゃん♪
  寂しくなるけど……
  先生になって、早く帰ってきてね!
  わたし、待ってる!

 ローキー[/話す]:
  めでたいのじゃ~♪
  
  でも……やっぱりぷるぷるが
  いなくなってしまうのは、
  すごく寂しいのじゃ~!
  ううう、お祝いしたいのに
  涙が出てしまうのじゃ……

 バルル[/話す]:
  あぁもう、ローキーさんってば
  泣かないでくださいよ。
  なんかもうこっちまで……。
  
  ……ぷる子、卒業おめでとうっす。
  あたしも負けないよう、
  こっちで頑張りますよ!

 シーホース[/話す]:
  ぷるぷる様、おめでとうございます♪
  わたくしも卒業したら、
  ○○様と
  一緒に冒険に連れて行って
  もらえるのでしょうか……?

 ペペン[/話す]:
  おめでとうなのです!
  寂しいのは事実ですけど……
  きっと来年は生徒がいっぱいで
  先生が足りなくなるですよ!
  ぷるぷる先生の授業とお土産を
  期待してまっているです♪

 サラマンダー[/話す]:
  うっひゃー、まさか
  旦那と一緒に冒険に出るとは
  思いもしなかったよ!
  ちょっとうらやましいかも……
  たまには遊びに来てよね!

 ミニー・ドゥ[/話す]:
  ううう……さみじいですよぅ~
  ぷるぷる、絶対に何度も学校に
  遊びに来るんですよぅ!?
  レディーのお勉強をするライバルが
  減ると、張り合いがないんですよぅ!

 白い使い魔[/話す]:
  ぷるぷるさん、卒業おめでとう
  ございます……
  きっと、アミス先生とぷるぷるさんの
  姿を見たら、お祖父さまもお祖母さまも
  ……きっと、喜ぶと思います。

 オートメディック[/話す]:
  なんだろう、この胸の震え。
  寂しい……?
  嬉しい……?
  わからないけど、決して、
  不快なものじゃない。
  
  ……おめでとう、ぷるぷる。
  ○○を、
  よろしく。

 デス[/話す]:
  さて、これにてこの学校の一年は
  無事に終わり、新たなる年に向けて
  新しい日々を刻み始める。

  それを見届けるのはそなたかもしれん、
  それ以外のものかもしれん。
  
  だがしかし、忘れるでないぞ。
  この学び舎で知った物、学んだ事、
  得ることのできた友……すべて、
  それはそなたの血肉となり、
  明日を生きるための糧となるだろう。

  すべて活用し、命尽きるまで
  前を向いて生きるがよいだろう。
  その人生の結末が来る時ならば……
  余は、喜んで迎えに行こう。

 

 ぷるぷる[/話す]:
  みんな……ありがと。
  本当に、今までありがとう!
  みんな、お勉強頑張ってね。
  アミスの言う事、
  ちゃんと聞いてあげてね。
  来年は、みんなが先輩なんだから。

  アミス……
  今までありがとう。
  これで終わりじゃないよね。
  だから……
  行ってきます!

BGMがPVのものになる。

 アミス[/話す]:
  ねぇ、みんな……
  最後に、記念写真を撮りましょ?
  みんな、操舵輪の方を向いて。
  一列に並んで……

暗転。暗いまま話している。

 アミス:
  準備はいいかしら?
  3、2、1……!

明ける。

選択肢(一択)
 :
  >はい、ぽーず!

アルマたちがモーション。
//ローキーがセーラー服になってるのは確認。
//シホ謡う、バルルあっかんべー、ミニーポールダンス
その後、前列のアルマたちが座る。

 ロウゲツ[/話す]:
  ……さて、これは思ったよりも
  厄介かもしれませんね。
  鬼が出るか、蛇が出るか。

 デス[/話す]:
  執事、難しい顔をして何をしている?
  ははぁ、あの樹か。
  
  ……まさか何処かに
  繋がったのではあるまいな?

 ロウゲツ[/話す]:
  何処かに繋がったと言うよりは
  境界が曖昧なったと言いますか……
  まぁ無理に何かしようとしなければ
  至って平和なものですよ
  ……何も無ければ、ですが。
  来年の事を言うと
  鬼が笑うと言いますからね、
  この辺にしておきましょう。

 デス[/話す]:
  なるほど、面白い見解だな
  何もなければ……か、フフフ
  これから、貴様たちはどうする?

 ロウゲツ[/話す]:
  どうもいたしません。
  いつも通り、日々の、季節の運行を
  見守り、それぞれが戻ることなき日々を
  愛おしみながら過ごすのみです。

  まぁ、わたくしももういい年です。
  しばらく隠居でもするとしましょうか。

 デス[/話す]:
  ほう、優雅なものだな。
  ならば、余はしばらくこの辺りで
  気ままに過ごすとしよう。
  それに近頃この街に……

  いや、なんでもないよ
  ○○、
  そなたとは、またいつか、
  どこかで会う事があるかもな。


**アフター アップタウン [#p257e824]
**アフター アミスの飛空庭 [#h762fd2f]