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*アミス先生の空飛ぶ教室「アルマたちと絆の樹」 ログ&br;「卒業式」 [#ia8f0205]
#contents
**アミスの飛空庭 [#r0439e24]
→12時間目の選択肢から接続。
明けると、
操舵輪の前にアミス、ぷるぷる、プレイヤー、ロウゲツが並ぶ。
絆の樹の周囲にアルマたちとスモモ。
アミス[/話す]:
みんな、本当にありがとう。
ぷるぷるもお礼を言ってるわ。
さぁ、教室に戻って、
今日の授業を始めましょう。
デスがアミスに向き直る。
デス[/話す]:
……まぁ待ちたまえよ
アミス、そしてぷるぷる。
このまま授業を始めるなど興が乗らぬ
間。
デスが植木を回り込んでアミスに近づく。
BGMがbgm_1022になる。
デス[/話す]:
わかっているのだろう?
自身も、ぷるぷるも、
まだ本調子ではないことに。
そして……心の奥に、
ほんの少し後悔を残していることに。
アミス[/話す]:
そ、そんなことは……
ぷるぷる:
ぷるっ!
ぷるぷるっ!
ロウゲツがアミス側に向き直る。
ロウゲツ[/話す]:
……私の口からは
言うまいと思っていましたが、
○○様も
同意下さったようですね。
アミス先生、ぷるぷる様、
ご自分の心を偽るのは、
もう、おやめください。
スモモがアミスに向き直る。
スモモ[/話す]:
二人とも、こう思ってるでしょ。
確かに、命は助かった、
記憶も取り戻せた。
それで十分だ……だから、
これ以上を望んではいけない、って。
確かに、助かっただけでも
結構幸運なことだとは思うよ。
でも、もっと幸せになってもいいの。
みんなだって、きっとそう思ってる。
:
アルマ達も、
守護魔達も、
ネコマタ達も、
黙って頷いていた。
デス[/話す]:
幸い、ここには多くのアルマと、
守護魔と、ネコマタがいる。
○○という
ここ一番で頼れそうな奴もいる。
そして、そこの「樹」もいる。
もちろん、安全確実とは言わん。
だが、それでも、一度味わった
幸せの果実を手放すことは、
とても難しく……そして、辛い。
それは、そなたたち二人だけではない。
見よ、そんたたちの仲間を。
バウが近づいてくる。
バウ[/話す]:
アミス先生……
ぼく、やっぱりぷるぷるちゃんと
一緒にかけっこしたいです……
ぼくはわがままなバウですか……?
それでも、ぼくは一緒がいいです!
シャボタンが近づいてくる。
シャボタン[/話す]:
せっかく、人の姿になって
他の人ともお話ができたのに……
わがままだとは、思うんですけど。
それでも、ぷるぷるちゃんに
人の姿になれるようになってほしい!
ローキーが近づいてくる。
ローキー[/話す]:
私が人の姿になれた時、
ぷるぷるは祝福してくれたのじゃ。
羨ましいと言ってくれたのじゃ。
だから、同じ人の姿になれて……
それなのに、それなのに……
バルルが近づいてくる。
バルル[/話す]:
ぷる子はガマン強すぎなんです。
いーです?
アミス先生の生徒としては先輩でも、
人の姿になれるアルマとしては
後輩なんですから……先輩の言う事
きいていればいーんですよ。
シーホースが近づいてくる。
シーホース[/話す]:
わたくしはアミス先生と
ぷるぷる様から、人として幸せを
追い求めることは悪い事ではないと
教えられました……なのに、
何故今お二人は幸せを諦めようと
しているのです?
ペペンが近づいてくる。
ペペン[/話す]:
そうなのです!
アミス先生にも、ぷるぷるさんにも
ここに居るみんながお世話に
なっているのです!
だから、今度はペペンたちが
お世話をする番なのです!
サラマンダーが近づいてくる。
サラマンダー[/話す]:
アミス先生とぷるぷるはさぁ、
あたし達みんなを幸せに
してくれたんだよね。
だから、あたしたちも少しくらい
二人を幸せにしたいんだ。
ミニーが近づいてくる。
ミニー・ドゥ[/話す]:
レディーになるには、
やっぱり人間の体がないと
とーっても大変なんです。
だから、ぷるぷるも人間の体になって
一緒にお勉強したいですよぅ!
白い使い魔が近づいてくる。
白い使い魔[/話す]:
あの……お祖父さまも、お祖母さまも
言っていました。
幸せになろうと願う事は、
決して罪ではないのだと。
先生とぷるぷるが悲しんでいると、
お二人もきっと、悲しいと思います……
オートメディックが近づいてくる。
オートメディック[/話す]:
……アンタ達は、今、生きてる。
幸せになれなかった人も、いる。
だから、生きていて、幸せになれるなら
必ず幸せにならなきゃ……ダメだ。
上手く言えないけど、
アタシはそう思う……
ダークフェザーが近づいてくる。アルマたちで整列する形になっている。
ダークフェザー[/話す]:
ねぇ、アミス先生、ぷるぷる。
あなたたち、ばかなの?
幸せになりたくないの?
悲しいままでいたいの?
私や皆を、困らせたいの?
お願いだから……
私達を泣かせないで。
アミスとぷるぷるが向き合う。
ぷるぷる:
ぷる……
アミス[/話す]:
ぷるぷる……。
そう……そうよね。
わたしが、逃げていたのかも。
目を背けていたのかも、
しれないわね……
アミスがアルマたちに向き直る。
アミス[/話す]:
わたしからも、お願い。
ぷるぷるの力を取り戻すため、
あと少しだけ、みんなの力を
貸してほしいの……。
ロウゲツとぷるぷるが向き合う。
ロウゲツ[/話す]:
では、始めましょうか。
デス、後はお任せしますよ。
ぷるぷるが絆の樹の前に移動する。
アルマ達がぷるぷるに注目する。
ぷるぷるがアルマたちに向き直る。
デス[/話す]:
……さぁ、樹よ、見せてくれ。
我々はいったい何者で、
何のために生み出されたのか。
何ができるのか、
何をなすべきなのか……
可能性の、その先を……
アルマたちにエフェクト。 (メモ:小さく光が散ること3回)
***全員揃っている場合または守護魔>ネコマタの場合 [#s5e724bd]
ロウゲツ[/話す]:
……む、いけませんね。
予想以上に、吸収される力が
多いのか、アルマ達の消耗が
激しいようです。
アルマたちの両脇に守護魔全員が出現する。
同時に、ロウゲツが絆の樹側に向き直る。
ロウゲツ[/話す]:
みなさん、我々もお力添えしましょう。
○○様、
ご心配は不要でございます。
なに、この姿はもともと
想いの力の集積機……ではなかった
フシギなたまごから漏れ出た
想いの力を借り受けただけのもの。
最悪、元の姿に戻るだけでございます。
消えたり傷ついたりはしませんので、
ご安心くださいませ。
デス[/話す]:
ふむ……おい、執事。
守護魔とは何か、話の続きを
聞いていなかったな。
ロウゲツ[/話す]:
案外しつこいお方ですね。
以前お話した、愚かな男の
おとぎ話の続きとなりますが……
憎しみと願いはあふれ、
男の体を突き破り、二つの別の存在と
成り果てました。そして、
色々あって憎しみは姿を消した。
残された願いは、おそらくは
途方に暮れたのでしょう。
自分一人で、何ができるのだろうと。
ところが、ある時に気づいたのです。
自分は、一人ではないと。
それは自分よりも古い、
世界に偏在する存在でありました。
それは自分より新しく、
想いから生まれた存在でした。
ロウゲツ[/話す]:
森羅万象を司る古き存在だけでなく、
季節の移ろい、ささやかな願い、
儚い期待、不安、幼い欲望……
それらの形のない希望や想いに、
「想いの力」が寄り添って、
形を与えたもの……
それが、守護魔と呼ばれるものです。
あなた方アルマは、きっかけは別でも
同じ「想いの力」によって、
人に興味や好意を持っていた方々が
その姿を得たものではないかと……
そう、願っております。
故に、我々はあなた方と、その周囲の
皆さまが健やかに育まれますよう、
願い、守り、ささやかながらお手伝いを
しようと思ったわけでございます。
デス[/話す]:
なるほどな、道理で貴様だけ、
魂が半分しかないのかと
不思議に思っていたところだ。
おとぎ話、ね……
ハヅキ[/話す]:
準備、できた……
ムツキ[/話す]:
さぁ、みなさん。
自分の力を、あの樹に向けて。
守護魔たちが絆の樹に注目する。
フミツキ[/話す]:
いっくよー!
元気になーれっ!
守護魔たちにエフェクト。 (メモ:小さく光が散ること3回)
全員揃っている場合は守護魔<ネコマタの場合に続く
守護魔>ネコマタの場合は共通部へ
***守護魔<ネコマタの場合 [#s43d93fb]
校舎からブランとシャノワールが出てくる。
ブラン[/話す]:
あらあら、困りましたね。
私たちも手伝った方が
良いかもしれません。
シャノワール[/話す]:
……しかし、いま力を使うと、
絆の樹の開花に合わせて
「門」を開く予定が……。
……くっ、しかしこのままだと
ぷるぷるだけではなく、
アルマ達も全員危険か。
ブランとシャノワールが向き合う。
ブラン[/話す]:
……あなたが私たちのことを
第一に考えてくれているのは、
みんな知っていますよ。
だけど……ちょっとくらいの寄り道は、
私たちのご主人様だって笑って許して
下さいますよ♪
スモモがブランたちに向き直る。
スモモ[/話す]:
そうそう、それに、あの子たちを
危険な目に合わせて帰っても、
みんな嬉しくないよね?
他のネコマタも全員出てきて、アルマたちを囲む。
デス[/話す]:
……ほう?
何か企んでいるとは思ったが、
そのようなことを考えていたのか。
そなたたち、何者だ?
良ければ、教えてくれぬかね。
スモモ[/話す]:
あれ?
言ってなかったっけ?
あたし達は、この世界とよく似た
別の世界から来たネコマタだよ♪
この世界の猫とは違って、
別に絶滅もしてないし、
色々あってこんな姿になれるけど、
たぶん似たようなものかな?
シャノワールが「びっくり1」エモーション。
シャノワール[/話す]:
お、おい、そんな簡単に……
万が一この世界の自分たちと
重なり合った場合、どんな影響が
出るかわからないと言っただろう。
スモモ[/話す]:
誤解されたままなのも嫌だし、
たぶん平気かな、って。
あたしたちのご主人も、大体これで
人生生き延びてるから……
きっと平気だよ♪
シャノワール[/話す]:
ふぅ、まったく……
その通り、私たちは別の世界の
住人で……ちょっとした事故で
この世界に流れ着いた。
私たちの目的は二つあった。
家族が再び合流すること、
そして、元の世界に帰る事。
元の世界に帰るカギとなるのが、
この樹……君たちが絆の樹と呼ぶ
複数の世界を渡るフシギな植物だ。
くわしい理由はわからない、
どこの世界の生まれかも知らない。
ただ、この樹は花を咲かせると、
他の世界に「つながる」んだ。
もしかしたら、この樹自体が
自分の故郷に帰りたいのかもしれない。
単純に、自分の住処を色々な世界に
つなげたいのかもしれない。
わからないが、この樹を利用すれば
他の世界につながる時に、自分たちの
元いた世界につなげることができる。
それが狙いだった。
デス[/話す]:
この学校を利用していたのか。
なるほど、賢いな。
だが、さほど悪意は無いようだな。
シャノワール[/話す]:
それはそうだ。
絆の樹の開花時期に、この樹のそばに
いることができればそれでいいんだ。
だから、この学校と、樹の育成に
重要そうだったアルマ達をそれとなく
守るのは、別に目的に反しない。
……それに、なんだ。その。
ブラン[/話す]:
シャノワールお父さんは
父性本能が強いですから~♪
ダークフェザーちゃんや
他の子を見て、守ってあげないと
……って思ってたんでしょ?
スモモ[/話す]:
来たばっかだけど、あたしも賛成。
みんな、いい子だよね。
デスも口は悪いけど、なんだかんだ
言ってお人よしなところあるし♪
それに、きっと大丈夫!
向こうの世界でも、ご主人が今頃
こっちに来るために頑張ってるよ!
信じているから、今回がだめでも、
別に気にならないの。
ネコマタたちが絆の樹に注目する。
カスミ[/話す]:
姉さんたち、準備できたわ。
……あの子たち、きっと幸せに
なってくれるわよね。
ヘタレー[/話す]:
よっし、がんばるぞー!
マオ[/話す]:
よっし、がんばれよー!
って、あたしもか。
うっし、いくぞー!
ネコマタたちにエフェクト。 (メモ:同上)
共通部へ続く
***守護魔=ネコマタ(全員揃っていない)の場合 [#i78f49fd]
デス[/話す]:
く……ちときついか?
ロウゲツ[/話す]:
みなさん、我々も!
スモモ[/話す]:
みんな、あたし達も!
デス[/話す]:
……。
これは、余が招いたことだ。
まだこの世界に生れ落ちたばかりの
数少ないアルマの仲間の事なのだ。
だから、もうしばらくば……。
スモモ[/話す]:
デス……水臭いよ。
じゃぁ、あたしが手伝うくらいなら、
文句ないでしょ?
デス[/話す]:
……言い出したらきかん奴だ。
どうせ、お前の家族もあの中で
何かしてくれているのだろう。
……まったく、やりにくい相手だよ。
ロウゲツ[/話す]:
……では、こちらからも質問を。
デス。あなかた何故、そんなにも
この学校のアルマ達を気にかけ、
手助けしようと?
……あなたは、お若いのでしょう?
老成しているように見えても、
いくら知識を持っていても、
アルマがアルマとしてこの世界に
生まれたのは、おそらくこの一年程度。
デス[/話す]:
……何が言いたい、執事?
ロウゲツ[/話す]:
……簡単なことでございます。
他人を、先人を……大人を
頼ることも憶えてくださいませ。
ご安心ください。
どちらにせよ、我々にできるのは
手助けをする程度でしかありません。
最後に手を差し伸べるのは
最初に助けの手を伸ばしたのは……
あなたではありませんか。ねぇ、
○○様、
デス[/話す]:
……く、この腹黒執事……。
ならば、遠慮なく借りるぞ!
踏み倒すから、覚悟しておけ?
スモモ[/話す]:
あはは、忘れたの?
親切の押し売りなら
あたしの得意技だよ?
デス[/話す]:
……よいものだな。
助けてくれる、誰かがいる。
同族でもない、赤の他人が……ね。
これだから、この世界は面白い。
***共通部 [#a1e024bc]
デス[/話す]:
ぷるぷるよ、
新しき我らアルマの仲間、
プルル・アルマよ!
皆の想いを受け入れよ。
そして、自ら願うのだ。
……幸せになりたい、と。
……ためらいおって、頑固な奴だ。
デス[/話す]:
○○!
さっきと同じ要領だ、
皆の思いを、ぷるぷるに!
そしてそなたも……願ってくれ!
選択肢(一択)
:
>ぷるぷるの幸せを願う
>ぷるぷるの幸せを願う↓
オートメディック[/話す]:
ぷるぷる……アンタ、一途だよ。
アタシより、よっぽど。
アタシはようやく自分の心を知って、
まだ、よちよち歩きみたいなもんさ。
アンタを見習いたいんだ。
アンタみたいに、誰かを信じる
強い心がほしいんだ。
だから……しっかり前を向いてよ。
オートメディックにエフェクト。 (メモ:やわらかな光)
白い使い魔[/話す]:
あの時、一番初めに私を見つけて
くださったのは、あなたと
冒険者さんでした……
あなたはいつもみんなの後ろで
こっそりお手伝いをしてくれて……
私は、みなさんと出会えて、
仲間と幸せをもらえました。
お祖父さまとお祖母さまから
たくさんの愛をいただきました。
だから、今度はあなたに、みんなに
慈愛と、絆と、幸福を……!
白い使い魔にエフェクト。 (メモ:同上)
ミニー・ドゥ[/話す]:
あの、あの……
最初はそりゃ、なんだこの子って
思ったのは事実なのよぅ!
でも、ミニーのことを心配して
くれてたってわかって、そこから
この子は信じられるって思ったの!
今だって、これが正しいやり方か
自身はないけれど、ミニーも、
みんなも、二人に幸せになって
欲しいって思ってる!
これだけは、絶対間違ってないもの!
ミニーにエフェクト。 (同上)
サラマンダー[/話す]:
もう、わたしたちは他人じゃないよね。
わたし、二人が心配だよ?
二人とも、もう無関係じゃないよ?
二人を心配してる人は、ここに、
こんなにいっぱいいてくれるんだよ?
わたし、もっと勉強する。
みんなの手助けができるように、
みんなと仲良くできるように。
だから、だから……!
サラマンダーにエフェクト。 (同上)
ペペン[/話す]:
ペペン、アミス先生とぷるぷるさんが
ずーっとうらやましかったです。
この学校に来るまで、ペペンは
一人ぼっちでした。
ずっと一緒にご飯を食べられて、
いいなーって、おもってました。
でも、人の体になって一緒に食べると、
ご飯はきっと、もっとおいしいです!
アミス先生とぷるぷるさんは、
まだ一緒にご飯食べてないです!
それを実現するためなら、
ペペン、張り切っちゃいます!
ペペンにエフェクト。 (同上)
シーホース[/話す]:
人であるという事は、
他人に従う事だと思っていたわたくしを
救ってくれたのは、学校の皆さまと、
お二人の教えてくれたことでした。
自分で考え、決断すること。
それが大事なのだと。
幸せの形は、いっぱいあって
どれが正しいのかはわかりません。
それでも、このままでは本当の
幸せには届かないことはわかります。
ぷるぷる様、わたくしも、あなたも
人なのですから……。
シーホースにエフェクト。 (同上)
バルル[/話す]:
あたしが思うに、ぷる子はあまりに
いい子すぎると思うんですよ。
そりゃ、アミス先生の一番の生徒で、
あたしたちの規範となる子ですし。
おせっかいだな、と思っても、
別に嫌じゃねーです。
でも、いまのぷる子はダメです。
アミス先生の事を思ってか、
こんがらがってます。先生もです。
二人は親子ってわけじゃねーですけど、
一方的に世話するだけじゃねーんです。
親は子を、子は親の幸せを願うのが
当たり前なんです!
……それを教えてくれたのは先生と
この学校のみんなじゃねーですか……
バルルにエフェクト。 (同上)
ローキー[/話す]:
こんなに困った顔の二人を見るのは、
ここに来てから初めてなのじゃ。
人の事を知りたくて、色々と
学ばせてもらったけれど……
アミス先生にも、ぷるぷるにも、
知らないことがあったのじゃな♪
私から、一つ授業なのじゃ。
先生もぷるぷるも、私たちに
たくさんの愛情を注いでくれておる。
だから……私たちからも、二人には
たくさんの恩返しがしたいのじゃ♪
ほれ、遠慮はいらんのじゃ~♪
ローキーにエフェクト。 (同上)
シャボタン[/話す]:
あの……あのね。
まだ、わたしもうまく言えないけど、
ぷるぷるちゃんはガマンしすぎなの。
アミス先生の為、学校の為、
みんなの為……
たぶん、その中に「自分の為」が
入っていないように見えるの。
だから、もっと甘えていいの。
もっと、泣いても、笑っても、
怒ってもいいの!
シャボタンにエフェクト。 (同上)
バウ[/話す]:
アミス先生とぷるぷるちゃんは
いまとっても疲れてるです。
でも、それはぼくたちや学校や
あの絆の樹を守るためで、
来年も頑張るために頑張ってます。
でも、それで倒れるのは悪い事です。
みんながこわいこわい気分になります。
ぼくは昔、やっていい事と悪いことが
わからないばかなバウでした。
でも、みんなに教えてもらって、
ちょっとだけわかってきました。
幸せになりたいと思うのは、
やっていいことです。
自分だけ不幸でもいいと思うのは、
やっちゃいけない事です!
バウにエフェクト。 (同上)
ダークフェザー[/話す]:
アミス先生、ぷるぷる……
受け取ってよね。
これが、私たちからの、
精一杯の……
「ありがとう」
同時に、ぷるぷるに吹き荒れる風のエフェクト。 (メモ:レイビングソード?)
絆の樹に煌き舞い広がる光のエフェクト。
:
その一瞬、絆の樹が柔らかく輝き、
何か、声が聞こえたような。
そんな気がした。
白転。
BGMが"A Pray of the girl (bgm_1023)"になる。
白いまま話している。
アミス:
ぷるぷる……?
みんな……大丈夫?
戻ると、アルマ達が全員モンスター形態。
間。
アルマ達が全員人間形態に戻る。
デス[/話す]:
ぷはっ!
危ない危ない、力の使い過ぎで
変身がとけてしまった。
とはいえ、数が多かったから、
個々の負担はそう多くない。
みんな、無事のようだな。
ぷるぷる[人間形態になる /話す]:
ばかっ!
みんな、無茶して……!
本当に、本当に不安だったんだから!
もし、これで誰かがアルマの姿に
戻れなくなったりしたら……
わたし……わたし……
アミス[/話す]:
ぷるぷるっ!
よかった……やっと会えた!
本当に、本当に……
無事でよかった……
元気になってくれて、よかった。
ぷるぷるがアミスに駆け寄る。
全員がアミスに注目する。
ぷるぷる[]:
アミス……
もぅ、アミスは先生なんだから、
そんな顔しちゃだめだよ!
……でも、ありがと。
ただいま、みんな!
スモモが絆の樹に向き直る。
スモモ[/話す]:
よかったね~!
……って、あれ?
みんな見て、絆の樹の所!
あの隙間……誰かいる!
あれ、ご主人だ♪
ネコマタたちが絆の樹に注目する。
アルマたちと守護魔たちが絆の樹に注目する。
ロウゲツ[/話す]:
あそこだけ、異常に魔力が……
いや、違う。
周辺の次元の壁が薄く?
……おや、絆の樹に、花が……
ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。
同時に、絆の樹が満開状態になる。
デス[]:
ほぅ……絆の樹の魂の色、か。
これはこれで、美しい……
ぷるぷる[/話す]:
絆の樹が喜んでる……
シャボタン[/話す]:
友達に会えたって。
遠くにいる、友達に……
良かった、この子も、
一人ぼっちじゃないんだね♪
サツキ[/話す]: (メモ:ネコマタルート、いないのに喋った)
この子、誰かと話してる……
え?
ねぇ、この子、他の世界にも
種を飛ばしてるわ。
……喜んでる。感謝してるみたい。
明確な言葉はわからないけど、
たぶん、ありがとうって。
ぷるぷる[/話す]:
うん。
今、ようやく声がわかった。
この子は元の世界に帰りたがっている
わけじゃなくて、自分が一緒に暮らせる
新しい世界を探しているんだって。
もともと、人の想いの力を受けて
成長する子だから、誰もいない世界
では生きていけないんだって。
ロウゲツ[/話す]:
……面白い、と言うだけで済ますには
影響が大きいかもしれませんね。
これは、詳しく調べてみないと
いけませんが……
この樹自体が悪意のあるものではない
という事が確認できただけでも、
まぁ、良しとしますか。
ぷるぷる[/話す]:
うん!
この子も、この学校でもっと
この世界のことを色々と学びたいって!
来年も、楽しみだね!
ネコマタたちがプレイヤー?に注目する。
アルマたちと守護魔たちがアミスに注目する。
アミス[/話す]:
そうね……
将来のことを考えるのが、
先生の仕事だものね。
ぷるぷる、みんな、
○○ちゃん。
お話が、あるの。
ぷるぷるがアミスに向き直る。
ぷるぷる[/話す]:
アミス、どうしたの?
間。
BGMがヒトトセイベントED曲になる。
アミス[/話す]:
色々と、考えたの。
今回の事も含めて、
これから、どうすればいいのか。
これが必ず正解だとは
限らないけど……
これからのことを考えると、
こうするのが、一番だから。
ぷるぷる、あなたはずっとわたしの
一番の生徒だった。
でも……いえ、だからこそ。
あなたは、もう卒業よ。
私が教えてあげられることは、
もう、何もないの。
ぷるぷる[/話す]:
……え?
アミスがプレイヤーに向き直る。
間。
アミス[/話す]:
○○ちゃん。
ぷるぷる……いえ、プルル・アルマは
知識は豊富だし、いい子だけど、
まだ冒険の経験や、体力があまり
豊富じゃないの。
お願いだから……
あなたが、この子の先生になって。
ぷるぷるがアミスの前を横切る。
ぷるぷる[アミスに向き直る /話す]:
え、何言ってるのアミス!?
やだよ、あたし、ここに居たいよ!
あたしが嫌いになったの?
何か、悪いことした?
ねぇ、アミス!
アミスがぷるぷるに向き直る。
アミス[/話す]:
ぷるぷる……
本当は、わたしだって、
ずっとあなたと一緒にいたい。
でも……
あなたはわたしの影じゃないの。
ぷるぷる[/話す]:
でも、でも!
ずっと一緒にいたじゃない!
ずっと一緒にご飯食べて、
お風呂に入って、お布団で寝て、
一緒に笑って、勉強して……
アミス[/話す]:
それでも……
それでも、あなたはあなた。
わたしのために生きてるだけじゃ、
きっと、だめなの。
あなた自身の、幸せを追いかけて。
……幸せになることを、受け入れて。
わたしは大丈夫。
みんなもいてくれるから。
辛くないと言ったら、嘘になるわ。
だけど、わたしも、あなたも、
ずっと長く、一緒にいることを
当たり前のように思っていたから。
お互いに、卒業しなきゃ……ね。
ぷるぷる[/話す]:
やだよ、そんなの……
アミスを置いていくのも、
アミスに置いておかれるのも、
あたし、やだ……
間。
アミス[/話す]:
……ねぇ、ぷるぷる。
○○ちゃん
のこと、好きなんでしょ?
いいのよ、一緒に冒険に行って。
わたしは、冒険ができるほどの
体力はないけど……あなたなら、
わたしの代わりに世界中にいける。
それに、いまここには冒険者の
○○ちゃん
がいてくれる。
学校っていうのは、人生のある時期に
みんなで集まって、お友達を作ったり
お勉強をしたり……
人々の中で、人として生きるために
必要なことを学ぶところ。
それは、その後にある、その子の
人生に必要なことを知ってから、
学校の外で役立ててもらうためなの。
あなたはもう、他の子と違って
外に出ても十分にやっていける。
だから……いいのよ。
わたしから、卒要しなさい。
これがわたしの最後の授業。
ぷるぷる……あなたは将来、
何になりたいのかしら?
ぷるぷる[/話す]:
……。
あたし……あたし、
学校の先生になりたい!
世界中冒険して、
○○に
教わって、もっとすごくなって!
絶対この学校に帰ってくるから!
……先生として、帰ってくるから!
アミス[/話す]:
……うん。
待ってる。
ずっと待ってるから、
わたしがおばあちゃんになっても、
あなたを待っていてあげる。
だから……
卒業、おめでとう。
アミスとぷるぷるがプレイヤーに向き直る。
アミス[/話す]:
……
○○ちゃん。
勝手なお願いだけど、
この子をよろしくお願いね。
……わたしの自慢の生徒なの。
あと、これも。
絆の樹が、苗を分けてくれたの。
あなたが持って行って、
どこか素敵なところに植えてあげて。
ぷるぷる[/話す]:
○○……
えっと……あはは、なんだか、
改まるとはずかしいね。
あらためて、あたしはぷるぷる……
ううん。私、プルル・アルマです。
今後とも、よろしくお願いします
……ね?
ぷるぷるに煌き舞い広がる光のエフェクト。
ダークフェザー[/話す]:
ぷるぷる、卒業おめでとう!
あなたから授業を受けるの、
楽しみにしてるわ!
……早く帰ってこないと、
先に卒業しちゃうんだからね?
バウ[/話す]:
おめでとうです!
ぷるぷるちゃん、こんどは
○○さんが
先生になるですか?
それも楽しそうです!
また遊びに来てくださいです!
シャボタン[/話す]:
おめでとう、ぷるぷるちゃん♪
寂しくなるけど……
先生になって、早く帰ってきてね!
わたし、待ってる!
ローキー[/話す]:
めでたいのじゃ~♪
でも……やっぱりぷるぷるが
いなくなってしまうのは、
すごく寂しいのじゃ~!
ううう、お祝いしたいのに
涙が出てしまうのじゃ……
バルル[/話す]:
あぁもう、ローキーさんってば
泣かないでくださいよ。
なんかもうこっちまで……。
……ぷる子、卒業おめでとうっす。
あたしも負けないよう、
こっちで頑張りますよ!
シーホース[/話す]:
ぷるぷる様、おめでとうございます♪
わたくしも卒業したら、
○○様と
一緒に冒険に連れて行って
もらえるのでしょうか……?
ペペン[/話す]:
おめでとうなのです!
寂しいのは事実ですけど……
きっと来年は生徒がいっぱいで
先生が足りなくなるですよ!
ぷるぷる先生の授業とお土産を
期待してまっているです♪
サラマンダー[/話す]:
うっひゃー、まさか
旦那と一緒に冒険に出るとは
思いもしなかったよ!
ちょっとうらやましいかも……
たまには遊びに来てよね!
ミニー・ドゥ[/話す]:
ううう……さみじいですよぅ~
ぷるぷる、絶対に何度も学校に
遊びに来るんですよぅ!?
レディーのお勉強をするライバルが
減ると、張り合いがないんですよぅ!
白い使い魔[/話す]:
ぷるぷるさん、卒業おめでとう
ございます……
きっと、アミス先生とぷるぷるさんの
姿を見たら、お祖父さまもお祖母さまも
……きっと、喜ぶと思います。
オートメディック[/話す]:
なんだろう、この胸の震え。
寂しい……?
嬉しい……?
わからないけど、決して、
不快なものじゃない。
……おめでとう、ぷるぷる。
○○を、
よろしく。
デス[/話す]:
さて、これにてこの学校の一年は
無事に終わり、新たなる年に向けて
新しい日々を刻み始める。
それを見届けるのはそなたかもしれん、
それ以外のものかもしれん。
だがしかし、忘れるでないぞ。
この学び舎で知った物、学んだ事、
得ることのできた友……すべて、
それはそなたの血肉となり、
明日を生きるための糧となるだろう。
すべて活用し、命尽きるまで
前を向いて生きるがよいだろう。
その人生の結末が来る時ならば……
余は、喜んで迎えに行こう。
ぷるぷる[/話す]:
みんな……ありがと。
本当に、今までありがとう!
みんな、お勉強頑張ってね。
アミスの言う事、
ちゃんと聞いてあげてね。
来年は、みんなが先輩なんだから。
アミス……
今までありがとう。
これで終わりじゃないよね。
だから……
行ってきます!
BGMがPVのものになる。
アミス[/話す]:
ねぇ、みんな……
最後に、記念写真を撮りましょ?
みんな、操舵輪の方を向いて。
一列に並んで……
暗転。暗いまま話している。
アミス:
準備はいいかしら?
3、2、1……!
明ける。
選択肢(一択)
:
>はい、ぽーず!
アルマたちがモーション。
//ローキーがセーラー服になってるのは確認。
//シホ謡う、バルルあっかんべー、ミニーポールダンス
その後、前列のアルマたちが座る。
ロウゲツ[/話す]:
……さて、これは思ったよりも
厄介かもしれませんね。
鬼が出るか、蛇が出るか。
デス[/話す]:
執事、難しい顔をして何をしている?
ははぁ、あの樹か。
……まさか何処かに
繋がったのではあるまいな?
ロウゲツ[/話す]:
何処かに繋がったと言うよりは
境界が曖昧なったと言いますか……
まぁ無理に何かしようとしなければ
至って平和なものですよ
……何も無ければ、ですが。
来年の事を言うと
鬼が笑うと言いますからね、
この辺にしておきましょう。
デス[/話す]:
なるほど、面白い見解だな
何もなければ……か、フフフ
これから、貴様たちはどうする?
ロウゲツ[/話す]:
どうもいたしません。
いつも通り、日々の、季節の運行を
見守り、それぞれが戻ることなき日々を
愛おしみながら過ごすのみです。
まぁ、わたくしももういい年です。
しばらく隠居でもするとしましょうか。
デス[/話す]:
ほう、優雅なものだな。
ならば、余はしばらくこの辺りで
気ままに過ごすとしよう。
それに近頃この街に……
いや、なんでもないよ
○○、
そなたとは、またいつか、
どこかで会う事があるかもな。
**アフター アップタウン [#p257e824]
**アフター アミスの飛空庭 [#h762fd2f]