#author("2017-06-03T09:47:44+00:00","","")
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*空飛ぶ工房とフシギな武器 ログ&br;十二振り目 「救済の杖」 [#k9333b47]

#contents
**アップタウン [#ued47f0a]
中央西噴水前にステラ。
ステラに話しかける。↓
***前年イベント「イリスと記憶の書架」経験時 [#j6c53b8a]
 ステラ[プレイヤーに向き直る /話す]:
  ええと……こんなことなら、
  もっと力をためておければ
  良かった……って、あれ?

 ステラ[/話す]:
  あっー!
  やっぱり!
  ○○さんだ!
  こんなところで会えるなんて、
  なんて幸運なんでしょう♪

  ……え?
  あ、あたしです! ステラです!
  今はその、想いの力を集めるために
  ルチフェロちゃんと色々なアルバイトを
  していてですね、今回はプレゼントの
  配送係を……あ、今日はお休みを
  いただいてます、はい。

  せっかくこの世界に落ちつけて、
  ロアのみんなと一緒に暮らしている
  以上は、多少はお金を稼いでおきたい
  ですし、美味しいものも食べたいし……
  受付嬢さんにお家賃くらいは渡して
  おきたいかなー……って。

  ……って、今はそれどころじゃ
  なかったんでした!

***前年イベント「イリスと記憶の書架」未経験時 [#b1cad2a6]
 ???[ステラ プレイヤーに向き直る /話す]:
  ええと……こんなことなら、
  もっと力をためておければ
  良かった……ってあれ、?

 ???[ステラ /話す]:
  えっと……あ、ごめんなさい。
  あたし、プレゼント配送の人では
  ないんです。アルバイトはしてますけど
  今日はちょっとお休みをいただいてて。
 
  ……あ、あの~冒険者さんですか?

  やっぱり!
  そうですよね、なんだか頼りに
  なりそうだなーって思ってたんです!

  そうだ、あなたのお名前は……
  ○○さんですね。
  素敵な名前だと思います♪
 
  ……あ、名乗り遅れました。
  あたし、ステラと言います。

 ステラ[/話す]:
  あたしはロアという、物語から……
  って、話が長くなりそうなので
  大幅に省略しますけれど、簡単に
  言うと、物語とかの中から生まれて
  今では普通に生きている人の一人です。

  思い出星……というお話、冒険者の
  方なら知っているかもしれませんけど、
  あの、あれ……が、あたしなんです。
  今も、タイニーアイランドに行けば
  見ることができると思いますよ?

  ……って、今はそれどころじゃ
  なかったんでした!
--------
 ステラ[/話す]:
  ルチフェロちゃんから話を聞きました。
  なんでも、工房のアルティさんが消えて
  しまった……とか。
  あたしも詳しいことは聞いていません。
  それでも、ロアの皆が今がんばって
  その人を助ける方法を探しています。

  それに、御魂と呼ばれる人たちも
  一緒にがんばってるって聞きました。
  ○○さんも
  その御魂さん達のお友達なんですよね?

  お友達のお友達は、やっぱりあたしの
  お友達ですから……その人たちが
  悲しい顔をしているのは、あまり見たく
  ないんです。
  
  前も言いましたっけ?あたし……
  ハッピーエンドが大好きなんです♪

  物語の終わりは、みんなが
  幸せになれるのが一番ですよね。
  だから、もしよろしければ、あなたにも
  アルティさんを助けるためのお手伝いを
  お願いしたいのですけれど……
  だめ、ですか?
//十一振り目から開始するためおそらく全員参加している場合に該当のため省略
//***先月までにイベントに参加している場合 [#bc9a0aa6]
//
//***先月までにイベントに参加していない場合 [#ke3b46c4]
//
//--------
選択肢
 どう答えよう
  >一緒に行く
  >ちょっと待ってて
>一緒に行く↓
 ステラ[/話す]:
  はい!
  信じてますよ、
  ○○さん!
  
  行きましょう。
  アルティさんを、助けに!

ステラ手を振る。
暗転。
アルティの工房へ移動。

>ちょっと待ってて↓
 ステラ[/話す]:
  はい、わかりました。
  でも、できればお手伝いを
  お願いしたいです。
  こんなことになるなんて思ってなくて
  あまり力が溜まってないんです……
  待ってますから、ぜひ。

会話終了

**アップタウン [#n9e46ac1]

 ステラ[/話す]:
  はい、行きましょう!
  ルチフェロちゃん、
  ひもをおろしてくださーい!

選択肢
 アルティの工房に行く?
  >はい
  >いいえ
>はい↓
ステラ手を振る。
飛空庭のひもが出る。
暗転。
アルティの工房へ移動。
>いいえ→会話終了

**アルティの工房 [#qec73603]

ステラとライ以外に話しかける↓
[[アルティの工房での対話(基本編)>Event/Log/MysteriousAndWeaponsWorkshopFlying/kihon]]の十一振り目終了後を参照して下さい。
ステラかライに話しかける↓
BGMがPhantasmagoriaに変わる
 ステラ[/話す]:
  ごめんなさい、遅れました!
  冒険者の○○さんも
  一緒に来てくれたよ!
  ルチフェロちゃん、何がどうなって
  いるのか、改めて説明をしてくれる?

ステラ以外全員、ステラの方を向く。
 ルチフェロ[/話す]:
  うん、まずはみんなにしょうかいする。
  この子がステラ。
  くわしいことは……

 ナナイ[*/びっくり1 /話す]:
  あーっ、お菓子屋さんだっ!
  この前、お買い物した時に
  おまけしてくれた人だよ!?

 ルリ[/話す]:
  あら、屋台の店員さんじゃない。
  ルチフェロの友達だったの?

 キリエ[/話す]:
  え、図書館の司書さんでは
  なかったんですか……?

 フォルテ[/話す]:
  楽器屋のお手伝いもしてたよね……?

 メイ[/話す]:
  妾もお菓子屋さんで見かけたのだ。
  もしかして、みつごちゃんなのだ?

 セレス[/話す]:
  ええと、以前ダウンタウンの酒屋でも
  お見かけしましたけど、もしかして
  色々なお仕事を掛け持ちで……?

 ステラ[/話す]:
  あ、はい。
  いろんなバイトを掛け持ちで
  しているので……って、今は
  雑談してるタイミングじゃなくて。

 ルチフェロ[/話す]:
  ○○もいるから、
  ちゃんとお話しする……
  アルティがいなくなっちゃった。
  わたしが、終わらせてしまった……

 ルリ[/話す]:
  あなただけのせいじゃないわ。
  気がつけなかったのは、全員よ。
  だから、何とかしなきゃ……

 ルチフェロ[/話す]:
  うん、ありがとう……
 
  リーリエが、アルティを助ける方法を
  知っていそうな人にこころあたりが
  あるっていってた。それを信じる……

 アリア[/話す]:
  私たちだって、今まで何もして
  しなかったわけでは無いです。
  アイアンサウスの武器職人である
  クリエにもアルティさんの武器の修理を
  頼んでみたのですけど、やはり無理で。

 フォルテ[/話す]:
  人づてに、タタラベマスターにも
  話を聞いてみたんだけどさ。
  過去の伝承で噂程度なら聞いたこと
  あるけど、さすがに修理方法までは
  伝わってないって……

 キリエ[/話す]:
  セージマスター様や、ノーザンの
  スペルユーザーを束ねる大導師様にも
  ご相談させていただいたのですが……

  古代の魔法はともかく、技術になって
  しまうと手が出せない。そして、
  技術を知る者を待つしかないと……

 フォルテ[/話す]:
  今だって、玉藻さんと清姫さん、
  あと護衛のワーウルフさんは
  世界中を飛び回ってるんだよね。
  なんでも、サウスダンジョンの奥に
  すんでいる精霊さん達に相談するとか。

  予定では、そろそろ帰ってくる
  と思うんだけど……

 パラケルスス[/話す]:
  こんな時こそ、冷静にならねばならん。
  冷静になり、起きたことと、思っている
  事は切り離しておかねばな。
  状況を整理しよう。

  アルティ嬢は、力を使い果たして
  一度消滅したリーリエ嬢を救うため
  リーリエ嬢の武器を修理し、成功は
  したが、その後……消滅した。

  アルティ嬢は御魂の武器を修理する
  事が出来た。他の熟練の武器職人が
  出来なかったことでも、何故か彼女には
  それができていた。

 セレス[/話す]:
  アルティさんには、ご先祖様の残した
  知識があるから修理できている。
  みんな、そうだと思っていました。
  でも、そうじゃなかった……

 パラケルスス[/話す]:
  詳細は、まだ確認できていなかった。
  アルティ嬢は破損した御魂の武器を
  修理するために、文字通り、その身を
  削っているとわかったのは……
  彼女が、消滅した後だったのだ。

 メフィストフェレス[/話す]:
  そこからは私が話を引き継ぐわね。
 
  ……あの子空っぽだったのよ。
  自分に自信がない。やっていることが
  正しいかもわからない、間違っていない
  と頭でわかっていても不安……。

  無理もないわ……だって、あの子には
  それで大丈夫だと判断するための
  過去の蓄積がなかったんですもの。

  意外かしら。
  過去がないって言っているのは、
  記憶がないというのとは
  少しだけ違っているの。

  人間は時間をかけて経験を積み、
  成長していく間に多くの積み重ねを経て
  これは大丈夫、これはだめという
  判断の基準を覚えていくのよ。
  多くは、周囲の人間……親からね。

 エリーゼ[/話す]:
  そうですわね。
  わたくしも、両親から多くの考え方を
  学んでいますわ。そして、周囲の仲間
  達からも……でも、子供の頃となると
  やはり両親が多いですわね。

 ナナイ[/話す]:
  あたしはねー、おかあさんが色々と
  心配して教えてくれたよ?
  でも、その前にもなんかいっぱい
  知ってた気がするんだよね。
  そういうのが、アルティちゃんには
  なかったのかなぁ……?

 メフィストフェレス[/話す]:
  無くして……あるいは、見失って
  しまったというべきでしょうね。
  あの子は、その事に気が付いて、
  過去の自分の事を思い出していたように
  見えたし……。

  詳しく聞く事は出来なかったけど、
  何かを思いだしたからこそ、あんな
  無茶に挑んでしまったのかもしれない。
 
  そう考えると、あの子に思い出させる
  切っ掛けを作った私が一番の悪者かも
  しれないわね。

 アルカード[/話す]:
  ……案外優しいところもありますのね、
  メフィスト。
  でも、アルティがこうなってしまった
  責任は、全員にありますわ。もちろん、
  アルティ本人にもね。

 メイ[/話す]:
  アルティはもう妾たちの
  家族のようなものなのだ。
  ……大事な、家族なのだ……ぐす。

  アルティを助けてほしいのだ!
  魔法で助けてやりたいけど、
  魔法で助けてあげたいけど、
  妾には、どうやったらいいのか、
  ちっともわからないのだ……。

 ライ[メイの方を向き /話す]:
  おい、泣くんじゃねぇよ。
  まだ終わっちゃいないんだぞ!
  絶対に、助けるっていってたろ?
  ……オレもどうしたらいいか、
  わかんねぇけどさ。

ライ、元の方向を向く
 アルカード[/話す]:
  ええ、あの気弱で、落ち込み屋で
  それでも陽気に振る舞おうとしていた
  あの意地っ張りな子は、わたくし達の
  友人でもあるのですから。

  わたくしにだって、どうすればいいか
  なんてわかりはしませんわ。
  でも、リーリエが助けるあてとやらを
  見つけてきてくれたら……
  その為に、ステラに来てもらったの。

  そして、あなたが来てくれたのも
  幸運でしたわね、
  ○○。
  お手伝いを、ぜひお願いしたいですわ。
  ……あの子を助けるために。

 セレス[/話す]:
  わたし、アルティさんの事、
  なんだか他人を思えないんです。
  頑張っていて、努力して。
  前を向くことがこわくても、
  足を止めることができなくて。
  ……だから……

 ステラ[/話す]:
  アルティさん……武器職人さんで
  過去を無くしていて……
  一体どんな人だったんだろう。
  この絵も、アルティさんが?

 ル・フェイ[/話す]:
  ええ、そうよ。
  彼女、絵の才能も有ったの。
  ……そういえば、描きたいものが
  最近になってようやくできた、
  なんて言ってたっけ……

  だれか、来たみたいね。
  リーリエさんかしら……?
プレイヤーも全員、飛空庭の入口を見る。

 ステラ[/話す]:
  という事は、噂のあてになる人が
  見つかったんでしょうか!?

 ルチフェロ[/話す]:
  リーリエ、おかえり。
  アルティをたすけられるひと、
  見つかった……?

リーリエが入口前に出現、続いて???(ヒスイ)が現れる。

 ???[/話す]:
  おや、これは大勢のお出迎えを
  いただきましたね。
  まことに恐縮です。

 リーリエ[/話す]:
  あんたこの程度で恐縮するような
  タマやないやろーに。
  
  ……ただいま、ルチフェロちゃん。
  ただいま、みんな。
  話してたアテ、見つけてきたんよ。

 ルチフェロ[/話す]:
  ……あなたが、アルティをたすける
  ほうほうを知っているの?
  もし、知っていたらお願いしたい……

 ヒスイ[/話す]:

  ……遙か昔の争いが起きていた時期

  色々と弁明したい事はありますが、
  まずは、名乗らせていただきましょう。
  名は、ヒスイともうしまして、
  様々なしがない商売をしております。
  ここにいるリーリエとはまぁ、
  昔馴染みと言いますか。
  御魂の仲間と言いますか。
  
  ……遥か昔の争いが起きていた時期、
  ある男に対して技術の提供や協力を
  行っていたのが、私たちなんですよ。
  リーリエは別の任務ですぐに離れて
  しまいましたが、私はもうちょっと
  長居していましたからね。
  
  さて、説明をするにしても、
  少々時間がかかります。
  急ぐ必要があるのなら、要点だけを
  説明させていただきましょう。
  
  事情を知りたいのであれば、
  ご説明いたしますが……

//-プレイヤーがDEMの場合

//--------

選択肢
 事情を聞く?
  >聞かせてほしい
  >すぐ助けに行きたい
>聞かせてほしい↓

 ヒスイ[/話す]:
  ……それにしても、この庭がまだ
  空に浮かんでいるとは驚きました。
  私が彼……御魂の開発者と共に
  研究をしていたころとは上に乗っている
  物こそ変わりましけれど、ね。


 リーリエ[/話す]:
  あぁ、そうやったんやね。
  アルティちゃんにとっては、
  こここそがおうちやったんか。

 ルチフェロ[/話す]:
  ……どういうこと?
  あなたたちが、御魂を作った人の
  知り合い……と言うのはわかる。
  だけど……アルティは……?

 ヒスイ[/話す]:

  名前だけでは確信が持てなかったの
  ですが……この飛空庭を見て、確信が
  持てましたよ。
  
  私は、アルティさんを知っています。
  彼女はこちらを覚えていないと
  思いますけどね。
  なにせ、彼女が幼い頃の話です。

 メフィストフェレス[/話す]:
  ちょっと、待ちなさい。
  あなた達は、御魂の中でも最古参の
  部類のはずよね?
  
  なら、あの子は一体……
  御魂だというのはわかったけど、
  どういう知り合いだって言うの?

 ローレライ[/話す]:
  そーですそーです。
  アルティさんは御魂を調べたがって
  いたのに、作った人と知り合いだと
  つじつまがあわないです。

 ルチフェロ[/話す]:
  アルティは、ご先祖様が御魂を
  作ったと言っていた……
  それは、アルティの持っていた文献が
  昔の物で、それを読んだアルティが
  勘違いしていたから……?

 ヒスイ[/話す]:
  そこは、私にも少しわからないのです。
  何故ならば、私が知る限りでは
  アルティというのは……御魂の開発者の
  一人娘の名前、なのですから。

ヒスイ以外頭上に!

 メフィストフェレス[/話す]:

  あぁ、それは説明できるわ。
  あの子、記憶を無くしてたのよ。
  これは推測だけど、おそらく
  自分で「思い出したくない」と
  考えていたんじゃないかしらね。
  
  手元にある文献を見て、自分は
  この技術者の子孫なのだろうって
  自分の中でつじつまを合わせて、
  自分でも信じ込んでいた……
  というところかしらね。

 リーリエ[/話す]:
  そやったんか……
  どこか、似てるなぁおもたんよ。
  あいつの顔も、もうろくに覚えては
  おらへんけど……

 ステラ[/話す]:
  辛い記憶が……あったんでしょうか?
  記憶……思い出って言うのは、
  とても大事なものです。
  それを無くしてしまう事は、
  たしかにある事ではありますけれど……

 ヒスイ[/話す]:

  ……何があったのかまでは、
  私には想像もつきません。
  ただ、一つ言えるのはアルティさんの
  父親は、悪い男ではありませんが
  偉く不器用な奴ではありましたよ。
  
  職人ではなく、父親として、ね。
  その辺りに、何かあったのかも
  しれませんが……それは実際に会って
  聞くしかないでしょう。

 ルリ[/話す]:
  そう!
  それよ!
  アルティをたすける方法はその
  開発者が知ってるんでしょ?
  そいつ、どこにいるのよ!?

 アリア[/話す]:
  ……もしや、その方も御魂になって
  この世界のどこかにいる、という
  事なのでしょうか?

 ヒスイ[/話す]:

  ええ……一応、知っていると言えば
  知ってはいます。ただ、そこに
  たどり着けるかどうかはまた別の
  問題……となりますね。
  
  その前に、今までにどんなことを
  試したのか聞かせていただけますか?
  何を試していたのかがわかれば、
  そのぶん方法を絞り込むのが
  早くなる……かもしれません。

 ルリ[/話す]:

  腕利きの職人たちにお願いして、
  アルティのハンマーの修理が
  出来ないものか見てもらったし、
  頼み込んでスペルユーザーギルドの
  えらいさんにも相談したわ。
  
  でも、やっぱりダメだった。
  本来は修理できるはずの方法でも
  武器を直すことができず、魔法でも
  アルティの心を呼ぶことは難しい
  みたいだってわかっただけ、ね。

 ヒスイ[/話す]:
  ……厄介、ですね。
  武器の破損が原因であれば、
  当代一の職人であればなんとかなる
  可能性はあったのですが……

 パラケルスス[/話す]:
  聞かせてはくれないか。
  アルティ嬢が……そのハンマーが
  砕け散ってしまった理由を。
  御魂が、どのように生み出されたか。

 ヒスイ[/話す]:
  珠魂には、御魂の心が宿っている
  という事はご存知でしょうか?
  武器と人の心をつなぐのが……

 リーリエ[/話す]:
  ちょい待ち。
  ヒスイならそのことをある程度は
  語れると思うんやけど、今は
  ちょいと待ってほしいんよ。
  まずは、どうやったらアルティちゃんを
  助けられるか知りたいんよね。

 パラケルスス[/話す]:
  んむ、その意見はもっとも、失礼した。
  では、まずはアルティ嬢を助けるため、
  御魂の開発者のところに押しかける
  準備を始めようではないか。

 ヒスイ[/話す]:
  ……先ほども言いましたが、

  そして、彼は御魂ではありません。

 ミコト[/話す]:
  どこかの町で、つかまってるの?

 セレス[/話す]:
  数百年も捕らえられているのは

 ヒスイ[/話す]:
  技術の研究は、御魂を作成した後も

  ……彼は、次元のはざま。

 メイ[/話す]:
  ……どういう、ことなのだ?

 ライ[/話す]:
  御魂でもないのに、時が止まった

 フォルテ[/話す]:
  ライオくんも分からないって。


以後、ヒスイの会話「そこは、未だに理解の外側にある場所。~」につながる

>すぐ助けに行きたい↓

 ヒスイ[/話す]:
  ……先ほども言いましたが、
  リーリエがあてにしている人物……
  私は、彼の居場所を知っています。
  正確には、おそらくそこにいるだろう
  という場所を。

  御魂を作り出した本人であれば、
  その修復の方法も理解しているはず。
  それが、一番可能性が高い方法です。

  そして、彼は御魂ではありません。
--------
BGMがComing danger, Incoming crisisに変わる
 ヒスイ[/話す]:
  御魂になる以前に、それらの理屈が
  通じない場所に……とらわれています。
  それが、一番の障害なのです。

 ミコト[]:
  どこかの町で、つかまってるの?
  でも、それにしてはおかしいの……

 セレス[]:
  数百年も捕らえられているのは
  考えにくいですし、アルティさんの
  肉親という事であればエミルですから、
  寿命の問題が……

 ヒスイ[]:
  技術の探究は、御魂を作成した後も
  終わらなかったのです。
  詳しい事情は、私も知りませんし、
  その時に何があったのかは本人も
  わかっていないと思います。
  
  ……彼は、次元のはざま。
  この世界ではない、タイタニア世界でも
  ドミニオン世界でもない場所で、
  ずっと、囚われたままなのです。
  ……年を取ることも、できないまま。

 メイ[]:
  ……どういう、ことなのだ?

 ライ[]:
  御魂でもないのに、時が止まった
  ままって、一体なんのことだ……?

 フォルテ[]:
  ライオくんも分からないって。
  俺もさっぱり分かんないや。

 ヒスイ[]:
  そこは、未だに理解の外側にある場所。
  常識も、理屈も通じない、外界から
  隔絶された異世界です。
  そして……あまりにも苛烈な世界で
  あり、熟練の戦士でもあっという間に
  命を落としかねない場所。

 エリーゼ[/話す]:
 エリーゼ[]:
  そんな、恐ろしい場所が?
  恐ろしいモンスターが出没して
  いるとでも言いますの?

 ヒスイ[/話す]:

 ヒスイ[]:
  あれがモンスターなのかどうか、
  私には判断がつきませんが……
  襲ってくる恐ろしく強い相手という
  意味では間違いなくモンスターですね。
  
  だから、保証はないのです。
  彼がそこにいることは知っているし、
  過去に一度だけ近くに行ったことは
  ありますが、よほど運がよくないと
  近づくことも難しいかもしれません。
  
  白亜のくじらをかたどった岩の中に、
  異次元への道が続く場所。
  長く居続ければ、私ですら精神が
  焼き切れてしまうだろう場所に、
  未だに彼はいるはずです。
  ……命がまだあるのであれば。

  白亜のくじらをかだどった岩の中に、
--------

BGMがComing danger, Incoming crisisに変わる
選択肢
 くじら……
  >……
  >……?
選択後↓
 :
  黙って、話の続きを待つ事にした。

 キャプテンキッド[/話す]:
  ……なんか、本能的に今ピリッと来た。
  そこ、いっちゃいけないところだ。
  本来なら、足を踏み入れちゃダメ。
  だけど……
  時間稼ぎ程度なら、できるかな?

 ステラ[/話す]:
  ちょっと、ちょっと待ってください!
  どこか知りませんけど、アルティさんを
  助けるために他の人が犠牲になるのは
  どう考えてもちぐはぐです!

 リーリエ[/話す]:
  せやで。
  アルティちゃんが帰ってきた時、
  みんなが揃っているのが一番の
  もてなしやと思わへん?

 ヒスイ[/話す]:
  その通り、危険は冒さない方がいい。
  ですが、彼はそこに……今でも
  いるはずなのですよ。
  そこまでたどり着けるかどうかは、
  試してみないとわかりませんが……

 ステラ[/話す]:
  ええと、ですね。
  ヒスイさんは、その方のいる場所って
  思い浮かべることができる程度に
  ご存知でしょうか?

 ヒスイ[/話す]:
  過去の記憶ですが、ある程度なら、
  今でも明確に思い出せますよ。
  ……何か、私が知らない策をお持ちの
  ようですね、お嬢さん?

 ステラ[/話す]:

  ステラともうします!
  よろしくお願いしますね。
  ええと……ですね。
  
  信じてもらえるかわからないのですが、

  あたし、思い出星のロア……ええと、
  精霊とか妖精とかそんな感じの何かと
  思ってもらって結構です。
  
  今までにため込んだ想いの力を

  あたしががんばって振り絞れば、
  一人二人くらいなら、近くに送り届ける
  事ができるんじゃないかなって……
  
  いえ、一人じゃ無理でも、
  ここにいるロアのみんなや、御魂の
  みんなの力を借りれば、なんとか……
  
  いえ、きっといけるはずです!

 ヒスイ[/話す]:
  信じがたい話ではありますが……
  みなさん、これは本当なのですか?

 ル・フェイ[/話す]:
  その子、前に一回実績があるのよね。
  それに……危険なのでしょう?
  可能性が低くても、直接行く前に
  試してみる価値はあるとは思わない?

 バステト[/話す]:
  ……やるだけやってみる。
  それは大事なこと。

少し間が空く。
 ヒスイ[/話す]:

  ……あの子は、いい友達を
  見つけたようですね。
  私と、ステラさんと……
  ○○さん、
  あなたに来てもらえますか?
  
  ……あなたならば、それなりには
  運も実力もありそうだから、多少は
  生き延びる可能性が高いですし……
  最悪の場合でも、御魂として延命できる
  可能性がありますからね。
  
  ステラさんを含めて、見た限り
  人間はあなたしかいない……ようです。
  申し訳ありませんが、お願いします。

  ステラさんを含めて、見た限り
選択肢
 その場所へ行こう
  >準備はできてる
  >ちょっとまって
>準備はできてる↓
BGMがbreak through the parallelに変わる。
 ステラ[/話す]:
  わかりました!
  では、ヒスイさん。
  その場所を、思い浮かべてください。

  他の御魂のみなさんは、
  アルティさんの事を思い出して
  あげてください。
  皆さんの思い出が、あたし達を
  その場所へと導いてくれるはず……

 ヒスイ[武器を構える]:
  そこは、天と地が入れ替わる
  理解を拒む時間の牢獄
 
  悪夢と正気がせめぎ合う
  乾いた世界……我が友が囚われた、
  白きクジラの胎の内包された世界。
  白きクジラの胎に内包されし世界。

 ヒスイ[変身する 武器を構える]:
  ……見えたっ!
  まだ、生きている……
  なにも、何も変わっていない……

 ステラ[/話す]:
  ……っ!
  星たちよ、力を貸して……っ!
 
  飛びます!
深淵(イベント)に移動。
>ちょっとまって↓
 ステラ[/話す]:
  じゃぁ、まってます。
  いろいろと準備ができたら、
  あたしに声をかけてくださいね?

アップタウンに移動。
**アップタウン [#q16061b7]
中央西噴水前にステラ。
ステラに話しかける。↓

 ステラ[/話す]:
  準備はいいですか?
  では、いよいよアルティさんの
  お父さんのところに行きます……!

選択肢
 会いに行く?
  >はい
  >いいえ
>はい↓
画面がフラッシュ。暗転。
深淵に移動。

>いいえ→会話終了

**深淵(イベント) [#o62870da]
ステラ、ヒスイに話しかける。
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  よし、任せておけ!
  
  今すぐ作るから、
  ちょっと待っててくれ。

  ……良し、できたぞ。

 冒険者らしき男[/*縦線 /話す]:
  あーっ!?
  ちがう、ちがうよ!
  オレは片手剣が欲しいんであって
  カードが欲しいんじゃないんだ!

 武器職人らしき男[ハガン /うなづく]:
  何か、この……を解放できる
  何か、この……を開放できる
  方法があれば……。

 冒険者らしき男[/*怒り2 /いやいや]:
  くそっ、話聞いてやがらねぇ!
  ちくしょう、また集めなおしだよ。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ん……何か用か?

  俺は今、良質の素材を探すので
  忙しいんだ。
  
  話があるなら、後にしてくれ。

 冒険者らしき男[/話す]:
  ちくしょーーーーっ!
  うわぁぁぁん!!

 ステラ[/話す]:
  ……こんな不思議な世界にも、
  冒険者さんがいるんですね……

 ヒスイ[/話す]:
  台詞はあまり大物らしくありませんが、
  おそらく今走り去って行った彼は
  人間としては限界に近い強さの
  冒険者ではないかと思いますよ。

  まともな人間がここで長時間耐える
  には、強じんな精神力が必要ですし……
  普通にこの場所に来るには、人間として
  ほぼ限界の強さが必要でしょうから。

  幸い、この辺りは今は安全なようだ。
  今のうちに用を済ませましょう。
  
  ……再び、ここに来るとはね。

 ステラ[/話す]:
  そして、あの人がアルティさんの
  お父さん……?

 ヒスイ[/話す]:
  ええ、そうです。

  ……良かった、まだ正気を失って
  いるわけではないようですね。
 
  無事なようで何よりです。

ヒスイ、ハガンの前に移動
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ん…何か用か?

  俺は今、良質の素材を探すので
  忙し……おおっ?
 
  お前、ヒスイか!?
  見た目はちっとも変わらないな。

  ……前に会ったのは、いつの事だ?
  ずいぶんと昔のような気もするし、
  つい最近のような気もするよ。
 
  そこにいる二人は、お前の仲間か?
  毎度、面白そうな奴を連れているな。

 ステラ[/話す]:
 (……あの、ヒスイさん
 ○○さん、
  この方、もしかして……)

 ヒスイ[ステラの方を向く /話す]:
 (ええ、そうです。
  彼の時間は、止まっています。
  だからこぞ、人の身のままで
  今まで生きていられたのです)

 ヒスイ[ハガンの方を向く /話す]:
  ……ええ、人生が長いと
  色々と楽しいことにも出会えます。
  これも、あなたの開発した御魂の
  おかげなのだろうね。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  御魂、か……
  もっと早く、できていたら……
  そして、まだあれは完成はしていない。
  完成していないんだ……。

 ステラ[/話す]:
  あの……完成していない……と
  言うのは、どういう……?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……いや、あんたに話す様な
  事ではないよ。すまんな。

 ヒスイ[/話す]:
  いいえ、この二人にこそ話すべきこと、
  なんですよ。
  なぜなら、この二人はアルティの……
  あなたの娘の友人なのだからね。

 武器職人らしき男[ハガン 頭上に! /話す]:
  なんだって!?
  娘の友人、だと?

  ……確かに、年ごろとしては
  近いのかもしれん。
  早いものだな、時間の流れってのは。
  すまん、娘が世話になっているとは
  思いもしなかった。

 ヒスイ[/話す]:
 (……彼の中では、時間の流れは
  私たちが知っているものとは
  ずれてしまっています。
  奇妙に思うかもしれませんが、
  そういうもの……なのです)

 ステラ[/話す]:
  あ、はい。
  ええと、その……
  非常に、言いにくいのですが……
ステラ/*汗2
 ヒスイ[/話す]:
  ……あなたの娘さん……アルティは、
  御魂になって生きながらえましたね?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……あぁ、あの子のときには、
  なんとか、間に合わせることができた。
  お前に持たせた杖と同様だ。

  いつ目覚めるかもわからなかった。
  あの子には、これから辛い思いを
  させてしまうかもしれない。
  だが……俺はもう、失いたくは
  なかったんだ。

 ヒスイ[/話す]:
  それは、知っています。
  だが、事情が変わった。
  時間は流れました。
  あなたが知っているよりも、はるかに
  早く、強く……無情に。
  
  リーリエを覚えていますか?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  あぁ、懐かしいな。
  あいつには憑依の技術を
  教えてもらったっけ。
  あれで、かなり開発は進む
  事になった……

 ヒスイ[/話す]:
  あいつも、御魂になっていてね。
  あなたが持たせたあの弓が、
  うまい事働いてくれたらしい。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……そう、だったのか。
  無事でよかった、というべきなのか
  正直、悩ましいな。

 ヒスイ[/話す]:
  アルティが偶然、リーリエに会った。
  お互いにほとんだ面識がなかっただろう
  お互いにほとんど面識もなかっただろう
  から、本当に偶然だったのでしょう。
  
  その時、リーリエの弓は既に、
  ほとんど壊れかけていたんです。

 武器職人らしき男[ハガン /*怒り1 /話す]:
  ヒスイ、ばかなことを言うな!
  あれは、何百年も耐えるほどのものだ。
  簡単に壊れるようなものじゃない!

 ヒスイ[/話す]:
  しかし、現に……

 武器職人らしき男[ハガン /*汗3 /話す]:
  そんな事はありえない
  いや、あってはならない……

ヒスイ一歩前進してハガンを平手打ち(殴る?)、ハガン、被ダメ
BGMがlively daysに変わる
 ヒスイ[/話す]:
  いいから聞け!
  お前の知らないうちに、
  時間はどんどん流れているんだ。

  争いは終わり、リーリエが望んだ
  平和はある程度はかなえられた。
  だが、あの時からはもうすでに、
  何百年も時間は過ぎているんだよ。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  おい、それはどういう事だ?
  なぁ、あんたたち、まさかこいつが
  言っている事は、本当なのか……?

 ステラ[/話す]:
  ……はい。
  少なくとも、あたしが知る限り、
  争いが起きていた時代はとても
  昔のことだと聞いています。

 ヒスイ[/話す]:
  そして、あの日のこと。
  リーリエは何らかの原因があって、
  武器が壊れ、消滅しかかった。
  それを救ったのがアルティだ。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  救った……あの子が御魂の武器を
  修理……。修理、だと?

 ヒスイ[/話す]:
  あぁ、その通りだ。
  お前の危惧した通り、その他にも
  アルティの工房には、何人もの御魂が
  身を寄せていて、彼女が御魂の武器の
  メンテナンスをしているようだった。

  アルティも、もしかしたら御魂の
  武器を作る事は出来たのかもしれない。
  だが、修理なんて本来はできる
  はずもない……そうだったな?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  細かい修復ならば、可能だろう。
  だが、大きな傷や、珠魂の……
  御魂となった人間の生きるための想いが
  失われるような状況では、本来は
  外部からの修復はできない……

  ……その、修復者本人が御魂で、
  自分の生きるための想いを
  分け与えでもしない限りは……
  
  ……そういう、ことなのか……?

 ヒスイ[/話す]:
  ……だから、この二人がわざわざこんな
  危険な場所に来てくれたんですよ。
  あなたの娘を、もう一度助けるために。
 
  ……いけませんね、あなたが相手だと
  口調が荒くなってしまいます。

 ステラ[/話す]:
  あの……ちょっと、いいですか。
  あたしは代表で来ただけで、そこまで
  アルティさんと親しいわけではないの
  ですけれど……

  仲間から聞いた限り、アルティさんは
  自分が武器職人だという事だけは
  覚えていたようですけれど、あなたの
  ……御魂の開発者のことを、ご先祖様
  だと思い込んでいたようです。

  最後には、思い出していたのかも
  しれませんけど、何故なのでしょう?
  しれませんけれど、何故なのでしょう?

 ヒスイ[/話す]:
  ……記憶の欠損は、ある程度は
  発生すると思いますが……それでも、
  時間がたてば大体は思い出すのでは
  ないでしょうか?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……わからん。
  アルティは……俺の娘は、
  俺が知っている限りは……
  まだ、眠ったままだったんだ。

  あの子が倒れたのは、御魂の開発が
  ようやく安定してきたころだった。
  ある程度の成果は上がった。
  だが、本来求めていたものにはまだまだ
  届かなかったし、未だに届く気配も
  見えていない。

  俺が言うのも何だが、
  あの子にはかなりの才能があった。
  だが、もっと伸びてもらわないと。
  俺を乗り越えていく程度ではないと、
  俺がいなくなってから後を継ぐことが
  難しいだろうとは思っていた。

  ……あの子は母親に似て、
  争いの苦手な子だったからな。
  人付き合いや経営は人の好さだけで
  上手くいくものではないし……

 ステラ[/話す]:
  ……アルティさんの、お母様……
  確か、アルティさんが物心つく前に……

 ヒスイ[/話す]:
  それは聞いていますが……
  そうか、あなたが御魂の開発に
  着手したのは……

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……単純な話だ。
  妻を取り戻したかった。
  そして、あの子に母親を
  取り戻してやりたかった。
  ……ただ、それだけなんだ。

  俺はあまりよい父親には
  なれていなかったからな……
  俺にできることで、あの子のために
  出来ることと言ったら、それくらいしか
  思いつかなかったんだよ。

  ……あの子が俺の研究を手伝うと
  言ってきたのは嬉しかった。
  出来る限りの技術を、知識を教えて
  最高の武器職人にしてやろうと思った。
  ……あの子が倒れるまでは。

 ステラ[/話す]:
  ○○さん、
  あたし、思うんです。
  アルティさんは、お母さんに帰ってきて
  欲しいんじゃなくて……お父さんに
  認めてほしかったんじゃないかって。

ハガンとヒスイの頭上に!
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  どういう、事だ……?
  俺が、娘のことを認めていない
  とでもいうのか?

 ヒスイ[/話す]:
  ……その時の自分を振り返って
  ごらんなさい。あなたが認めたのは
  武器職人としてのアルティであって……
  甘えたい盛りの、あなたの娘では
  なかったのではないのですか?

 武器職人らしき男[ハガン 頭上に! /話す]:
  ……!?

 ヒスイ[/話す]:
  私だって、あの子に会ったことは
  ほとんどない。だから、彼女が何を
  考えているのかはわかりません。
 
  ですが、この二人はあの子の友達だ。
  私たちよりは、今の彼女のことを
  理解していると思いませんか?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……俺が覚えている娘は、いつも
  図面を引いて、素材と向き合って
  何かを作っている姿ばかりだ。
  俺がそういう生き方をしていたし、
  それでいいと思っていた。

  それ以外に覚えているのは、
  食事のときに技術の話をしている事……
  あぁ、そうだ。
  あの子が小さい頃に、俺の似顔絵を
  描いてきてくれたっけな。
  照れ臭かったが、あれは嬉しかった……

 ヒスイ[/話す]:
  そこ、かもしれないな……

 ヒスイ[ステラの方を向く /話す]:
  そういえば、あの家にお邪魔した時に
  庭に大きなキャンバスがありましたね。
  あれは、もしかしてアルティさんが?
 
  ……やはり、そうでしたか。

ヒスイ、ハガンの方を向く
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  小さい頃、あの子は絵を描くのが
  好きだったように思う……俺の仕事を
  手伝うようになってからは、
  図面を引いてばかりだったが……

  俺は、娘の何を見ていたんだろうな。
  実の父親だなんて言っておきながら、
  娘のことを何一つ理解できてなど
  いなかった、ということか……

 ステラ[/話す]:
  いいえ、何一つなんて寂しい事
  言わないでください!
  だったら、なんでアルティさんは
  絵描きじゃなくて、武器職人に
  なろうとしてたんですか?

  きっと、今からでも間に合います!
  だって、あたしたちはアルティさんを
  助ける方法を探してここに来たんです。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ヒスイ、お前意外にも御魂が何人か  (11/22時点原文通り)←現在修正されてます
  ヒスイ、お前以外にも御魂が何人か
  いるんだな?
  よし、すぐに行こう。
  武器の探究も続けたい、だが、
  ワガママだろうと、忘れられていようと
  娘だけは……助けたいんだ。

 ヒスイ[/話す]:
  ……それが、ですねぇ。
  出ることができないんですよ。
  あなたは、ここから。

  あなたは今までにここで何人の
  冒険者たちの武器を作りましたか?
  ここに来てから、何日が過ぎましたか?
  ……それを、覚えていますか?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  そりゃ一体どういう事だ!?
 
  ……そういえば、割と長い事
  ここにいる気がするな……

 ヒスイ[/話す]:
  あなたはこの空間にとらわれて、
  そもそも外に出ることができない。
  まず、そのことを思いだしてください。

  ……もし出ることができても、
  そこは数百年が過ぎ去った時代。
  下手をすれば、その瞬間にあなたは
  消え去ってしまうかもしれません。

 武器職人らしき男[ハガン 頭上に! /話す]:
  ……そうか、ここは……
  それが、究極の高みを目指した代償か。
 
  ……は、我ながら、愚かなことだ。
  娘の無事を願い、妻を取り戻そうと
  したあげくに、このざまか。

  ……俺は、志半ばで倒れた友に、
  幼い娘を残して去った妻に、もう一度
  時間を取り戻してやりたかった。
 
  だが、俺はただの武器職人にすぎない。
  作れるのは、武器だけだった。

 ステラ[/話す]:
  リーリエさんの憑依の技術……
  珠魂……もしかして、御魂って……

 武器職人らしき男[ハガン 手を広げる?]:
  笑っちまうだろう。
  誰かを傷つけるための武器を作って
  名をはせた男が目指したのは、
  傷つき倒れた……未練を残したまま
  命を失った者に、もう一度やり直す
  時間を与えるための何かだ。
  
  ……似合わないにも、程がある。
  我ながら、阿呆だと思うよ。
  だが……救えなかったか。
  俺は、自分の娘の心すらわからず、
  助けることもできないのか……

 ヒスイ[/話す]:
  お前は……っ

 ステラ[/話す]:
  違います!

  あなたの作った御魂は、
  何人もの命を助けてるんです!
  思い出してください!

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  それは一体……
  どういう、ことだ……?
  

選択肢
 御魂は何をした?
  >歴史を変えた
  >御魂が人を救った
  >救われた御魂だっている
>歴史を変えた↓
 :
  御魂になることで生きながらえた命が
  後の歴史を変えた例をあげ、結果的に
  多くの命を救ったことを知らせた。
>御魂が人を救った↓
 :
  アルティが御魂を助けたり、
  御魂が個人として人助けを
  していることを伝えて、
  救われた人がいる事を知らせた。
>救われた御魂だっている↓
 :
  志半ばで倒れるところを救われ、
  目的を達し、その後の人生を得た
  御魂がいることを知らせた。
--------
BGMがLands for Groundbreakerに変わる。
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……そんなことがあったのか。
  俺の作った御魂は未完成だとしか
  思えなかったが……
 
  ……初めて、少しだけ自分の作品を
  誇らしいと思う事が出来たよ。

  ……なあ、すまんが、
  そこの二人。頼まれてはもらえないか。
  俺の事を忘れていたって構わない。
  俺の娘を……救ってほしいんだ。

  俺の娘を、友達だと言ってくれる
  お前達に頼みたいんだ。
 
  ……ここに、娘が持っていたのと
  同じハンマーがある。
  妻のために用意したものだったが、
  これなら、使えるはずだ……

  修理の方法は、今から教える。
  俺の持つ技術を、伝えれれることは
  全て伝える……だから、頼む。
  アルティを……俺の娘を、
  助けてほしい……

 ステラ[/話す]:

  だから……
  ……あたしもお手伝いしたいけど、
  あたしだけだと、難しいです。
  見ての通り、今はこの体だから、
  そのハンマーを持つとバランスが
  崩れてしまいます。
  
  だから……
  ○○さん、
  お願い、できますか?

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  今から、超特急でやり方を教える。
  すまんが、体で覚えてくれ。
  
武器職人らしき男(ハガン)がプレイヤーに近づく。
暗転
カンカンという音?
***プレイヤーがタタラベ系以外 [#kb3af053]
 :
  武器職人から、やり方を
  長い時間かけて教わり、
  体が覚えるまで繰り返す。
  長い時間をかけて、ようやく
  体がついていくようになった。
明ける。
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  ……お前、タタラベになれば
  大成しただろうに。
  惜しいな、だが、今はその
  筋の良さがありがたい……!
***プレイヤーがタタラベ系転生前 [#w45a0439]
 :
  武器職人の技術を受け入れ、
  体が覚え込むまで繰り返す。
  自分の中の技術が磨き込まれていくのが
  はっきりとわかる。
明ける。
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  なかなか筋がいいな。
  俺の弟子にもここまでの才能の
  持ち主はそうそういなかったぞ。
 
  ……アルティも向き職人を目指して
  いるのであれば、ともに高め合っていって
  くれればありがたいな。
***プレイヤーがタタラベ系転生済み [#da030719]
 :
  武器職人の技術を受け入れ、
  覚え、工夫を凝らして自分なりの
  やり方に変えていく。
  長い時間がたったような気がするが、
  あっという間のようにも思える。
明ける。
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  お前、どこでその技術を……?
   
  ふふ、末恐ろしいが、その先は
  まだまだ長く、俺にもまだ、
  行きつくべき頂は見えていない。

  早いところ、俺を抜き去って、
  いつか頂に手が届くことを祈っている。
  ……まぁ、俺も簡単に追い抜かれる
  つもりはないんだが、な。

--------
 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  よし……これで、行けるはずだ。
  だが、まだ足りないものがある。

 ヒスイ[/話す]:

  ええ、わかっていますよ。
  珠魂の力……生きるための想いや
  その核となる生きる意志がないと
  いけないのでしょう。
  
  生きる意志は、アルティさん本人に
  なんとかしてもらわなければいけません
  けれど、生きるための想いだけならば
  私の中のそれを……

ハガンとステラがヒスイの方を向く
選択肢
 生きるための想いは……
  >一人だけでは危険だ
  >みんなで分け合えない?
>一人だけでは危険だ↓
 :
  ヒスイ一人で分け与えて、
  今度はヒスイが消えてしまっては
  元も子もないと釘を刺した。

 ヒスイ[/話す]:
  ……。

  はは、確かにその通りですね。
  老人はついつい先走りたがるもの、
  まだわかりと思っていましたが、私も
  まだ若いと思っていましたが、私も
  若者に諭されるようになりましたか。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  何言ってんだ、ヒスイ。
  お前、最初から俺より何倍も
  年上じゃないか。
  いい加減年寄りだと認めろ。

 ヒスイ[/話す]:
  いいじゃないか、あなたの御霊の
  いいじゃないか、あなたの御魂の
  技術のおかげで、若い姿のままで
  長生きをしているのだから、
  気分くらい若者でいさせてください。
>みんなで分け合えない?↓
 :
  御魂達みんなで分け合う事で
  危険を減らせないかと提案した。

 ヒスイ[/話す]::
  ……確かに。
  言われてみればその通りですね。
  こんな状況下でも冷静なのは、
  なかなかに大物だ。

  あなたのような若者が、いずれは
  世界の姿を変えていくのでしょうね。

 武器職人らしき男[ハガン /話す]:
  そうそう、お前もそろそろ
  隠居を考えた方がいいんじゃないか?
  なぁ、ヒスイ爺さん。

 ヒスイ[/話す]:
  この若い外見を見て爺さんとは
  言ってくれますね、今はあなたの方が
  よっぽど親父じゃないか。
--------
 ステラ[/*笑い /話す]:
  ……ぷぷっ、あははは!
  お二人とも、仲がいいんですね♪

 ヒスイ[/話す]:
  それは異議を唱えたいですね。
  誰がこんなガンコ親父と……

 武器職人らしき男[ハガン */汗 /話す]:
  俺としてもこの食えない若年寄と       (←原文のまま)
  一緒にされるのはちょっと……

プレイヤー、ステラ*/笑い
 ステラ[/話す]:
  あはは、あはははっ!
  なんで同じタイミングで言うんですか。
 
  あー……こんな世界の果てみたいな
  おっかないところで、こんなに笑う
  なんて思ってなかったです。

  あー、二人とも見ました?
  ○○さんも
  今、笑ってませんでした?

 武器職人らしき男[ハガン */笑い /話す]:
  はははっ……あぁ、なんだか、な。
  こうやって、声をあげて笑うのは、
  一体いつ以来のことだろうな……

  だが、他の御魂に生きるための想いを
  わけてもらう事は技術的に可能かも
  しれんが、本当に……

 ステラ[/話す]:
  心配しないでください。
  そんな人がいたら、あたし達はそもそも
  ここに来れているはずがないんです。


 武器職人らしき男[ハガン /話す]:

  娘は、いい友達に恵まれたな……。
  父親としては失格もいいところだが、
  せめて、礼を言わせてくれ。
  
  後は任せた。
  ○○、
  アルティを……娘を、頼む。

武器職人らしき男(ハガン)がプレイヤーに向かい、手を差し出す。

 :
  アルティの父親から、
  【誰かのハンマー】を
  受け取った。

 ステラ[/話す]:
  さ、行きましょう、
  ○○さん!
  そのハンマーは、ちゃんと装備しないと
  ダメなんですからね?

 ヒスイ[/話す]:
  ……では、さらばです。古い友よ。
  いつかまた、会う日があれば。

 武器職人らしき男[ハガン ヒスイの方を向き/話す]:
  こんな危険なとこ、そうそうと
  来るもんじゃないさ。
  リーリエにもよろしく伝えてくれ。
  ……じゃあ、な。

アルティの飛空庭に移動

**アップタウン [#tb16bef5]
誰かのハンマーを装備せずにステラ(他の御魂に話しかけても同様)に話しかける↓
-荷物いっぱいのとき
 ステラ[]:
  あれ?
  お荷物がいっぱいみたいです。
  ちゃんと整理しないと、いざって時に
  困っちゃうんですよー!?

-通常進行時
 ステラ[/話す]:
  ○○さん、
  【誰かのハンマー】を
  装備していますか?

  ほら、アルティさんの
  ハンマーを修理するんですから、
  ちゃんと装備しないと♪
誰かのハンマーを装備してステラに話しかける↓

 ステラ[/話す]:
  そのハンマーがあれば、アルティさんを
  助けることができる……ですよね?
  なら、急ぎましょう。
  みんな、きっと心配してます!

選択肢
 アルティの工房に行く?
  >はい
  >いいえ
>はい↓

ステラ手を振る。
暗転。
アルティの工房へ移動。

>いいえ→会話終了

**アルティの工房 [#p8c9b8b9]

誰かのハンマーを装備せずにステラに話しかける↓

 ステラ[/話す]:
  ○○さん、
  【誰かのハンマー】を
  装備していますか?

  ほら、アルティさんの
  ハンマーを修理するんですから、
  ちゃんと装備しないと♪

誰かのハンマーを装備してステラに話しかける↓

 ステラ[/話す]:
  そのハンマーがあれば、アルティさんを
  助けることができる……ですよね?
  なら、急ぎましょう。
  みんな、きっと心配してます!

BGMがtheme of Titaniaに変わる
 ステラ[/話す]:
  おまたせしましたーっ!
  ただいま戻りましたよっ!

 ミコト[/話す]
  おかえりなの。
  ……どうだった?
  アルティは、たすかるの?

 ヒスイ[/話す]:
  ええ、確実とは言いませんが、
  おそらくは。
  ただ、皆さんにもお願いがあります。
  ○○さん、
  皆さんに説明を。

 :
  アルティの珠魂に生きるための想いを
  集めるために、御魂達の生きる力を
  少しずつ分けてもらいたいことを
  説明した。

 メイ[威張る]:
  そんなのカンタンなのだ!
  どーんとこいなのだ!

 メイ[/話す]:
  ……で、どうやって出せばいいのだ?

 ライ[/話す]:
  それくらい問題ないぜ。
  どうせ、一割くらい元気が減っても
  すぐに元に戻るって!

 キリエ[/話す]:
  問題ありません。
  ……ここにアルティさんがいないと、
  お世話のしがいもありませんから。

 セレス[/話す]:
  ……みんなも、いいですよね?
  はい、全員問題ありません!
  もちろん、私もです!

 リーリエ[/話す]:
  アルティちゃん、いいお友達を
  持ったんね……

 フォルテ[/話す]:
  これが人徳って奴なのかな。
  これが人徳って奴かな。
  ○○ちゃんの
  手助けもあってのことだと思うけど、
  あの子は自分から色々と動いて、
  友達になりに行ったからだよ。

 エリーゼ[/話す]:
  では、どうしたらよいのです?
  指示をお願いしますわ、
  ○○さん。

 アリア[/話す]:
  アルティさん……早く会いたいです。

 ナナイ[喜ぶ]:
  わーい、はやくはやくっ!
  早くアルティちゃんを助けて
  みんなでパーティをしようよ!
  ね?

 ルリ[/話す]:
  で、どうすればいいの?
  ふむふむ、了解したわ。
  さぁ、みんな指示出すから
  ならんでちょうだい!

暗転。
 ステラ[-]:
  なんだか、あの時の事を思いだします♪
  その時は消えていたから、記憶は
  ないんですけど……あの時も、
  あなたはこうしてくれてたんですね。

 ローレライ[-]:
  立場変われば逆回転ー♪
  今度は手伝いますよ、ますたー。

 パラケルスス[-]:
  んむ。
  助けられてばかりというのも、
  いささか寂しいものだからな。

 アルカード[-]:
  今度は、わたくし達も一緒に
  助ける側に回るのですものね。
  ……やはり、こっちの方が趣味ですわ。
  清姫、悔しがりますわね。
  この場に参加できなかったことを……
  あ、もうすぐ帰ってくるみたい。

 キャプテンキッド[-]:
  なら、ちょうどいいや。
  あいつらにも手伝わせなかったら、
  あとで怒られるだろうし……それに、
  力づくでも、アルティを呼び戻す。
  へへ、それって海賊の流儀だよね。
  今度も絶対に、何とかなるって!

 ルチフェロ[-]:
  絶望はなんどでもおとずれる。
  だけど……絶望は、希望によって
  くつがえされるから。
  ○○は、
  そういうそんざい……だから。

 バステト[-]:
  ここはアルティの陽だまり。
  あの子がいないと、日差しがこない。
  だから、あの子がいなきゃダメ……

 ワーウルフ[-]:
  今戻った、残念ながら……む?

 玉藻[-]:
  状況、動いたみたいだね。
  お姉ちゃんたちも手伝うよっ!

 清姫[-]:
  何をすればいいですか!?

 ルチフェロ[-]:
  今から、アルティをたすけるの……
  ロアよ。物語から生まれた仲間たち。
  みんなの力をかしてほしいの。
  アルティが帰ってくるための、想いを。
  ……そのための道を、つくるの。

 ル・フェイ[-]:
  私達は、力を使い果たしても
  もう一度帰ってこれるから、
  今回は出し惜しみなしよ?
  みんな、ステラとルチフェロ以外は
  一度体を消してちょうだい。

 清姫[-]:
  ○○様……
  あの子の事、よろしくお願いします。
明ける。
BGMが∮Åmiliauðe E¢oliauðe(ファミリアウセ エコリアウセ)-いつもここに君はいて、僕はいつだって還ってくる ED版-に変わる
 ステラ[/話す]:
  準備出来ました!

 ヒスイ[/話す]:
  ○○さんが

  アルティさんのハンマーを
  修復するのに合わせて、御魂達は
  それぞれ、自分の中の力を少しずつ
  放出していく事になります。
  
  その場から動かないで、

  落ち着いて呼吸をして下さい。
  コントロールは全て
  ○○さんに
  まかせてくださいね。
  
  うっかり力をだしすぎて、
  本人が倒れてしまう……などが
  ないように、くれぐれも注意を。

 ステラ[/話す]:
  あたしたちは、そのお手伝いを。
  出来ることは少ないけど、想いが
  飛び散ってしまわないように、
  出来るだけのことをしましょう。

 ヒスイ[/話す]:
  では、始めてください。
  ……いきます!
ヒスイが変身、そしてプレイヤーがハンマーを打つ
 :
  ゆっくりと、アルティの父親の教えに
 ゆっくりと、アルティの父親の教えに
 従ってハンマーの修復を始める。
 ていねいに、地道に、ひとつひとつ
 作業を進めていくうちに、周囲に
 暖かい感覚がただよいはじめる。



 ヒスイ[/話す]:
  アルティ……君に最後に会ったのは、
  君がまだ幼い子供の頃でしたね。
  君は成長して、多くの友を得た。
  ここに来られない、君の父親に代わって
  伝えたいことがあります。
  ……早く、帰ってきてください。

 ステラ[/話す]:
  ぜったいに、伝えないといけませんね!
  それに、アルティさんだっていつの日か
  すごく強くなって、あの人に会いに
  行くことができるかもしれませんし!  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 ヒスイが友と呼んだ男。
 遠く、時間と空間の歪んだ場所で
 娘のことを思うアルティの父の姿を
 想い、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
キリエの後ろにバステトが出現。

 キリエ[/話す]:
  ……長い間眠っていたあなたは、
  私より生まれが昔だとしても、
  はるかに若く経験も少ないのです。
  同じ御魂であるあなたが先に消えて
  しまうなんて、ずるいと思いませんか?

 バステト[/話す]:
  ……メイドさん、怒ってる?
  ちがう……ね。
  なら……いい。

 キリエ[/話す]:
  あなたには未来があります。
  これから先の時間があります。
  閉じこもっていた私に外の世界を
  見せてくれたあなたには……ここに
  帰ってくる義務が、あるんです。


キリエが変身。
 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 氷に閉ざされたノーザンの地で、
 広い世界を見る夢を自ら捨て、何代も
 主と家を見守り続けたキリエの想いを
 乗せて、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。

バステトが消え、入れ替わるようにフォルテの後ろにローレライ出現。

 フォルテ[/話す]:
  工房の宣伝ライブ、次の予定も
  決まっちゃってるんだからさ。
  だから、アルティちゃんがいなくなると
  みんな困るんだよね。
  ……その、上手いことはいえないけど。

 ローレライ[/話す]:
  これから先の予定があるから、
  生きていかなきゃいけない。
  そんなささいなことこそが、
  案外大事なもんです。

 フォルテ[/話す]:
  そうそう、それに、俺楽しい曲が専門で
  湿っぽい曲は苦手なんだよ。
  だから、さ。
  楽しい曲で、おかえりって言いたいな。

フォルテが変身。

 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 音楽と人々の楽しむ空気を喜びとして、
 争いを避け続け、ついには音楽で
 争いに向き合う事を決意したフォルテの
 想いを乗せて、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。

ローレライが消え、入れ替わるようにメイの後ろに清姫出現。

 メイ[/話す]:
  アルティ、帰ってきてほしいのだ……
  もう、ひとりぼっちはいやなのだ。
  アルティがいないと、またみんな
  バラバラになってしまうのだ……

 清姫[/話す]:
  メイちゃん……
  大丈夫、きっとみんな一緒だし……
  それに、アルティさんだってきっと
  帰ってきてくれるわ。
  メイちゃんの成長したとこ、
  見てもらわなきゃね。

 メイ[/話す]:
  ……ぐすっ、そうなのだ……。
  妾はすっごい魔法使いになって、
  すっごいお金持ちになって、
  みんなに楽をさせてあげるのだ!
  だから、その前にいなくなっちゃ
  ダメなのだ、絶対にダメなのだぁ!

メイが変身。

 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 にぎやかな祭りの中でただ一人、
 行き場所をなくしていた少女。
 工房にきて、御魂たちの中に初めて
 自分の居場所を見つけたメイの想いを
 乗せて、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
清姫が消える。
壊れたハンマーに何かエフェクト?

 :
  色彩を失っていた珠魂に、
 色彩を失っていた珠魂に、
 ゆっくりと、色が戻り始める。
 脈を打つように、アルティのハンマーが
 かすかに震えたような気がした。

 ステラ[/*汗2 /話す]:
  きゃっ!?
  力の流れが逆転して……

 ヒスイ[/*汗2 /話す]:
  くっ……
  何らかの、拒絶反応……でしょうか。
  ○○さん、
  無事ですか?

プレイヤー/うなずく

 :
  ひび割れたままのアルティの珠魂が、
 ひび割れたままのアルティの珠魂が、
 弱弱しく明滅を繰り返す。
 それはまるで、泣いている子供のような
 印象を受ける……

アリアの後ろに、ワーウルフが出現。
 アリア[/話す]:
  ……待ってます。
  きっと、戻ってきてくれるって。
  アルティさんは私を人にしてくれた。
  だから……御魂だって、ちがったって、
  そんなのは関係ないんです。

 ワーウルフ[/話す]:
  冷静になったようだな、アリア。
  きっと、かえってくる。
  ○○と
  アルティを、信じろ。

  あなたに言われなくても分かってます
  
  クリエも、いつか届くことを信じて、
  あの箱を託してくれました。
  だから、私も……信じて、待ちます。
 アリア[/話す]:

アリアが変身。

 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 永い眠りから目覚め、御魂となった
 自分の価値を武器であることに置き、
 平和な世界で自分の価値を見失って
 いたアリアの想いを乗せて、
 ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。

 リーリエ[/話す]:
  色々、なやんどったんよね……。
  何か、吹っ切ることができたんかな。
  あの時、わらっとったよね……?
  
  うちでよければ、お話きかせてーな。
  他の子やて、大丈夫やから……

 ルチフェロ[/話す]:
  アルティの物語は、まだ終わってない。
  だから、帰ってこなきゃいけない。
  リーリエも、まってる……
  わたしも、まってるから。

 リーリエ[/話す]:
  こないに半端なところで、
  おわってええわけないやん!
  みんな、未練たらたらや。
  だから……はよ、帰っておいで。

リーリエが変身。

 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 かつての争いの時代から、戦いを
 終わらせるために走り続け、穏やかに
 世界を見守り続けていたリーリエの
 想いを乗せて、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。

ナナイの後ろにルチフェロが出現。
 ナナイ[/話す]:
  あのね。
  ……アルティちゃんがいないって思うと
  なんだかすっごく寂しくなるの。
  おかあさんに会う前に、なんだか
  こんなことがあったような、気もする。
  ……なんか、やだよ。

 メフィストフェレス[/話す]:
  そうね。
  あなたも、過去のことを覚えていない
  けれど……あなたには、母親がいた。
  アルティに自慢してあげなさい。
  きっと、あの子も言い返してくれるわ。

 ナナイ[/話す]:
  あのね、あのね!
  おかあさんが、今度みんなで遊びに来て
  欲しいって言ってたんだよ!
  おうちに、おきゃくさま用の椅子も
  買ってきたんだって!
  だから……一緒に行こうよ!

ナナイが変身。

 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 血のつながらない母親に愛を注がれ、
 母のために人の世界に憧れ、人と
 魔物の間の壁に阻まれかけたナナイの
 想いを乗せて、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
メフィストフェレスが消え、入れ替わるようにセレスの後ろにキャプテンキッドが出現。

 セレス[/話す]:
  私は頭が固いし、気も利かなくて、
  アルティさんの抱えている悩みには、
  あまり気がつけていませんでした……
  でも、悩みながら、迷いながら努力して
  前を向こうとしているあなたの事は、
  ずっと、すごいなって思ってた。

 キャプテンキッド[/話す]:
  そういや、ちょっと似てるよね。
  セレスも、アルティも抱え込んで
  悩んでばっかりだ。
  ……もっと、頼っていいのよ。
  お互いよりかかるくらいが、
  ちょうどいいと思うんだけどなー?

 セレス[/話す]:
  だから……私たちは、もっとお互いの
  弱いところや、ダメな所や……
  見られたくないところを、出さなきゃ
  いけなかったと思うんです。
  だから……もう一度、あなたと
  話がしたいです……!

セレスが変身。

 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 思い通りにならない自らの変身を恥じ、
 人目に苦しみ、逃げるように町を歩き、
 それでも、さらわれた仲間を救うために
 わざと衆目に身をさらしたセレスの
 想いを乗せて、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
キャプテンキッドが消える。

 :
  とまどうように、珠魂の光が
 とまどうように、珠魂の光が
 弱く明滅を繰り返す。
 ……しばらくすると、落ち着いた
 ように淡い光を放ちだす……

壊れたハンマーが光る。
 :
  (だって……
   だって、私は……!)

 ミコト[/話す]:
  ……!
  アルティの声、聞こえたの……

 ルリ[/話す]:
  ○○!
  お願い……アルティを、
  あの子を助けて!  砕けていたハンマーが、少しずつ
 砕けていたハンマーが、少しずつ
 形を取り戻していく。
 熱を加え、叩き、形を整える。
 繋ぎ、戻し、直し、磨く。



 ステラ[/話す]:
  みんな、アルティさんの事を
  思い浮かべてください!
  心の中で、呼びかけてください!
  きっと……その想いは、届きます!

ライの後ろに、ル・フェイが出現。
 ライ[/話す]:
  なんか、オレ達にいっつも申し訳ない
  みたいなこと言ってたよな。
  自信もなさげだったしさ。
  
  ……気付いてくれよ、御魂になって
  なかったらオレはここにいないし、
  あの時、オレの爪を治してくれただろ?

 ル・フェイ[/話す]:
  何に引け目を持っていたのかは、
  わからないけれど……アルティだから
  出来たことも、アルティがしたことで
  喜んだ人も、助かった人もいる。
  ……そうよね、ライ君。

 ライ[/話す]:
  そうだよ!
  人間なんだからさ、いいとこも、
  悪いとこもあるに決まってるよ!
  あの時のオレみたいに、弱さから目を
  そらして逃げたままじゃダメだ。
  戻ってくるって、信じてるからな!

ライが変身。

 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 過去の敗北の心の傷が癒えぬまま、
 恩義ある人々のために戦いに挑み、
 己の弱さを認め、その上で立ち上がる
 事を知ったライの想いを乗せて、
 ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
ル・フェイが消え、入れ替わるようにエリーゼの後ろにパラケルススが出現。

 エリーゼ[/話す]:
  ……先日、実家に戻ってきましたの。
  家族には、わたくしが旅の途中で倒れて
  御魂として生き返ったと伝えました。
  ……泣かれましたわ。
  
  良く、無事に戻ってきてくれた、と。

 パラケルスス[/話す]:
  んむ、そうだな。
  御魂にならねば、ご家族に再び会う
  事も出来なかったし、ここのみんなに
  会う事も、泣いている少女を救う
  事も出来ていなかったはずだ。

 エリーゼ[/話す]:
  それに、師匠を得ることも出来ました。
  わたくしは、御魂に命を……新しい
  人生をいただいたんです!
  それなのに、その恩返しをする前に
  いなくなられては、困りますわ!

エリーゼが変身。
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 未熟であることを知りながら、勝ち目の
 無い戦いに挑み、傷つき、転び。
 それでもまた立ち上がって前に進む
 事を選んだエリーゼの想いを乗せて、
 ハンマーを振り下ろす。


ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
パラケルススが消え、入れ替わるようにルリの後ろに玉藻が出現。
 ルリ[/話す]:
  ……そ、その。
  最初はね。あたしのところから御魂を
  もって行っちゃう邪魔な奴らだって
  思ってたりもしたけど、さ。
  今は、あなただって大事な仲間なのよ?
  だから、だからさ……

 玉藻[/話す]:
  ルリちゃんは、今までにも
  見送ることが多かったんだものね……
  仕方ないことかもしれないけど、
  寂しい……よね。

 ルリ[/話す]:
  もう、いやなのよ。心の準備ができたと
  思ったのに、やっぱりダメなの。
  人間だと思っていたから……あなたも
  先にいなくなるって、そうわかっている
  つもりだったけど……
  こんなお別れは、嫌!
  絶対に、連れ戻すんだからっ!

ルリが変身。
 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 繰り返す別れに耐え切れず、
 永遠を共に過ごす相手を求め、
 それでも自らを頼る若者たちを
 見捨てることができなかったルリの
 想いを乗せて、ハンマーを振り下ろす。

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
玉藻が消え、入れ替わるようにミコトの後ろにアルカードが出現。
 ミコト[/話す]:
  ……あのね。
  わたし、あなた達に会う前は
  さみしい事や辛いことばかりで、
  ずーっと長いこと眠っていたの。
  わたしも、ひとりぼっちだったの。

 アルカード[/話す]:
  ……そうですわね。
  ミコトはよく眠るけど、ちゃんと
  起きてくるようになりましたものね。

 ミコト[/話す]:
  かあさまも大好きだけど、
  アルティも、ルリも、アルカードも
  ○○も……
  
  アルティは、わたしにあたらしい
  家族をくれたのよ?
  
  目が覚めたら、ごはんがあって。
  家族が待っててくれるのよ?
  
  だから、おねがい。
  ……アルティ、目を覚まして……

ミコトが変身。
 :
  想いが流れ込んでくる……
 想いが流れ込んでくる……
 家族を失い、ただ一人取り残され、
 夢の中に逃げ続けていたなかで、
 小さな出会いから、新しい家族を得た
 ミコトの想いを乗せて……

ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。再びハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
壊れたハンマーにエフェクト。
 ヒスイ[/話す]:
  ……きた。

 ステラ[/話す]:
  今です!
  誰かが、そこにいるのがわかります!
  ○○さん!
  アルティさんの事を、思い浮かべて、
  あなたの手で、語りかけて!

選択肢(今までの選択肢のよって表示される項目が異なる)
 アルティの姿を思い描く
  >御魂たちの中で微笑む姿 (全体的に自力ルートよりの選択している場合は表示されない)
  >真剣に作品と向き合う姿 (全体的に協力ルートよりの選択している場合は表示されない)
>御魂たちの中で微笑む姿↓
 :
  ハンマーと絵筆を持って、
  少し、自信なさげに微笑む少女。
  アルティの姿を思い浮かべながら……
 
  ハンマーを、振り下ろした。

>真剣に作品と向き合う姿↓


--------
ハンマーに力?が溜まる。そしてプレイヤーがハンマーを打つ。
画面が白くなる。
 :
  ……ここ、は……?
明ける。
頭上に!
 リーリエ[/話す]:
  アルティちゃん!

 ルチフェロ[/話す]:
  アルティ……

 アルティ[/話す]:

  あ……あたし、どうして……?
  リーリエさん、ルチフェロちゃん、
  それに、みんな……
  
  ごめ……、ううん。
  そうじゃ、ないよね。
  ええと……その……。

 ミコト[/話す]:
  アルティ……
  おはよう、なの。

 アルティ[/話す]:
  ……うん。
  おはよう、ミコトちゃん。
  ただいま、みんな。
  
  ……あと、その……
  ずっと、呼びかけてくれたよね?
  みんなの想いが届くときに、
  君の声が、ずっと聞こえてたんだよね。
  ○○ちゃん、
  ……ありがとう。

 アルティ[/話す]:

 ルリ[/話す]:
  アルティ、体の調子はどう?
  お水飲む? 歩く事は出来る?
  みんなの名前思い出せる?

 ミコト[/話す]:
  ルリはなんだか、かあさまみたいな
  こと言ってるの……

 アルティ[/話す]:
  うん、だいじょう……っと、
  まだ、少しふらつくかな……。
  あはは、まだ無茶はできないね。
  
  ……あたし、みんなに謝らなきゃ
  いけないことがあるんだよね。
  自分でも、忘れていたんだけど
  嘘をついてた……事になるかな。

 セレス[/話す]:
  ……聞かせてください。
  でも、それは今じゃありません。
  今は、ゆっくり休んで……
  元気になってください。

 ライ[/話す]:
  ○○も、
  今日は疲れてるだろ?
  今日一番の功労者だもんな。

 メイ[/話す]:
  うむ、本当は遊んでほしいところだけど
  今日は休んで、また来てほしいのだぁ♪

 アルティ[/話す]:
  うん。
  ええと、あのね。
  ……また、明日会おうね。





**アップタウン [#i6100185]

 ステラ[/話す]:
  あ、いたいた!
  あなたが居ないと始まらないですよ、
  早く工房へどうぞ♪

選択肢
 アルティの工房に行く?
  >はい
  >いいえ
>はい↓
ステラ手を振る。飛空庭のひもが出る。
暗転。

>いいえ→会話終了

**アルティの工房 [#t503e659]
 アルティ[/話す]:
  あ、来てくれたんだ!
  ○○ちゃんが
  来たら、この前の話の続きをしようと
  思ってたんだよね。

 ステラ[/話す]:

  ロアのみんなは、ちょっと力を
  使いすぎちゃって休憩中です。
  で、みんなから伝言です。
  
  まずは、アルティさんに。

 ステラ[/話す]:
  「おかえりなさい」と♪
  そして……
  
  ○○さんに、
  「ありがとう」と。

 アルティ[/話す]:
  じゃ、これで全員そろったのかな?
  じゃ……改めてこうなると、
  なんだか緊張するけど……
  今から、話させてもらうね。

 セレス[/話す]:
  ええ、聞かせてください。
  でも、一つだけ言っておきます。
  ……どんな過去があったって、
  今まで一緒にいたアルティさんが
  いなくなってしまうわけじゃないのは、
  忘れないでください……ね。

 アルティ[/話す]:

  うん、ありがと。
  あのね、もうわかっていると思うけど、
  あたしは御魂で、御魂の作成者の娘で
  ……一緒に御魂の研究をしてたの。
  
  その頃のあたしは、御魂のことを
  強い兵士をもう一度使えるすごい武器
  くらいにしか考えられてなかった……
  んだと、思う。
  今では、もうその頃なんでそう考えて
  いたのかも、わからないけど。

 ルリ[/話す]:
  そうね……人って変わるのよ。
  あなた達に会う前のわたしの考えが、
  今では自分で理解できても共感が
  出来ないみたいに……ね。

 フォルテ[/話す]:
  その時代って、争いが起きていた
  時代の事だよね……それは、ある意味
  みんなそう思っていたとも言えるし、
  仕方ないんじゃないかな。
  俺は、そこは気にしてないよ。

 アルティ[/話す]:
  うん……でも、そうじゃなかった。
  御魂は、人を傷つけるためじゃなくて
  人を助けるための物なんだって、
  みんなやリーリエさんが教えてくれて、
  あの時、父さんの想いが伝わって……
  
  自分が間違っていたのがわかって、
  そんな考えで、みんなに勝手に
  罪悪感を持ったり、嫌われるのを
  怖がったりしてた。
  ……バカみたい、だよね。

 セレス[/話す]:
  嫌われるのは……怖いですよね。
  その気持ち、よくわかります……

 エリーゼ[/話す]:
  バカだなんて言わせませんわ!
  間違いを認めることは、正しい道に
  たどり着くための第一歩ですわ!
  それに、アルティさんでそれなら
  わたくしは今までに一体どれだけ
  間違いをしているのか……

 アリア[/話す]:
  それ、自慢する事じゃないです。
  エリーゼもけっこうおバカです。

 エリーゼ[アリアの方を向き/話す]:
  にゃんですって!?
  アリアさん、いくらなんでもそれは
  言いすぎですわっ!

 ライ[/話す]:
  あーもう、仲良くなってきたのは
  いいんだけど、静かにしてくれよー。

エリーゼが向き直る

 メイ[/話す]:
  ライがそんなこと言うとは、
  雨でも降りそうなのだ♪

 ライ[/話す]:
  にゃにおぅ!?
  ……って、アルティが話し中だって
  いっただろう!?

ライが向き直る

 アルティ[/話す]:

  ふふ……あー、なんかやっぱり
  落ち着くよね、この感じ。
  
  だから、みんなにはごめんなさい。
  今まで間違ってました!
  
  ……だから、よかったらその。
  また、お友達になってくれると
  うれしいなーって……

 ナナイ[/話す]:
  だいかんげいだよーっ!
  それに、お友達やめたなんて
  あたし言ってないもん!
  ねーっ?

 セレス[/話す]:
  そうですよ!
  簡単に忘れたり、縁を切ったりなんて
  出来るわけありません……
  
  それに、何かあった時に
  黙ってそばにいてくれるのが
  友達だって……
  
  これはまぁ、キッドさんからの
  受け売りですけれど。

 セレス[/話す]:

 ヒスイ[/話す]:
  まさか、友人の娘の友達とはね。
  まぁ、長い人生にはそういう事が
  あっても困ることはありませんし、
  あった方が刺激的なものです。
  それに色々と得るものも多そうだ。
  ……こちらこそ、よろしく。

 リーリエ[/話す]:
  うふふ、アルティちゃんも
  さらにええ子になったなぁ。これは
  ○○ちゃんの
  おかげ……かもしれへんね?

 アルティ[/話す]:
  子供のころ、絵を描くのが好きだった。
  あたしが小さい頃に、おかあさんが
  いなくなっちゃって、お父さんは
  仕事一筋だったから……お父さんの
  気を引きたくて、似顔絵を描いてた。
  
  お父さん、似顔絵は褒めてくれたの。
  小さい頃のあたしは、それが嬉しくって
  ……それで、絵を描くことが
  好きになったんだよね。

 キリエ[/話す]:
  親御さんに褒められる、という
  事は小さな子にはとても……
  とても、大事なことです。
  アルティさんが絵を描くのが好きになる
  のも当たり前のことだと思います。

 ルリ[/話す]:
  それに、アルティの絵って実のところ
  これで食べていける程度に上手よね。
  好きこそものの上手なれ、とは
  よく言ったものよね……

 アルティ[/話す]:
  お母さんの事は、ほとんど覚えてない
  けど……お母さんの描いた絵が、
  昔、うちに飾ってあったんだよね。
  だから、絵を描くことと物を作ること、
  この二つばっかりやってたなぁ……

 ミコト[/話す]:
  ……アルティのお料理の腕が
  最初いまいちだった理由が、
  よーくわかったの。
  
  最近はおいしくなってきたけど、
  最初はすごく味が濃かったの……

 アルティ[/*汗2 /話す]:
  そ、それはほら。
  食べ物は木材とか金属じゃないから
  勝手が違って……ね?
  ハンマーと絵筆は得意でも、
  おたまと包丁はまだ修行中なの!
  
  それに、玉藻さんから
  お料理も習ってるもん……!

 ステラ[/話す]:
  そういえば……アルティさん、
  あのキャンパスの絵は、ここにいる
  みんなの絵を描いている途中
  なんですよね?

 アルティ[/話す]:

アルティがキャンパスに近づく。
画面がフラッシュ。
ナナイとルチフェロの左隣にヒスイとステラが描かれる。

 アルティ[/話す]:
  うん。
  ずーっと描きたいものがわからなくて、
  真っ白なままだったんだけど、
  みんなに会ってからぴぴっと
  インスピレーションが湧いてきてね。
  
  ……結局のところ、あたしはみんなの
  事を家族みたいに感じてた、って
  事だったのかもね。
  
  ふぅ、あと一息かな。
  あのね、最後にここには
  ○○ちゃんの
  絵を描いて渡そうと思ってるの。
  
  色々と、お世話になったし……
  その。あなたのおかげで、お父さんの
  声が聞こえた……から。

ミコトがプレイヤー(の左隣)に近づく。

 ミコト[/話す]:
  (……ねぇねぇ、
   ○○。
   あなたがあの絵をもらうなら、
   あそこにはあなたじゃなくって
   アルティが描いてあるべきだと
   おもわない?)

選択肢
 キャンバスに……
  >アルティの絵を描く

ライがキャンバスに近づく。

 ライ[/話す]:
  よっと。

アルティ*/びっくり2
 
 ライ[/話す]:
  ○○、ほらよ!

 アルティ[/話す]:
 アルティ[]:
  あっ、あたしの絵筆!?

 メイ[/話す]:
  にゅふふー♪
  ○○に絵をあげるなら、
  そこにアルティが描いてないのは
  おかしーのだ♪

プレイヤーがキャンバスの前に移動。


  絵筆を持ち、キャンパスの前に立つ。
 絵筆を持ち、キャンパスの前に立つ。
 意識せずに腕がもちあがり、まるで
 絵に呼ばれてでもいるかのように、
 絵筆はアルティの姿を描きだしていく。

プレイヤーが絵を描く。

 ステラ[/話す]:
  まぁ♪
  とっても素敵です!

 アルティ[/話す]:
  わ……綺麗……。
  ……って、その、いくらなんでも
  本物よりキレイに描かないでよぉ!

 ステラ[/話す]:
  ○○さん、
  絵もお上手なんですね♪
  とっても、そっくりですよ!

 アルティ[/照れる? /話す]:
  むー……なんか、恥ずかしいなぁ。
  あの、でも……さ。
  今まで、本当にありがとう。
  本当に、気持ちでしかないんだけど、
  これが……君と、あたしたちの
  家族の形……みたいなもの、かなって。

 ミコト[/話す]:
  うん。
  はなれていても、おうちは別でも、
  家族だって言えるのって……
  すっごく、すてきなの。

 ヒスイ[/話す]:
  ふむ、長いこと生きていますが、
  このような光景を見ることができるとは
  思ってもいませんでしたよ。
  
  わたしは商売人ですから、
  本来はこういう事はしないのですが……
  あいつなら、こうするでしょうからね。

ヒスイがアルティの2歩前(プレイヤーからは3歩前)に移動

 ヒスイ[/話す]:
  二人とも、これを。

 アルティ[/話す]:
  わ、きれい……あたしにも、
  作れるかなぁ……?
  ……あ、先に選んでくれるかな?


選択肢
 :
   >ヒスイの首飾り(赤)
   >ヒスイの首飾り(黒)
   >ヒスイの首飾り(白)
選択後↓

 ステラ[/話す]:
  きっと、よく似合うと思いますよ♪
  ……アルティさんのおとうさまも、
  きっと、喜んでいると思います。

 アルティ[プレイヤーに向き/話す]:
  今日は、ありがとう。
  ……あの、さ。
  もうちょっとあたしが元気になって、
  もし、またこの工房にみんなが
  集まる日があったら……
  
  みんなに伝えたいことがあるの。
  ○○ちゃんにも。
  
  その時は、また、よろしくね。

暗転。
明ける。

**アップタウン [#ce4a4420]

**アップタウンアフター [#k628df83]

 ステラ[/話す]:
  アルティさん、助かってよかった……
  ほんとうに、良かったですよね♪
  ……御魂のみなさんって、みんな工房に
  そろっているんでしたっけ?
  この前ご挨拶しそびれて……

選択肢

アルティの工房に行く?
 >はい
 >いいえ

>はい↓
ステラ手を振る。
飛空庭のひもが出る。
暗転。
アルティの工房へ移動。
>いいえ→会話終了


**アルティの工房アフター [#f80d8b5b]
[[アルティの工房での対話(基本編)>Event/Log/MysteriousAndWeaponsWorkshopFlying/kihon]]
ロア、御魂装備時は[[ロア装備時の追加台詞>Event/Log/MysteriousAndWeaponsWorkshopFlying/Lore]]、[[御魂装備時の追加台詞>Event/Log/MysteriousAndWeaponsWorkshopFlying/Mitama]]も参照して下さい。
アルティに話しかける。
-御魂が揃っている場合




[[十三振り目 「空飛ぶ工房とフシギな武器」>Event/Log/MysteriousAndWeaponsWorkshopFlying13]]開始
-御魂が揃っていない場合
 アルティ[プレイヤーに向き/話す]:
  あ、お疲れ様、
  ○○君。
 
  思い出してみると、色々なことが
  あったよねぇ……。

  またこの工房にみんなが揃ったら、
  みんなでお祝いしようよ……ね?

  そうそう、忘れてた。
  みんなと会えたことでひらめいた
  デザインでいくつか作品を作ったの。
  けっこう自信作なんだ♪

  材料費もただではないし、
  経営の立て直しをはかるため、
  良かったらEXイベントチケットと
  自慢の作品を交換するよ?
  良かったら、見て行ってね。

  それともあたしの絵に
  興味あったりする……?
選択肢

 どうする?
  >用事はない
  >EXイベントチケットと交換したい
  >雑談する
***>用事はない [#yfc23910]
会話終了
***>EXイベントチケットと交換したい↓ [#rdc47169]
選択肢
 どれを作ってもらう?
  >今は必要ない
  >ウサギクッション
  >大きなふさふさ尻尾
  >ライの羽
  >ホワイトフェザー
  >セレスの翼飾り
  >とこしえの円環
  >ペンライトハイパー
  >上品な猫尻尾飾り
  >ルミナスヘッドギア
  >いたずらっこの腕輪
  >若草のペンダント
>今は必要ない↓
会話終了
>若草のペンダント↓



***>雑談する [#hee8d4f0]

 アルティ[/話す]:
  なんだか、今でも夢みたいだよね。
  自分が一度いなくなって、
  帰ってこれたなんて……

  気恥ずかしいけど、さ。
  キミの声が、聞こえてたような
  気がしたの。
  ずっと、呼びかけてくれている
  ような……声が。

  これからは、未来のことを
  考えていかなきゃ……ね。
  まだまだ先は長いんだし、
  がんばるぞー!