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&color(#ff0000){※このページは未完成です。追記をお願いします。};
*アミス先生の空飛ぶ教室「アルマたちと絆の樹」 ログ&br; 2時間目「まごごろのおくりもの」 [#tb8d6352]
#contents
**アップタウン [#o745037d]

前月までにイベントに参加している場合

今までのイベントに参加していない場合


 どうする?

 →恋の応援に行こう

 →アミスの飛空庭にのぼる
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、いいわよ。 
  アミス先生!
  1名様ごあんな~い!

前年イベント「ヒトトセのフシギなたまご」経験時
 守護魔・キサラギ:

&color(black){守護魔・キサラギ装備時};

&color(black){ネコマタ(胡桃・若菜)装備時};

&color(black){バウ・アルマ装備時};

&color(black){守護魔・ウル装備時};
 (守護魔・ウルが
  に話しかけた。)
 
 :
  
 守護魔・キサラギ:
  

&color(black){守護魔・ルゥ装備時};

&color(black){守護魔・ウルゥ装備時};

&color(black){守護魔・カナデ装備時};

**アミスの飛空庭 [#y607be7d]
 守護魔・キサラギ:
  キサラギ先生が
  オトナの恋愛について、
  いろいろと教えてあげるわ。
  アップタウンに行きましょう、
  (プレイヤー)ちゃん!

**アップタウン [#o745038d]

 守護魔・キサラギ:
  あっちの方に、
  「トルテ」って子がいるわ。
  「ザッハ」って男の子に
  愛の告白をしたいんだけど、
  なかなか勇気が
  出ないみたいなのよね。
  
  うまくいくように
  応援してあげましょう、
  (プレイヤー)ちゃん!

 どうする?

 →恋の応援に行こう

 →アミスの飛空庭にのぼる
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、いいわよ。 
  アミス先生!
  1名様ごあんな~い!

---------

 トルテ:
  ……きゅーじゅーはち、
  きゅーじゅーきゅう、
  ひゃく!
 
  ……うん。
  今度こそいくわ。
  告白する……!
 
  すー、はー、
  すー、はー……
 
  ……ザッハくん、
  わたしのチョコケーキ、
  受け取ってくれるかな……
 
  …………
  あ……あと百数えたら
  告白する……!
 
 守護魔・キサラギ:
  あの子よ。
  ね、初々しいでしょ?
 
  ……思い出すなぁ、
  告白しようとして
  声を掛けられなくて
  いつまでも兄様の
  後ろ姿を見ていたこと……
 
  ……って、
  私のことをはどうでもいいの。
  さあ、応援するわよ!
 
  具体的に言うと、
  上手くいくように祈りながら
  邪魔をしないよう
  こっそり見守るのよ!
 
 トルテ:
  ……きゅーじゅーはち、
  きゅーじゅーきゅう、
  ひゃく!
 
 守護魔・キサラギ:
  ……がんばれ~、
  きっとうまくいくわよ~
 
 トルテ:
  ……うん。
  きっと、きっと
  うまくいく……!
  チョコケーキだって、
  割と上手にできたもの……!
 
  すー、はー、
  すー、はー……
 
 ???
  くんくん……
  おいしそうなにおい。
  この箱からするですか……?
 
 トルテ:
  ……あ、あのっ!!
 
 ???
  (びくっ)
 
 トルテ:
  ……こ、こ、これっ……
 
  ……えっ?
  あれっ?!
  ……チョコケーキが、
  ない……!
 
  あっ!
  あなたが持ってるその箱はっ!
  返して、大切なものなの!
 
 ???
  あっ、あっ……
  おっきな声、こわいです、
  逃げるです……!
 
 トルテ:
  待って!
  あっ……
 
 トルテ:
  そ、そんなぁ……
  こんなことって……
  ……うぅ……ぐすっ……
 
 守護魔・キサラギ:
  な……なんなのあの子!?
  告白タイムの女の子から、
  バレンタインのチョコを
  奪ってくなんて……!
 
  ありえない、
  人として、ありえないわ……!
 
 トルテ:
  ……もうだめだわ……
  ぐすっ、ぐすっ……
  ふぇぇ~~ん!!
 
 守護魔・キサラギ:
  絶っっ対、許せない!
  早く追っかけるわよ!
  (プレイヤー)ちゃん!
  チョコを取り返すの!!

&color(black){バウ・アルマ装備時};
 : 
  (バウ・アルマが
   話しかけてきた。)
 
  おっかけっこです!
  くんくん……
  こっちです!

---------

 ザッハ:
  ……どこから来て、
  どこに行くのか……
  ……ただ、流れるまままに……
 
  ……噴水って、フシギだなぁ……
  どういう原理なんだろうなぁ……?
 
  ……これが
  ジュースだったらなぁ……

 トルテ:
  ……もうだめだわ……
  ぐすっ、ぐすっ……
  ふぇぇ~~ん!!

---------

 ???:
  くんくん……ぺろぺろ……
  おいしいにおいだけど、
  周りはおいしくないです。
  中がおいしいです……?
 
  (べりべり)
 
 守護魔・キサラギ:
  食べちゃダメっ!
  それを返しなさいっ
  チョコどろぼう!
 
 ???:
  わぅっ!?
 
 守護魔・キサラギ:
  えっ!?
 
  い、今の子は、いったい……
  あ、もしかして!?
 
  そっか、あの子も
  ムツキが言ってた、
  「アルマ」なのね!
 
  ヒトと同じ心を持ってて、
  ヒトの姿に変身できるって
  いうけど……
 
  ううん、
  女の子の告白を
  邪魔するだなんて
  ヒトの心があったら
  絶対できないわっ!
 
  急いで追いかけてっ、
  (プレイヤー)ちゃん!

&color(black){バウ・アルマ装備時};
 : 
  (バウ・アルマが
   話しかけてきた。)
 
  くんくん……
  わるいバウは
  こっちです!

---------

 守護魔・キサラギ:
  見つけたわっ!
  大人しくしなさいっ、
  チョコどろぼう!
 
 ???:
  えっ?
  ……どろぼう?
 
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、
  いくらヒトの姿に化けても、
  このキサラギ様の目は
  ごまかせないわ。
  ほらっ!
 
 ???:
  きゃっ!?
  なに、なに!?
 
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、頭隠して
  しっぽ隠さずね。
  チョコはどこに
  隠したのかしら、
  子犬ちゃん?
 
 ???:
  く、くすぐったい!
  あたしイヌじゃないよ、
  やめて~!
 
 守護魔・キサラギ:
  あら?
  そういえば
  しっぽの形が
  違うような……?
 
  ……あ、あはは
  ごめんなさい。
  人違い……だったのね。
 
  ところであなた、
  子犬か、
  子犬っぽい女の子を
  見かけなかったかしら?
 
 巻き込まれた少女:
  子犬? 女の子?
  犬だったら、
  さっきあっちの方に
  走っていったよ?
 
 守護魔・キサラギ:
  チョコどろぼうはあっち、と……
  確か、この先は
  東可動橋の方まで
  一本道だったわね……
 
  私は先回りするから、
  あなたたちは
  こっちから追いかけて!
  はさみうちよ!
 
 巻き込まれた少女:
  …………
 
  えっ?
  あなた「たち」?
  あたしもおてつだいするの?
  う~ん……

&color(black){バウ・アルマ装備時};
 : 
  (バウ・アルマが
   話しかけてきた。)
 
  ご主人さま!
  わるいバウは
  めっ!です!

---------

 巻き込まれた少女:
  犬だったら、
  あっちの方に
  走っていったけど……
  あたしもおてつだいするの?
  う~ん……

---------

 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、
  もう逃げられないわよ。
 
 巻き込まれた少女:
  に、逃げられないよ~、
  だからあばれないでね~?
 
 ???:
  くぅんくぅん……
 
 守護魔・キサラギ:
  さあ、チョコケーキを
  返しなさい。
  それはあなたが
  食べていい物じゃないの。
 
  一年に一度の
  この季節だけは
  内気な女の子でも
  チョコを渡すだけで、
  好きな男の子に
  想いを伝えられる……
 
  そのチョコケーキは
  人の思いがつまった、
  とても大切な
  おくりものなのよ?
 
 巻き込まれた少女:
  それに、犬はチョコをたべると
  おなかがいたくなっちゃうから
  絶対にたべちゃだめなんだよ~!
 
 ???:
  !?
 
  おなかいたいの、いやです……
  ちょこ、こわいです……
  ぶるぶる。
 
  でも、ぼくは
  とってもおなかが
  すいてるです……
 
 守護魔・キサラギ:
  だったら、私と一緒に
  いらっしゃい。
  もっとおいしいごはんを
  食べさせてあげるから、ね?
 
 ???:
  ごはんくれるですか!?
  もしかしていい人ですか!?
 
  チョコケーキは
  おねーさんにかえすです!
 
 守護魔・キサラギ:
  あっ!
  その子はトルテちゃんじゃ……
 
 巻き込まれた少女:
  えっ?
  ……あっ!
 
 :
  少女の手をすべり
  チョコケーキは地面へ落ちた。
 
 :
  (ぐしゃっ!)
 
 巻き込まれた少女:
  あっ
  あああああああ!!
  つ、つぶれちゃった……!
 
 守護魔・キサラギ:
  つ……
  つぶれちゃった……の?
  女の子の想いが詰まった、
  大切なチョコケーキが……
 
 巻き込まれた少女:
  ごめんなさい……
  うう……ぐすっ……
 
 守護魔・キサラギ:
  泣かないで、
  あなたは悪くないの!
  悪いのは……そう、
  あなたを巻き込んだこの私と、
  主に(プレイヤー)ちゃん
  だから……ね?
 
 巻き込まれた少女:
  ぐすっ……でも……
 
 ???:
  どうして泣いてる、ですか?
  おなかすいたです……?
 
 守護魔・キサラギ:
  とにかく、みんな一緒に
  いらっしゃい!

&color(black){バウ・アルマ装備時};
 : 
  (バウ・アルマが
   話しかけてきた。)
 
  ご主人さま!
  いっぱい走って、
  ぼくもおなかがすいたです!

**アミスの飛空庭 [#y607be8d]
 守護魔・キサラギ:
  アミス先生、
  ちょっといいかしら?
  この子たちなんだけど……。
 
 アミス:
  あら?
  キサラギちゃんの
  新しいお友達ね?
 
  ようこそ、
  わたしの飛空庭へ!
 
 ???:
  おなかすいたです、
  ぺこぺこです……
 
 守護魔・キサラギ:
  えっと、
  ちょっと訳アリの子で……
  先生、まず
  何か食べさせてあげて?
 
 アミス:
  おなかが空いてるのね?
  あなた、お名前は?
 
 バウ:
  ぼくはバウです。
 
 ダークフェザー:
  !
  あなた、私と同じ……?
 
 アミス:
  バウちゃんね。
  ちょっと待ってて、
  すぐになにか……
 
 巻き込まれた少女:
  ……あっ!
  黒おねえさん!!
 
 シャノワール
  ……っ!
  くる……!
  ……コホン、我が妹よ!
  こっちへ……!
 
 守護魔・ムツキ:
  ……「黒おねえさん?」
 
 守護魔・キサラギ:
  ムツキ、ちょっと……
 
 シャノワールと妹
  ……無事でよかった……
  …………なちゃんは……?
  ……いや、まだ……
  ……ここにいたら……
  ……ちがう名前を……
 
 ムツキとキサラギ:
  ……フェザーと同じ……
  ……あの方も、心を……?
  ……まだ、善悪が……
  ……はい、教えないと……
 
 バウ:
  ……おなかいっぱいです!
  アミス先生、だぁーいすきっ!
 
 アミス:
  バウちゃん。
  バウちゃんがよかったら、
  ずっとここにいていいのよ?
 
 守護魔・ムツキ:
  アミス先生の生徒になって、
  人の……この世界のことを、
  たくさん学ぶといいですよ!
 
 バウ:
  わかりました!
  ぼくもアミス先生の
  「せいと」になるです!
 
 シャノワールの妹;
  あっ、あたしも、
  く……シャノワールおねえさんと
  いっしょに、生徒になりたいです!
 
 アミス:
  もちろん、大歓迎よ!
  それで、あなたのお名前は?
 
 みるく:
  く……
  えっと、「みるく」です!
 
 守護魔・ムツキ:
  シャノワールさん、
  妹さんが見つかって
  よかったですね!
 
 シャノワール;
  ああ。
  他の妹たちも、
  いつかきっと……
 
 守護魔・キサラギ:
  それじゃ、さっそく
  最初の授業ね。
 
  バウちゃんにはまず
  人のものを
  勝手にとったらダメ!
  ってことを教えてあげないと。
 
 アミス:
  えっ?
  どういうことなの……?
 
 :
  キサラギは、バウが
  トルテのチョコケーキを
  奪って逃げ、
  最終的にチョコケーキが
  つぶれたことを話した。
 
 ダークフェザー:
  人がもってるものを
  勝手にとるなんて、
  あなた、ばかなの?
 
 バウ:
  くぅ~ん……
 
 アミス:
  人のおくりものを
  ダメにしちゃったのなら……、
  そうね、おわびのおくりものを
  してみたらどうかしら?
 
 バウ:
  おわびのおくりもの?
 
 みるく:
  ……チョコケーキを
  ダメにしちゃったから、
  代わりをあげたら
  ゆるしてくれるかなぁ?
 
 守護魔・キサラギ:
  それはどうかしら……
  あれは世界にひとつだけの
  手作りチョコケーキなの。
  代わりになるチョコケーキなんて
  あの子以外作れないわ。
 
 みるく:
  ぐす……、あたしのせいで……。
 
 守護魔・キサラギ:
  あ……!
  え、えぇと……
 
 守護魔・ムツキ:
  だいじょうぶですよ、
  みるくさん。
  きっと、何かいい方法が
  ありますから。
 
 シャノワール;
  ……世界にひとつだけの
  手作りのチョコケーキは
  確かに取り返せない。
 
  だが、チョコケーキを
  もう一度作ることなら
  不可能じゃないだろう?
 
  トルテがもう一度
  手作りできるように
  チョコケーキの材料や
  調理道具をそろえて
  あやまってみたらどうだ?
 
 みるく:
  黒おねえさん……!
 
 シャノワール;
  シャノワール、だ。
  く……みるく。
 
  そうだな……
  みんなで手分けして
  材料を集めるとして……
  特に、「チョコレート」が
  3つくらい必要だな。
 
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、甘いわね
  シャノワール。
  チョコレートより甘いわ!
 
 シャノワール;
  なに……?
 
 守護魔・キサラギ:
  おわびっていうのは、
  相手にどうして欲しいのか聞いて
  できるだけ希望通りに
  してあげるべきじゃない?
 
 シャノワール;
  むっ……確かに……。
 
 守護魔・キサラギ:
  まあ、この
  キサラギおねえさんには
  トルテちゃんの希望は
  お見通しなんだけど、ね?
 
  トルテちゃんに必要なのは、
  私みたいなオトナの魅力よ!
  だから、私が
  コーディネイトして
  あげれば……
  ふふっ、楽しみね!
 
 シャノワール;
  それはトルテの
  希望というより……
 
 みるく:
  やっぱり
  チョコケーキの材料を
  あつめたほうが
  いいとおもうなぁ。
 
 守護魔・キサラギ:
  さあ、
  トルテちゃんに会いに行くわよ!
 
 バウ:
  おさんぽですか?
  わぁーい!
 
 ダークフェザー:
  みんなの話を
  聞いてなかったの?
  あやまりに行くのよ。
  あなた、ばかなの?
 
 バウ:
  くぅーん……
  ぼくは、ばかなバウです……
 
 みるく:
  く……
  シャノワールおねえさん。
  みるくがいない間に、
  いなくならないでね?
 
 シャノワール;
  ……他の妹たちも
  探さないといけないからな。
  だが、必ずここに戻ってくる。
  だから、心配は無用だ。

&color(black){バウ・アルマ装備時};
 : 
  (バウ・アルマが
   話しかけてきた。)
 
  ご主人さま!
  ぼくはご主人さまのいうこと、
  なんでも聞きます!
  チョコレートを集めるですか?
  おでかけするですか?

---------

 みるく:
  みるくは、
  チョコケーキの材料を
  そろえた方が
  トルテさんが
  よろこぶと思うの……。
 
 守護魔・キサラギ:
  (プレイヤー)さん。
  「チョコレート」を3つ、
  集めて欲しいの。
 
 守護魔・キサラギ:
  おわびっていうのは、
  相手にどうして欲しいのか
  聞くのが大切でしょう?
  トルテちゃんに会いにいかない?

 どうする?

 →う~ん……

 →チョコレートを持ってきた
 
 みるく:
  「チョコレート」を3つ、
  持ってきてくれたの?

 チョコレートを3個渡す?

 →渡さない

 →渡す

 →チョコレートを5個渡す
  みるく:
  ありがとう、
  (プレイヤー)さん!
  たくさんあれば、
  もし失敗しちゃっても
  やりなおせるね!
 
  他の材料は
  おねえさんたちが
  そろえてくれたから……
 
 守護魔・キサラギ:
  それじゃ、材料と、
  調理器具一式を……
  バウ。
  落とさないように
  注意して運ぶのよ。
 
 バウ
  ぼくがんばります!
  ……むきゅぅ……
  お、おもいですぅ……
 
 守護魔・キサラギ:
  さあ、
  トルテちゃんに会いに行くわよ!

 →"渡す"や"チョコレートを5個渡す"を選び足りない場合
 みるく:
  チョコレートが3つあれば、
  トルテさんのチョコケーキの材料がそろうの。
  もっとたくさんあれば、
  失敗しちゃっても
  だいじょうぶなんだけどなぁ……。


**アカリ(ネコマタ)ルート [#k3bbcdc8]
***アップタウン [#ebbb4653]

 守護魔・キサラギ:
  トルテちゃん。
  私たちと一緒に、
  チョコケーキを作らない?
 
 トルテ:
  あっ!
  その子、わたしのチョコ……!
 
 守護魔・キサラギ:
  ええ。
  あなたのチョコケーキを
  ダメにした犯人よ。
 
 みるく:
  ごめんなさいっ……
 
 守護魔・キサラギ:
  バウちゃん、
  ごめんなさいしなさい。
 
 バウ:
  ごめんなさい……
 
 守護魔・キサラギ:
  この子も反省して、
  あなたの告白が
  うまく行くように
  協力したいんですって。
 
  材料と道具は
  こっちで準備したわ。
  もう一度、作ってみない?
  カレのハートをキャッチする、
  究極のチョコケーキを!
 
 みるく:
  みるくも
  おてつだいするの!
 
 バウ:
  ぼくもがんばります!
 
 守護魔・キサラギ:
  しかも今なら特別、
  キサラギ先生の
  「オトナの告白講座」も
  無料で受けられるわよ?
 
 トルテ:
  オトナの……無料……?
  
  じゃ、じゃあ……
  やってみようかな……

暗転

 :
  …………
  …………
  …………
 
 バウ:
  まぜまぜ、まぜまぜ……
  くぅ~ん……
  おいしそうなにおい……
  だけどたべちゃだめ、
  たべちゃだめ……
 
 みるく:
  あっ(がっしゃーん!)
  あああああああ!
  ……おとしちゃった~
 
 トルテ:
  落ち着いて、ね?
  だいじょうぶだから……
 
 守護魔・キサラギ:
  はい、注目~!
  オトナのオンナはね、
  …………
 
 :
  …………
  …………
  …………
 
 トルテ:
  できた……!
  前より上手にできたわ!
 
 守護魔・キサラギ:
  さあ!
  冷めないうちに、告白よ!

暗転明ける

 トルテ:
  ……あっ、あの、
  やっぱりまだ、
  心の準備が……
 
 守護魔・キサラギ:
  オトナのオンナ心得、
  第14条ぉ~?
 
 トルテ:
  え、えっとぉ……
  「告白すること
   風のごとし」?
 
 守護魔・キサラギ:
  オトナのオンナは
  「告白しようかな、
   でも、でも……」
  なんて
  ためらったりしないの。
 
  「あ、この人好きかも」
  って思った瞬間、
  もう告ってるのよ!
 
  告白なんてのはね、
  ゴールじゃなくて、
  スタートなの。
  いちいち立ち止まってたら
  オトナのオンナになる前に
  おばあちゃんになっちゃうわよ?
 
 みるく:
  トルテさん、
  勇気出して!
 
 バウ:
  ぼくもおーえんしてるです!
 
 トルテ:
  ……よしっ。
 
  ……ありがとう、みんな
  いってくる……!
 
  あ、あのっっ!!
 
 ザッハ:
  えっ?
  あの……君は……?
 
 トルテ:
  わ、わたし、
  トルテって言って……
  あの、あの……
 
  こ、これっっ!!
 
 ザッハ:
  あ、こ、これって、
  もしかして……?
 
 トルテ:
  (かぁ~っ)
 
 守護魔・キサラギ:
  あら~……
  キサラギ先生の
  「オトナの口説き文句」、
  忘れちゃってるわね……
 
 ザッハ:
  ば……バレンタイン……
  ってことでいいのかな?
 
 トルテ:
  (こくり)
 
 みるく:
  でも、なんか
  いいフンイキだよ?
 
 ザッハ:
  その……
  キミのこと、
  よく知らないから……
 
 トルテ:
  ……っ!
 
 ザッハ:
  ……だから、
  最初はトモダチから、
  でいいかな……?
 
 トルテ:
  は、はいぃっ!
 
 ザッハ:
  ……えっと、うん、
  その、なんだ、つまり……
  ありがとう、
  これからよろしく!
 
 トルテ:
  こっ、こちらこそ、
  よろしくおねがしまし……
  あうぅ……
 
 ザッハ:
  これ、チョコケーキだね!
  食べてもいいかな?
 
 トルテ:
  ど、どうぞ!
 
 みるく:
  よかったね、トルテさん!
 
 守護魔・キサラギ:
  う~ん、まあ、
  お子ちゃま同士だし、
  これでいいのかしらね。
 
 バウ:
  トルテさん、
  あの人がご主人さまに
  なったですね!
  とってもうれしそうです!
 
 みるく:
  ……ご主人さま?
 
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、あなたたちも
  大人になればわかるかもね?
 
 バウ:
  ……おくりもの。
  おくりものをすると
  こころがつたわるんですね!
  よぉーし……。
  (ごそごそ)
 
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、あせらないあせらない。
  さあ、飛空庭に戻るわよ!

**アミスの飛空庭 [#y607be9d]

---------