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&color(#ff0000){※このページは未完成です。追記をお願いします。};
*アミス先生の空飛ぶ教室「アルマたちと絆の樹」 ログ&br; 3時間目「だいじなきもち」 [#tb8d6352]
#contents

**アップタウン [#o745037d]
 アカリ:
  ……なによあなた?
  あたしの弟子になりたいの? 
 
  残念ね、
  もうちょっと早く来てたら
  弟子にしてあげても
  よかったんだけど!

前月のイベントで「キサラギ(守護魔)ルート」をクリアしている場合
 ザッハ:
  ボクのマシュマロちゃん……
  食べちゃってもいいかい?
 
 トルテ:
  ザッハくん……
  わたし、とろけちゃいそう……
 
 ザッハ:
  トルテさん……!
 
 トルテ:
  ザッハくん……!
 
 2人でなにかのモーションをとる。    ←(編集者注:何のモーションかわかりません。ご存知の方は修正お願いします。)

前月イベントで「みるく(ネコマタ)ルート」をクリアしている、またはイベントに参加しなかった場合
 ザッハ:
  マシュマロおいしいね、
  トルテちゃん。
 
 トルテ:
  おいしいね、
  ザッハくん。
 
 ザッハが「ぼー」エモーション
 
 ザッハ:
  ボクは幸せだなぁ。
 
 トルテが「ぼー」エモーション
 
 トルテ:
  わたしも幸せなの。
  ……えへへ。

**アップタウン [#w8c4a2be]
 守護魔・ヤヨイ:
  むっ、君は……
  (プレイヤー)さんですね。
  冒険者として人々を助けている
  すばらしい活躍の数々、
  私の耳にも届いておりますよ。
 
  私はヤヨイと申します。
  どうぞお見知りおきを。
前月までにイベントに参加している場合
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ムツキとキサラギから
  話を聞き、私もアミス先生の
  生徒にしていただきました。
 
  学問をよく修め
  文武両道を極めたいという
  個人的な欲求もあるのですが……
 
  人の心を持つモンスター……
  アルマたちのことを、
  守りたいのです。
  人と同じ心を持つ彼女たちが、
  人の社会で生きていけるよう、
  正しく導いてあげたい……。
 
  よろしければ、
  アミス先生の教室に
  一緒に行きませんか?
  勉強に励む皆さんに
  差し入れをしたいのです。
今までのイベントに参加していない場合
 守護魔・ヤヨイ:
  ちょうどここの上空にある、
  アミス先生という方の飛空庭が、
  生徒たちに勉強を教えるための
  教室となっておりまして。
 
  ……わけあって、
  私も生徒の1人として
  教室に通っております。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん!
  君も生徒の1人として、
  時には冒険の先生として、
  ぜひ私たちと共に学び、
  そして導いて欲しいのです!
 
  実は、
  腕利きの冒険者である
  君の協力が
  必要な事情がありまして……
 
  詳しい話は、
  飛空庭でお話しします。
  一緒に来ていただけますか?

 アミスの飛空庭にのぼる?

 →今はやめておく
 
 守護魔・ヤヨイ:
  そうですか……
  お忙しいようですね。
 
  また今度、
  時間のある時にでも
  お願いします。

 →アミスの飛空庭にのぼる
 
 守護魔・ヤヨイ:
  では、行きましょう。
  アミス先生!
  ひもを降ろしてくださーい!

前年イベント「ヒトトセのフシギなたまご」経験時
 守護魔・ヤヨイ:
  

&color(black){ネコマタ(茜)装備時、台詞なし。};

&color(black){守護魔・ウル装備時だと…};
 (守護魔・ウルが
  に話しかけた。)
 
 :
  
 守護魔・ヤヨイ:
  

&color(black){守護魔・ルゥ装備時、台詞なし。};

&color(black){守護魔・ウルゥ装備時、台詞なし。};

**アミスの飛空庭 [#y607be7d]
 みるく:
  おべんきょうしてたよ!
  えらい?

 みるく:
  どこいってきたの?
  おはなしきかせて~

 みるく:
  にゃんにゃん!
  あ、まちがえた……。
  こんにちは!
上記の台詞がランダムで出た後、以下の台詞につながります。
&color(black){ネコマタ(茜)装備時だと…};
 :
  ((ペット)が
   みるくに話かけた。)
 
 :
  にゃっ!
 
 みるく:
  にゃんにゃん?
  どうしたの、
  アカリおねえさん?      ←(編集者注:イベント開始前でも「アカリ」と呼びます。)
 
 :
  にゃん、にゃにゃん!
 
 みるく:
  あっ……
  まちがえちゃった。
  アカリおねえさんに
  そっくりだね~!
 
 :
  にゃっ、にゃにゃー!
 
 みるく:
  アカリおねえさんも、
  おんなじこと言ってたよ!
 
 :
  ……にゃっ!

 みるく:
  大変だったけど、
  トルテさんが
  ザッハくんとなかよしになれて
  よかったね~♪

 思い出を語ってもらう?

 →はい

 →いいえ
 台詞なし。

**アミスの飛空庭 [#r712f6c7]
前月までにイベントに参加していない場合
 アミス:
  あら、
  ヤヨイちゃんのお友達?
  ようこそ、
  わたしの飛空庭へ!
 
  わたしはアミス。
  教師になるために
  アクロポリスに来たの。
 
  でも、平原の学校は、
  冒険者さんのための
  学校だったみたいなのよ。
  わたしは冒険なんて
  したことないし……
 
  だから、
  この飛空庭を教室にして、
  生徒を集めてるの。
 
  今は遊びに行ってるけど、
  ヤヨイちゃん以外にも
  生徒は6人いるわ。
  きっと、あなたとも
  いいお友達になれると思うの。
 
  体育はちょっと苦手だけど、
  国語、算数、理科、社会、
  なんでも教えてあげるわ。
 
 頭の上のプルル:
  ぷるぷるっ。
 
 アミスが教鞭で黒板を指し示すモーション。
 
 アミス:
  あ、この子は「ぷるぷる」。
  わたしのお友達なの。
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷるっ。
 
 アミス:
  うふふ、あなたと会えて
  喜んでるみたいね。
 
 ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん!
  共に学び、
  学問をよく修め、
  文武両道を極めましょう!
 
  ああ、そういえば。
  そろそろ生徒の皆さんが
  おなかを空かせて
  戻ってくる時間ですね。
 
  勉学に励む皆さんへの差し入れを
  下に用意してあるので、
  一緒に運ぶのを手伝って下さい、
  (プレイヤー)さん!
 
  アミス先生!
  よろしければ、
  お茶の準備を
  お願いできますか?
 
 アミス:
  わかったわ。
  うふふ、今日は何を
  作ってくれたのかしら。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  楽しみにしていて下さい!
  自信作ですよ。
 
 暗転。暗いまま話している。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  (ひそひそ)
  ……君にだけは
  前もってお教えします。
 
  アミス先生は
  まだ気づいていない
  ようなのですが……、
  生徒のうちの何人かは、
  人の姿をしたモンスターなのです。
 
  彼女たちは人と同じ心を持ち、
  人となかよくしたいと
  望んでいるのですが……
  人の社会で生きるには
  まだ、あまりにも常識がないのです。
 
  私は、
  人と同じ心を持つ彼女たちが
  人の社会で生きていけるよう、
  正しく導いてあげたい……。
  どうか、力を貸して下さい。
 
  さて、差し入れはこれで全部です。
  ちゃんと人数分ありますね。
 
  あ、皆さん帰ってきたようです。
  さあ、行きましょう。
→前月までのイベントをクリア済みの展開につながります。

**アミスの飛空庭 [#bbf837a0]
守護魔・ヤヨイに話かけると暗転。
明けるとキサラギ・ムツキ・シャノワール・みるく・ダークフェザー・バウがヤヨイを囲んでいる。
バウがダークフェザーに足でぐりぐりされている。

 守護魔・ヤヨイ:
  皆さん!
  差し入れ……を……
 
 ダークフェザー:
  あなた、ばかなの?
 
 バウ:
  わ、わぅわぅ~!
 
 ダークフェザー:
  人間のときは、
  ちゃんとふたつの足で歩かないとだめなのよ?
  こんな風に、
  ふまれちゃうんだから!
  わかった?
 
 バウ:
  ダークフェザーちゃん、
  くすぐったいです!
 
 ダークフェザー:
  もしもおとなにふまれたら、
  とっても痛いのよ。
  そうよね、ウィリー・ドゥー?
 
 バウ:
  ごめんなさい!
  ぼくわかりました!
  ぼくはばかなバウでした!
 
 ダークフェザーがぐりぐりをやめて下がる。
 
 ダークフェザー:
  ……ふう、もうしないのよ?
 
 バウが立ち上がる。
 
 バウ:
  わぅわぅ~……
  でも、ぐりぐりは
  たのしかったです。
  これもひとつの
  「あい」のかたちです?
 
 守護魔・キサラギ:
  ふふっ、そうねぇ。
  する方が愛を込めていて、
  される方も愛を感じたなら、
  それはきっと愛なのよ。
  どっちかの一方通行じゃ
  ダメだけど、ね?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・キサラギ。
  ……君は一体、
  何を教えてるんですか。
 
 守護魔・キサラギ:
  「愛の形について」に
  決まってるでしょう?
  人の話を聞いてなかったの?
 
 守護魔・ムツキ:
  バウさんがしゃがんだ時に
  人にぶつかりそうになって、
  それをダークフェザーさんが
  心配していたのですよ。
 
 シャノワール:
  自分はバウの先輩だからと
  はりきっているのだな。
 
 みるく:
  ダークフェザーちゃんは
  バウちゃんのことが
  大好きなんだよねぇ!
 
 ダークフェザー:
  そういうわけじゃ……
  むー……
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ダークフェザーちゃんは
  やさしいって、
  ぼくしってます!
 
 バウがしゃがむ。
 
 バウ:
  ……くんくん。
  ヤヨイさんから
  いいにおいがするです……?
 
 アミスが近づいてくる。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  あ……はい。
  学業にいそしむ皆さんに、
  手作り肉まんの差し入れです!
  さあ、あたたかいうちに
  召し上がってください!
 
 アミス:
  ありがとう、ヤヨイちゃん。
  さあ、お茶も入ったわ。
  みんなでいただきましょう。
 
 暗転。明けるとプレイヤーを含め全員座る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  はい、
  (プレイヤー)さんの分の
  肉まんです。
  あつあつですから、
  やけどしないよう気をつけて
  召し上がってください。
 
 アミス:
  はい、お茶もどうぞ。
  みんなの分もあるわね?
 
 :
  いただきまーす!
 
 バウ:
  わぅわぅ!
  おいしいです!
  (ばくばくばくばく)
 
 守護魔・ヤヨイ:
  バウさん!
  ちゃんと両手で持って、
  よくかんで食べて下さい。
 
 ダークフェザー:
  ……うん、おいしい。
  ヤヨイ、もう1つ頂戴。
  ウィリー・ドゥも
  食べたいって言ってるの。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  あ……すいません、
  ウィリー・ドゥさんの分は
  用意してなくて……
 
  あれ?
  他の皆さんは、
  召し上がらないのですか?
 
 守護魔・ムツキ:
  申し訳ありません。
  おつとめの都合で
  お肉が食べられないのです……。
 
 守護魔・キサラギ:
  私もパス。
  食べた分のお肉が
  おなかについちゃいそうだもの。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……。
  次は2人に食べてもらえるものを
  作ります。次こそは……っ!
 
 みるく:
  あつっ、あつっ……!
  あっ(ぽろっ)
  あああああああ!
  落としちゃった……。
 
 シャノワール:
  ほら、私のを半分あげよう。
  ふう、ふう……
  熱いから気をつけて。
 
 みるく:
  わぁ……。
  ありがとう、おねえさん!
 
 ダークフェザー:
  ……半分こにすればいいのね。
  ほら、ウィリー・ドゥ、
  おいしい?(ぐりぐり)
 
 ダークフェザーが立ち上がり威嚇のモーション。
 
 ダークフェザー:
  !
  ウィリー・ドゥのお口が、
  べたべたになっちゃったわ!
  むー!
 
 バウ:
  肉まん、とってもおいしかったです。
  ぼく、おなかいっぱいです!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ああっ、
  もしかして私の分まで……。
 
 アミス:
  ヤヨイちゃんは
  お料理が上手ね。
  きっと、いいお嫁さん……
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ストップ!
  たとえ先生でも
  その先を言ったら
  ただじゃおきませんっ!
 
 ???:
  ちょっとおじゃまするわ!
 
 擬人化茜が入ってくる。
 
 アカリ:
  あたしは「アカリ」!
  あやしいものじゃないわ!
  この飛空庭に……
 
 ムツキ、ダークフェザー、シャノワール、みるく、ヤヨイ、アミス、が立ち上がり擬人化茜に注目。プレイヤーも立ち上がる。
 みるくはびっくりポーズ。
 アカリがシャノワールとミルクに近づく。
 
 アカリ:
  ……って、ええ!?
 
 シャノワール:
  あか……り!
  アカリか!
  お前のシャノワール姉さんだ、
  我が妹よ!
 
 みるく:
  えっと、えっと、
  みるくだよ、
  あかね……じゃなくて、
  アカリおねえさん!
 
 アカリ:
  シャノワール、
  みるく姉さん!
 
 シャノワール:
  逆だ、あか……り!
  私がシャノワールで、
  く……こっちがみるくだ!
 
 アカリ:
  そうそう、
  そうだったわね!
 
 アミス:
  アカリちゃんは、
  シャノワールちゃんたちの
  姉妹なのね?
  つもる話もあるでしょうし、
  お茶を入れてあげるわね。
 
 アミスが少し離れる。
 
 アカリ:
  他のみんなは!?
 
 シャノワール:
  いや……まだ私たちだけだ。
 
 アカリ:
  そっか……
  でも、会えて良かった!
  まさか、こんなとこで
  2人に会えるなんて!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  アカリさんは、
  ここにご家族がいるのを
  ご存じなかったのですか?
  なぜここにいらしたのです?
 
 アカリが入り口に向き直る。
 
 アカリ:
  あっ、忘れてた!
  シャボタン!
  おいで!
 
 緑髪の少女出現。
 お茶を入れているアミス以外が注目する。
 
 ???:
  えっと……
  おじゃまします。
 
 シャボタンがおじぎをする。
 
 シャボタン:
  みなさん、はじめまして。
  シャボタンです。
 
 アカリ:
  この子はあたしの弟子の
  シャボタンよ!
  よくわかんないけど、
  この子がこの飛空庭に
  上がりたそうだったから
  連れてきたの。
 
  それでシャボタン、
  ここに何があるの?
 
 シャボタン:
  あの……
  わたしは、よばれたの。
 
 アカリ:
  ……ってことらしいわ。
  シャボタンを呼んだのはだれ?
 
 ヤヨイが皆の方に向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  私たちはただ、
  ここで食事をしていたのですが。
 
 アカリ:
  あ、シャボタン、
  おなかが空いてたのね?
  だったら最初から
  そう言えばいいのに!
 
 シャボタン:
  えっと……
  でも……
 
 ダークフェザー:
  ! バウ!
  食べてる場合じゃないわ
  この子、私たちと同じ……!
 
 バウが立ち上がる。
 
 バウ:
  わぅわぅ!
 
 ダークフェザーとバウがモンスター形体になる。
 
 シャボタン:
  あ……!
  わたしとはちがうけど、
  同じ……!
  わたしだけじゃなかったんだ!
 
 シャボタンがモンスター形体になる。
 
 シャボタン:
  わふ?
 
 ダークフェザー:
  ……♪
 
 バウ:
  バゥ!ワゥ!
 
 アカリ:
  しゃ、シャボタンが
  モンスターに!?
  どうなってるのこれ!?
 
 シャノワール:
  落ち着け!
  知らなかったのか、アカリ?
 
 アカリ:
  だ、だって、
  さっき弟子にしたばっかで……!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  確かに彼女たちはモンスターですが、
  人と同じ心を持っています!
 
 みるく:
  でも、アミス先生には
  ひみつなの!
 
 ダークフェザー、バウ、シャボタンが人間形体に戻る。
 アミスが近づいてくる。
 
 アミス:
  はい、お茶が入ったわよ。
  ……あら?
  あなたはだぁれ?
 
 シャボタン:
  あの、わたし、
  シャボタン、っていいます。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  アミス先生、シャボタンも
  生徒にしてあげてください。
 
 アカリ:
  ちょっと、勝手に
  あたしの弟子を!
 
 シャノワール:
  (ひそひそ)
  アカリ、後で説明する。
 
 アカリ:
  (ひそひそ)
  わ、わかったわ。
 
 アミス:
  私は大歓迎よ。
  よろしくね、シャボタンちゃん。
 
 シャボタン:
  えっ、あ、あの……は、はい。
  頭に、あの……。
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷるっ。
 
 アミス:
  あ、この子は「ぷるぷる」。
  わたしのお友達なの。
 
 ぷるぷる:
  ぷるっ!
 
 :
  (ぷるぷるは
  きらきら光る
  小さな石のようなものを
  差し出した。)
 
 ダークフェザー
  あっ、それは!
  空に浮いてた……!
 
 バウ:
  いいにおいの、
  そらのおくりものです!
 
 シャボタン:
  ……!
  それ……!
  その「種」……!
 
 ダークフェザー、バウがシャボタンに向き直る。
 
 ダークフェザー:
  あなたも、
  これに呼ばれてきたのね?
 
 バウ:
  そらのおくりものは
  「たね」です?
 
 シャボタン:
  わたしはその「種」が欲しいの。
  種を、わたしにください。
 
 ダークフェザーが威嚇モーション。
 
 ダークフェザー:
  これは、
  私とウィリー・ドゥが
  最初に見つけたの。
  あなたには、あげないわ!
 
 バウがダークフェザーに向き直る。
 
 バウ:
  ダークフェザーちゃん!
  そらのおくりもののたねは
  ぼくのおはながみつけたです!
 
 シャボタン:
  あの……
  (おろおろ)
 
 アミスが教鞭で黒板を指し示すモーション。
 
 アミス:
  みんな、ちょっと落ち着いて。
  なかよくしてくれないと、
  先生、困っちゃうな。
 
 バウとシャボタンがヤヨイに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  シャボタン。
  私はヤヨイといいます。
 
  君にはこれが「種」だと
  わかったんですよね。
  どうしてです?
 
 シャボタン:
  あ、あの……わたし、
  木とか草花の声がわかるんです。
 
  この種はずっと、
  「芽を出したい」って言ってて
  でもこのままだと芽を出せないって
  困ってて……。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  なるほど。
  春のこの陽気ですからね。
  種が芽吹きたい気持ちも
  わかります。
 
  植木鉢や土を用意すれば
  大丈夫ですか?
 
 シャボタン:
  あっ……
  違うんです!
 
  この種は、ちょっと特別な子で
  芽を出すためには
  春のこもれびみたいな
  あったかいお水が必要なんです。
 
 キサラギが立ち上がる。
 
 守護魔・キサラギ:
  ねぇ、だったら
  「あったかい水」を持ってきた子が
  種を自分のものにできる、
  っていうのはどう?
 
 シャボタンがみんなの方に向き直る。
 
 シャボタン:
  えっ……
  (おろおろ)
 
 守護魔・ムツキ:
  キサラギさん、
  こういうことは
  競争するのではなく
  みんなで協力して……
 
 シャノワール:
  いや、キサラギの意見も一理ある。
  ダークフェザー、バウ、
  それなら、種が誰のものになっても
  納得できるだろう?
 
 ダークフェザー:
  ええ。
  種が欲しがってるものを
  手に入れられる人が、
  いちばん種を上手に
  育てられるはずだもの。
 
 バウ:
  ぼくがいちばん早く
  あったかいお水をみつけるです!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  本人たちに落としどころを
  見つけさせる、
  ということですね。
  確かに、遺恨の残らないやり方です。
 
 守護魔・キサラギ:
  もちろん協力もありよ。
  みるくちゃんは私と一緒に
  バウちゃんを手伝いましょ。
 
 みるく:
  ……えっ?!
 
 アカリ:
  ちょっと何なのあんた?
  みるくとシャノワール姉さんは
  あたしとシャボタンの味方に
  決まってるでしょ!?
 
 ダークフェザーがシャノワールに向き直る。
 ムツキがダークフェザーに向き直る。
 
 ダークフェザー:
  シャノワール……
  私の味方をしてくれないの?
 
 シャノワールが首だけ回してみるくを見る。
 
 シャノワール:
  ん……そうだな……
  みるく、お前はどうしたい?
 
 アカリがみるくに向き直る。
 
 みるく:
  みるくは……
  うん、みるくは
  バウちゃんとキサラギさんを
  おてつだいする!
 
  だって、これは
  みんなでなかよくするために
  やるんだよね?
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  わぁーい!
  みるくちゃん、
  ありがとう!
 
 アカリ:
  くる……みるく……。
  あなた、いつのまに……。
 
 シャノワール:
  みるくはここに来てから、
  日に日にしっかりしてきている。
  アカリ、姉としては
  誇らしいだろう?
 
 シャノワールがダークフェザーに向き直る。
 
 シャノワール:
  ムツキ。私たちは
  ダークフェザーの手助けをしよう。
  競争を通じてこそ学べることも
  たくさんあるだろう。
 
 守護魔・ムツキ:
  シャノワールさん……
  わかりました。
  皆様、正々堂々
  勝負なのです!
 
 ダークフェザー:
  ありがとう、
  シャノワール、ムツキ!
  私、絶対負けないわ。
 
 アカリがシャボタンに向き直る。
 
 アカリ:
  ふん、上等じゃない!
  あたしとシャボタンの
  師弟コンビの実力、
  見せてあげるわっ!
 
 シャボタン:
  アカリおねーちゃん。
  わたしは……。
 
 :
  (シャボタンは、
   何か言いたいことが
   あるけど、
   言い出せないようだ……)
 
 アミス:
  (プレイヤー)ちゃんと
  ヤヨイちゃんは、
  アカリちゃんと
  シャボタンちゃんの
  味方をしてあげてね?
 
 ムツキとダークフェザーがプレイヤーに向き直る。
 
 アカリ:
  はぁっ!?
  別に、あたしたちは2人で!
 
 ヤヨイが皆の方に向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  君たち2人はここに来たばかりで
  不利になってしまいます。
 
  公平を期するためにも
  私と(プレイヤー)さんが
  君たちに力を貸しましょう!
 
 アカリがヤヨイに向き直る。
 
 アカリ:
  ……まあ、あなたたちが
  どうしても、って言うなら
  あたしたちのチームに
  入れてあげてもいいけど?
  足手まといにはならないでよねっ!
 
 シャボタンがヤヨイに向き直る。
 
 シャボタン:
  あの……
  ありがとうございます!
 
 暗転。明けると最初の状態に加え、アカリとシャボタンがいる。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  さて……
  あたたかい水といえば、
  やはり温泉でしょう。
  ECOタウンにある、
  ECO温泉に行きましょう。
 
 アカリ:
  どこだか知らないけど、
  わざわざ遠くまで
  行かなくたって、
  温泉の水ならすぐそこで
  手に入るわ!
 
  アップタウンにいる
  天戒おじーちゃんに
  もらえばいいのよ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  天戒師が配っている、
  「飲める温泉」のことですか?
  あの水は確か、冒険者のために
  成分を調整されていて、
  効能が少々異なると
  聞いたことがあります。
 
  ECO温泉は
  決して遠くありませんよ。
  アップタウンのタイニーに頼んで
  少々走ればたどり着けますし……
 
  それに、今の季節であれば
  天駆ける龍を呼んで
  飛んでいくこともできます!
 
  私と同じ気を練ることが出来る
  守護魔に協力してもらうか、
  春の気をたくわえた「花」を
  いくつか用意する必要は
  ありますが。
 
 アカリ:
  だから、そんな手間ひま
  かけなくっていいんだってば!
  あたしは知ってるのよ、
  天戒おじーちゃんが
  大事にしてる、特別製の
  「飲める温泉」のことを!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  シャボタン。
  直接温泉から汲んだ水の方が、
  効き目があると思いますよね?
 
 アカリ:
  シャボタン!
  遠くまで行ってる間に、
  他のチームに
  負けたくないでしょ!?
 
 シャボタン:
  あの……
  わたしは……
 
  (プレイヤー)さんに
  決めてもらえたら、
  きっと大丈夫だと思う……!

**アミスの飛空庭 [#f48d0c6e]
 アミス:
  ヤヨイちゃんと一緒に、
  アカリちゃんと
  シャボタンちゃんのこと、
  面倒見てあげてね。
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷるっ!
 
 以下通常台詞に接続。

**アップタウン [#debec578]
 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん。
  ECO温泉に行きましょう!
 
  ECO温泉は、
  アップタウンの真ん中南寄りにいる
  「タイニー」に頼んで、
  不思議な楽園に
  連れて行ってもらい……
 
  さらに、虹の橋を渡った先の
  ECOタウンの中にあります。
 
  それに、今の季節なら
  天駆ける龍を呼んで、
  ひとっ飛びで行くことも可能です!
 
  龍を呼ぶには、
  私と同じ気を練ることが出来る
  守護魔に協力してもらうか、
  春の気をたくわえた「花」が
  5つ必要です。
 
  アカリさんたちは先に、
  あちらにいる天戒師のもとへ
  向かったようですよ。

 アミスの飛空庭にのぼる?

 →今はやめておく
 
 守護魔・ヤヨイ:
  そうですか……
  お忙しいようですね。
 
  また今度、
  時間のある時にでも
  お願いします。

 →アミスの飛空庭にのぼる
 
 守護魔・ヤヨイ:
  では行きましょう。
  アミス先生!
  ひもを降ろして下さーい! 
 
**ヤヨイ(守護魔)ルート [#b8762f20]
***アミスの飛空庭 [#w2b70fc4]
アカリ&シャボタンはマップ移動等で一度消える。
ヤヨイに話かけるとアカリ&シャボタン出現。
 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん、
  ECO温泉に行きましょう。
 
  もし、天駆ける龍を呼んで
  乗って行きたいのであれば、
  先生の飛空庭に、気を練れる
  守護魔を連れてくるか、
  春の気をたくわえた「花」を
  5つ持ってきて下さい。
 
 アカリ:
  だから、そんな遠くまで
  飛んで行かなくたって、
  天戒おじーちゃんから
  特別な「飲める温泉」を
  もらえばいいんだってば!
 
 ※1守護魔ウル・ルゥを装備していると台詞と選択肢が加わります。後述。
 装備せずに所持している、または「ちょっと考えさせて」を選択すると以下の台詞。
 持っていない守護魔は台詞がありません。合体していると3体とも台詞が出ます。
 
 :
  (かばんの中の
   守護魔・ウルが
   話かけてきた。)
 
 :
  任せろ!
  ヤヨイに力を貸してやるぞ!
 
 :
  (かばんの中の
   守護魔・ルゥが
   話かけてきた。)
 
 :
  ヤヨイさんに、私の力を……
 
 : 
  (かばんの中の
   守護魔・ウルゥが
   話かけてきた。)
 
 :
  今年の守護魔の力、
  ヤヨイに見せてあげましょう。
 
 ※2「花」を5つ持っていると台詞と選択肢が加わります。後述。
「渡さない」を選択すると以下の台詞。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  飛んで行かなくとも、
  アップタウンの真ん中南寄りにいる
  「タイニー」に頼んで、
  不思議な場所に
  連れて行ってもらい……
 
  さらに、虹の橋を渡った先の
  ECOタウンの中に、
  「ECO温泉」はあります。
 
  大丈夫!
  おそらく迷うようなことは
  ありませんから!
 
 シャボタン:
  わたしは
  (プレイヤー)さんに
  決めてもらえたら、
  大丈夫だと思うの!

↑守護魔ウル・ルゥを装備していると、※1印部分で台詞と選択肢が加わります。
&color(black){守護魔・ウル装備時だと…};
 (守護魔・ウルが
  話かけてきた。)
 
 :
  任せろ!
  ヤヨイに力を貸してやるぞ!

 守護魔の力でECO温泉に行く?

 →ちょっと考えさせて
 
 上述。

 →行く!
 :
  (守護魔・ウルが
   守護魔・ヤヨイと向き合った。)
 
 :
  行くぞヤヨイ!
  それで、何をするんだ?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ウル!
  我々の気を練り合わせ、
  龍を呼ぶのです!
 
 :
  よくわかんないけど、
  気を放てばいいんだな?
 
 ヤヨイがふり向く。同時にヤヨイに炎のエフェクト。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……ハッ!
 
 ヤヨイがスリップトラップのモーション、ルゥがスキル使用モーション。
 舞い散る光の粒と共に龍出現、アカリ、シャボタン、アミスが注目。アミスが座る。
 
 アカリ:
  わぁっ!?
  ……こ、これが龍……!?
  かまないわよね……?
 
 シャボタン:
  ヤヨイさん、
  すごい……!
 
 :
  これが龍か!
  かっこいいな!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  さあ、乗って下さい!
  振り落とされないように、
  しっかりつかまって!
→ECO温泉へ移動。

&color(black){守護魔・ルゥ装備時だと…};
 :
  ヤヨイさんに、私の力を……

 守護魔の力でECO温泉に行く?

 →ちょっと考えさせて
 
 上述。

 →行く!
 
 :
  (守護魔・ルゥが
   守護魔・ヤヨイと向き合った。)
 
 :
  ヤヨイさん……
  私の中に宿る力を、使って。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ルゥ!
  その巨大な気、
  使わせていただきます!
 
 ヤヨイがふり返り、炎のエフェクト。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……ハッ!
 
 ヤヨイがスリップトラップのモーション、ルゥがスキル使用モーション。
 舞い散る光の粒と共に龍出現、アカリ、シャボタン、アミスが注目。アミスが座る。
 
 アカリ:
  わぁっ!?
  ……こ、これが龍……!?
  かまないわよね……?
 
 シャボタン:
  ヤヨイさん、
  すごい……!
 
 :
  春と東方を司る龍……
  天の道を渡り、
  私たちを運んでくれる。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  さあ、乗って下さい!
  振り落とされないように、
  しっかりつかまって!
→ECO温泉へ移動。

&color(black){守護魔・ウルゥ装備時だと…};
 (守護魔・ウルゥが
  話かけてきた。)
 
 :
  今年の守護魔の力、
  ヤヨイに見せてあげましょう。

 ウルゥの力でECO温泉に行く?

 →ちょっと考えさせて
 
 上述。

 →行く!
 
 :
  (守護魔・ウルゥが
   守護魔・ヤヨイと向き合った。)
 
 :
  ヤヨイ。
  今年を司るわたしの力、
  あなたにも見せるのは
  初めてですね。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ウルゥ!
  お願いします!
 
 ヤヨイがふり返る。
 
 :
  天と地にあまねく力、
  我が内にうずまく力、
  今こそ結び合い、その姿を見せよ。
 
 ウルゥを中心に炎のエフェクト。
 ウルゥがスキル使用モーション。
 周囲に煌き広がる光とともに龍出現、アカリ、シャボタン、アミスが注目。アミスが座る。
 
 アカリ:
  わぁっ!?
  ……こ、これが龍……!?
  かまないわよね……?
 
 シャボタンがモーション。
 
 シャボタン:
  ウルゥさん、
  すごい……!
 
 :
  さあ、お乗りなさい。
  振り落とされないよう、しっかりつかまって下さいね。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ウルゥ、
  青龍さん、
  よろしくお願いします。
→ECO温泉へ移動。

↑「花」を5つ持っていると、※2印部分で台詞と選択肢が加わります。
&color(black){「花」を5つ持っていると…};
 守護魔・ヤヨイ:
  「花」を5つ、
  いただけますか?

 花を5つ渡す?

 →渡さない
 
 上述。

 →渡す
 
 守護魔・ヤヨイ:
  では、
  花の気を借りて……
  私の気と合わせ、練りあげます。
 
 ヤヨイがふり返る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……はぁぁぁぁ……!
  東方より来たれ、
  木行の聖獣・青龍!
 
 ヤヨイに炎のエフェクト。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……ハッ!
  
 ヤヨイがスリップトラップのモーション。
 舞い散る光の粒と共に龍出現、アカリ、シャボタン、アミスが注目。アミスが座る。
 
 アカリ:
  わぁっ!?
  ……こ、これが龍……!?
  かまないわよね……?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ははっ、かみませんよ。
  彼は春の化身で、新緑を司る
  心穏やかな聖獣なのです。
 
  ……ただし、何があっても
  「逆鱗」には触れないで下さいね。
 
 シャボタンがモーション。
 
 シャボタン:
  ヤヨイさん、
  すごい……!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  さあ、乗って下さい!
  振り落とされないように、
  しっかりつかまって!
→ECO温泉へ移動。
***ECO温泉 [#y931a96e]
ヤヨイ、アカリ、シャボタンがいる。
 アカリ:
  ここのお湯を持って帰るの?
  なんか、フツーにお客さんが
  入ってるし、
  ありがたみがないっていうか……
 
 ヤヨイがふり返る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  効き目があるからこそ、
  たくさんお客さんがいるのですよ。
 
 アカリ、シャボタンがヤヨイに向き直る。
 
 アカリ:
  ヒトに効くからって、
  植物に効くとは
  限らないんじゃないの?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  この温泉の持つ癒しの力は、
  凍てついた冬の眠りを破り、
  世界に春の目覚めをもたらす
  活力を与えるもの。
  種を芽吹かせるには最高の水です。
  春を導く守護魔の私が保証します。
 
 アカリ:
  あんたがヒトじゃないのは
  なんとなくわかってたけど、
  守護魔ってなによ?
  春をみちびく、って?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  主と決めた方に従い、お守りする。
  そしてまた、
  季節が正しく巡るよう
  自然を導くために生まれたのが
  我々守護魔です。
 
  人々は、冬を死、春を誕生に例え、
  終わりと始まりが共にあるこの月を
  物事の区切りの月と考えました。
 
  そういった人々の想いから
  生まれた私は、冬に区切りをつけ
  春を導くという大切な使命を
  与えられているのです。
 
 アカリ:
  へえ~っ、
  あんたってすごく見えないけど、
  ホントはすごいのね!
 
  それじゃ、早いとこ
  お湯を汲んで帰るわよ!
  入れ物出して!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……入れ物……
  あっ!
 
 ヤヨイ:
  ……まさか、持ってきてないわけ
  ないわよね?
 
 ヤヨイがアカリに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……申し訳ありません、
  つい、いつものお勤めのつもりで……
  お湯を持ち出す必要があるのを
  失念していました。
 
 アカリ:
  あんたってホントはすごいと思ったけど、
  やっぱ大したことないわ!
  何のためにわざわざ
  ここまで来たと思ってるのよ!?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  君も入れ物を持ってないのですか?
 
 アカリ:
  あ、あたしは元々、
  天戒おじーちゃんから
  水をもらうつもりだったし!
 
 シャボタン:
  あの……
  (おろおろ)
 
 アカリ:
  ……って、な~んだ!
  洗面器がたくさんあるじゃない!
  1個もらってけばいいのよ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  いけません!
  洗面器はここの備品ですから、
  持ち帰りは禁止です!
  温泉の守護魔として、
  許しませんよ!
 
 アカリ:
  はぁっ!?
  あんたは、春を導く守護魔でしょ?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  短い間とはいえ、
  この温泉の守護魔だったことも
  あるのです!
 
 :
  (……ふとシャボタンを見ると、
   ちょうど目が合った。)
 
 シャボタン:
  あの……
  (プレイヤー)さん、
  これ、役に立つかなぁ?
 
 :
  (シャボタンはかばんから、
   おずおずと植木鉢を
   差し出してきた。)
 
 ヤヨイ、アカリがシャボタンに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……シャボタン、入れ物を持っているなら、
  言って下さればよかったのに。
 
 アカリ:
  さすが、あたしの弟子!
  どこかの温泉の守護魔と違って、
  準備がいいわね!
 
 シャボタン:
  でも、
  底に穴が空いてるから、
  水がもれちゃう……
 
 アカリがヤヨイに向き直る。
 
 アカリ:
  そ、そうよ、植木鉢だもん!
  どうすんのよヤヨイ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  穴を手で押さえて行けば、
  多少はこぼれるでしょうが
  充分な量を
  持って帰れるはずです!
  ありがとう、シャボタン。
 
 シャボタン:
  ……えへへ。
 
 アカリがシャボタンに向き直る。
 
 アカリ:
  あたしも今
  そう言おうと思ったのよ!
  貸して、あたしが
  汲んであげるから!
 
 :
  アカリは植木鉢で
  温泉の水を汲んだ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  さあ、アップタウンに
  戻りましょう!
 
  この場を満たす陽の気を借り、
  天を駆ける龍に乗って行けば
  帰りはひとっ飛びですから!
 
 ヤヨイが温泉の方に向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……はぁぁぁぁ……!
  東方より来たれ、
  木行の聖獣・青龍!
 
 ヤヨイに炎のエフェクト。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……ハッ!
 
 スリップトラップのモーション。
 舞い散る光の粒とともに龍出現。アカリとシャボタンが龍に向き直る。
 
 アカリ:
  わぁっ!?
  ……あ、あんたも
  けっこうやるじゃない?
 
 シャボタンがモーション。
 
 シャボタン:
  ヤヨイさん、
  すごい……!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  さあ、乗って下さい!
  振り落とされないように、
  しっかりつかまって!
 
 アカリ:
  スピード出さないでよ?
  お湯がこぼれるでしょ!
→アップタウンへ移動。


***アップタウン [#v4af4516]
 アカリ:
  天戒おじーちゃんには
  もう用はないわ!
  飛空庭に戻るわよ!
 
 天戒:
  ……さびしいのぅ。
 
 一吾:
  大丈夫だっ!
  じっちゃんには
  オレがついてるぜっ!

 守護魔・ヤヨイ:
  水が冷たくなってしまう前に、
  飛空庭に行きましょう。
 
 →選択肢「アミスの飛空庭へのぼる?」へ

***アミスの飛空庭 [#e7a7c6be]
ヤヨイに話かけると暗転。
明けると全員揃っている。
 守護魔・ヤヨイ:
  私たちは、
  あたたかい水を
  手に入れて来ましたが……。
 
 アカリ:
  姉さんたちの方はどうだったの?
 
 ダークフェザー:
  むー……
  もう少し早く、
  コッコーの羽が集まれば……
 
 みるく:
  みるくたちは、
  ホワイトデーの
  お菓子作りを
  手伝ったんだよね!
 
 バウ:
  マシュマロは
  おいしかったです!
  でも、あったかいお水は
  みつからなかったです……
 
 守護魔・キサラギ:
  寄り道したのが失敗だったわね……
  ごめんね、バウちゃん。
 
 アカリ:
  ってことは、
  勝負はあたしたちの勝ち!
  種はシャボタンのもの、
  ってことでいいわよね!
 
 ダークフェザー:
  仕方ないわ、競争って
  そういうものだもの。
 
  それに、シャボタンには
  種の声がわかるのよね?
  だから……
 
 バウ:
  ダークフェザーちゃんと
  ぼくは、たねがこまってるのが
  わからなかったです……。
 
  でも、シャボタンちゃんなら、
  たねのきもちわかるです!
  だから、たねはシャボタンちゃんに
  あげるです!
 
 ダークフェザー:
  種のこと、
  大事にしてね。
 
 全員がシャボタンに注目。
 
 シャボタン:
  ……ちがう、ちがうの。
  わたしは……
  わたしが、本当に
  言いたかったことは……っ!
 
  ダークフェザーちゃん、
  バウちゃん、あのね。
 
  わたしは、この種を
  みんなで一緒に
  育てたいの……。
 
  1人じゃなくて
  みんなで、なかよく
  育てたらきっとすてきだから、
  だから……。
 
  ……ずっと、
  そう言いたかったの。
  ……だめかなぁ……?
 
 ヤヨイとアカリがダークフェザーに向き直る。
 
 ダークフェザー:
  ……いいに決まってるわ!
  そうよね、バウ?
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくもいいです!
  みんなのたねです!
 
 アミス:
  ……みんなが納得できて、
  みんなが幸せになれる方法を
  自分たちで見つけることが
  出来たみたいね。
 
  それなら、その種は
  この飛空庭に植えたら
  どうかしら?
 
 ダークフェザー:
  賛成よ!
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくもさんせーです!
 
 シャボタン:
  あのっ、わたしも、
  わたしも賛成なのっ!
 
 アミス:
  うん、決まりね。
  どの辺りがいいかしら……。
 
 ぷるぷる:
  ぷるっ、
  ぷるぷるっ!
 
 アミス:
  ぷるぷるも一緒に考えてくれるの?
  こっちの方?
 
 シャボタン:
  わぁ、楽しみだな~……♪
 
 アミスが歩き回る。
 ヤヨイとシャボタンがアカリを見る。
 
 アカリ:
  さすが、あたしの弟子ね!
 
  ……でも、
  それならそうと
  最初っから言えばよかったのに。
 
 シャボタン:
  わたし、みんなと仲良くするには
  みんなの言うことを聞いて、
  みんなの言う通りにしなきゃ
  いけない、って思ったの。
 
 シャボタンがみんなの方に向き直る。
 
 シャボタン:
  でも、黙ってたら
  種のことで
  競争することになって、
  もうみんなと
  なかよくなれないのかな~、
  って……
 
  わたし、がっかりしたような
  さみしい気持ちになってた……。
 
 シャボタン:
  でもでも!
  ちがうんだよね?
  お水を探して、がんばってるときに
  やっと気付けたの。
 
  自分のきもちをちゃんと言うことが
  とってもだいじなんだって。
  ちゃんと言葉にすれば
  相手にもきもちが伝わるから!
 
  そうすれば……
  競争をしたあとでも
  みんなとなかよくなれる。
  そう、だよね?
 
 アミスが教鞭で黒板を指すモーション。
 
  シャノワール:
  そうだ。
  競争を通じて
  実力を認め合うことでも、
  友情は硬く結ばれる。
 
 守護魔・ムツキ:
  正々堂々の勝負の後は、
  さわやかな握手、ですよ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  百の言葉より、
  拳を交わすことで
  わかり合える事もありますよ!
 
 みるく:
  うーん……
  暴力はいけないと思うなぁ?
 
 守護魔・キサラギ:
  そうよね、みるくちゃん。
  体を使った
  コミュニケーションなら
  もっといいコトがあるわよねぇ?
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  いろんな「あい」のかたちが
  あるです!
 
 ヤヨイ(とアカリ?)がダークフェザーに向き直る。
 
 ダークフェザー:
  ここにいるみんなは、
  私たちにいろんなことを
  教えてくれるし、
  いろんなことを助けてくれるの。
 
  だから、シャボタンも
  いっしょに勉強しましょ?
 
 シャボタン:
  うん! わたしは、
  みんなと一緒にお勉強したい!
 
 シャボタン:
  わたしは、
  人の言葉がわかるようになって
  人の姿になれるようになって……
 
  他のしゃぼたんとは違っちゃって、      ←(編集者注:シャボタンではなくしゃぼたんでした。)
  ひとりぼっちで、さみしくて、
  こわくって……
 
 ダークフェザー:
  ……私も覚えてるわ。
  私が「私」になったばっかの
  頃のこと。
 
 シャボタン:
  そんなときに、種の声が聞こえて……
  その種を見つけたら、
  わたしは
  さみしくなくなるかも、って
  そう思ったの。
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくも、そうです。
  うれしいにおいをさがしたです!
 
 シャボタン:
  この街に来て、
  アカリおねーちゃんが
  弟子にしてくれて、
  種の声がするこの場所に
  連れてきてくれて……
 
  そしたら、
  種だけじゃなくて、
  わたしと同じ、
  あなたたちがいた!
  とっても、うれしかったの!
 
 シャボタン:
  ダークフェザーちゃん、
  バウちゃん、
  わたしと、なかよしの
  お友達になってくれないかな……?
 
 ダークフェザー:
  えっ?
 
  私、あなたとはもう
  お友達だって思ってたわ。
 
  そうね、もっともっと
  なかよくしましょ!
  ウィリー・ドゥも、お友達よ!
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくも、シャボちゃんが         ←(編集者注:シャボタンではなくシャボちゃんでした。)
  だいすきです!
 
  アミス先生もだぁいすき!
  ダークフェザーちゃんも、
  (プレイヤー)さんも
  キサラギさんも
  みるくちゃんも、
 
  ムツキさんも
  シャノワールさんも
  ウィリー・ドゥも
  ぷるぷるも
  だぁいすき!
 
  ヤヨイさんも
  アカリさんも、
  シャボちゃんも
  みんなみんな
  だぁいすきです!
 
 シャボタン:
  ありがとう……!
  わたしも、大好き!
  みんなのことが
  大好きだよっ!
 
 シャボタンとアミスの周囲に一瞬煌き広がる光。
 
 アカリ:
  シャボタン……、
  いつのまにか、
  自分の気持ちをちゃんと
  言えるようになったじゃない?
 
  いいわ!
  あたしもここで勉強してあげる。
 
 みるくが「やっほー」モーション。
 
 みるく:
  わーい!
  アカリおねえさんも
  いっしょで、うれしいね!
 
 ぷるぷる:
  ぷるっ、
  ぷるぷるっ!
 
 アミス:
  そうね、ここにしましょう。
 
 アミスがこちらをふり向く。
 全員がアミスの方を向く。
 
 アミス:
  ダークフェザーちゃん、
  バウちゃん、
  シャボタンちゃん。
  3人で、ここに
  種を植えてくれる?
 
 アルマたちが喜ぶ。
 
 アルマたち:
  は~い!
 
 暗転。明けるとアルマたちが中央に移動している。
 アミスはピアノ傍に、アカリもアルマたちの見える位置に移動している。
 
 アカリが首だけ回してアミスを見る。
 
 アカリ:
  アミス先生、
  あたしたちは
  手伝わなくていいの?
 
 アミス:
  ありがとう、アカリちゃん。
  でも今回は、あの子たちだけで
  やらせてあげたいの。
 
 アカリ:
  べ、別にあたしは
  どっちでもいいんだけど……!
 
 シャノワールが首だけ回してアミスを見る。
 
 シャノワール:
  …………!
 
 シャボタン:
  まず、浅く穴を掘って……
 
 バウがしゃがむ。
 
 バウ:
  ぼく、穴をほるのとくいです!
  うんしょ、うんしょ……!
 
 シャボタン:
  ありがとう!
  そしたら、あったかいお水を、
  こうして……
 
 水床出現。
 
 シャボタン:
  ダークフェザーちゃん、
  この水床の真ん中に、
  種を埋めて?
 
 ダークフェザー:
  この辺りね?
 
 アルマたちの周囲に一瞬煌き広がる光。
 
 バウ:
  あっ!
  たねが、よろこんだです?
 
 ダークフェザー:
  私にも、わかったわ。
  種の声、大きくなってる。
  種がよろこんでるのね!
 
 シャボタン:
  みんなで力を合わせて、
  一緒に育てれば、
  きっと大きな樹になる……!
 
 ダークフェザー:
  大きな樹になれば、
  私たちと同じ子たちも、
  ここを見つけやすくなるわ!
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ひとりぼっちの子は
  いなくなるです!
  みんな、さみしくなくなるです!
 
 アルマたちの周囲に一瞬煌き広がる光。
 同時に、一瞬画面がホワイトアウト。
 
 ダークフェザー:
  ……シャボタン!
  種は今、なんて言ったの?
 
 シャボタン:
  この「絆の樹」に花が咲いた時、
  ステキなことが起こる……
  そう言ってたみたい!
 
 バウ:
  ステキなこと?
  おともだちがたくさんです?
  それとも、
  おいしいごはんです?
 
 ダークフェザー:
  きっと、ウィリー・ドゥが
  人の姿になるんだわ!
 
 シャボタン:
  わたしたちが、
  大きくなれるのかも!
 
 バウ:
  ぼくも
  「せくしー」になれるです?
 
 アルマたちが「話す」モーション。
 
 アミス:
  …………もしかしたら。
 
  ……あの子たちが、
  たくさんのヒトと
  友達になれるのかも。
  ……そうなったら素敵ね。
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷる。
 
 シャノワールがアミスに向き直る。
 
 シャノワール:
  ……アミス先生。
  気付いてたんだな、
  あの子たちの正体に。
 
 他の守護魔・ネコマタたちがアミスに注目。
 
 守護魔・ムツキ:
  えっ、えっ……?
 
 アミス:
  ……お昼寝の時とか、
  よく元の姿に戻ってたもの。
 
  あの子たちは、
  人と同じ優しい心を持ってるわ。
  もし、全ての人が
  あの子たちを理解して
  受け入れてくれるなら、
  それで十分かもしれない。
 
  ……でも、世の中には
  モンスターに傷つけられたり、
  モンスターを怖がる人たちも、
  たくさんいるの。
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷる……。
 
 アミス:
  わたしは、
  あの子たちが人の社会で
  生きられるようにしてあげたい。
  いやなことや苦しいことがあっても
  人として乗り越えられる強さを、
  あの子たちに教えたいの。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  アミス先生……!
  私たちも、お手伝いします!
 
 アカリ:
  とーぜん、あたしも協力するわ!
  シャボタンの友達なら、
  あの子たちはみんな
  あたしの弟子みたいなもんだもの!
 
 アミスがアカリに向き直る。
 
 アミス:
  ええ、頼りにしてるわ。
  あなたたちみたいに
  理解のある人が
  一緒にいてくれて、
  とっても心強いのよ。
 
 暗転。暗いまま話している。
 
 みるく:
  (キサラギさん、
   アミス先生って……)
 
 守護魔・キサラギ:
  (そうね、私たちのことは
   人だと思ってるみたい。
   鋭いんだか、鈍いんだか……)
 
 守護魔・キサラギ:
  (ふふっ。
   (プレイヤー)ちゃん、
   人の代表として、
   先生の力になってあげてね?)
 
 暗転が明ける。アルマたちとアカリは元の位置に戻っている。
 
 シャボタン:
  (プレイヤー)さん!
  これ、なかよしのしるしだよ。
  もらって欲しいなぁ……
 
 :
  「シャボタンの花飾り」を
  手に入れた!
 
 シャボタンが恥じらいモーション。
 
 シャボタン:
  (プレイヤー)さんは
  わたしを助けてくれたり、
  わたしが話したい時に、
  ちゃんとわかってくれたから……
  ありがとう!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……言われてみれば、
  私とアカリさんは
  水を持ち帰ることに
  こだわるあまり、
  シャボタンのことをちゃんと
  見ていなかったかも
  しれませんね。
 
  シャボタン、
  申し訳ありません。
  同じチームの仲間として、
  ちゃんと君の意見も
  聞くようにするべきでした。
 
 アカリが「うなずく」モーション。
 
 アカリ:
  ふっ、
  わかればいいのよ、
  わかれば!
 
 ヤヨイがアカリに向き直る。同時に「怒り1」エモーション。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  君に言われる筋合いは
  ありませんが!?
 
 アカリ:
  冗談よ、冗談!
 
 シャボタンがアカリに向き直る。
 
 アカリ:
  ……さて、と!
  あたしはちょっと出かけてくるわ。
  シャボタンの師匠として
  大活躍したから、
  天戒おじーちゃんに
  何かもらえるはずだし!
 
  シャボタン、あたしが留守の間
  みんなを頼むわね!
  あなたがあたしの
  一番弟子なんだから!
 
 シャボタン:
  うんっ、
  わたし、みんなと一緒にがんばる!

&color(black){守護魔・ルゥ装備時、台詞ありませんでした。};
&color(black){守護魔・ウルゥ装備時、台詞ありませんでした。};

**アカリ(ネコマタ)ルート [#k3bbcdc8]
***アップタウン [#ebbb4653]
アカリに話かけるとヤヨイ&シャボタン出現。
 アカリ:
  天戒おじーちゃん!
  「飲める温泉」ちょうだい?
 
 アカリが顔を押さえてのけぞるモーション。
 
 天戒:
  かーつっっっっ!!!!
  あいさつもすっ飛ばして
  いきなりおねだりとは
  何事じゃ!!
 
 ヤヨイとシャボタンがおじぎをする。
 
 シャボタン:
  こんにちは、おじーちゃん!
  こんにちは、一吾さん!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  (ぺこり)
 
 天戒:
  うむ! こんにちは、シャボたん。    ←(編集者注:シャボタンではなくシャボたんでした)
  それに、ヤヨイじゃな。
 
 一吾:
  オッス!
 
 天戒:
  いやぁ、シャボたんは可愛い上に
  しっかりしてるのぅ(でれでれ)
 
 アカリ:
  そのシャボタンが、
  「飲める温泉」を
  欲しがってるんだけど?
 
 天戒:
  ふむ……?
  しかし、「飲める温泉」は
  師匠として弟子を育てた者に
  授けるという決まりなのじゃ。
 
 アカリ:
  それは、ふつーの
  「飲める温泉」の話でしょ?
  ……持ってるでしょ、
  特別なやつ!
 
 天戒が「汗1」エモーション。
 
 天戒:
  おっ、お主……!?
  なぜ、お主がワシの
  トップシークレットを!?
 
 一吾:
  じっちゃ……師匠!
  時々、普通の「飲める温泉」と
  まちがって渡しそうになって
  大騒ぎするから、
  けっこうな人が知ってるぞっ!
 
 天戒:
  フォフォ……
  確かにワシは、
  特別な「飲める温泉」を
  持っておる。
 
  冬の泉に鳥を導いて
  春をもたらすという
  美しい仙女が浴する、
  この世ならぬ桃源郷の温泉で
  仙女が直接瓶詰めしたという、
  それはそれはありがた~い
  秘蔵の「飲める温泉」での。
 
  この水が欲しいというのなら、
  ワシのささやかな願いを
  かなえてくれんかのう?
 
 アカリ:
  いいわ!
  なんでも言ってみなさい!
 
 天戒:
  この水は、一口飲むたび
  寿命が百日延びると
  いわれておる。
 
  じゃから、
  ワシが青春のあの頃に返った
  気分になるようなものを
  見せて欲しいのじゃ。
 
 アカリ:
  えっ?
  天戒おじーちゃんって、
  生まれた時から
  おじーちゃんだったんじゃないの?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  天戒師。
  具体的には、どのようなものを
  お見せすればよろしいのです?
 
 天戒:
  うむ。
  それはじゃな……
 
  セクスィ~な美女じゃ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  …………
 
  失礼、幻聴が聞こえたようで。
  何を見たい、と?
 
 天戒:
  ええい、何度も言わせるでない!
  セクスィ~な美女が
  見たいのじゃよ!
 
  いや、決して不潔な
  欲望などではなくて、の?
 
  若い活力と躍動感に満ちた
  はちきれんばかりの美を
  目にすることで、
  遠い青春の喜びを思い出したい、
  ただそれだけの
  清く純粋な願いなのじゃ!
 
 一吾:
  師匠!
  オレには師匠の顔が、
  清くも純粋でもないように
  見えるぞっ!
 
 アカリ:
  な~んだ!
  そんなの簡単じゃない!
 
 アカリが「投げキス」モーション。
 
 アカリ:
  うっふ~ん♪
  ……どう?
 
 天戒:
  む! むむむ!
 
  フォフォフォ、
  だめだめじゃな。
  色気がぜんぜん足りん!
 
 アカリが「怒り1」エモーション。
 
 アカリ:
  なっ、
  なにが足りないですってぇ!?
 
 天戒:
  もっとこう、
  ぼ~ん、きゅっ、ぼん!
  という感じのセクスィ~ギャルで
  なければのぅ!
 
  ワシの秘蔵の飲める温泉が
  欲しければ、ワシの心を
  ヒートアップさせてみせるのじゃ!
 
 アカリが「怒り2」エモーション。
 
 アカリ:
  むっかーっ!
  わかったわ、
  目にモノ見せてやるから、
  しばらく待ってなさいよ!
 
  みんな、ちょっとこっち来て!
 
 アカリが段差の陰まで移動。
 ヤヨイとシャボタンが天戒にお辞儀をしてから追いかける。
 
 アカリ:
  …………ヤヨイ。
  肉まん、まだある?
  さっきみんなで
  食べてたでしょ?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  いえ……余っていた分も、
  バウがみんな
  食べてしまいましたが。
 
 アカリがプレイヤーに向き直る。
 
 アカリ:
  (プレイヤー)!
  「肉まん」を2つ、
  急いで用意して!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  なるほど、
  おいしい食事でもてなして、
  水を譲ってもらうのですね?
  しかも、一吾さんの分も
  ちゃんと用意しよう、と……
 
 ヤヨイとシャボタンがプレイヤーに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  わかりました!
  (プレイヤー)さん、
  「肉まん」が手に入らなくても、
  「肉」を2つ用意していただければ
  私が先ほどの残りの材料で
  「肉まん」を2つ作りましょう!
 
 ヤヨイが消える。
 
 :
  (……ふとシャボタンを見ると、
   ちょうど目が合った。)
 
 シャボタン:
  おじーちゃん、
  お水くれるよね……?
 
 ※ネコマタ(茜)の操作により台詞が加わります。後述。
 
 暗転。明けるとアカリとシャボタンが元の位置にいる。

↑ネコマタ(茜)の操作により、※印部分で台詞が加わります。
&color(black){ネコマタ(茜)を装備していると…};
 :
  ((ペット)が
   アカリに話かけた。)
 
 :
  にゃにゃっ?
  にゃ~?
 
 アカリ:
  …………そうよ。
  だから、
  作りたてじゃない方が
  ありがたいっていうか……
 
 :
  にゃにゃにゃん、
  にゃ~、にゃっ!
 
 :
  (「肉まん」を2つ
   探しに行こう!って
   言ってるのかな……?)
 
&color(black){ネコマタ(茜)を装備せず、かばんに入れていると…};
 :
  (かばんの中から
   ネコマタ(茜)が    ←(編集者注:名前がついていても「ネコマタ(茜)」と表示。)
   アカリに話かけた。)
 
 ネコマタ(茜):      ←(同上)
  にゃにゃっ?
  にゃ~?
 
 アカリ:
  …………そうよ。
  だから、
  作りたてじゃない方が
  ありがたいっていうか……
 
 ネコマタ(茜):
  にゃにゃにゃん、
  にゃ~、にゃっ!
 
 :
  (「肉まん」を2つ
   探しに行こう!って
   言ってるのかな……?)
 
 アカリ:
  ……って、
  今のだれの声?

***アップタウン [#l7c6a726]
 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん。
  アカリさんの策を選ぶなら、
  「肉まん」2つか
  「肉」2つを用意して下さい。
 
  もし温泉に行きたいのでしたら、
  私と同じ気を練ることの出来る
  守護魔に協力してもらうか、
  春の気をたくわえた「花」を
  5つ準備していただければ、
  天を駆ける龍を呼んで
  ひとっ飛びで行くことも可能です!
 
  アカリさん達は、
  天戒師の様子を
  伺っているようですね。
  おなかが空いた頃を
  狙うつもりなのでしょうか。
 
 →選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ

***アミスの飛空庭 [#uafd8185]
 守護魔・ヤヨイ:
  肉まんの用意に
  時間がかかるようでしたら、
  やはり温泉に行きませんか?
 
  もし、天駆ける龍を呼んで
  乗って行きたいのであれば、
  先生のの飛空庭に、気を練れる
  守護魔を連れてくるか、
  春の気をたくわえた「花」を
  5つ持ってきて下さい。
 
 アカリ:
  そんな遠くまで行かなくたって、
  「肉まん」2つか
  「肉」2つがあれば、
  天戒おじーちゃんから
  特別な「飲める温泉」を
  もらえるはずよ?
 
  ※守護魔ウル・ルゥを装備していると選択肢が加わります。上述同様。
 装備せずに所持している、または「ちょっと考えさせて」を選択すると以下の台詞。
 持っていない守護魔は台詞がありません。合体していると3体とも台詞が出ます。
 
 :
  (かばんの中の
   守護魔・ウルが
   話かけてきた。)
 
 :
  任せろ!
  ヤヨイに力を貸してやるぞ!
 
 :
  (かばんの中の
   守護魔・ルゥが
   話かけてきた。)
 
 :
  ヤヨイさんに、私の力を……
 
 : 
  (かばんの中の
   守護魔・ウルゥが
   話かけてきた。)
 
 :
  今年の守護魔の力、
  ヤヨイに見せてあげましょう。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  飛んで行かなくとも、
  アップタウンの真ん中南寄りにいる
  「タイニー」に頼んで、
  不思議な場所に
  連れて行ってもらい……
 
  さらに、虹の橋を渡った先の
  ECOタウンの中に、
  「ECO温泉」はあります。
 
  大丈夫!
  おそらく迷うようなことは
  ありませんから!
 
 シャボタン:
  わたしは
  (プレイヤー)さんに
  決めてもらえたら、
  大丈夫だと思うの!
ここからヤヨイルートへ移行可能。

***アップタウン [#q124b63f]
マップ移動等でシャボタンは一度消える。
アカリに話かけるとシャボタン出現。
 アカリ:
  (プレイヤー)!
  肉まん2つ、持ってきた?

 アイテムを渡す?

 →渡さない
 台詞なし。
&color(black){アイテムを持っていないと…};
 →「肉」を2個渡す
 →「肉まん」を2個渡す
 
 アカリ:
  (プレイヤー)!
  「肉まん」を2つ、
  急いでここに持ってきて!
  「肉」2つでもいいわ!

 →「肉」を2個渡す
 
 ヤヨイ出現。
 
 アカリ:
  あ、「肉」を持ってきたの?
  ……ま、いいけどさ……
 
 アカリ:
  ヤヨイ、「肉まん」を作って!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  任せてください、
  最高においしい肉まんを
  作りますから!
 
  ……はいっ、          ←(編集者注:モーション等なし。)
  お待ちどうさま!
 
 暗転。暗いまま話している。
 
 アカリ:
  この肉まんをここに……
  あちちっ……!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  えっ……!?
  な、何を……!?
 
 明ける。アカリがチャイナ服を着ている。
 アカリが「投げキス」モーション。
 
 アカリ:
  うっふ~ん☆
  いかがかしら……
 
 アカリがおなかを抱えるモーション。
 
 アカリ:
  あっ、あつ~いっ!
 
 天戒に炎のエフェクト。
 
 天戒:
  ふぉぉぉっ!
  ビビッっときたぁあ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  わ……私の肉まんを、
  そんなとこ……
  いや、そんなことのために……?
 
 天戒:
  ほんの少し見ない間に、
  立派に成長したのぅ!
  ワシの胸もあの頃のように
  熱くたぎっておるぞ!
 
  おお!
  秘蔵の飲める温泉も、
  すっかり良い湯加減に
  あったまっとるわい!
 
  じゃが、
  これをやるには、
  もうちょっと
  サービスをじゃな……?
 
 アカリ:
  えーっ!?
  約束がちがうわ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……やはり、
  ECO温泉に行った方が
  よかったようですね……
 
 :
  (……ふとシャボタンを見ると、
   ちょうど目が合った。)
 
  (シャボタンは、
   小さくうなずいた……。)
 
 シャボタン:
  あの……!
 
 シャボタンが天戒に駆け寄る。
 
 シャボタン:
  お……おじーちゃん!
  お水をくださいっ!
 
  どうしても、
  そのお水が必要な子が
  いるんです。
  お願いしますっ!
 
 シャボタンがおじぎをする。
 
 天戒:
  …………
  …………
  …………
 
 天戒:
  うむ。
  ワシは、お主が自分で
  そう言ってくるのを
  待っておったのじゃよ、
  シャボたん。
 
  お主は優しい子じゃ。
  ワシの望みや
  友達の意思を尊重して、
  自分の気持ちを
  言えずにいたのじゃな。
 
  ……じゃがのぅ。
  自分の気持ちを素直に言うのも、
  大切なことなのじゃ。
  気持ちを伝えなかったことを
  後悔するようなことは、
  ない方がいいからのぅ。
 
  さあ、持ってお行き。
 
 シャボタン:
  ありがとうございます、
  おじーちゃん!
 
 一吾:
  じっちゃ……師匠は
  ちゃんと考えてたんだな!
  オレ、師匠が本気で
  スケベじじいになったと
  思ってたぞ!
 
 天戒:
  かっ、かーつっっっっ!!!!
  そ、そんなことないわい!
 
 天戒:
  アカリちゃん。
  弟子の望みのために
  ワシの無理難題に応えた
  お主の心意気もまた、
  見事じゃった。
 
  じゃが、
  弟子を信じ、
  まず弟子にやらせてみるのも、
  師匠の大事な勤めじゃよ。
 
 アカリ:
  天戒おじーちゃん……
 
  ふ~ん、シャボタンの
  セクシーなとこが
  見たかったのね?
 
 天戒:
  ゴホッゴホッ!
  おっ、お主はっ、
  ワシの話をっ……!
 
 アカリ:
  あははっ、冗談よ!
 
  よくやったわね、シャボタン。
  さあ、飛空庭に戻るわよ!
 
 シャボタンがおじぎをする。
 
 シャボタン:
  さよなら、おじーちゃん!
  さよなら、一吾さん!
 
 ヤヨイがお辞儀をする。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……では、失礼します。
 
 ヤヨイが消える。

 →「肉まん」を2個渡す
 
マップ移動等でシャボタンが消える。

***アップタウン [#o5ca6806]
 アカリ:
  天戒おじーちゃんから
  飲める温泉をもらったから、
  飛空庭に戻るわよ!
 
 天戒:
  フォフォフォフォ、
  いつでもおいで。
  特にセクスィ~なギャルは
  大歓迎じゃ!

 守護魔・ヤヨイ:
  水が冷たくなってしまう前に、
  飛空庭に行きましょう。
 
 →選択肢「アミスの飛空庭へのぼる?」へ

***アミスの飛空庭 [#e7a7c6be]
ヤヨイに話かけると暗転。
明けると全員揃っている。
 アカリ:
  ……というわけで、
  あたしたちはあったかい水を
  手に入れて来たわ!
 
 ダークフェザー:
  むー……
  もう少し早く、
  コッコーの羽が集まれば……
 
 (中略)
 
 アカリ:
  シャボタン……、
  いつのまにか、
  自分の気持ちをちゃんと
  言えるようになったじゃない?
 
  いいわ!
  あたしもここで勉強してあげる。
 
 シャノワール:
  そうだな。
  アカリにはもっと
  勉強が必要だ。
 
  色仕掛けなんて……
  知ってたら、
  絶対に止めていたところだ!
 
 アカリ:
  ご、ごめんなさ~い……
 
 ぷるぷる:
  ぷるっ、
  ぷるぷるっ!
 
 (中略)
 
 アミス:
  ありがとう、アカリちゃん。
  でも今回は、あの子たちだけで
  やらせてあげたいの。
 
 シャノワールが首だけ回してアミスを見る。
 
 シャノワール:
  …………!
 
 アカリ:
  べ、別にあたしは
  どっちでもいいんだけど……!
 
 シャボタン:
  まず、浅く穴を掘って……
 
 (中略)
 
 アルマたちの周囲に一瞬煌き広がる光。
 同時に、一瞬画面がホワイトアウト。
 
 ダークフェザー:
  ……シャボタン!
  今、この子はなんて言ったの?
 
 シャボタン:
  この「絆の樹」に花が咲いた時、
  ステキなことが起こる……
  そう言ってたみたい!
 
 (中略)
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……言われてみれば、
  私とアカリさんは
  水を手に入れることに
  こだわるあまり、
  シャボタンのことをちゃんと
  見ていなかったかも
  しれませんね。
 
  シャボタン、
  申し訳ありません。
  同じチームの仲間として、
  君とももっと
  お話するべきでした。
 
 アカリ:
  ふっ、
  わかればいいのよ、
  わかれば!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  君に言われる筋合いは
  ありませんが!?
 
 アカリ:
  冗談よ。
  これでも食べて、
  機嫌直したら?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  もぐっ……
  これは、肉まん……?
  少し冷めてますが……
 
 (編集者注:ネコマタ(茜)装備時、台詞ありませんでした。)
 
 ヤヨイがアミス先生に向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  アミス先生、私は一旦
  アップタウンに戻ります。
 
 ヤヨイがシャボタンに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  シャボタン。
  困ったことがあったら、
  いつでも呼んで下さいね。
 
 シャボタンが恥じらいモーション。
 
 シャボタン:
  はい、ヤヨイさん……!

**アカリ(ネコマタ)裏ルート [#k3bbcdc8]
「肉」または「肉まん」を用意した段階で、それをアカリに渡さずに持ったままアミスの飛空庭のヤヨイに話かけることで、違う展開を見ることができます。
***アミスの飛空庭 [#o50e03b7]
ヤヨイに話かけると暗転。
明けると、全員揃っている。
 守護魔・ヤヨイ:
  皆さん!
  あたたかい水は、
  手に入りましたか?
 
 ダークフェザー:
  「コッコーの羽」が
  20枚集まれば、
  すぐに見つかるはずだわ。
  そうよね、ウィリー・ドゥ?
 
 みるく:
  みるくたちは、
  ホワイトデーの
  お菓子作りを
  手伝ってるんだよね!
 
 アカリ:
  それって、
  あったかい水に
  関係あるの?
 
 バウ:
  かんけいあるです?
 
 守護魔・キサラギ:
  ……ふふふ。
  人助けをすれば、
  必ずいいことがあるはずなのよ!
 
 アカリ:
  ふ~ん、どうやら
  あたしたちの勝利は
  目前みたいね!
 
  必要なものは
  (プレイヤー)が
  準備してくれたし、
  後は天戒おじーちゃんに
  色仕掛けをすれば……!
 
 ムツキ、シャノワール、みるく、ヤヨイがアカリに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  色仕掛け?
  天戒師に、肉まんを……
 
 シャボタンがシャノワールに向き直る。
 
 シャノワール:
  茜!
  色仕掛けとはなんだ!?
 
 アカリ:
  シャノワール姉さん、
  アカリよ、ア・カ・リ。
  やーねぇもう、間違えちゃって。
 
 シャノワール:
  す……すまない。
  だが、どんな理由であれ、
  私は色仕掛けには反対だ!
 
 シャノワールが一瞬「いやいや」モーション。
 
 シャノワール:
  万が一にも、お前に
  もしものことが起こったら、
  私は……!
 
 みるく:
  アカリおねえさん……
  「いろじかけ」するの、
  やめた方が
  いいんじゃないかなあ?
  シャノワールおねえさん、
  とっても心配してるよ!
 
 アカリ:
  姉さん……
 
  うん、
  姉さんがそこまで言うなら、
  やめとく!
 
 シャノワール:
  わかってくれたんだな、
  アカリ!
 
 アカリ:
  あ、でも……
  それじゃ、競争は
  あたしたちの負けに
  なっちゃうの?!
 
 シャボタンがアカリに向き直る。
 アカリ、みるくがシャボタンに向き直る。
 
 シャボタン:
  あの、
  アカリおねーちゃん!
  わたしは、種が欲しいって
  言ったけど、本当はちがうの!
 
 シャボタンが皆の方に向き直る。
 
 シャボタン:
  わたしは、この種を
  みんなで一緒に育てたいの……!
 
  ……ずっと、
  そう言いたかったの。
  ……だめかなぁ……?
 
 ダークフェザー:
  ……いいに決まってるわ!
  そうよね、バウ?
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくもいいです!
  みんなのたねです!
 
 守護魔・ムツキ:
  では、ここからは、
  みんなで協力して
  あたたかいお水を探しましょう!
 
 ダークフェザー:
  賛成よ!
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくもさんせーです!
 
 シャボタン:
  あのっ、わたしも、
  賛成です……!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  もちろん、私も賛成です。
  ですが……
 
  アカリさん。
  我々は、天戒師に
  肉まんをごちそうして
  水を譲っていただくはず
  だったのでは?
 
 アカリ:
  違うわよ?
  肉まんをムネのとこに入れて、
  天戒おじーちゃんに
  色仕掛けするつもり
  だったんだけど?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  …………
 
 ヤヨイが「怒り1」エモーション。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  君は食べ物を何だと!
 
 キサラギが「やっほー」モーション。
 ヤヨイ、シャボタン、みるくがキサラギに向き直る。
 
 守護魔・キサラギ:
  !
  いいこと思いついちゃった~!
  ヤヨイ、ちょっとアナタ
  こっちきなさい。
 
 キサラギが少し離れる。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  …………。
  守護魔・キサラギ、
  よからぬことを
  考えていませんか?
 
 ヤヨイがキサラギを追う。
 暗転。暗いまま話している。
 
 守護魔・キサラギ:
  むしろよいことばっかよ!
  ほら、肉まんをこうすれば……。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ばっ!?
  なななななななななな
  何をするんですっ、
  いきなりっ?!
 
 守護魔・キサラギ:
  ヤヨイが色仕掛けすれば
  アカリちゃんは
  自分を大事に出来るし、
  天戒おじーちゃんの期待も
  裏切らないで済むし、
  万々歳でしょ?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  …………
  …………
  …………
 
  私を女扱いするな!!
 
 アカリ:
  何やってんだか……。
 
 守護魔・ムツキ:
  あの、キサラギさん、
  無理やり
  そういうことをするのは
  あまり良くないのでは……。
 
 守護魔・キサラギ:
  うわ、ヤヨイほそーい!
  鍛え方足りないんじゃないの?
  人には食え食え言ってるくせに
  実はあんまり食べてないとか?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ちゃんと食べてますよ!
  いくら食べても太らない
  体質なだけであって……。
 
 アカリ:
  (ピクッ)
 
 守護魔・ムツキ:
  (ピクッ)
 
 守護魔・ヤヨイ:
  大体、付けようと思って
  肉が付けば苦労はしない、
  という、か……。
 
  ……あの、アカリさん?
  ムツキ?
  目が、据わってますが……。
 
 アカリ:
  キサラギ、あたしも
  ヤヨイの着替え、手伝うわ。
 
 守護魔・ムツキ:
  私も助勢いたします!
 
 守護魔・キサラギ:
  ヤヨイが迂闊なこと言うから
  2人とも本気みたいよー?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  や、やめてください!
  3人がかりで、そんな、
  うわああああああっ!?
 
 みるく:
  シャノワールおねえさん、
  なんであたしの目をふさぐの?     ←(編集者注:みるくですが「あたし」でした。)
 
 ダークフェザー:
  先生も、どうしたのよ。
  これじゃ前が見えないわ。
 
 バウ:
  まっくらです~。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  そ、それだけはっ!
  やめてぇぇぇ~~~っ!
 
 シャボタン:
  あ、あのっ、
  ヤヨイさんの悲鳴が
  泣き声に変わって……。
 
 アミス:
  えぇと……
  みんなには、教育上
  見せるわけには
  いかない、かなぁ……?
 
 シャノワール:
  ヤヨイ、すまない。
  助けるわけにはいかないんだ。
 
  お前の発言はそのまま、
  「女の敵」という
  やつだからな……。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  わぁぁあああああん!
  助けてください
  (プレイヤー)さぁんっ!?
 
 守護魔・キサラギ:
  (プレイヤー)ちゃん!
  天戒おじーちゃんの前で会いましょ。
  とっておきのメークアップを
  見せたげるわ!
 
 明ける。飛空庭は最初の状態で、ヤヨイ(通常状態)、アカリ、シャボタンがいる。

***アミスの飛空庭 [#o50e03b8]
 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん……
  やはり、色仕掛けなんて
  よくないと思いますよね?
  私なんかがやって
  成功するわけがないですし。
 
  後生ですから
  やっぱり温泉に水を
  汲みに行きましょう……!
 
  気を練れる守護魔に
  協力してもらうか、
  春の気をたくわえた「花」が
  たったの5つあれば、
  この飛空庭からECO温泉まで
  天を駆ける龍で
  ひとっ飛びですから……!
 
 アカリ:
  ヤヨイ!往生際が悪いわよ!
  自分で決めたことでしょ?
  (プレイヤー)!
  天戒おじーちゃんのとこに
  行くのよ!
 
 →選択肢「守護魔の力でECO温泉に行く?」へ。選択肢後は上述同様です。
***アップタウン [#e427f32f]
 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん。
  ECO温泉に行きましょうよ……
 
  「花」が5つあれば……
  いえ、色仕掛けに使うのではなく!
  天駆ける龍を呼んで
  一瞬でECO温泉に行けますから。
  ね? 考え直して下さい!
→選択肢「アミスの飛空庭にのぼる?」へ。選択肢後は上述同様です。
***アップタウン [#s2cc30b1]
アカリに話かけるとキサラギ&シャボタン出現。
 守護魔・キサラギ
  さあ、肉まんを出して?

 アイテムを渡す?

 →渡さない
 
 台詞なし。
アイテムを持っていないと...
 →「肉」を2個渡す
 
 キサラギがプレイヤーに向き直る。
 
 守護魔・キサラギ:
  あら?
  (プレイヤー)ちゃん、
  「肉」はどこ?
  もしかして、食べちゃったの?

 →「肉まん」を2個渡す
 
 キサラギがプレイヤーに向き直る。
 
 守護魔・キサラギ:
  あら?
  (プレイヤー)ちゃん、
  「肉まん」はどこ?
  もしかして、食べちゃったの?

 →「肉」を2個渡す
 
 ヤヨイ(通常状態)出現。キサラギと向かい合う。
 
 守護魔・キサラギ:
  さあ、ヤヨイ。
  「肉まん」を作ってちょうだい?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  …………
  ……はい。
 
  …………
  …………
 
  ……できました。
 
 暗転。暗いまま話している。
 
 守護魔・キサラギ:
  わぁ、ふんわりふっくらしてる!
  じゃあはい、これ着て。
  髪形も……こんな感じでいいかしら。
  そんでもってぇ、
  この肉まんをぎゅぎゅっ、っと
  入れて、と……。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  あ、あっつぅ……っ!
 
 明ける。ヤヨイがドレス姿になっている。
 キサラギ、アカリ、シャボタンが注目している。
 
 守護魔・キサラギ:
  じゃじゃーんっ!
 
 アカリ:
  えっ……
  や、ヤヨイなの……?!
 
 シャボタン:
  うわぁ、きれい……!
 
 ヤヨイが「疲れ」モーション。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  くぅ……っ。
  こんな、こんな辱めを
  受けることになるなんて……。
 
 守護魔・キサラギ:
  はぁい、ヤヨイちゃーん?
  色っぽいポーズよ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ううっ……
 
 ヤヨイが頭を抱えるモーション。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……やっぱり私には出来ません!
 
 守護魔・キサラギ:
  あら、ムツキも見てるわよ?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  !?
 
 ヤヨイが「いらっしゃいませ~」モーション。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  こ、こぉ、で
  いいですかぁ……っ?
 
 天戒にファイアーストームのエフェクト。
 
 天戒:
  ふぉぉぉっ!
  ビビッっときたぁあ!
 
 天戒:
  ダイナマイトバディーに
  恥じらいがトッピングされた
  その絶妙な姿!
  ワシの胸もあの頃のように
  熱くたぎっておるぞ!
 
  おお!
  秘蔵の飲める温泉も、
  すっかり良い湯加減に
  あったまっとるわい!
 
  じゃが、
  これをやるには、
  もうちょっと
  サービスをじゃな……?
 
 アカリ:
  ヤヨイ!
  がんばって、あと一押しよ!
 
 キサラギ:
  ヤヨイちゃん!
  アレよ、アレをやるのよ!
 
 ヤヨイが頭を抱えるモーションとともに「汗2」エモーション。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  あう……っ、
  くっ!くぅぅっ!(ギリッ)
  アレを、やるしか
  ないのですか……っ!
 
 :
  (……ふとシャボタンを見ると、
   ちょうど目が合った。)
 
  (シャボタンは、
   小さくうなずいた……。)
 
 ヤヨイが天戒に向けて「投げキス」モーション。
 
 シャボタン:
  あの……!
 
 シャボタンが天戒に駆け寄る。
 ヤヨイが「がっかり」モーションとともに「縦線」エモーション。
 
 シャボタン:
  お……おじーちゃん!
  お水をくださいっ!
 
  どうしても、
  そのお水が必要な子が
  いるんです。
  お願いしますっ!
 
 シャボタンがおじぎをする。
 
 天戒:
  …………
  …………
  …………
 
 天戒:
  うむ。
  ワシは、お主が自分で
  そう言ってくるのを
  待っておったのじゃよ、
  シャボたん。
 
  お主は優しい子じゃ。
  ワシの望みや
  友達の意思を尊重して、
  自分の気持ちを
  言えずにいたのじゃな。
 
  ……じゃがのぅ。
  自分の気持ちを素直に言うのも、
  大切なことなのじゃ。
  気持ちを伝えなかったことを
  後悔するようなことは、
  ない方がいいからのぅ。
 
  さあ、持ってお行き。
 
 シャボタン:
  ありがとうございます、
  おじーちゃん!
 
 一吾:
  じっちゃ……師匠は
  ちゃんと考えてたんだな!
  オレ、師匠が本気で
  スケベじじいになったと
  思ってたぞ!
 
 天戒:
  かっ、かーつっっっっ!!!!
  そ、そんなことないわい!
 
 アカリ:
  よくやったわね、シャボタン。
  さあ、飛空庭に戻るわよ!
 
 シャボタンがおじぎをする。
 
 シャボタン:
  さよなら、おじーちゃん!
  さよなら、一吾さん!
 
 守護魔・キサラギ:
  よかったわね、ヤヨイちゃん。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……ぐすっ……
 
 ヤヨイが消える(orzのまま)。
キサラギとシャボタンはマップ移動等で消える。
***アップタウン [#of7d4677]
 アカリ:
  天戒おじーちゃんから
  飲める温泉をもらったから、
  飛空庭に戻るわよ!
 
 天戒:
  フォフォフォフォ、
  いつでもおいで。
  特にセクスィ~なギャルは
  大歓迎じゃ!

 守護魔・ヤヨイ:
  水が冷たくなってしまう前に、
  飛空庭に行きましょう。
 
 →選択肢「アミスの飛空庭へのぼる?」へ

***アミスの飛空庭 [#af5cff4c]
ヤヨイに話かけると暗転。
明けると全員揃っている。
アミスが「疲れ」モーション。      ←(編集者注:ヤヨイではなくアミスでした。謎。)
 アカリ:
  ……というわけで、
  あたしたちはあったかい水を
  手に入れて来たわ!
 
 守護魔・キサラギ:
  みんなにも
  見せてあげたかったわぁ、
  ヤヨイちゃんの艶姿!
 
  そうだわ!
  せっかくだから、
  ここでもう一度……!
 
 ヤヨイが入り口の方に向き直る。同時に「縦線」エモーション。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……卵の部屋に
  帰らせてもらいます。
 
 守護魔・キサラギ:
  ああ、ジョーダン、
  ジョーダンよぉ!
  ほら、すねちゃイヤよ?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ぐすっ……。
  卵の部屋の、
  引きこもりの守護魔に
  なってやるぅ……っ。
 
 シャボタン:
  このお水があれば、
  みんなの種の芽が
  出るようになるの……!
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  みんなでたねをまくです!
 
 ダークフェザー:
  シャボタン、種は
  どこにまけばいいの?
 
 アミス:
  この飛空庭はどうかしら?
 
 シャボタン:
  ここは日当たりもよくて、
  きっと種もよろこびます!
 
 アミス:
  うん、決まりね。
  そうねぇ、
  どの辺りがいいかしら……。
 
 ぷるぷる:
  ぷるっ、
  ぷるぷるっ!
 
 アミス:
  ぷるぷるも一緒に考えてくれるの?
  こっちの方?
 
 シャボタン:
  わぁ、楽しみだな~……♪
 
 アミスが歩き回る。
 ヤヨイとシャボタンがアカリを見る。
 
 アカリ:
  シャボタン……、
  いつのまにか、
  自分の気持ちをちゃんと
  言えるようになったじゃない?
 
  シャボタン:
  わたし、みんなと仲良くするには
  みんなの言うことを聞いて、
  みんなの言う通りにしなきゃ
  いけない、って思ったの。
 
 シャボタンがみんなの方に向き直る。
 
 シャボタン:
  でも、黙ってたら
  種のことで
  競争することになって……
  もうみんなと
  なかよくなれないのかな~、
  って……
 
  わたし、がっかりしたような
  さみしい気持ちになってた……。
 
  でもでも!
  ちがうんだよね?
 
  自分のきもちをちゃんと言うことが
  とってもだいじなんだって。
  ちゃんと言葉にすれば
  相手にもきもちが伝わるから!
 
  そうすれば……
  競争をしなくても
  みんなでいい方法を
  見つけられるんだよね?
 
  わたしが、この種を
  みんなで育てたいって言ったら
  みんながいいって言ってくれて、
  わたし、とってもうれしかったの!
 
 みるく:
  シャボタンちゃんが
  きもちをおしえてくれて、
  みるくもうれしかったよ!
 
 シャノワール:
  真剣な気持ちで話し合えば、
  いい方法が見つかるものだ。
 
 ヤヨイが皆の方に向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……時には、根気良く
  長く語らう必要もありますが。
 
 アカリがキサラギに向き直る。
 
 守護魔・キサラギ:
  告白しなきゃ、
  フラレもしないけど
  恋人同士にもなれないのよ!
 
 ダークフェザー:
  ここにいるみんなは、
  私たちにいろんなことを
  教えてくれるし、
  いろんなことを助けてくれるの。
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  シャボちゃんもいっしょに     ←(同上)
  べんきょうするです!
 
 シャボタン:
  うん! わたしも、
  みんなと一緒にお勉強したい!
 
 シャボタン:
  ……わたしは、
  人の言葉がわかるようになって
  人の姿になれるようになって……
 
  他のしゃぼたんとは違っちゃって、    ←(同上)
  ひとりぼっちで、さみしくて、
  こわくって……
 
 ダークフェザー:
  ……私も覚えてるわ。
  私が「私」になったばっかの
  頃のこと。
 
 シャボタン:
  そんなときに、種の声が聞こえて……
  その種を見つけたら、
  わたしは
  さみしくなくなるかも、って
  そう思ったの。
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくも、そうです。
  うれしいにおいをさがしたです!
 
 シャボタン:
  この街に来て、
  アカリおねーちゃんが
  弟子にしてくれて、
  種の声がするこの場所に
  連れてきてくれて……
 
  そしたら、
  種だけじゃなくて、
  わたしと同じ、
  あなたたちがいた!
  とっても、うれしかったの!
 
 シャボタン:
  ダークフェザーちゃん、
  バウちゃん、
  わたしと、なかよしの
  お友達になってくれないかな……?
 
 ダークフェザー:
  えっ?
 
  私、あなたとはもう
  お友達だって思ってたわ。
 
  そうね、もっともっと
  なかよくしましょ!
  ウィリー・ドゥも、お友達よ!
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ぼくも、シャボちゃんが
  だいすきです!
 
  アミス先生もだぁいすき!
  ダークフェザーちゃんも、
  (プレイヤー)さんも
  キサラギさんも
  みるくちゃんも、
 
  ムツキさんも
  シャノワールさんも
  ウィリー・ドゥも
  ぷるぷるも
  だぁいすき!
 
  ヤヨイさんも
  アカリさんも、
  シャボちゃんも
  みんなみんな
  だぁいすきです!
 
 シャボタン:
  ありがとう……!
  わたしも、大好き!
  みんなのことが
  大好きだよっ!
 
 シャボタンとアミスの周囲に一瞬煌き広がる光。
 
 アカリ:
  いいわ!
  あたしもここで勉強してあげる。
 
 守護魔・ムツキ:
  この世界のことを、
  たくさん学んで下さいませ。
 
 ぷるぷる:
  ぷるっ、
  ぷるぷるっ!
 
 アミス:
  そうね、ここにしましょう。
 
 アミスがこちらをふり向く。
 全員がアミスの方を向く。
 
 アミス:
  ダークフェザーちゃん、
  バウちゃん、
  シャボタンちゃん。
  3人で、ここに
  種を植えてくれる?
 
 アルマたちが喜ぶ。
 
 アルマたち:
  は~い!
 
 暗転。明けるとアルマたちが中央に移動している。
 アミスはピアノ傍に、アカリもアルマたちの見える位置に移動している。
 
// アカリが首だけ回してアミスを見る。
 
 アカリ:
  アミス先生、
  あたしたちは
  手伝わなくていいの?
 
 アミス:
  ありがとう、アカリちゃん。
  でも今回は、あの子たちだけで
  やらせてあげたいの。

 シャノワールが首だけ回してアミスを見る。
 
 シャノワール:
  …………!
  
 アカリ:
  べ、別にあたしは
  どっちでもいいんだけど……!
 
 シャボタン:
  まず、浅く穴を掘って……
 
 バウがしゃがむ。
 
 バウ:
  ぼく、穴をほるのとくいです!
  うんしょ、うんしょ……!
 
 シャボタン:
  ありがとう!
  そしたら、あったかいお水を、
  こうして……
 
 水床出現。
 
 シャボタン:
  ダークフェザーちゃん、
  この水床の真ん中に、
  種を埋めて?
 
 ダークフェザー:
  この辺りね?
 
 アルマたちの周囲に一瞬煌き広がる光。
 
 バウ:
  あっ!
  たねが、よろこんだです?
 
 ダークフェザー:
  私にも、わかったわ。
  種の声、大きくなってる。
  種がよろこんでるのね!
 
 シャボタン:
  みんなで力を合わせて、
  一緒に育てれば、
  きっと大きな樹になる……!
 
 ダークフェザー:
  大きな樹になれば、
  私たちと同じ子たちも、
  ここを見つけやすくなるわ!
 
 バウが喜ぶ。
 
 バウ:
  ひとりぼっちの子は
  いなくなるです!
  みんな、さみしくなくなるです!
 
 アルマたちの周囲に一瞬煌き広がる光。
 同時に、一瞬画面がホワイトアウト。
 
 ダークフェザー:
  ……シャボタン!
  種は今、なんて言ったの?
 
 シャボタン:
  この「絆の樹」に花が咲いた時、
  ステキなことが起こる……
  そう言ってたみたい!
 
 バウ:
  ステキなこと?
  おともだちがたくさんです?
  それとも、
  おいしいごはんです?
 
 ダークフェザー:
  きっと、ウィリー・ドゥが
  人の姿になるんだわ!
 
 シャボタン:
  わたしたちが、
  大きくなれるのかも!
 
 バウ:
  ぼくも
  「せくしー」になれるです?
 
 アルマたちが「話す」モーション。
 
 アミス:
  …………もしかしたら。
 
  ……あの子たちが、
  たくさんのヒトと
  友達になれるのかも。
  ……そうなったら素敵ね。
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷる。
 
 シャノワールがアミスに向き直る。
 
 シャノワール:
  ……アミス先生。
  気付いてたんだな、
  あの子たちの正体に。
 
 他の守護魔・ネコマタたちがアミスに注目。
 
 守護魔・ムツキ:
  えっ、えっ……?
 
 アミス:
  ……お昼寝の時とか、
  よく元の姿に戻ってたもの。
 
  あの子たちは、
  人と同じ優しい心を持ってるわ。
  もし、全ての人が
  あの子たちを理解して
  受け入れてくれるなら、
  それで十分かもしれない。
 
  ……でも、世の中には
  モンスターに傷つけられたり、
  モンスターを怖がる人たちも、
  たくさんいるの。
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷる……。
 
 アミス:
  わたしは、
  あの子たちが人の社会で
  生きられるようにしてあげたい。
  いやなことや苦しいことがあっても
  人として乗り越えられる強さを、
  あの子たちに教えたいの。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  アミス先生……!
  私たちも、お手伝いします!
 
 アカリ:
  とーぜん、あたしも協力するわ!
  シャボタンの友達なら、
  あの子たちはみんな
  あたしの弟子みたいなもんだもの!
 
 アミスがアカリに向き直る。
 
 アミス:
  ええ、頼りにしてるわ。
  あなたたちみたいに
  理解のある人が
  一緒にいてくれて、
  とっても心強いのよ。
 
 暗転。暗いまま話している。
 
 みるく:
  (キサラギさん、
   アミス先生って……)
 
 守護魔・キサラギ:
  (そうね、私たちのことは
   人だと思ってるみたい。
   鋭いんだか、鈍いんだか……)
 
 守護魔・キサラギ:
  (ふふっ。
   (プレイヤー)ちゃん、
   人の代表として、
   先生の力になってあげてね?)
 
 暗転が明ける。アルマたちとアカリは元の位置に戻っている。
 
 シャボタン:
  (プレイヤー)さん!
  これ、なかよしのしるしだよ。
  もらって欲しいなぁ……
 
 :
  「シャボタンの花飾り」を
  手に入れた!
 
 シャボタンが恥じらいモーション。
 
 シャボタン:
  (プレイヤー)さんは
  わたしを助けてくれたり、
  わたしが話したい時に、
  ちゃんとわかってくれたから……
  ありがとう!
 
 シャボタンが恥じらいモーション。
 
 シャボタン:
  ヤヨイさんも、
  きれいだから
  すき……!
 
 ヤヨイがシャボタンに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……!
  あ……ありがとう。
 
 アカリが一瞬「うなずく」モーション。
 
 アカリ:
  シャボタン相手じゃ、
  怒れないわよね~?
 
 ヤヨイがアミスに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  アミス先生、私は一旦
  アップタウンに戻ります。
 
 ヤヨイがシャボタンに向き直る。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  シャボタン。
  困ったことがあったら、
  いつでも呼んで下さいね。
 
 シャボタン:
  はい、ヤヨイさん……!
渡したアイテムが「肉」の場合、ユニオンネコマタ(茜)を装備していても台詞なし。

**アップタウン [#m59cf41c]
 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん!
  先日はお世話になりました。
 
 アカリ:
  (プレイヤー)!
  どう?
  強そうでしょ?
 
  シャボタンとおそろいの
  かっこも気に入ってるけど、
  師匠たるもの、
  強くてセクシーなとこも
  お手本として見せてあげないとね!
 
  ……シャボタンに見せるためで、
  別にあんたのためじゃないから
  勘違いしないでよねっ?
 
 守護魔・ヤヨイ:
  おそろい、といえば……
  お世話になったお礼として、
  私も愛用している
  「パンダ耳」と「パンダしっぽ」を
  (プレイヤー)さんに
  差し上げたいのですが……
 
  ただ、この2つをつくるためには
  私の「気」と、
  &color(orange){EXイベントチケット};3枚が
  必要なのです。

&color(black){ユニオンペット化ネコマタ()装備時だと…};
 (ネコマタ()が
  話しかけた。)

&color(black){ユニオンペット化守護魔・ウル装備時だと…};
 (守護魔・ウルが
  話しかけた。)
 
&color(black){ユニオンペット化守護魔・ルゥ装備時だと…};
 (守護魔・ルゥが
  話しかけた。)

 どうする?

 →特に用事はない
 台詞なし。

 →アミスの飛空庭にのぼる
 
 守護魔・ヤヨイ:
  では、行きましょう。
  アミス先生!
  ひもを降ろして下さーい!

**アミスの飛空庭 [#k07ae14e]
 アミス:
  みんなで植物の種を育てるって、
  とっても素敵な勉強よね。
  どんな芽が出るのかしら?
 
 ぷるぷる:
  ぷるぷるっ♪
 
 以下、通常台詞に接続。

 シャボタン:
  おかえり、
  (プレイヤー)さん!
  冒険はどうだったかな?

 シャボタン:
  (プレイヤー)さん!
  えへへ、
  良い子にしてたよー?

 シャボタン:
  (プレイヤー)さん。
  一緒にひなたぼっこしよ?
上記の台詞がランダムで出た後、以下の台詞につながります。
&color(black){ネコマタ(茜)装備時だと…};
 :
  (シャボタンが
   (ペット)に
   話かけた。)
 
 シャボタン:
  こんにちはっ!
 
 :
  にゃっ、にゃ~ん?
 
 シャボタン:
  うん、お絵かきしてたの!
  これ、
  あなたを描いたんだよー!
 
 :
  ……にゃ……?
 
 シャボタン:
  えっ?
  もっとむねを大っきく描くの?
 
 :
  ふにゃ!?
  にゃ~ぅ!
 
 シャボタン:
  あっ、
  ごめんなさい……
  (プレイヤー)さんには
  秘密にするね!
 
 :
  ふにゃっ!
  にゃ~……

 シャボタン:
  (プレイヤー)さん!
  わたし、
  ちゃんと自分の気持ちを話して、
  みんなの気持ちを聞いて、
  それからよく考えるのが
  一番いいってわかったの!
 
 シャボタン:
  わたしも、
  (プレイヤー)さんみたいに
  やさしくてすてきな人に
  なりたいなぁ。

 アカリ:
  あたしに何か用?
  いそがしいんだけど!

 アカリ:
  また来たの?
  よっぽどヒマなのね!
 
  ま、まあ、
  ちょうどあたしもヒマだったし?
  ちょっとだけなら、
  話し相手になってあげてもいいわ!

 アカリ:
  あっ、
  (プレイヤー)♪
  ……べ、別に
  嬉しくなんかないんだから!
上記の台詞がランダムで出た後、以下の台詞につながります。
&color(black){ネコマタ(茜)装備時だと…};
 :
  ((ペット)が
   アカリに話かけた。)
 
 :
  にゃーん!
 
 アカリ:
  そうね、今日こそ
  決着をつけましょ!
 
 :
  にゃ、にゃにゃー!
 
 アカリ:
  こっちだって、
  12人姉妹よ!
 
 :
  にゃにゃ、にゃー!
 
 アカリ:
  こっちだって、
  男の子が1人いるわよ!
 
 :
  ……にゃ……にゃ、にゃー……!
 
 アカリ:
  あ、うん……
  こっちにもいるわ、
  絶対に怒らせちゃいけない
  姉さんが……
 
 :
  にゃ、にゃー?
 
 アカリ:
  そうね、
  今日のところは引き分けね!

 アカリ:
  シャボタンたちが
  まいた種って、
  もともとは空に浮いてたのよね?
  どんな花が咲くのかな?

 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん。
  お元気そうで何よりです。

 守護魔・ヤヨイ:
  こんにちは、
  (プレイヤー)さん。

 守護魔・ヤヨイ:
  (プレイヤー)さん。
  少し見ない間に、
  また実力をつけたようですね。
上記の台詞がランダムで出た後、以下の台詞につながります。
※守護魔・ウル・ルゥを装備していると、追加台詞があります。後述。
 守護魔・ヤヨイ:
  アミス先生は、
  アルマたちが人ではないと
  知りながらも、生徒として
  受け入れていたのですね。
 
  先生の期待に応えるためにも、
  私もアルマたちの
  手本となれるよう、
  勉学にも修行にも励みます!
守護魔・ウル・ルゥを装備していると、上述※印部分で追加台詞が入ります。
&color(black){守護魔・ウル装備時だと…};
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ウルも、
  お元気そうですね。
 
 :
  元気だぞ!
  友達と一緒だからな!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  君とこうして、
  友として語り合える日が来ようとは。
  私もうれしいですよ。
 
 :
  ウルの
  友達になってくれて、
  ありがとう!
  そうだ!
  ヤヨイも一緒に、温泉に行こう!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  お、温泉に……一緒に……?
  ……考えておきましょう。
 
 :
  なんで考える必要があるんだ?
  温泉は気持ちよくて、
  いいものだぞ!
  友達と一緒だと、
  きっともっと気持ちいいぞ!
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……そうですね。
  たまには、いいかな……
 
  ふふっ、
  (プレイヤー)さんの
  お背中をお流しするのも、
  楽しそうですね。
&color(black){守護魔・ルゥ装備時だと…};
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ルゥ……
  何か、心配事でも?
 
 :
  (プレイヤー)さんは
  いつもやさしくて、
  私を守ってくれる。
  なのに、私はこわいの……
 
  ……いろんな人や、
  いろんなものがこわい。
  ……あなたのことも、
  まだ少しこわくて……
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……でも、こうやって
  私とお話してくれている。
  ふふっ、私はうれしいです。
  あなたとお話ができて。
 
  相手を知り、
  そして自分を知ることでこそ、
  恐怖は克服できる。
  ……実はこの私も、
  けっこう怖がりなんですよ?
 
  この教室で勉強すれば、
  きっとあなたも
  恐怖を克服できるはずです。
  日々、少しずつであっても
  共に前進して行きましょう!
 
 :
  ありがとう……
  ヤヨイさん。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  アミス先生は、
  アルマたちが人ではないと
  知りながらも、生徒として
  受け入れていたのですね。
 
  先生の期待に応えるためにも、
  私もアルマたちの
  手本となれるよう、
  勉学にも修行にも励みます!
&color(black){守護魔・ウルゥ装備時だと…};
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ウルゥも、
  お元気そうですね。
 
 :
  はい、おかげさまで。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  守護魔・ウルゥ……
  ……あなたはウルでも
  あるんですよね。
 
 :
  なぜ、ウルが昔、あなたを
  温泉の守護魔にしたのか、
  聞きたいのですね?
 
  あの時の私、
  つまりウルにとっては、
  あなたが春をもたらす
  役目のために温泉にいたから、
  というだけのことなのですが……
 
  …………ふふっ、
  あなたはもう、
  答えがわかっているはずですよ。
 
 守護魔・ヤヨイ:
  ……私はフシギな卵の守護魔として、
  どんな敵とも戦い続ける覚悟を
  していました。
  けれど、握りしめた拳だけでは
  守りきれないものもある。
 
  心と体を温め、疲れと傷を癒し、
  全てを受け入れる大きな力……
  私は心の奥底で、
  温泉のようになりたかった……
 
  ウルの幻術はきっかけに過ぎず、
  私自身が温泉の守護魔になることを
  望んで、受け入れた!
  そういうことなのですね!?
 
 :
  さあ、どうでしょう?
  うふふ……