#author("2016-11-19T10:42:06+00:00","","")
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*タイニー・かんぱにー~人材発掘編~ ログ&br;鳥が先か卵が先か [#z2d98f68]
// あっちこっち入力ミスや不明な点(特に課金モーション)がありますので
// その部分に関しては校正や修正願います。
// とりあえず会話ログのみ記述
// できる方は追記願います。
#contents

**タイ兄さんの飛空城 [#ka294974]

 【タイ兄さん】
  それなんやけど、ちょいと変わった依頼なんやで。
  まずはダウンタウンに行って、依頼人にあってくるとええ。

 【ガイドマシーン】
  変わった依頼……とは、一体何が変わっているんでしょウ?

 【タイ兄さん】
  一つ目は、依頼人がアルマってことや。
  もう一つは、依頼内容が子供の教育とか、冒険者っぽいことの
  訓練っちゅーことなんやけど……

 【ガイドマシーン】
  アルマが、子育てヲ!
  しかもアルマが子供を作って、それは希少な……

 【タイ兄さん】
  ああ、血縁ちゃうらしいで。
  人間の子供を育てているっちゅーわけでもなくて、
  他のアルマを子供として育てとるらしい。

 【ガイドマシーン】
  ……?
  なんだか、事情は複雑そうですネ。

 【タイ兄さん】
  ワイの見てる限り、アルマはたいてい若い奴が多いんやで。
  
  確かに、中にはそれなりに世慣れた奴もおるけどな?
  子育てになれとる奴ってのは、人間の家庭で育てられたとか
  そーゆー事情がない限りはまずお目にかからんやろな。
  
  で、子供のアルマの教育が上手くいかないんで、
  手助けが欲しいという依頼が来たんや。
  
  ……珍しいとは思わんか?

 【ガイドマシーン】
  ○○さん、
  これは責任重大デすね。

 【タイ兄さん】
  ワイは別の用事があるさかい、冷やかしには行けそうにないんやで。
  まあ、お前なら平気やろ。
  期待しとるで、○○。

ほな、行ってきてや
→移動開始!

*** [#r9d2bf1e]
 【ガイドマシーン】
  待ち合わせの場所はここでいいはずですガ……
  はて。依頼人はどちらに……

 【若い母親?】
  そうだ、そこでいいんだ!
  商品を持って、店員さんの所に……!

 【小さな女の子?】
  うっ……

 【店員】
  いらっしゃい、それが欲しいのかな?

 【小さな女の子?】
  なんだよおまえ……
  怖くないぞ、怖くなんか……

 【店員】
  ん……お嬢ちゃん、大丈夫かい?

 【小さな女の子?】
  なんだよこっち見んなよ……
  うっ……その……
  こ、これ……

 【若い母親?】
  そうだ、いいぞ……
  店員さんに悪態をつかない、
  人の目を見て話す……完璧だっ

 【小さな女の子?】
  うっ……なんだよばかーっ

 【小さな女の子?】
  うわぁーーーーん!
  ギーゴママーっ!

 【ギーゴママと呼ばれた女性】
  ああっ!
  泣くな、泣くんじゃないニド!
  惜しかった、今のは惜しかったぞ!

 【ニド】
  だって、だってあいつ……にらむし……

 【ギーゴママ】
  なんだとっ!?

 【ギーゴママ】
  いや、違うんだ。
  店員さんはニドがあんまりにも可愛いから
  ついついじっくりと見つめてしまったに違いない!

 【ニド】
  ほんと……?

 【店員】
  お母さん、その子大丈夫?
  怖がらせちゃった?

 【ギーゴママ】
  お、お母さん……
  そうだな、そうだよな。
  アタイ、お母さんだもんな……!
  
  大丈夫大丈夫!
  店員、すまないけどこれちょうだい!
  お金、これ!

 【店員】
  はいどうぞ、まいどありー♪

 【ガイドマシーン】
  ……あ。
  多分あのお二人ですネ。

 【ガイドマシーン】
  あー、もしもシ?

 【ニド】
  (ビクッ!)
  
  な、なんだおまえー?
  こ、こわくなんかねーし……
  ケムリ吹いてるし、ぼろいし、
  なんか動き妙になめらかで
  なんか……

 【ギーゴママ】
  どうしたんだ、ニド?

 【ガイドマシーン】
  失礼いたしマす。
  たいにーカンパニーの者ですが、ご依頼をいただいたのは……

 【ギーゴママ】
  ああ、アンタたちが……

 【ギーゴママ】
  ニド、安心しな。
  この人たちはアタイが頼んだお手伝いさんだぞ。

 【ニド】
  ギーゴママが……?
  なら、平気だし……っ
  こ、こわくなんかねーし……!

 【ガイドマシーン】
  改めてご挨拶をさせてクださい。
  こちらが、冒険者の○○さん。
  私はガイドマシーンと申しマす。

 【ギーゴ】
  ○○に、ガイドマシーンだね。
  了解したよ。
  アタイはギーゴ、この可愛い子はニドエッグ。

 【ギーゴ】
  どうだ、可愛いだろう、うちの自慢の娘なんだ♪
  ああ、もー!なんてうちのニドは可愛いんだろう……!

 【ガイドマシーン】
  ええ、可愛らしいお子さんデ……アレ?
  そういえば、お二人はアルマと伺っていますが、
  ええと、これは血縁とかそういった意味で
  ニドさンはギーゴさんの実の娘さんなのでしょウか?

 【ニドエッグ】
  ギーゴママはママだし。
  なんか難しいこと言ってるし。気持ち悪いし……

 【ギーゴ】
  こら、ニド。
  お客さんにそんなこと言っちゃダメだぞ。
  ニドはすっごく可愛いんだから、アタイみたいな
  乱暴な言葉遣いを真似しなければもっと可愛いのに……

 【ギーゴ】
  ……あれ、なんの話だっけ?
  
  ああ、そう。血縁はないよ。
  でも、アタイとニドは親子なんだ。

 【ニドエッグ】
  あたしのママはギーゴママだし……

 【ギーゴ】
  昔、パートナーを連れた冒険者をよく見かけてさ。
  なんかいいなって思ったんだよねー。
  いいコンビだし、仲もよさそうでさ。
  
  で、アタイもあんなパートナーが欲しいなって思っていたら
  この姿になれたんで、パートナーを探しに行こうって思ってさ。

 【ガイドマシーン】
  ……あア、ギーゴさんはパートナーになるのではなく、
  自分のパートナーが欲しいと思ったのですネ?

 【ギーゴ】
  ああ、そうだよ?
  まあ、どっちがどっちかなんて気にしてはなかったけどさ。

 【ギーゴ】
  で、東アクロニア海岸をウロウロしてた時にさ、
  ニドにあったんだよなー♪

 【ニドエッグ】
  なー♪

 【ガイドマシーン】
  ニドさんは、その時既にアルマだったのですカ?

 【ニドエッグ】
  ちげーし。話聞けし。かおこえーし。
  街でよく見かけるし、話しかけてくるし。

 【ガイドマシーン】
  顔が怖い……!?
  それははじめて言われたかもしれません……

 【ギーゴ】
  ああ、ニドは少し人見知りでね。
  ちょっと怖がりなところがあるんだ、勘弁してやってくれ。

 【ニドエッグ】
  こ、こわくなんかねーし……!
  そこのおまえだって、その、こわくなんか……

 【ギーゴ】
  ま、いいさ。話を続けよっか。
  その時はまだニドは卵の殻がついたニドエッグで、
  小さな羽をパタパタさせてウロウロしてたんだ。
  ちょうど目が合ってさ、もうなんていうの?
  あっ、この子可愛いっ……って。
  
  その時、ニドがこっち見てにぱーって笑って。
  気が付いたらこの姿になってて。
  ああ、これはもううちの娘にするしかないなって。

 【ニドエッグ】
  で、そこからギーゴママと一緒にいるの。
  ギーゴママすんげー強えーし、やさしーし。
  おまえんとこのママよりすげーし。

 【ガイドマシーン】
  ええと、ニドさん。
  ○○さんは私のママではありませんが……

 【ニドエッグ】
  あっ……ち、ちげーし!
  そうじゃねーし!
  あの、その……ギーゴママ―っ!!

 【ギーゴ】
  よしよし、ちょっと言い間違えちゃったなー。
  この二人は親子じゃなくて冒険者さんだからなー。
  今度は間違えないよな、ニドは出来る子だもんな。

 【ニドエッグ】
  うん……

 【ギーゴ】
  見たか今の!
  うちのニド、すっごく可愛い!
  どうしよう、妙な奴に付きまとわれたら大変だ……!

 【ガイドマシーン】
  ええと、ギーゴさん。
  ニドさんが可愛いことに異論はないのですけど、
  そろそろ依頼の内容の確認に移りたいのですが……

 【ギーゴ】
  やはり専用にボディーガードも……え、なんだ?
  
  ……ああ、そうだった。依頼の話だった。
  ええと、内容なんだが、ニドの訓練の手伝いを頼みたいんだ。
  アタイ一人だと、どうしても教えられることに限界があってさ。
  それに、厳しく教えても、アタイのやり方が下手なのか、
  ニドはまだ一人では狩りができないし……

 【ガイドマシーン】
  狩り、と言いますと……

 【ニドエッグ】
  で、できるし……!
  ご飯買ってくるくらいできるし……!

 【ガイドマシーン】
  あ、それってもしやさっきの露店での……

 【ニドエッグ】
  う、うるせーばかー!
  あれはたまたまだし!

 【ギーゴ】
  大丈夫だ!
  今日はいいところまで行ったんだ。
  この前は商品を手に取る前に、店員に話しかけられて
  逃げかえって来ちゃったけどそれもまた可愛くて可愛くて……
  じゃなかった、もうすぐ買い物はできるようになるはず。
  
  とはいえ、冒険者とパートナーみたいに息の合った連係をしたり
  ちゃんと冒険をしたりというのは、まだむつかしい。
  で、それをどう教えたらいいかも、アタイにはよくわからない。
  なんで、その辺も一通り訓練してほしいんだ。

 【ガイドマシーン】
  なるほど、日常生活と、冒険者としての基礎訓練……
  というところでしょうカ?
  ○○さんなら、そこは問題なく
  教えてもらえることでしょウね。

 【ギーゴ】
  ああ、アタイも心を鬼にしないといけない頃だ。

 【ギーゴ】
  ニド、アタイが見ててやるから、この人たちと……

 【ニドエッグ】
  ギーゴママ……
  あたし、訓練やだ……疲れるし、こわいし……

 【ギーゴ】
  ……んー……ならいいかな……ニドが疲れちゃうし、
  服も汚れちゃうし……きっと平気だよな……

 【ガイドマシーン】
  えっと、ギーゴさン?

 【ギーゴ】
  はっ!?

 【ギーゴ】
  あ、ああ、いけないいけない。
  あんまりにもうちのニドが可愛すぎてつい……

 【ガイドマシーン】
  先行き不安ですネ……

先にニドを説得しないと……
→訓練するとギーゴが喜んでくれるよ
 ニドエッグに、ちゃんと強くなれば、今後旅する危険な場所でも
 ギーゴを助けることができるのではないか、と伝えた

→強くなればギーゴを手伝えるよ

 ニドエッグに、訓練をちゃんと受けるときっとギーゴが喜んで
 くれるに違いない……と伝えた。

 ニドエッグに、ちゃんと強くなれば、今後旅する危険な場所でも
 ギーゴを助けることができるのではないか、と伝えた

 【ニドエッグ】
  ギーゴママが喜ぶ……お手伝いできる……
  わ、わかってっし!
  言われなくてもしってるし!
  でも、その、うん……おまえなんかこわくねーし。

 【ニドエッグ】
  ギーゴママ、あたし、訓練する……
  訓練とか、こわくねーし……

 【ギーゴ】
  本当かっ!?
  
  ニド、おまえはなんていい子なんだーっ!
  可愛いし、いい子だし、あーもう本当に可愛い!

 【ギーゴ】
  ニドーっ!!

 【ニドエッグ】
  ギーゴママーっ!!

 【ガイドマシーン】
  これは、本当に……
  先行き不安ですネ……

 【ガイドマシーン】
  ……と、言う事デ、次なのですが。

 【ギーゴ】
  惜しかった。
  どれも惜しかったなぁ……

 【ガイドマシーン】
  荷物の運搬は途中で戻ってきてシまいました。
  クエストカウンターで仕事を聞いて来るのは、
  途中までは上手くいっていたように見えたのですが、
  クエスト内容を確認できないまま帰ってきてしまいましタ。
  
  露店での買い物もやはり……
  ニドさんは途中でギーゴさんの所に帰ってきてしまいましタ……

 【ギーゴ】
  あの不安そうなところも可愛いだろう……?
  アタイ、あれを見るとがんばって守ってやらなきゃって……
  あ、はい。そういう話じゃなかったな。

 【ガイドマシーン】
  やはりですネ。
  お二人の親子の愛情は疑うべくもないのですガ、
  ニドエッグさんはギーゴさんに頼りすぎる傾向が……

 【ギーゴ】
  だからこそ、この東アクロニア平原の冒険者とパートナーの
  姿を見せて、その真似をすることで……だっけ。

 【ガイドマシーン】
  ええ、先ずは座学からやり直しましょウ。
  ○○さんなら、
  もうご存知のことかモしれませんけれど、
  この東アクロニア平原は昔から冒険者さん達が多く活動する
  場所になっていることで知られていまスね。
  
  日当たりがよかったからとか、最初はここしか解放された
  場所がなかったからなど、諸説ありますが、ともかくここは
  初心者からベテランまで多くの冒険者さんが多く訪れる場所でス。
  
  すぐそこの稼動橋には露店も多いので、買い物に訪れる
  ついでにパーティを募集した、なんて方もいるようデすね。

 【ギーゴ】
  なるほど……アタイが見た冒険者は、何人かの集団の事もあったけど
  こういう所で集まっていたんだな……
  しかし、いいのか?
  こんなところで時間をつぶしていて……

 【ガイドマシーン】
  少し時間をかけるには理由があるんでス。
  この後の予定で、一人でキャンプをしてもらうというのが
  有りますガ、ちょっと都会から離れたマイマイ島というところに
  バオバブの森という場所がありまして。
  
  本来は結構危険な場所なのでスけど、なんでも特定のタイミングで
  夜のバオバブの森が静かになる時期があるらしいんでスよ。
  一説では、島の実力あるモンスターの子供が里帰りしてくるタイミングで
  騒ぎを起こすと後で怖い目に遭わされルからだ……なんて話も
  有りますけど、これは根も葉もない噂でしょうネ。

 【ギーゴ】
  なるほどな……ああ、そうだ。
  ○○って言ったよな。
  アンタに聞きたいことがあるんだけど……

 【ニドエッグ】
  ぎゃん!?

 【ガイドマシーン】
  おや?

 【ニドエッグ】
  う……えぐっ
  うぁ~ん、痛いよぅ、ギーゴママぁ……!

 【ギーゴ】
  ニドッ、どうした、誰にやられた!
  畜生、うちのニドを泣かせやがったのはどこのどいつだ!!
  思いっきりケツを蹴り上げてから
  鼻に生け花さしまくってやるぞ!!!

 【ガイドマシーン】
  ギ、ギーゴさん落ち着いて、落ち着いて!

 【ギーゴ】
  これが落ち着いていられるかーっ!!
  やられたらやり返す! 百倍にして返してやる!
  ぜってー泣かす! 親も泣かす!

 【ニドエッグ】
  ギーゴママ、ちがうの……
  転んだだけ……痛く……痛くなんてないし……

 【ギーゴ】
  ニド、痛くなかったか?
  痛かったよな、そうか、よし、もう泣かないな?
  ニドはえらいなー、さすがだなー!
  流石アタイの娘だな、えらいぞー!

 【ニドエッグ】
  うん、ちょっと痛かったけどがまんする……

 【ガイドマシーン】
  あー……うン。
  ニドエッグさんが独り立ちできない理由が分かっタような気がします……
  
  次行ってみまシょーか。
  ○○さん。

 【ニドエッグ】
  ……ここどこ?
  くれーし。あったけーけど……

 【ガイドマシーン】
  はいっ、お答えしマす。
  ここはワールドマップを開いてみると右下の方に……
  あ、念のため言っておくと、画面右上の小さな四角形を
  クリックして開けるのがミニマップでシて、そのミニマップの
  上の右側にいくつかあるボタンの真ん中あたりの青い奴をクリック
  すると開くのがワールドマップですヨ。

 【ニドエッグ】
  なに言ってんのかさっぱりわかんねーし……
  おまえ、えと……○○、わかるの?

 【ギーゴ】
  うちのニドが、アタイ以外の人の名前をちゃんと呼べるように……
  訓練頼んで本当に良かった……!!

 【ガイドマシーン】
  そこまでだったんデすか……
  
  それはともかく、ここは数年前に航路が開いて
  調査団が入ってきている南の島であるマイマイ島でス。
  古代の謎の遺跡が有ったりする危険もある地域デして、
  経験を積んだ冒険者さんが訪れたりするところなんデすよ。

 【ニドエッグ】
  き、危険なんていっても、こわくねーし……

 【ギーゴ】
  ニドは強い子だな……!

 【ガイドマシーン】
  はいストップー!
  そこデすよソこ!
  多分問題はそこなんでス!

 【ガイドマシーン】
  既にお気づきかもしれませんが、ギーゴさん、
  あなた、ニドエッグさんに関してはご自分がものすごく
  過保護になっていることはお分かりですか?

 【ギーゴ】
  え……!?
  馬鹿な、アタイは今までも心を鬼にしてニドの教育を……!

 【ニドエッグ】
  ギーゴママ、教育ママ……!

 【ガイドマシーン】
  ○○さん、これ……
  私のブリキのハートも折れそうな感じを受けている事を
  お分かりいただけているかと思いまス……

 【ガイドマシーン】
  でもって、次なのですがニドエッグさん。
  あなた、怖がりで人見知りなのに、ギーゴさんの前だと
  かーなーり強がってしまっていますよネ?

 【ニドエッグ】
  そ、そんなことねーし……

 【ギーゴ】
  うちのニドは強がってなんかなくて、
  心の強い優しい子なんだぞ!?

 【ガイドマシーン】
  そうは言われましても、このままでは変わりませンよ?
  そこで、今回の「一人でキャンプできるもん!」作戦なのでス。
  
  ギーゴさんは、お泊りをするニドエッグさんを遠くから見守る
  だけで手助けをしてはいけまセん。ニドエッグさんも、お手伝いデ
  私が補助はしますガ、基本的には一人ですべてお泊りの準備を
  していただきます。ギーゴさんは近くにはいませン。

 【ギーゴ】
  なんて厳しい……
  ニドを近くで見れないなんて……

 【ニドエッグ】
  ……

 【ガイドマシーン】
  ニドエッグさん、大丈夫ですカ?
  安全な場所でスけど、夜は怖いですカ?

 【ニドエッグ】
  こ、こわかねーし……

 【ガイドマシーン】
  なら、キャンプ地へ向かいましょウ。
  ちゃんと現地の方にお話はしてあるので、
  キャンプの道具とか明日のご飯の準備は今は考えなくても
  大丈夫ですからネ。
  
  ギーゴさん達は、後ろからついてきてください。
  明日の朝になったラ、改めて合流ですネ。

 【ギーゴ】
  ニド……しばらく会えなくなるけど、強く生きるんだよ……
  アタイが居なくても、ちゃんと歯磨きするんだよ……?

 【ニドエッグ】
  ギーゴママぁ……。そ、その。あ、あたしこわくなんかないし……
  ギーゴママも、お肉ばっかじゃなくて野菜も食べなきゃダメだし……

 【ギーゴ】
  うっ……。
  あ、アタイも好き嫌いは減らすから、なっ?
  明日の朝は、お菓子かってあげるからな?
  ううう、ニドォ……!

 【ニドエッグ】
  ギーゴママぁ……!

 【ガイドマシーン】
  ……ただ一泊するだけなのに、なんで今生の別れのような……?

 【ニドエッグ】
  う……えぐっ

 【ガイドマシーン】
  ニドエッグさん、大丈夫ですカ?
  怖いなら、怖いと認めるのも一つの手段デす。

 【ニドエッグ】
  えぐっ……こ、こわくなんかねーし……
  ギーゴママが居なくても、できるし……

 【ガイドマシーン】
  ご安心くださイ、私が安全にガイドいたしますカら。

 【ニドエッグ】
  安心できねーし……

 【ギーゴ】
  ああ、ニド……頑張れっ、頑張れっ……!
  一人で怖さに耐えるニド、可愛い……っ!
  ○○、うちのニドは本当に可愛いだろう……!

 【ギーゴ】
  ……っ!?
  ○○、進行方向先に何かモンスターらしき奴が……

 【ニドエッグ】
  なんかいる、なんかいる……っ!
  キモいし、こっちくんなっ。
  もう無理、帰る……!

 【ギーゴ】
  ニドが危ない!
  すぐ行くぞ、今行くぞっ!

 まだ待つようにと、暴れるギーゴを押さえて
 大人しくしてもらった。

 【ギーゴ】
  で、でもニドが危ないっ!
  ……え、大丈夫?

 【ニドエッグ】
  ウソだし、ヤバいし、ちょーヤバイし。
  ガイド何言ってんのかわかんないし。

 【ガイドマシーン】
  いえいえ、私はガイドマシーンですヨ。
  ガイドする時は嘘はつきません。
  
  このモンスターはシャインビーという種族で、
  私たちの方から攻撃をしない限り、襲ってはこないンですよ。

 【ギーゴ】
  なるほど……確かに、安全だったみたいだね。
  しかし、心臓に悪いよこれは……

 【ガイドマシーン】
  というわけで、正確な知識があれば危険を避けることも
  可能になるのですネ……ニドエッグさん、どうされました?

 【ニドエッグ】
  ガイド、コイツ、危なくないの……?

 【ガイドマシーン】
  この種は深夜になると体が光って、攻撃性が強くなりマす。
  なので、今は平気でも遅くなる前には安全なところに……オや?

 【ガイドマシーン】
  どなたか後ろで灯りをつけましたか……?

 【ギーゴ】
  なんだか嫌な予感がするんだが……

急いで助けに行こう!
→ニドエッグを救出しよう

 【ギーゴ】
  ニドーっ!!

 【ニドエッグ】
  ピーーーーっ!!?
  
  もうやだ、ギーゴママのとこ帰るーっ!!
  びえええええん!

 【ニドエッグ】
  ママーーーーーーーッ!!!!

 【ギーゴ】
  ……ニドの、隠されていた才能が開花した……!?

 【ギーゴ】
  いや、それよりも大丈夫かニド!

 【ギーゴ】
  怪我はないか、無事か、良かった!

 【ニドエッグ】
  ギーゴママ、怖かったよぅ……
  やっぱギーゴママいないとやだぁ……!

 【ギーゴ】
  良かった、本当に無事でよかった……
  だけど、すごい、すごいぞニド!
  ニドはアタイの自慢の娘だ。
  天才、そう、これは天が与えた才能だ……
  あの恐ろしいモンスターを無傷で撃退するなんて、
  我が娘ながらサイコーじゃないか!

 【ニドエッグ】
  え……!?
  あ、うん……あ、あんなのこわくねーし。
  ワンパンでよゆーだし。ギーゴママの方がすげーし……!

 【ギーゴ】
  そうかそうか、いやー、一時はどうなる事かと
  思ったけど、これならもう大丈夫だな!
  ○○、訓練はこれで終わりにして、
  おいしいごはん食べて一泊して帰ろう!
  ニド、お夕飯何が食べたい?

 【ニドエッグ】
  ご飯の前にプールかお風呂入りたい……

 【ガイドマシーン】
  あのお二人……ここに至ってもやっぱり
  先行き不安ですネ……

***タイ兄さんの飛空城 [#c61b386f]
(荷物が一杯の時)
 【ニドエッグ】
  なんかおまえ、にもついっぱいだし。
  うっとーしーし、邪魔だし、にもつ片付けてくるし……

(通常時)
 【ガイドマシーン】
  ……というわけで、以上が今回の報告デす。

 【ギーゴ】
  ああ、満足のいく内容だったよ。
  おかげ様でうちのニドもより可愛く、たくましくなった。
  これでばっちりだな!

 【ニドエッグ】
  ばっちり!

 【ニドエッグ】
  えと……これ、ギーゴママが作ってくれた
  お揃いの帽子……おまえにも、やるし。

 【ギーゴ】
  ニドが、アタイ以外にプレゼントを……
  大きくなったね、ニド……!

 【ギーゴ】
  アンタ、ニドのプレゼントなんだから大事にするんだよっ!!

何色にする?
→ニドエッグの帽子(白)
→ニドエッグの帽子(黒)
→ニドエッグの帽子(ピンク)


 「ニドエッグの帽子(○)」を受け取った

 【ギーゴ】
  ニドは立派に成長したな……もうアタイなんて必要ないのかも。
  そう、親離れの時が来ちまったのかもしれないな……

 【ニドエッグ】
  ギーゴママ……?
  やだよ? あたしギーゴママと一緒にいるよ!?

 【ギーゴ】
  ……なら仕方ないなぁー。ああ、うちの娘本当に可愛い……!
  この子を置いて行くことができようか、いや無理!

 【ギーゴ】
  ニドーっ!!

 【ニドエッグ】
  ギーゴママーっ!!

 【タイ兄さん】
  なんや、ようわからんけどな。
  ギーゴは今回ワイのとこに頼んだのはニドエッグをいっちょ前にして
  自分のパートナーにするためやったんやろ?
  いっちょ前になったんやから、親子じゃなくてパートナーとして
  コンビ結成したらどうなんや?

 【ニドエッグ】
  ええと……誰……?

 【タイ兄さん】
  タイ兄さんって呼んでや。

 【ニドエッグ】
  タイ兄、あたまいいな……!

 【ギーゴ】
  親子がパートナーになってはいけない、なんてルールは
  どこにもないもんな……それだ、それだよ!

 【タイ兄さん】
  うんうん、せやな。

 【タイ兄さん】
  で、話は変わるんやがお前らよければここで働かんか?
  荒っぽい仕事ばかりではなくて、事務方も必要なんやで。

 【ギーゴ】
  ん……アタイはレジ打ちとか、お金を数えて金庫にしまいこむとかしか
  人の仕事は経験ないけど大丈夫なのか?

 【タイ兄さん】
  なんや、経験者やったんか。
  別に資格とかなくともええんやで。
  ニドエッグも、しばらくはギーゴの部下として
  くっついて仕事の手伝いでもしてくれればええで。

 【ニドエッグ】
  あたしちょー強いし、大丈夫。
  ギーゴママのお手伝いするし。
  あ、でも、お仕事って……、
  ギーゴママって呼んでもいいの?駄目なの?

 【ガイドマシーン】
  そうですねエ。無理にとは言いませんが、お客さんが来ている時は
  ギーゴさん、という方が良いかもしれません。

 【ニドエッグ】
  そんなの余裕だし……

 【ニドエッグ】
  ええと、ギーゴさんママ、お客さん!

 【ギーゴ】
  あーっ!
  ニドはなんて可愛いんだ!

 【ニドエッグ】
  あっ、いや、その、言い間違えただけだし。
  口が滑っただけだし!
  あーっ、もーっ!

 【ガイドマシーン】
  いやぁ、それにしても、血がつながっていなくとも
  親子と言う物は良いものですねぇ。
  それにしても、ニドエッグさんは偶然アルマ化する
  直前にギーゴさんにあったという事ですよね。
  なんというタイミング……

 【ニドエッグ】
  ちげーし。
  ギーゴママを見て、この人が多分ママなんだなーって
  思って、なんでそのかっこになれないんだろう
  ……って思ってたらこの格好になったし。
  そしたら、やっぱりママだったし。

 【タイ兄さん】
  お前、アルマ状態のギーゴを見てアルマになったんか。
  ほぅ……。

 【ニドエッグ】
  タイ兄それちげーし。
  アルマとかわかんないからギーゴママを見て思っただけだし。

 【ガイドマシーン】
  それでも、ギーゴさんに反応してアルマになれたのですね……

 【ガイドマシーン】
  は、なんだか体に妙な温度変化が。
  これは私もアルマになる前兆!?
  ええと、誰か切っ掛けになる人を……代表はなんか違うし、
  ○○さんを……!
  
  もしかしたらこれでわたしもア

 【タイ兄さん】
  ん、まず経理の仕事は後で説明するさかい、
  今日はゆっくりしとってええで。

 【タイ兄さん】
  ○○、お疲れやで。
  ……今回は特につかれたやろから、ゆっくりやすみやー。
  ほな、またな。

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