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*タイニー・かんぱにー~憑依研究編~ ログ 【浄化の戦乙女】 [#b0a3212c]
// とりあえず会話ログのみ記述
// できる方は追記願います。
#contents

**タイ兄さんの飛空城 [#ka294974]
 共通会話

**タイ兄さんの研究室 [#g58ac6fe]
 【タイ兄さん】
  おお、よう来たな。
  さっそくやけど、仕事があるで。
  憑依に関わっていると言えば聞こえはええけど、
  まぁ今回は臨時の依頼で、普通の仕事の範疇やな。
  
  お前に頼みたいんは、その仕事も兼ねての新人研修やで。
  ホワイトファングとはもともと顔見知りってことやから、
  今回はお前と組ませることにしたんや。
  おーい、こっち来るんやでー。

 【???】
  あっ……冒険者……さ、ん……だよ、ね?

 【タイ兄さん】
  当たり前やないか。うちのメンバーでそれなりにベテランの
  ○○やで。
  ほれ、おどおどしとらんで自己紹介せえ。

 【ホワイトファング】
  ○○なら大丈夫。
  怖い人じゃないから。

 【シナモン】
  ……うん。
  えっと、ボクはシナモン。よろしくね!
  もしかしたらボクがアルマになる前にあったことがあるかも……
  だけど、そーゆーのは無しにして、これからよろしくね!

 【ガイドマシーン】
  ここ最近、明るくなりましたね。
  良いことです。

 【タイ兄さん】
  せや。最初はなんにつけオドオドしとったからな。
  それもあって初対面の奴と組ませることにしたんや、
  人見知りは早めに直した方がええ。

 【シナモン】
  大丈夫、大丈夫だってば!
  ○○ちゃん、気にしないでね?
  で、お仕事は何かな?

 【タイ兄さん】
  ありていに言うと、修行やな。

 【シナモン】
  しゅぎょう……?
  新人研修って言ってたから、ボクの?

 【タイ兄さん】
  お前もそうと言えばそうやけどな。
  今回の依頼は、他人の修行やで。
  ○○ならピンと来るとは思うが、
  依頼人が入った憑依装備を装備したままモンスターと戦って
  経験を積んで、ダウンタウンに戻しておいてくれ……って話やで。

 【ホワイトファング】
  ……よくわからないわね、確かに。

 【シナモン】
  だよね。
  それがどうやってその人の修行になるの?

 【タイ兄さん】
  そっからやな……オリヴィア、説明……って、またおらんな。

 【ガイドマシーン】
  先ほど買い物に行くと。
  そろそろ戻られるかと……ああ、来ました。

 【オリヴィア】
  ただ今戻りましたー……って、もしかして私、
  また呼ばれたときに席を外していたりします?

おかえり。
→間に合ったよ
 話題になったときいなかったけど、ぎりぎりで
 帰ってきたので大丈夫、と答えておくことにした。

 【オリヴィア】
  よかったー♪
  なんだか前も服を買いに行って帰ってきたら話が進んでいたから
  なんだか嫌な予感がしてたんですよー。
  急いで帰ってきて正解でした!

 【タイ兄さん】
  もうちょいはよ帰ってきてくれてれば、焦る必要も
  ないんやけどな……ま、休憩時間は本人判断やから、
  文句言うようなもんでもないけどな。

→衣装、変わった?
 オリヴィアの衣装が新しいものになっているので、
 それについて聞いてみることにした。

 【オリヴィア】
  よくぞ聞いてくれましたっ♪
  お給料入ったから、ちょっと奮発して
  買ってきちゃいました!
  
  これはですねー、アカデミートップス(赤)と
  アカデミーボトムス(茶)のセットです!
  まとまりがよかったんで、ついつい……
  
  あまり見えないところですけど、ローファー(明茶)の
  下だってプレッピーソックス(ホワイト)でしっかり
  コーディネートしてますからね!
  ふふふ……あ、流石に見せませんからね!?

共通ルート
 【タイ兄さん】
  何の話やったっけな……ああ、依頼や。
  あんま時間もないから、説明は現地でおいおい頼むで。
  ダウンタウンのちょっと広くなっとるところに大きめの
  リボンに憑依して置いておくって話や。
  ガイドマシーン、後は任せたで。

 【ガイドマシーン】
  では、ご案内します。

 【ホワイトファング】
  大丈夫だとは思うけど、二人とも気を付けてね。
  その……二人とも、わたしのお友達なんだから。

 【シナモン】
  うん、行ってくるね!
  さ、行こうよ、○○ちゃん。
  君ならいろいろ教えてくれるよね?

ダウンタウンへ……
→移動開始!

**ダウンタウン [#l86d41c7]
 【シナモン】
  うわぁ……いつ来てもここは混雑してるよね。
  活気がある……とも言えるんだろうけど、ときどきケンカとか
  してるのを見るとちょっと怖くなっちゃうよね。
  ……あれ、それってボクだけ?
  
  ……あれ、言ってるそばからなんだかあっちが騒がしいけど、
  何の騒ぎだろう?

 【通りすがりの冒険者】
  お、これいいかな……
  ん、なんだか頭の中で声が……?

 【街の住人】
  おおっ!?
  な、なんだ?
  マリオネット……にしては……

 【???】
  この辺りの物品……武器が多いけど、他にも……
  フシギな魂が定着しているものが多いのね。

 【街の住人】
  ……何言ってんだ、こいつ?

 【???】
  うん、やっぱり浄化してあげなきゃいけないわね。
  迷える魂は浄化するのが一番だわ。
  さて……

 【街の住人】
  えっ?
  お前何してくれちゃってるの!?
  浄化って何!? むっちゃ不穏当! しかも無差別!
  いや待て待て!
  浄化ってなんだよそれ!?
  憑依落ちしているだけだろそれおい!
  ちょっと、待てって言ってるだろ!?

 【???】
  何、私の邪魔をしようというの? 貴方達程度の実力で?
  ふぅん……身の程知らずにもほどがあるわね。
  ころ……浄化するわよ?
  生者のようだから、そこは見逃してあげるけど……
  無知と無礼の代償は軽くはないのよ?

 【街の住人】
  うわっ、なんだこいつ!?
  ヤバいぞ、物騒にもほどがある!? 取り押さえるぞ!

 【???】
  ほらほら、ちゃんと避けないと大変なことに
  なっちゃうわよ? くすくすくす……♪

 【街の住人】
  うおお、非常時だ! 取り押さえるときになんか
  ラッキーなことがあっても仕方ないよな、ないよな!?

 【シナモン】
  なんだか、女の人が真ん中に……襲われてる?
  えっと、えっと、どうしよう!?

 【ガイドマシーン】
  逆にも見えますが……

 【???】
  この体、使いにくいわね……
  そっちはどうかしら?

 【街の住人】
  隙あり、これで決まりだっ!

 【???】
  下品だったけど、こっちの方がまだ扱いやすいわね。

 【街の住人】
  えっ!?
  何これ、何これ今の!?
  俺、こういうの前にも見たことが……というか、
  経験したことがあるような……っ!?
  プリティで可愛い女の子だけど、こいつはヤバいぜ。
  俺の予感はよく当たるんだ……!

 【シナモン】
  ひっ……な、何あれ、変身したけど……なんか違うよね?
  憑依ってああいうもののことを言うの?

 【ガイドマシーン】
  多分、普通ではないでしょうね。

 他の人の体を奪って自分が表に出てくるという事は、
 おそらくアスモデウスと同じ神魔だろう、と説明した。

 【シナモン】
  それって……ホワイトファングに聞いたけど、
  オリヴィアさんのマリオネットがないと
  ダメって事……だよね?

 【ガイドマシーン】
  その通りです。

……つまり
→早く戻ってオリヴィアを連れて来よう

 【ガイドマシーン】
  とはいえ、このまま全員戻るとあの神魔を
  見失ってしまう可能性が高いですね。

 【シナモン】
  わ、わかった!
  ちょっと近づくのは怖いけど、ボクあれを見張ってるね!
  ○○ちゃんの方が、この街詳しいから。
  早く戻ってきてね!

 【オリヴィア】
  神魔はどこですか!?

 【アスモデウス】
  ○○様!
  貴方のしもべアスモデウスが参りましたわん♪
  さぁ、お命じになってくださいませ!

 【ホワイトファング】
  ……誰もいませんね。
  シナモン、どうなったの?

 【シナモン】
  えっと……大騒ぎになって、みんな逃げたりお医者さんにいったり……
  で、あの女の人は気がついたら姿が消えていて……

 【ガイドマシーン】
  誰かに憑依して逃げてしまったのかもしれません。

 【シナモン】
  うん……ごめんね。

 【オリヴィア】
  いやぁ、怪我がないだけでも十分ですよ。
  今の所有効な手立て、ないですからねぇ……

 【アスモデウス】
  そういう時こそ私に、私にお命じいただければ!
  有効な手段ですわよ?

 【ホワイトファング】
  それは確かにその通りね。
  同じ神魔であり、過去に○○と
  共に暴走している神魔を撃退した実績があるアスモデウスの存在は、
  私たちにとって切り札になります。

 【アスモデウス】
  ま、まぁそうでも……ありますわね。
  うふふ、切り札……そう、私は切り札……!
  ○○様の切り札……

 【オリヴィア】
  ○○先輩は別の仕事中ですから、
  まずは私たちで捜索、ですねー……
  何かあったら、ホワイトファング先輩とアスモデウスさんに
  お任せさせてくださいねー。
  
  では、行きましょうか!

 【シナモン】
  みんな、気を付けてねー!
  ……ふぅ、見張っているだけだったけど、
  やっぱりケンカとか乱暴なのはちょっと怖いね。

 【ガイドマシーン】
  さて、依頼人さんの憑依装備は……
  お、あのリボンですねきっと。無事残っていました。

 【シナモン】
  よし、なら行きましょうか!
  気を取り直して、しゅっぱーつ!
  ……で、どこに行くんだっけ?

**東アクロニア段丘 [#zaf68472]
 【シナモン】
  ここは……東アクロニア段丘、だっけ?
  ○○ちゃん、なんでモンスターと戦うの?

 【ガイドマシーン】
  これは理由があるんです。
  ○○さん。ですよね?

 憑依をした武具を装備して経験を積むと、
 その経験の一部が装備した武具の憑依者にも蓄積される
 事や、憑依者が力を貸してくれることを説明した。

 【シナモン】
  誰かが憑依してると、装備が壊れにくくなったりするの?
  しかも、力を貸してくれたり、一緒に戦ってくれたり……
  え、いいことばっかり!?
  
  憑依ってすごい便利なんだぁ……冒険者って言われる人たち、
  みんな強いわけだね……

 【ガイドマシーン】
  ……なんだかプルプル震えていませんか?

 【シナモン】
  な、なんでもないよ?
  ほんとうだよ?

 【???】
  (……はぁ、その辺は大体わかってきたけど、
   戦い方が教科書的でじれったいわね……)

 【シナモン】
  ○○ちゃん、どうしたの?
  何か幻聴が聞こえるとか……疲れてる?

 【???】
  (ああもう、じれったいわね!)

 【シナモン】
  えっ!? あっ!?
  ○○ちゃんが!!

これは……
→体を奪われた?

 【???】
  ……あら、貴方この状態で意識を保っているの?
  強い精神力を持っているのね。それに、体もよく鍛えられているわ。
  ……私の憑代とするのにふさわしいわね。

 【シナモン】
  誰と喋ってるの!?
  ○○ちゃんはどうしたの!?
  君は誰!?

 【???】
  ……外と中で同時に話すのは面倒なのよ。
  どっちと喋っているかなんて気にしないから、
  貴方達はわからなくても諦めなさい。
  一応、説明はしてあげるわ。

 【ワルキューレ】
  私はワルキューレ。
  穢れしものを浄化するのが役目……とはいえ、今の状況としては
  ここがどこかもよくわかってはいないのだけど。

 【シナモン】
  君は、あの時の女の子……え、見失ったと思ったら、
  もしかしてあのリボンに隠れてたってこと!?

 【ワルキューレ】
  隠れる気なんか何もないのだけど……まぁ、あの野蛮な連中の
  相手をするのに飽きたのよ。だから、しばらく休憩していたの。
  そして、気が付いたら貴方達に拾われていたってこと。

あれ、もしかして……
→このリボンに他の人憑依してなかった?

 【ワルキューレ】
  (他の人? 知らないわね、このリボンを浄化したわけでもないし。
   それにしても、この状況で他人の心配とは図太いのね、貴方)

 【シナモン】
  あ、あの。ワルキューレ……さん?
  ええと、その。
  ○○ちゃんを返して。
  返してよぉ……。
  お願い、し、シナモン缶ならあげるから……。

 【ワルキューレ】
  その缶詰は別にいらないけど、
  さぁて、どうしたものかしら……ね?

ワルキューレは……
→自分の体を得ることが目的?
 ワルキューレの目的は自分の体を奪うことなのか、
 それともワルキューレ自身の体を手に入れることなのか、
 あるいは何かほかの目的や意図があるのか、と聞いた。

 【ワルキューレ】
  (うふふ、まず相手を知ろうというのね。
   不利な状況から逃れるにはまず相手が何者か、
   何の目的を持つのか知ることは重要よね。
   その強い心、嫌いじゃないわ)
  
  (そうね、貴方の体を奪うことが目的という訳ではないのは確かね。
   でも、貴方の体は鍛えられているせいか、動かしやすいわ)
  
  (意図や目的を問われると、悩ましいわね。
   あえて言うなら、自分が置かれている状況を確認して、
   何ができるかを確かめている最中……かしら?)
  
  (貴方はわたしの望むものを与えることができるのかしら。
   そうであれば、この体を返すこともやぶさかではないわよ?)

→交渉の余地はある?
 自分の体を奪い取ることが目的ではなさそうだし、
 察するに、交渉の余地はありそうだ……と告げた。

 【ワルキューレ】
  (今の自分の立場をわかったうえで、卑屈にならず、
   そこの娘のように怯えも懇願もせずに交渉を持ちかける。
   なるほど、貴方は他の連中よりは強い心を持っているのね。
   たとえ強がりでも、好ましい素質よ)
  
  (私は現時点では貴方よりも立場は上にある。
  それでも、その心意気に免じて私は貴方を対等と認めましょう)
  
  (交渉はお互いに利益を与え合うことで成り立つもの。
   私は貴方の体というカードを持っているのはわかるわよね。
   ならば、貴方のカードを見せてちょうだい?)

共通ルート
 【ワルキューレ】
  今必要なのは、誠意や愛と言った形而上の物ではなく、
  問答無用で相手を滅することのできる実力であり、世界のどこでも
  利用できる価値を持った存在であり、それを信じさせることが
  できる信用と言った「力量」よ?
  
  私には今「貴方の体を支配している」という力がある。
  でも、それで一方的に奪うだけというのは好みではないわ。
  少なくとも、対等であろうとしている勇者であるならば
  対価を示すことができるのを期待しているの。
  貴方は、私に何を提供できるのかしら?

交渉の方法は……
→この世界の情報を提供できる
 他の世界からこの世界に迷い込んできただろうワルキューレに
 この世界に関する情報と知識を与えることができる。
 そして、必要によってはその手助けも可能であると
 いう事を説明した。

 【ワルキューレ】
  ……そうね。そこは推測されていて当然だったかしら。
  
  確かに、私はこの世界に唐突に現れた。
  その理由もわかってはいないし、戻る術もわからない。
  だから、この世界でしばらく過ごすにせよ、帰る方法を探すにせよ
  この世界の情報や知識というものは大変有用ね。
  
  誰かから無理やり奪い取るのではなく、
  同意の上で提供してもらえるのはとてもいいわね、
  私だって好きでそういう事をしたいわけではないのだもの。
  
  ふふ、合格よ。
  貴方は取引相手としては適しているし、勇敢でもあるわ。

→力量を見せるため実力で追い出す
 ならば、こちらも実力を示そうと気力を振り絞り、
 ワルキューレの強引な憑依を引きはがそうと試みた。

 【ワルキューレ】
  なっ!?

 【シナモン】
  ○○ちゃん!

 【ワルキューレ】
  ふふふ。
  まさか、実力で引きはがしに来るなんて……
  
  ふふっ、予想外だったけど、その行動は正しいわ。
  貴方、本当に油断できない相手ね?
  いいわ、あなた本当にいいわ。あなたのカードには
  「実力を示す」も含まれていたのだものね。
  
  認めましょう、貴方は自分の価値を示したわ。

共通ルート
 【ワルキューレ】
  ……次は話し合いをするターンね。

 【シナモン】
  ○○ちゃん!
  大丈夫?
  今の人……ワルキューレ……さんは!?

 【ワルキューレ】
  (いるに決まっているじゃないの。おバカさんなのかしら……
   ああ、この状態だと言葉が通じないのね。
   ○○……でいいのよね?
   貴方が説明してあげてくれるかしら)

 ワルキューレは姿が見えないし声も届かないがまだ自分に
 憑依していることと、とりあえず話し合いができるように
 なった事を説明した。

 【シナモン】
  よかった……。
  ワルキューレさん、話せばわかってくれる人だったんだね!

 【ワルキューレ】
  (お気楽な子ね。
   話し合う価値がある相手だから話をしているだけよ?)

 【シナモン】
  オリヴィアさんにお願いしたら、アスモデウスさんみたいに
  マリオネット素体を作ってもらえるかなぁ?
  ボクには身体がないっていうのはよくわからない感覚だけど、
  ご飯を食べたり、歌を歌ったりするのには身体がある方がいいよね♪

 【ワルキューレ】
  (……この子、どうして見知らぬ他人である私のことを
   気にかけているのかしら? 怖がっていたのは確かだと
   思うのだけど……。)
  
  (その前に、そのアスモデウスという奴の事と、
   マリオネット素体というものについて説明してもらえるかしら。
   お互いに利益を与え合うことが、交渉の基本……よね?)

 【シナモン】
  うわっまた出た!?

 【ワルキューレ】
  ずっと聞いてたわよ?
  ○○には了承は得ているから気にしないで。
  今言ったこと、詳しく説明を聞きたいのよ。
  ……つまり、貴方達の所には他人の身体を奪わなくても
  私が受肉できる方法がある、という事ね?
  必要であれば別だけど、無理やり他人の身体を奪うのが
  好みという訳ではないのよ。
  ……貴方達が私に協力してくれるなら、という条件付きだけど
  この体を返すことには別に文句はないわね。
  (さぁ、体の主導権は貴方にお返しするわよ?)

 【シナモン】
  ○○ちゃん……。
  良かったぁ……!
  ワルキューレさん、約束守ってくれた……。

 【ワルキューレ】
  (失礼ね、必要である限り約束は守るわよ?
   それに、この世界はまだ私にとってわからないことも多いし……。
   貴方達の協力を得られるのは私にも利益があるわ)
  
  (貴方達と協力関係を結ぶことで、同行していれば、
   私はこの世界のことを知ることもできる。
   肉体の器も提供してもらえる。なら、協力関係を結ぶ
   というのも十分にあり得ることじゃない)

 【 】
  ワルキューレの言葉をシナモンに説明しつつ、
  以前に来たアスモデウスと同じようにワルキューレも
  神魔なのかと聞いてみた。

 【ワルキューレ】
  (神魔……知らない言葉ね。私はワルキューレであって、
   それ以外の何者でもない。ただ、あなた達から見たら
   そういうくくりになるのかもしれない、という事なら
   わからなくはないわね)

 【ガイドマシーン】
  とはいえ、依頼人がそのリボンに入っていない、
  というのは別問題ですね。どうしましょう?

 【ワルキューレ】
  (別に、貴方達の都合に合わせるけど……。
   その前に、アレは何とかした方がいいんじゃなくって?
   私とは比べ物にならないほどの小物ではあるけれど、ね)

 【シナモン】
  なっ!?
  何あれ! まるでワルキューレさんの時みたいに……って、
  もしかして、そういうこと!?
  あっ、こっち向いた!
  こ、これってまずくないかなぁ、ねえ。
  えっと……神魔はシナモン缶とか欲しがるのかなぁ……?

 【ワルキューレ】
  (あれと同列に見られるのは心外ね。それに、あれはどう見ても
   浄化しないとダメな物っぽいわね……)

どうする?
→力を貸してほしいと頼む

 あの野良神魔らしきものを何とかするために、
 ワルキューレの力を借りたい、と持ちかけた。

 【ワルキューレ】
  (率直で素直なのは美徳かもしれないけど、
   ちょっと愚直すぎやしないかしら?
   まぁ、そういうところは嫌いじゃないし、
   私の目的とも一致するから……。
   力を貸してあげるわ♪
  
   ただし、これは貸しにしておくからね?
   後で取り立てにいくから、忘れてはだめよ?)

→浄化するなら手伝う、と伝える
 ワルキューレがあの野良神魔らしきものを浄化したい
 と考えているならば、力を貸すこともやぶさかではない
 ……と、伝えた。

 【ワルキューレ】
  (私は放置してもいいんだけど……というのもさすがに
   野暮かしらね。あなた、交渉の作法を知ってるわね。
   そこの子みたいに愚直な子ばかりかと思ったら、
   貴方みたいな賢さを持った人もいるのね♪
  
   自分の力を安売りせず、交渉と駆け引きを正しい相手に
   持ちかけるその賢明さ、気に入ったわ♪
   いいわ、力を貸してあげる。だから、貴方も力を貸しなさい)

共通ルート
 【シナモン】
  来た!
  あいつ、こっちに向かってきたよ!
  逃げたほうがいいかも!

 【ワルキューレ】
  し……じゃなかった、浄化してあげるわ!

 【シナモン】
  はわぁ……す……すごい……!

 【ワルキューレ】
  こういった迷える魂を浄化してあげるのも、
  ワルキューレの役目よ。
  さて、浄化すべき対象はもういないかしら。
  いったんそのリボンの中に戻るとするわね♪


 【シナモン】
  ○○ちゃん、すごいっ♪
  ボクなんかもうビックリしたりアワアワしたりしてばっかりで、
  もうちょっとお役にたてればよかったんだけど。
  
  そういえば、さっきからボクに聞こえないところで
  ワルキューレさんとお話してるみたいだけど、どうやってるの?

 憑依装備を身につけている場合、憑依している人が話しかけてくる
 事があるのだ、という事を説明した。

 【シナモン】
  へぇ……!
  そうなんだぁ、面白そう!
  一度かんぱにーに戻って依頼のことを確認した方がいいけど……。
  そのワルキューレさんが入ってるリボン、ボクも試していいかな?

 【ワルキューレ】
  (私は別にかまわないわよ?)

 シナモンにリボンを渡した。
 シナモンは嬉しそうにリボンを身につける。

 【シナモン】
  あ、本当だ!
  ワルキューレさんの声が聞こえる! 不思議!
  冒険者さんたちはみんなこんなことには慣れっこなんだね。
  みんな強いわけだよね……。
  ワルキューレさんのいたところにも、冒険者っていたの?

 【ワルキューレ】
  (その質問には答えにくいわね……あまり他人に興味を持っていた
   わけでもないし。それにしても、シナモンと言ったかしら。
   貴方、面白いわね。明るくふるまっていると思ったら、
   実際の所いつも怯えているなんて)

 【シナモン】
  な……何のことかな~?
  ボクはいつだって元気で明るいシナモンだよ?
  そりゃ、ちょっと怖がりなのは認めるけど……。

 【ワルキューレ】
  (そうじゃなくて。自分でもわかっているんでしょ?
   ○○の事ですら、
   内心怖くてたまらない……そうよね?)

 【シナモン】
  な、なんでそんなこと言えるのさ!?
  ぼ、ボクは別にそんな……。

 【ワルキューレ】
  (貴方、心が無防備すぎなのよ。
   全部わかるわけではないのだけれど……表に出してる明るさと、
   その内心の差が大きいことくらい私にだってわかるわよ?)

 【シナモン】
  ……明るくしなきゃ、だめなの。
  怯えて、びくびくして暮らすのはもうイヤで……。
  奪われて、叩かれて、泣きながら暮らすのはもうイヤなの。
  
  ……せっかく人の姿になれたんだもん。
  人の姿なら冒険者に襲われずに済むし、シナモン缶も取られないなら、
  人になりきって明るく元気に過ごせば、暮らしていけるから……。
  
  それに、冒険者にだっていい人はいるよ!
  ○○ちゃんは優しいよ?
  だから、ボクは……。

 【ワルキューレ】
  (守ってもらえるように
   愛想笑いの努力をする……ってこと?
   貴方、つまらない子ね)

 【シナモン】
  だって……ボクだって強くなりたいよ……だけど。
  どうやったら怖さはなくなるの?
  何をすれば、足が震えなくて済むようになるの!?
  
  ボクだって、怯えて過ごすのはイヤだよ。
  周囲のみんなを明るい気分にして、幸せにしてあげたいよ。
  ボクはみんなに嘘をついてるかもしれないけど……。
  それでも、ボクは明るい人みたいに振る舞いたい。
  ……いつか、そんな人になりたいから。

 【ワルキューレ】
  (……ふぅん。
   つまらない子って言ったのは撤回してあげる。
   ちょっとだけ、貴方に興味が出てきたわ。
   臆病だけど、卑怯者ではないようね♪)

 【シナモン】
  あっ、さっき取り憑かれていた……。

 【ワルキューレ】
  (かなり気がたっているみたいね。
   ……○○は遠くだし、
   どうしたものかしら?)

 【シナモン】
  ボクは弱いけど……それでも、
  ○○ちゃんが来るまで
  ワルキューレさんのリボンは守ってみせるよ!
  最悪、遠くに投げちゃうかもしれないけど
  そこは我慢して……欲しいかも!

 【ワルキューレ】
  (ここで、自分を優先しないのね。臆病なくせに、面白い子ね。
   ……私の力を借りる勇気はある?
   私にあなたの体を支配させる覚悟はある?)

 【シナモン】
  ボクたち両方がケガしないなら、何でもやるっ!
  お願い、ワルキューレさん、力を貸してっ!!

シナモンは……
→シナモンは無事かと聞く

 【ワルキューレ】
  ええ、無事よ。
  ……もしかしたら、明日は全身筋肉痛かもしれないけれど。
  乗り移りやすいけど、体の鍛え方が足りないわね。
  ……やっぱり、貴方の身体が一番適性が高かったわ♪
  じゃ、体をこの娘に返すわね。


 【シナモン】
  うう……いたたた、なんだか身体の筋が伸びきったように
  感じるんだけど……でも、やった、やったよ!
  ワルキューレさんの力を借りなきゃできなかったけど、
  逃げないで、立ち向かうことができたんだよ!
  
  ありがとう、ワルキューレさん!
  ……あれ、黙っちゃった。どうしたのかな?

 【ワルキューレ】
  (……やっぱり、貴方の体は別格ね。
   ちょっと気が変わったの)
  ……やっぱり、貴方の体が一番いいかなぁ……ってね?
  それに、実体を持って活動できるって本当に素敵。
  ふふ、この身体、放っておくには惜しいのよね♪
  
  貴方、本当に素晴らしいわ。
  鍛えられた、そしてまだ伸びしろのある身体。
  強固でしたたかな精神。そして相性。
  私が受肉する器として、これほど適した存在はないくらい。
  
  貴方は私の内側で休憩していて構わないわ。
  ええ、存在を消す気もないし、浄化する対象でもないのだから。

 【シナモン】
  そ、そんな!
  約束したんじゃ!?

 【ワルキューレ】
  そうよ?
  でも、ちょっと気が変わったの。

 【オリヴィア】
  その状況、ちょっと待ったですよーっ!

 【シナモン】
  みんな!!

 【ホワイトファング】
  シナモン、大丈夫?
  一部始終は、オリヴィアの無線機で聞かせてもらったわ!

 【ガイドマシーン】
  無線機……?

 【オリヴィア】
  はい!
  この前組み立てなおしたときに、ガイドマシーン先輩には
  音声通信用の無線機と、位置確認用の発信機を組み込んでますから!

 【アスモデウス】
  ○○様の体をかすめ取ろうとは、
  何とも大胆で愚かな真似をするわね、そこの余所者。
  あなたがだれかは知らないけれど、この大悪魔アスモデウスの
  領域で不遜な真似をすることは許しませんわよ?

 【オリヴィア】
  おお、アスモデウスさん!
  なんだか頼れそう!

 【ワルキューレ】
  ……ふぅん、そうなんだ。
  貴方、私と少し似ているのね。

 【アスモデウス】
  私様に挑む愚かさを思い知るがいいわ!
  さぁ、○○様の身体を返しなさいっ!

 【オリヴィア】
  あのアスモデウスさんが一瞬で……!

 【ホワイトファング】
  出会いがしらに一撃でしたね。

 【ワルキューレ】
  ……ええと、びっくりしたわね。確かに思い知ったけど……。
  さっきの奴ほど暴走しているわけではないけれど、
  とりあえず浄化しておくべきかしらね。

 【ホワイトファング】
  えっ?
  それは一体!?

 【オリヴィア】
  魂抜けてる!?
  あぶないあぶない、止めて止めてーっ!?

 【シナモン】
  やめて、ワルキューレさんやめて!
  ○○ちゃん、……っ!!

アスモデウスが危ない……!?
→体の動きを止める!

 【ワルキューレ】
  あら……さっきより強く支配したのに、
  ここまで抵抗できるとは……やっぱり、貴方素晴らしいわね。
  なに、この生き物、浄化してはいけないの?

 【オリヴィア】
  あ、はい!
  そこに関しては私から説明します!
  ……というわけで、良い悪いはこの際置いておいて、
  私たちの提示するルールにのっとって生活していただけるなら
  知識や情報、およびこの世界での生活基盤を提供することは
  やぶさかではありません。
  
  ただし……そのルールが飲めない、あるいは体を奪いたいと
  いうのであれば、交渉は決裂です。私たちは、ひいてはこの世界の
  ほぼすべての住人は貴方に敵対するんじゃないでしょうか。
  
  そもそも、今は貴方が主導権を握っているようですが
  ○○先輩は必死に抵抗するでしょうし、
  その結果は貴方は今実感したばかりかと思います。
  
  そして、こちらにはあなたの知らない対抗策があります。
  そこに倒れているアスモデウスさんを見ていただければ
  ある程度お分かりになるかと思いますが……

 【ワルキューレ】
  ……貴方は、利害関係のみを話すのね。

 【オリヴィア】
  ええ。
  私個人はケンカして勝てるとは思っていませんし。
  でも、貴方は気まぐれかもしれないけれど計算はできそうだから。
  ○○先輩の体を奪う事に関してのプラスとマイナス、
  それを提示できればわかってくれるんじゃないかなー……って。

 【ワルキューレ】
  なるほどね。
  形は違えど、それもまた一つの在り方かしら。
  シナモンと言ったわね、貴方、目指すならこういうやり方も
  あるというのは覚えておくといいわよ?

 【シナモン】
  へ?
  あ、うん。わかった……ってことは?

 【ワルキューレ】
  また気が変わった、という事よ。
  何より、そのマリオネット素体とかいうものに憑依すれば、
  誰かの肉体を奪わなくても身体を持てるのでしょう?
  争いごとなく目的が達成できるのなら、それでいいわ♪

 【オリヴィア】
  では、マリオネット素体を出しますから、
  そこから離れてこちらに憑依してもらえますか。
  相性の問題か、今の所○○先輩に
  最後の処置をしてもらわないとうまく安定しないんです。

 【ワルキューレ】
  ええ、いいわよ。

 【ホワイトファング】
  ○○!
  よかった……!

 【シナモン】
  ワルキューレさん、ありがとう!
  よかった……!

 【オリヴィア】
  ○○先輩、
  封をしてもらえますか?
  ……はい、これでOKです。

 【ワルキューレ】
  肉体のポテンシャルは流石に及ばないけれど、
  こうやって身体を持ってあなたの隣に立てるのは悪くないわね。
  ○○、これからよろしく頼むわね♪

 【オリヴィア】
  改めて説明しますと、この素体は封をしてくれた相手……つまり
  ○○先輩とある程度近くにいないと、
  時々調子が悪くなることがあります。なので、基本的には
  アスモデウスさんと同じようにしばらくはかんぱにーに逗留して
  もらうのがいいと思いますよ。

 【ワルキューレ】
  ……なるほど、嘘は言っていないけれど、全ての条件を
  伝えるとは言っていない……ということね。
  まぁ、構わないわ。私にとっての利益がある限りは従うわ♪
  さて、早速だけど……。
  生きてるようではないけど、何か動くし喋るし。
  こいつは浄化していいのよね?

 【オリヴィア】
  あっ、違います。
  ガイドマシーン先輩はそれでいいんです!

 【ワルキューレ】
  ふぅん……。
  ううん、この世界って案外面倒くさいわね……ま、いいわ。
  じゃ、行きましょうか?

 【アスモデウス】
  つまり、ワルキューレは新入り。
  要するに私が先輩って事……。

 【ワルキューレ】
  あらぁ?
  し……じゃなかった。浄化されておく?

 【アスモデウス】
  いえ、なんでもありませんっ!

 【ワルキューレ】
  そう?なら、行きましょう?
  ○○、案内してくれる?

 【シナモン】
  アスモデウスちゃん……あの。
  シナモン缶……いる?

 【アスモデウス】
  し、シナモーン!!!
  ……女神!!


**タイ兄さんの研究室 [#g58ac6fe]
 【タイ兄さん】
  おう、おかえりやで。
  何ぞ増えたな。……神魔か、お前。

 【ワルキューレ】
  さっきも誰かが言っていた気がするけど、
  そんな名前じゃないわよ?
  私はワルキューレ、そこの喋る小動物さんはどなたなの?

 【タイ兄さん】
  このタイニー・かんぱにーの代表、ノーデンス・タイニーや。
  ま、呼びにくいやろからタイ兄さんって呼んでや。

 【ワルキューレ】
  ふぅん……まぁ、いいわ。
  これからしばらくここに居させてもらうことになるから。

 【タイ兄さん】
  おお、好きにせえ。
  オリヴィアの研究にたまには付き合ってくれればええで。
  それにしても、アスモデウスの時と言い今回と言い、
  この二人以外にも何ぞおったみたいやし……急に増えよったな。
  どっかにでっかい穴でもあいとるんちゃうか?

 【オリヴィア】
  あはは……まさか。

 【シナモン】
  あ、そうだ。
  今回の依頼なんだけどさ、ダウンタウンにあった憑依装備、
  依頼のリボンだけしかなかったんだけど……中に憑依していたのは
  ワルキューレさんだったんだけど、どうなってるの?

 【タイ兄さん】
  それでこんなに遅かったんか。
  なんでもダウンタウンで騒ぎがあって、巻き込まれないように
  依頼人は避難しとったらしいで。
  で、後でまた憑依装備に戻ろうとしたら見当たらんゆーとった。

 【シナモン】
  あれ?
  ……ってことは、つまり……?

 【タイ兄さん】
  無駄足やな。

 【シナモン】
  えーっ!?
  そ、そんなぁ……!

 【タイ兄さん】
  うちかて仕事やっとらんで依頼料は取れへんがな。
  今回は契約不成立ってことで、お開きやな。
  ちゅーことで、今回のお駄賃はなし、やで。

 【ワルキューレ】
  仕方ないわねぇ……私が悪いわけではないけれど、
  騒ぎの一端にいたのは事実。代わりにこれを上げるわね。
  持っているものが実在するのって、割といい気分ね♪
  
  色がいくつかあるけれど……どれがいい?

何色にする?
→ヴァルハラのブーツ(シルバー)
→ヴァルハラのブーツ(ゴールド)
→ヴァルハラのブーツ(ブラック)

 「ヴァルハラのブーツ(○)」を受け取った。

 【ワルキューレ】
  勇気ある者は時間と運命にも愛されるもの。
  貴方は今、よい巡りの中にいるわね。
  私の持ち力がまだ残っているようだから、
  貴方に一つ「型」を教えてあげるわ……はい、どうぞ。
  貴方という興味深い対象もいるし、少しは見どころがある子たちも、
  面白いオモチャも見つかったことだし……しばらくの間、
  ここで厄介になるとするわ。
  うふふ、楽しみね♪

 【タイ兄さん】
  前途多難やな、お前。
  ま、お疲れやで。

 今回は依頼を解決していないので、給料?はなかった!

アイテム種類数が限界の時
 荷物が多い……
 一度、荷物整理をしてから改めて
 話を聞いた方がよさそうだ。